KATOO!BBSバックナンバー

2006年04月16日 → 2006年04月30日



シテ・アド  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)00時38分28秒
   
 2006年4月15。
 【2006年4月13日〜14日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 666通、2680.84KB。
    1日平均   333通、1340.42KB。
          (▽107,▽ 632.08)
 日本語スパムメール  63通、 563.64KB。
    1日平均    31.5通 281.82KB。
          (▽ 0.5▲ 27.09)
 
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 前回、supタグとsubタグを逆に入れてしまうというミスをしてしまった…。という訳で、
 第二話「キョゲン」
 「「はぁ…。…もう全く…。酒の肴にいきなり鰆(サワラ)の西京焼きが食べたいだなんて…。…オーダーがマニアック過ぎるんだよ。ホント、侑子さんって…。我侭って言うか何て言うか…」」…割烹着姿の四月一日が『好きなものは好きだからしょうがない!!(プラチナれーべるSOFTPAL Inc.,学園なんでも屋実行部,ランティスバンダイビジュアル)の七海に見えた加藤はやっぱり病んでる…。
 「「あの…、すみません…。私、歩いていて、気が付いたらいきなりここに入って来てしまって…」━━「やっぱり勝手に入って来ちゃうんだな。罠でも仕掛けてあるんじゃないの?」」…ドラえもんの道具にそんなものがあったような。フリーソフトにも、自分がダンジョンのボスになって勇者達冒険者を招き込むダンジョン運営(笑)ゲームがあったような。
 「「やっぱりこれって押し売りだな」「押し売り♪」「押し売り♪」「そこッ! 聞こえてるわよ!」」…どうする? アイフ(ry
 「「これあげるわ。嵌めていいと思ったら小指に嵌めてみて」「これをすると、小指が動かないの、治るんですか?」「あなたが思うようにしていいわ。いらないと思ったら捨てても構わない。でもよく考えてみて。小指が何する指なのか」━━「小指…かぁ…。…う〜ん…」」…最初にツメる事を思ってしまった。(x_x;;;
 「「そう奇跡なんだ!」「この学校では奇跡が6回も起きるのかよ」」「「あれはワザとだッ! 百目鬼がワザと取り易いように蹴ってやったのだッ!!」「何の為に」」…こいつの返し方面白過ぎ。(^^;;;
 「「仲いいんだね」「どこが!」」…変な奴が多い話だな。
 「「あ、指輪してる! ひょっとして彼氏?」「うん」」…でも婚約or結婚指輪でないのは虚言癖に関わらず明白ですが。
 「「何だか指輪、前より汚れてる気がする…」」…あれ? こんな、嘘をつくと何かが起こるけれども、本人はそれに気づかないという話、『ぼくはおうさま』シリーズ(寺村 輝夫和歌山 静子理論社)で読んだような気が。
 「「それにね、今回の事が彼女にとって、不幸な事と言い切れるかどうか。それも判らないでしょ?」「どういう事ですか?」「もしかしたら、一つのきっかけになるかもしれない」「きっかけ?」「勿論全ては、今後の彼女次第だけどね」━━「遂、先程までここで付き添ってたんですけど、先程帰ってしまわれたんですよ」「…ぇ…、…誰…?」「あなたをここまで連れて来た…あなたの弟さんだったのかしら? 眼鏡を掛けた男の方で、学生服を着てたと思いましたけど。それともまさか年下の彼氏さんとか」「……、…っ! ……」」…とても面白い。それはさておき、“年下の彼氏さん”というフレーズに反応してしまうおいらって一体…。
 「「もしそうだとしたら、俺がこの先どうなるかも決まってて、侑子さんはそれを全部知ってるって事ですか?」「…もしあなたがそう思うのならそうかもしれない」「それって…」「世界って云うのはね、無限に拡がっているようだけど、実はすごく狭いの。自分の見える範囲。手が届く範囲。感じられる範囲にしか無い。世界はね、予めそこにあるものじゃない。自分で作るものなのよ」「ぁ、ぁ…、話が全然見えないんですけど…」「いいのよ。今はまだ判らなくても」」…妙に哲学的なフレーズですね。そんなモティーフを扱った、サイコホラーチックな短編小説が筒井 康孝氏の作品にあった気がします。
 不思議な物語と、コミカルな遣り取りのバランスが絶妙。不思議さとコミカルさの融合と云えば『ARIA(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)もそうですが、もしかしたら私はそういうモノが好きなのかも。尤も『HOLiC』と『ARIA』とではベクトルはまるで違いますが。
 
 『月刊少年マガジン』(講談社)
のCF…どこの駅でどのくらい時間を掛けてロケったのか知りたい。(^^;; っつーか、ときどきアップになる男の子のヴァージョンで同じCF作ったら、購買意欲2000倍増しくらいになるんですが。(爆)
 

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ピエトロの声って誰…?  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)00時47分43秒
   
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 「「『ブラック・ジャック21』!! 『ブラック・ジャック』が今日から衝撃の新シリーズに突入。21世紀にこそ必要とされる新しい命のドラマ、『ブラック・ジャック21』が今誕生する」」…さて、何が変わったのだろう。
 OP…日本テレビ繋がりで、BJが『ルパン三世(モンキーパンチ東京ムービー,日本テレビ)の次元 大介っぽく見える…。
 「医師免許が返る日 手塚治虫 原作「報復」・「獅子面病」
 「21年前の不発弾事故で、母親と共に瀕死の重傷を負った私は、本間 丈太郎先生の奇跡にオペにより一命を取り止めた。そして…私は外科医となった。━━「報酬は1億円戴こう…!」━━医師の免許を持たない上、高額な報酬を取る事に顰める者もいる。そしてまた、無免許を許さない人間が現れた…!」…原作によると、事故があったのはBJが8歳の時とされています。年齢から算して28歳時にピノコが家族に加わったとされているので、この「21年前」とする設定はほぼ相当でしょう。
 「「獅子面病か!」「然様、獅子面病です」「カルテを」「16歳、男。3歳の時に発病。骨の変形が顕著です」「現在は目も塞がれ口も開かない」「こういう患者を押付けるとは、先生方も人が悪いですな。獅子面病はパンジェン病とも呼ばれ、骨がどんどん腫れ上がっている。背骨や顔がすっかり変形してしまう。…しかも原因不明だ!」」…テロップ「獅子面病(ししめんびょう)」。原作でも注釈を添えて病状を解説していますが、これに付いては医療に詳しい者から度々突っ込みが入っています。加藤は医学には通じていないのでその正誤に付いては判りませんが、本アニメでは「パンジェン病」と呼んでいますね。
 「「するとこれは“賭け”だな」「まぁ、賭けでしょう」「患者の命を賭けるとは、許せない!」「じゃあ、あんたらは賭けていないのか? 必ず患者が治るといつも保証して治療しているのか!? …我々は神様じゃない、人間なんだ! 人間が人間の身体を治すのなら、賭けるしか無いだろうっ!?」「……っ」」…実は加藤は外科手術の機械出しをしている方から相談を受けた事があります。彼(ネットを介してなので、直接の面識は無く、彼なのか彼女なのかは判りません。便宜上「彼」と呼ぶ)曰く、医者が絶対に人を治せるという保証の無いにも関わらず手術をし、自分はその手伝いをしながら疑問を抱いている、との事。無論、彼自身、そういう思いや不安が患者に対して極めて無礼であり、その悩みを加藤に打ち明ける事自体、医療不信を助長する事に繋がるのを理解している。私もそれは了解した上で、彼には「それはナンセンスだ」と答えました。もとより全ての医者は、どんな病気や怪我であれ、その症例に接する“最初”が存在します。つまり、“はじめてのオペ”がある。“はじめてのオペ”があるという事は、当然、“はじめてのオペにあたるクランケ”もいる訳です、必ずね。そうで無くても症例なんてそれこそ文字通り星の数ほどある訳で、たとえ手術の神様的存在の大先生であっても、毎回、患者の症例は異なる訳で、そんなものに何度目の手術も何もありはしない。それは当たり前の事であるし、それを怖がって何になるだろう。「医療ミスは許されない」という事と「医者(=人間)はミスしないなんて事は有り得ない」というパラドックスは、その解釈を穿き違えている。臨床試験の薬剤を思えば判る事で、これは患者側に“賭け”であるという意識がより大きいです。しかし、本来、医師に接する時点で、それは我が身をタネとした“賭け”である事に、気付くべきなのだろうと私は思います。(これが理解出来ると、キリコの安楽死の話も、より深みを持つ事になる。病を抱えて生きる事への苦しみからの脱却はさておき、その安楽死手段が、本当に苦痛無く安楽の内に死ねるものなのかどうか、それは実際には誰にも判らない。安楽死とは、それが生きる事に比べて、より安楽であろうという、治療と同じだけの重さを持つ、命を以っての“賭け”なのだ)
 「「どうだったんだっ!?」「うまくいきましたよ。手術は成功です!」「あんな見事なメス捌きは見た事が無い。今ならレーザーに頼る処だが、彼は手だけでやってのけた! 天才です」「じゃあ、患者は!」「…まだ判りません。様子を見ながら、3ヶ月、待ちましょう」「…んんぁ…」」…友引警部役アセチレン=ランプのトレードマークでもある蝋燭の使い方がうまいですね。(^^)
 「「部長! 何とかなりませんか! あの男は天才外科医です!」「そうは言っても、法律は法律だ」「でもあいつは人の命を救ってるんですよ、人の命を…!」「医師会長を怒らせたんだ。あの会長は政治家にもうちの署長にも顔が利く。今度こそもうダメだな」」…という事は、“試験”とやらは友引警部の独走だったという事ですか。
 「「ちぇんちぇい遅い…。何かあったのかなぁ…」「クゥ〜ン…」」…結局、ラルゴの話は流されたままになってしまいましたね。シリーズも新たになり、「Karte:03 ひったくり犬」は最早、放送される事は無さそうです。ちなみに公式サイトでもDVDでも収録されておらず、欠番扱いされています。
 「「めぐみ…、私一人でも、何とかしてやる…!」」…あれ? 本アニメシリーズでは、如月 めぐみの術法は違法のものという設定なのですか。で、それがきっかけで免許剥奪になった、という設定なんですな。
 「「これ、ひきでもの」「引出物…? …差入の事か」」…何で原作通り「お中元」じゃないのか。(^^;;
 「「オムカエデゴンス!」」…スパイダー、キター!
 「「今回は儂の孫の事で先生にお願いが…」「病気なんですか」「“本態性動脈血栓症”を、お判りになりますか?」「知っていますよ」「今迄、本国はおろか世界中の病院を巡りましたじゃ。手を尽くしましたがどこでも結論は同じ。生れ付きの持病で、治癒はしないと。孫のピエトロが少しずつ死んで行くのを手も足も出せぬとは…! 先生! 助けられるのは先生だけです! 何とかここから出てピエトロを診て下され!」」…テロップ「本態性動脈血栓症(ほんたいせいどうみゃくけっせんしょう)」。
 「「はい。ブラック・ジャック先生は諦めました。代わりに、日本一の医者をお願いしたい」━━「やっとお判り戴けたか。最高の腕を持った男を遣わせます。…ドクター・ホワイトを呼べ」」…そこで白拍子 泰彦が出てくるのか! 成程、この作りは今後の展開を考えると正解かもしれません。原作前半でのライバルがキリコならば、後半の敵対する存在は白拍子。OVA等ではそのキャラクターデザインから、よく使われるキャラクターとなっています。今後、白拍子との因縁を持ってくるのに、ここで伏線を用意しておく本作の構成は、なかなか面白い。
 「「本態性のトロンボージスですね。…血栓溶解療法でやってみます。その前に精密検査を」」…テロップ「本態性(ほんたいせい)トロンボージス」。…で、手術シーンはマジックハンドだらけなのですが、これはやっぱり原作第196話「腫瘍狩り」(1978年1月作品。白拍子がガンの治療装置を開発する話)だけでは無く、原作番外「U−18は知っていた」(1976年3月作品。原作第113話と同第114話の間に位置する増刊号用。全電脳化された治療施設)の伏線?
 「「何!? 亡くなった!? …ボッケリーニさんにお悔やみを…。…何だって? もう日本を発った? それは急だったな…」パン! パン!「うわっ!!」「昭夫!?」━━「…お指図通りに実行致しましたよ…」「儂をナメおって、思い上がった会長め…! 同じ思いを味わうがいい…! …ぅぅっ、…ピエトロ…」」…本アニメでこの展開を採用するとは思わなかった。何だかんだ綺麗事を言ってスルーしていくと思っていたので驚き。
 「「先生。このオペが出来るのはあなただけだそうだ。息子の命をどうか救ってくれ…」「私は手術をしてはいけない身なんでねぇ…」「こ、ここに、医師免許がある。君の為に、特別に取った」「………」「頼む! 息子を救ってくれ!」ビリビリ…!「…お願いだ! どうか…!」」…ここで原作は終了。その後、BJが手術を行ったかどうかは全く描かれていない。手塚 眞氏も、これをどう扱うかは躊躇したでしょう。加藤的には、この先は描かなくても良いと思っていたし、どうしても描かざるをえないならば会長がボッケリーニに問おうとする場面まで伸ばして、その回答を待たずして矢張り終了させてしまうという案もあります。ピカレスキーに、シニカルに。手塚 治虫氏が『BJ』を通じて描きたかったのは、命のドラマは綺麗事だけでは語れない世界では無かったのか、と、私は思います。
 次回予告、「BJ父親との再会」「21世紀にこそ必要とされる新しい命のドラマ。想像を越えた巨大な陰謀が始まる!「ダメだ! BJには一切手を出すな」「間 影光氏と接触する模様だ」「手術は成功したのか!?」「私はお母さんこそ世界一美しい人だったと信じていますからね!」「本当にお前があの“黒男”なのか…」「『ブラック・ジャック21』、ネクストカルテ、「BJ父親との再会」」「お父さんを…許して…あげましょう…」」…原作第68話「えらばれたマスク」(1975年4月作品)。この父親との話を次に持ってくる辺り、『BJ21』ではメインラインをどんどん取り上げていこうとしていると見て良いのでしょうかね。となると、キリコの話も期待出来るかと。
 写楽をさがせ!…新シリーズになって、これに変わったのね。これ、面白い。アニメ本編が全く別の楽しみ方を出来る。昔、Richard Scarry(リチャード=スキャリー)氏が長編絵本の全てのページにキャラクターを隠れ込ませるというネタを出して色んな読み方を提示してくれましたが、それを思い出しました。
 

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世相  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)00時56分54秒
   
2ちゃんねる女向ゲーム大人板
→「いらないものを投げ捨てるスレin女向ゲ大人板」スレッド >>587-595

 
 お前ら、おもろいな。
 
同、法律相談板
→「問う!十八歳未満のヌード」スレッド >>503

 
 時事ネタ。
 

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一杯ならば消してくだちい  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)13時33分32秒
   
 2006年4月16。
 【2006年4月15日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 330通、1270.95KB。
          (▽ 3,▽ 69.47)
 日本語スパムメール  26通 210.27KB。
          (▲ 5.5▽ 71.55)
 
 本日のネタスパム、その1。サブジェクト名「Mail→秋菜 さん (至急)」、本文抜粋「初めまして、秋菜と申します。この間(一週間前かな?)地域担当者にお願いして、貴方のアドレスが紹介されましたので、メールしてみました。」…個人情報の漏洩。「拒否〔refusal adress〕stop@??????????.net」…何だかんだ書いてあって結局は広告。
 本日のネタスパム、その2。サブジェクト名「認証メールの期日が迫ってます!!」、本文抜粋「このまま認証メール放置されますと、再送できませんので再度登録手続きが必要となってしまいます。」…いいから過ぎて下さい。「あなた宛のメッセージボックスが一杯です。古いメッセージから消去されます。」…スパムで一杯。w
 

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仔犬  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)13時49分1秒
   
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第434話「名犬クールのお手柄」
 「「勝利,正直,証拠に衝撃! 最高目指して果てない衝動! 世間じゃペットが大ブーム! ご主人様には尻尾を振っても、悪い奴には牙を剥けッ!」
 「「ねぇ、堤さんって、4丁目にある大きな家の?」「そう! あの大きな家に住む社長さんだ!」」…米花町ってセレブ街があるんですな。園子の家といい。ある意味、大事件が起きる土壌があるという事で。
 「「私の“ムサシ”はどこほっつき歩いてんだか…!」「(ははーっ…、オレは犬かよ…)」」…そういや、某ホームズは犬でしたな。
 「「クール! ムサシ! また走っておいでッ!!」━━ムサシ(2)アイリッシュ・セター(オス)クール(2)ゴールデン・レトリーバー(メス)」…犬に名前のテロップが出るのも珍しい。
 「「今度はさぁ、お父さんも絶対連れて行こうよ。ね?」「でも、おじさんは“馬”の方が好きなんじゃない?」「そうそう、ゼッケン付けた馬がね!」「ね!」「あははは」」…走る馬に、それに群がるヤジ馬達。
 「「そのムサシが、あなたを見ると吠えたり唸ったりするんスな?」」…加藤の近所にもそういう犬がいるなぁ。否、私にだけでなく、“ご主人様”以外には誰であろうと吠えるものだから、近所の人が出掛けようとする度にワンワンパニックに。
 「「はい、とにかく大きな犬で、いつか襲われるのではないかと思うと、怖くて仕方が無いんです。毛利さん、何とかして下さい」「いや何とかと言われましてもねぇ…」」…そりゃ探偵の仕事じゃないよーな。「「もともと隣とうちは持ち主が同じで、その持ち主が私の今の家にご両親を住まわせていた為、隣の庭との境は、低い垣根になっているだけなんです。…ですから庭にいても、いつムサシがその垣根を越えて襲ってくるかと、気が気じゃ無いんです」「だったら、垣根を高い塀に変えたらどうスか?」「私もそうしたいんです! でも夫が、今のままがいいって言って。一緒に住んでもいない夫の母親迄もが…!」」…だーから、その相談は探偵の領分じゃないでしょ。みの もんた氏にでも相談した方が。(笑)
 「「いいです! もう頼みません! 私の身に何かが起こったら、毛利さん! あなたの所為ですからねッ!」「ええっ!?」」…おいおい逆恨みもいい処ですな。民間の探偵じゃなくて警察にでも問い合わせた方が…、否、まぁ、警察が信用出来無いってのは判りますがね。加藤も警察は微塵も信用していませんし、その気持ちは判らなくも無いですが。
 「プルル…「はい、毛利! …なっ、何ですって、ムサシが!?」「!?」「判りました! ええ、直ぐに…!」「ムサシがどうしたの、お父さん?」「中谷さんの夫の母親を遅い、死なせてしまったらしい」「ええ!?」」…警察からの電話ならば事情徴収と言う事なのだろうけれども、頼子からの電話であれば、いいクレーマーだとしか…。
 「「ガルル…」「お母さんっ! …しっしっ! …ああ、お母さんっ!」「ガルル…!」パツッパツッ!━━「あの、一つ訊いてもいいですか? その杖は?」「ああ、これはいつも杖を使う母の為に予備に買っておいたものです」「癇癪玉は?」「普段からムサシに襲われた時の為にと。癇癪玉の音を犬が嫌いだと聞いたので」」…杖と癇癪玉、か。犬が唸るのと、それらを用意したのと、どちらが先だったか。
 「「だからあの時にあなたに相談に行ったのに!」「あああ…、し、しかし、そう言われましても…!」」…この件に関して言えば、小五郎には非は無い、どこかの警察不祥事とは違って。相談は1回きりであったし、探偵の領分と言えるかどうかは疑問。
 「「判った! 判りましたよ、警部殿! これは周到に練られた計画殺人ですっ!」「計画殺人?」「犯人はズバリ、中谷 頼子です。彼女は普段から不仲の義理の母、絹江さんを殺害したいと思っていた! 更に、隣の堤夫妻と愛犬ムサシも憎んでいたんです!」「堤夫妻も!?」「理由は恐らく、自分達より年下なのに、事業で成功し、広い庭の有る邸宅に住んでいる事への妬っかみ」「成程」「…そこで彼女は、ムサシを使って絹江さんを殺害する方法を考えた。彼女はまず、絹江さんが使っている杖と同じものを購入し、堤夫妻が留守の時に、垣根越しにムサシを突付くかして、自分への敵意を植え付け、その際必ず、癇癪玉を使ってムサシを驚かせたんです! そして夕べ、ご主人と堤夫妻が留守の日を狙って絹江さんを呼び、わざとコーヒーを溢し、自分の匂いの付いたカーディガンを絹江さんに着せ、更に、何故か夜になってから洗濯物を取り込みに行き、ご主人のお気に入りのシャツを落として、絹江さんが取りに行くように仕向けたんです! ムサシは、自分のテリトリーに侵入して来たキヌエさんに気付き、その目で大嫌いな杖を見、…その鼻で大っ嫌いなあなたの匂いを嗅いで、“これ以上近付くな”と、警告の唸りをあげた筈です。そこへあなたが後ろから(癇癪玉を)…! ……言わば、犬の視覚と嗅覚と聴覚に訴えた、巧妙且つ大胆な犯罪と言えるでしょう。普段から心臓が弱い絹江さんは、ムサシに襲われただけで心臓発作を起す可能性が高い。ところが、ムサシは絹江さんの喉に噛付き、大量の失血によるショック死を引き起こした。あなたの期待以上の結果となった訳です!」」…一応辻褄は合っている。
 「「いいか。佐藤くんが癇癪玉を鳴らし、ムサシが彼女に飛び掛る寸前に、そのリードを引いて止めるんだぞ!」「は、はい! 判ってます!」「(高木くん、任せたわよ!)」「(佐藤さん、命に代えても!)」「(…もし癇癪玉の音に興奮したら、ムサシに決まりか…。…いや、恐らく…)」」…佐藤と高木の身を張った実験。「「よし! 離せッ!」……パンパンッ!「キャインキャイン…」「んな、バカな!?」「ね、私の言った通りでしょ?」「(………)」」…一つ前に劇場版による小五郎の推理ショーがあっただけに、コナンとの一騎撃ちがいい雰囲気を出しています。
 「「あなたが、わざとムサシに絹江さんを襲わせてと云う我々の推理は間違いでした。ムサシは何もしていない。…絹江さんを殺害したのは、あなた自身だ」「私自身って…どういう意味ですか、警部さん!? …!?」「あなたは粘土をムサシに噛ませて歯型を採り、石膏で模型を造ったんでしょう。昔、美術の先生だった経験を活かして」」…だが、これってトリックとして成立していると言えるのかなぁ…。まぁ、頼子のトリックが穴だらけだったと言えばそれ迄なのでしょうが、小五郎説であってもコナン説であっても真犯人に辿り着いてしまうトリックに意味があるのかどうか…。
 

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ごほうび卓とごほうび牌 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)18時04分54秒D

 
 『本格四人打プロ麻雀 麻雀王 PORTABLE(タイトー,童,麻雀工房,最高位戦日本プロ麻雀協会101競技連盟麻将連合日本プロ麻雀棋士会)
 今回は尾崎 公太氏(最高位戦日本プロ麻雀協会)のスペシャルルールでプレイ。対戦相手は残り2名はランダム。上家は小林 剛氏(麻将連合),下家は合沢 萌女史(日本プロ麻雀棋士会)。尾崎氏は対面。ルールはアリアリを基本としていますが喰いタン不可。ドラは表のみで、槓ドラはありせん。赤ドラ牌は各々3に1枚ずつ。半荘3回。ノルマは全ての半荘を2着以上。攻撃する時と防御する時の戦法を使い分ける事がキモとなるゲームですね。
 結果は…
    ┏━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓
    ┃ 加藤義啓 ┃ 合沢 萌 ┃ 尾崎公太 ┃ 小林 剛 ┃
┏━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃game1┃ +48 ┃ −15 ┃ −19 ┃ −14 ┃
┣━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃game2┃ +49 ┃ −11 ┃ −14 ┃ −24 ┃
┣━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃game3┃ +67 ┃ −30 ┃ −19 ┃ −18 ┃
┣━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃total ┃+164 ┃ −56 ┃ −52 ┃ −56 ┃
┗━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
 全て1位リード。加藤もダマ・吠き以外の振り込みを抑え、極力、攻撃時と守備時の打ち方を切り替える事に重点を置きました。実は喰いタン無しルールは今回が初めて。局の後半から聴牌を目指すのは、思ったよりもキツいなぁと。
 半荘3回目は序盤から加藤のペース。それまでのリードで、阿佐田 哲也氏の言う処の「運を喰った」状態というのでしょうか。ツモる牌々々々々、見事に繋がり、高目々々と来る。基本的に積獏和了リ。最後は合沢女史をハコテンにしてトップ打切。
 印象としては、これが尾崎氏のスペシャルルール故なのか、尾崎氏の打ち方が結構攻撃的に思えました。その分、守備に弱い、というか。たまたまなのかもしれませんけれどもね。手堅い打ち方をしていたのは上家の小林氏。一方で合沢女史は攻撃と守備の両方を使い分けていたように見えます。振り込まずとも親の時に他家に和了られる事で、結果として大きなダメージを負っていた感じです。
 一通りの勝負が終わったら、尾崎氏がメガホン構えて「素晴らしい! 君の実力は本物だ!」とか言ってきました。(笑) 新しい卓デザインと新しい牌カラーを手に入れました。具体的に言うと、上記ルールでの勝負に使われていた卓デザイン(早い話が壁紙ですな)と、牌の背の色がシステムから選択可能になった、という事。うわー、ご褒美、安い作りしているなー。(笑) あんまり嬉しくありません。(笑)
 

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マスカタゥ・ムスカ(激謎)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月16日(日)19時57分8秒
   
 『放送大学共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(放送大学学園)
 第3回「私は元気です 〜アラビア書道の芸術〜
 「「それでは、今日の文字です。第1回はアルファベットの最初から学習しましたが、今日はアルファベット順、最後から、2番目のوと、最後のيから学びます。基本的にはアルファベット順に学んでいきますが、ويは先に紹介しておいた方が学習し易くなるので、先に学習します」」…まぁ、半母音だからねぇ。特に全ての音節に母音のある言語文化の日本ではそうでしょうねぇ。
 「「“私の恋人”という単語です」」…う〜ん、単語と呼んでいいのかなぁ…。接続人称代名詞が付いている形だから「単語」では無いよなぁ…。
 「「次にرです。形はカタカナの「ノ」に似ています。発音は日本語のラ行の子音とほぼ同じでrの音です。巻き舌で発音しても構いません」」…NHK側の講座では、ラジオでもテレビでも、巻き舌で発音しています。日本人はlとrの発音の区別が難しいので、意識的に巻き舌にした方が良いと思います。自分が方々のアラビアメディアの発音を聴く限り、確かに巻き舌、乃至、巻き舌気味に発音しているようです。
 「「それでは、ここで字を繋げる練習をしましょう。このزوجを繋げてみます」」…それ、繋がらない字ばっかりじゃん!Σ( ̄□ ̄;; いきなり、繋がらない字を持ってくるなんて、この先生、お茶目っ!(笑)
 「「音としては何も聴こえないようですが、これがハムザの音です。この発音は、単独のハムザでも、台に付くパザでも同じです。ではヌーマーンさんと母音記号を付けて発音練習をしましょう」」…(・_・)?? ءْって? それだけでは発音出来無い気がするのですが…??
 「「スクーンがこのように付きます」」…(・_・)??? أْって?? それ単独では発音出来無いような…。
 「「最後はこのذで始まります。何の動物でしょうか、…狼です」「ذِئْب」…犬に見えた。(^^;;; ずいぶん判り難い絵ですこと。(謎)
 「「それではアラビア書道とは、実際にどんなものなのでしょうか。アラブ世界でも著名なエジプト人書道家のムスアド=フダイルさんを、カイロ市内の工房に訪ねて、お話を伺いましたので、御覧下さい」」…あれ? この字ってもしかして、この番組の題字じゃ…。
 「「代表的な書体をフダイルさんの作品から紹介しましょう。これらは全て、イスラームの聖典、クルアーンの章句です。まず1段目がこれがスルス体,2段目がファーリスィー体,3段目がナスヒー体,4段目がディーワーニー体,そして5段目がクーフィー体です。このように書体によって、随分雰囲気が違いますね。章句は異なりますが、全て、同じ単語で始まっているのが判るでしょうか? この…رب、主人、所有者、という意味ですが、ここでは主、神様、という意味です。この単語は今日習った文字ر、そして前回習ったبから成っています」」…おお、この講座でのカリグラフの扱いは良いですね。取っ付き難いカリグラフも、こういう切り口から触れていくと、少しずつ読めるようになっていきそうです。…読める読めるぞ、おお! バルス!(何)
 「「ところでフダイルさんは、私達の為に、この科目のタイトルを“初歩のアラビア語”をアラビア語で書いて下さいました。上の段が“アラビア語”、下の段が“初歩の”という意味です」」…ああ、やっぱりそうですね。読み易い書体なので、入門者でもアリフバーを一通り覚えたら音読出来るようになりますね。
 
 余談ながら、書込タイトルは「مسقط مسكا」で、「読める、読めるぞ」から、ふと思い付いたムスカネタの駄洒落。意味は「ムスカの落っこちた場所」w
 

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スターキノコ(何)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月18日(火)00時09分32秒
   
 2006年4月17。
 【2006年4月16日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 326通、1200.34KB。
          (▽ 4,▽ 70.61)
 日本語スパムメール  30通 281.63KB。
          (▲ 4,▲ 71.36)
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第3話「その 流星群の夜に…」
 「「気温だって昨日より…、…ほへ?」」…ふぅん、この世界のPCってこういうのなんですか。UIが、どこかのラウンチャーみたいにも見えますが。
 「「重力の事でお悩みですか?」「?」「…ぁ、アルくん!」「藍華さん、それに灯里さん、アリスさん、お久し振りです!」」…水野さ〜ん、何でかわいー男の子が出て来る事を黙っていたんですかー!?(←目茶苦茶な事を言う奴)
 「「きのこなべだー、わーいわーい」「何か、若く無いって云うか…」「でっかいレトロな感じですね」」…変な世界観…。('A`) ガスコンロだし…。
 「「…それじゃあお礼になってません」「いいのよっ! 年下の女の子からお誘いをするって云うだけで十分お礼なのっ!」」…無茶苦茶言うとりますがな。
 「「まだまだお子様ねー。夜はこれからよ。アハハハ……ギャ──ッ!!」…騒がしい女だな。(笑)
 「「それにしても真夜中なのに凄い人手よねー」「大規模な流星群なんてそう滅多に見られませんからね」」…屋台も地球の日本風なのか…。どうでもいいけど、エキストラの男の子が可愛いのが気になって気になって。(^^;;;
 「「あの星欲しい、な〜んて」「私もー。きらきらして宝石みたい」「…あの…今のはマンホームに古くから伝わる高等語典で、“星”と“欲しい”を掛けてまして」」…駄洒落って高等語典なのか…。っていうか、言語は日本語なのか…。
 「「…何? どうしたの?」「ああ。暗いから、アイカさん達が水路側を歩くのは危険かなと思いまして」」…でもこの人達の仕事場じゃあ無いの?
 「「…♪ずん、ずん、ずんたかぽこてんずんたかぽーん…」「灯里!? 急にどうしたのよー?」「えへへ、歌えば怖くないかなあと思って」」…そういや子どもの頃、『おばけなんてないさ』を歌ったりしませんでした?
 「「♪ずんたか〜」「灯里ー! 絶対、下見るんじゃ無いわよー!」「ほへ? 下ー? …はひーっ!」「バカぁ! 何でわざわざ下見るの!?」「だって藍華ちゃんがー…」」…おやくそくですね。
 「「素敵ー。夜の魔法がくれた、屋根の絨毯だねー」「恥かしいセリフ禁止!」」…思わずハモってツッコミ入れてしまった。(^^;;;
 「「ぱぱぱいぱい…ぱい…!」「アリア社長? カフェオレはいかがですか?」」…今回は神出鬼没がテーマなんですか?(^^;;
 「「どこ行ってたの?」「色んな場所で観てみたくって、他の建物の屋根に行ってたの」「まぁ、やーねー。……あの、今のはマンホームに古くから伝わる高等語典で━━」「オヤジギャグ禁止ッ!」」…屋根に上っているだけに、くだらねー
 「灯里さん、重力の話はちょっと難しかったけど、引かれ合うチカラって何だか素敵だねー。アクアに引かれる流れ星の気持ち、判るかも。だって、私もアクア、大好きだから…!」…恥かしいセリフ(ry
 

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復讐こそ背後のテーマ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月19日(水)02時22分38秒
   
 2006年4月18。
 【2006年4月17日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 325通、1274.92KB。
          (▽ 1,▲ 74.58)
 日本語スパムメール  33通 221.54KB。
          (▲ 3,▽ 60.09)
 
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 「BJ父親との再会 手塚治虫 原作「選ばれたマスク」
 「「『ブラック・ジャック21』!! 21世紀にこそ必要とされる新しい命のドラマ、想像を越えた巨大な陰謀が始まる! 90秒後に、衝撃の新シリーズがスタート!」」…先週から始まったんじゃあ無かったの…?
 「あれから21年…!━━ジリリリン…「只今留守にしております。ピーと鳴りましたら、お名前とご用件をお話下さい」ピー…「黒男、私だ、影三だ。お前に会いたい。連絡をくれ」━━そう。全てはあの、留守番電話に残されたメッセージから始まった…」…再婚相手や、その家族の名前はありますが、BJの父親の名前は原作未登場。
 「「ちぇんちぇい?」「何だ?」「黒男って誰よのさ」「さあな、どうしてだ」「だって留守番電話の人、何度も…」「ぅ…。“ブラック・ジャック”って言葉を、日本語にしてごらん」「ぇ、ぇえーと…」「“ブラック”は“黒”。“ジャック”は?」「あ! 男の子の名前!」「そう。つまり“黒男”だ」」…アニメでは「Karte:45 笑い上戸の同級生」で名前が出て来た筈では…と思った人は負け。あの回ではBJの回想と、ゲラのセリフ中として名前が登場するのみで、ピノコ不在。「Karte:56 縫い目皮膚の提供者」では幼児期のニックネーム「クロちゃん」が登場しましたが、本名は出ていません。原作では本話、原作第68話「えらばれたマスク」(1975年4月作品)が初出。
 「「で…でも、その依頼してきた人は、どうしてブラック・ジャック先生の本名を知ってたのかしら…。あ! ひょっとしたら先生のお父さん!?」「おお、考えられるな…」「お父さんか…」「尚更酷いのよさ! ちぇんちぇいのお父さんだったらオクタンのピノコにとってもお義父さんだ。ピノコにはちぇんちぇいしか家族いないのに…」」…“お義父さん”なんて言葉をピノコが使うとは。「「な、何言ってんの! 家族ならいるじゃん!」「…?」「そうさ! ここにいっぱい!」「皆…!」「先生が戻って来るまで、ここでゆっくり待てばいいさ!」「そうだよ! そうしなよ!」「ありがとう! うふ! そう言ってくれると思って、おとまりセット、持って来ちゃった!」「ぁぇ〜っ!」」…マスター、ヤブヘビです。
 「「そりゃあ出来ますよ? ただ…もし私が“世界一醜い顔”に仕上げたら、どうします?」「!?」「復讐の為にね」「復讐だって…」「いや、ひょっとしたら手術の途中であの人を殺してしまうかもしれない」「そんな事はしない。そんな事はお前のプライドが許さないぞ」」…奇しくも前回の『BJ21』の感想で触れた話題にも近い話が出て来ました。医者に対して、どの程度の信用を抱くか。
 「ジリリリン…ピー…「ピノコ? いないのか? 私は暫く帰れそうにない。いいか、いつものようにトムのマスターの処でお世話になるんだ。判ったな?」」…言わずとも。(笑) 「以心伝心なのよさ」とか?
 「「ちぇんちぇい…。…ピノコが待ってるかやね…」」…ピノコの寝言。ところで、そのぬいぐるみ、クレームゲームの景品予定あったりしますか?(^^;;
 「「これは…! …く、黒男! 何故、前の妻の顔にした!?」」…ある意味、サイコホラーにも通ずる。さておき、蓮花本人がその顔を大変気に入り、且つ、影三はその顔を忌まわしく感じている処がこの復讐の肝腎。
 「「親愛なるブラック・ジャック先生? お母様がお待ちですわ。一刻も早くいらっしゃって下さい? …天国へ…!」「…!?」ピ、ピ、ピ…「ちぇんちぇーい!」ズガーンッ!!」…本アニメシリーズ初のBJ邸崩壊(ただし未放映・欠番となった「Karte:03 ひったくり犬」を除く)。「Karte:36 岬の家は未完成」での約束は守れずか。
 「「…うそでしょう…? …ちぇ、ちぇんちぇ──いッッ!!」」…えーっ!? どういう展開に持っていくつもり!?
 次回予告、「悲しみのピノコ」「「ブラック・ジャックの命を狙う謎の組織! 今、世界を揺るがす巨大な陰謀が動き出した!」「遺体はまだ発見出来ませんが…」「遺品っ!?」「……」「ブラック・ジャックは、死んじまった」「大切なのは、過ぎ去った過去より今を生きる事を…。…ブラック・ジャック先生が!?」「ちぇんちぇいは死んで無いッ!」「『ブラック・ジャック21』、ネクストカルテ、「悲しみのピノコ」。…21年前の爆発は事故じゃなかったんだ…」」…な、何の話!? …爆弾、…復讐、…女、…狙われるBJ…となると……ひょっとして原作231話「復しゅうこそわが命」(1979年1月作品)!? それは思い切った伏線に作り換えたなぁ!
 写楽をさがせ!…話に夢中で、そんなベタな場所、気にも掛けなかったです。(^^;;;
 

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開け、五目チャーハン!  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月19日(水)02時26分0秒
   
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第3課。
 「كيف الحال؟ ـこんにちは、柳家 花緑です。今日はですねぇ、私の大好きな、ワインのお話なんですねぇ。何と! ワイン発祥はアラブの地だったんですねぇ! キリキリ…ポンッ! トクトク…、…ッアーッ!!」」…トリビアですね。で、今期講座では毎回、花緑師匠の前振りが入るのでしょうか? 流石、落語家。擬音語が上手いです!
 「「で、このرَの音ね。これがちょっと巻き舌気味に言って下さい」「ラララララ…」「いや、そんなにじゃなくって」」…なんか本当に、放送大学側の講座とシンクロしていますねぇ。
 「「今日のポイントを整理しましょう。まずは書き方。一筆書きしてから、必要な線や点を付け足す事」」…さーひぶ。氏が何度も突っ込んでいましたが、遂に“ちゃんとした書き方”です。
 「إذا باب ضخم ينفتح في الصخرة ـ」…放送大学版講座でも出て来た単語「باب」です。
 「「五目チャーハン! …確かこれは言いながら違うなと思ったな。五目チャーハンで開くようじゃ中はラーメン屋だもんな」」…面白い。(^^;;
 「「レバノンにやって来ました。えー、今日はですね、皆さんが考えているアラブのイメージとは少し違う側面を、このレバノン、ベカー高原でお伝えします。えー、今日のレポートのテーマは、これです。ワインです。では、行ってみましょう」」…おーい、東京工業大学オープン・レクチャーでは、本来はمسلم(ムスリム)は触れてもいけないってご自身で言ってたじゃないですかーっ!(^^;;;;;
 「حَسَّنْ ـ」…加藤にはこう聴こえました。レバノン方言ではこのように言うんですねぇ。
 「「ビールは、発祥の地はエジプトらしいですね」「あ、そうですかー」「それから、“アルコール”という言葉はですね、語源はアラビア語なんですよ」」…酒類の誕生の地がالإسلام(イスラーム)発祥の地。
 「「今日ご紹介するのは、“はじめまして”という意味の言葉ですね。これは、フスハーで言うとتشرفنا! ـ。では早速。お国言葉をVTRで御覧下さい」━━(シリア、レバノン地域)「フルサ サイーダ」━━(エジプトなど)「フルサ サイーダ↑」━━(湾岸地域)「ハイヤーカッラー」━━「フルサ サイーダ。“幸福な機会”という意味なんですよ」」…私はこのفرصة سعيدةを使っていますが、正則語では無かったんですか。
 文法等に深く入らずにどんどん進んでいく辺り、ズブの入門者か、初級既習者用の講座という印象があります。矢張り、放送大学版の講座と併用した方が良いかもしれません。NHK講座よりも放送大学講座の方が、むしろ初心者向けな感があります。
 

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違法改造  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月20日(木)01時41分26秒
   
 2006年4月19。
 【2006年4月18日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 302通、1155.14KB。
          (▽ 23,▽ 119.78)
 日本語スパムメール  28通 274.84KB。
          (▽ 5,▲ 53.3)
 
 左耳の調子が良くない。ハウリングを起しているような、そんな聴こえ方をします。
 嫌な病気でなければ良いですが…。
 
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:3」
 「「負けは負けだ。ビギナーにしちゃ、イイ走りだったぜ?」」「「しょうがねぇじゃん、本気で走ったらすぐこうなるんだからよ…」「走り方もロクに出来てねぇからだ!」」…原作ではおよそ“走り”なんて言い方はされないよなぁ。アニメ製作者側がそういう誤った解釈をしているのか、それとも初めからそういうモノとして作っているのか。後者ならば認めますが、それでも今度は、何の為のエアトレックなのかが判らなくなってくるよなぁ。
 「「最近取締りが厳しくなっててねェ、そこらで売ってるツルシのATには、速度リミッターが付けられているのさ。プログラムもプロテクトがキツくなってきてるし…」」…そんな設定になっているのか。まぁ、それは面白い変更かな。
 「「そこ置いといてー。…何なら…そのATシューズも」」…ブッチャの声(CV:上別府 仁資氏)、合わねぇ〜。
 「「でもお金無いんでしょう? パーツ買えないんでしょう?」「そうなんだよぉ、ここのバイト代安くてよぉ…」ダンッ!「…ってのはジョークだけど…」」…俎板ごと叩き斬ってしまうのも凄いですが、その後、そのブッタ切れた俎板を何事も無かったかのように使っているのはもっと凄い。(^^;;;
 総評。相変わらず原作と比較して著しくつまらないのですが、アニメオリジナルの設定も見えてきたので、製作者側のしたい方向性が少しずつ判り掛けたかなぁ…という感じ。前にも書いたように、何も原作通りにする必要は無いし、リアレンジがうまくいくならばそれで良し。つまらなかったら今回で視聴打切りにする予定でしたが、その辺りが見えつつあるので、とりあえずあともう1回だけ観て判断する事に。
 

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転校 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月21日(金)01時18分47秒D

 
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 「し編 其の参 疑心」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「どうしたの、圭一? …顔色悪いわよ?」」…恐怖の夜が去り、それでも朝はやってくる。「「…ぁぁ、風邪かもしれない…。熱あるみたいだ」ピンポーン…「ああ、レナちゃん。迎えに来ちゃったんじゃない?」」…容赦の無い圭一への追い討ち。
 「「去年、悟史君が失踪してから私は不審に感じていたんです。悟史君のお友達、つまり…前原さんのお友達グループの皆さんを、ちょっぴりだけ調べさせて貰ったんです」「…?」「1年目の事件の被害者は、現場の監督さんだったんですが…、事件の数週間前に、園崎 魅音さんと取っ組み合いをしてるんですよ、何度か」「魅音と?」「2年目の事件で、誘致派の夫婦が事故に遭いましたよねぇ。現場にはお嬢さんも一緒にいたんですよ。それが…北條 沙都子さんなんですよ」「え!? サトコって…沙都子…!?」「…3年目には神主夫婦が亡くなっていますよねぇ。そのお嬢さんが、古手 梨花さんです」「梨花ちゃん…が…?」「4年目に亡くなった主婦は、北條 沙都子さんの義理の叔母です。当時、沙都子さんはご両親を(前述2年の)事故で失って、預けられていたんです」「……」「ちなみに、4年目失踪した北條 悟史さんは、沙都子さんの実の兄になります」「…!」「連続怪死事件の被害者は、何故か、あなたのお友達グループに全て繋がるのです」「…〜〜ッ! 偶然に、決まってるじゃないですかっ!」」…今の圭一にとっては弁護では無く、今ある確信に近付く恐怖から逃れたい一心。
 「「竜宮さんは去年まで、茨城の郊外にお住みでした」「…! そうですよ! …レナは違う!」「実は…調べてみたら、竜宮さんは引っ越す少し前に、学校で謹慎処分を受けているんですよ」「…ぇ?」「…何でも、学校中の…ガラスを割ってまわったんだとか」「レナ…が…?」「その後、神経科に通院し、投薬とカウンセリングを受けています」「…し、神経科って…」」…まぁ、神経科に通う事自体は珍しい事ではありませんがね。「「その、医師のカルテに、レナさんの会話内容が記載されているんですがねぇ、その中に出て来るんですよ、結構」「…何が…です?」「“オヤシロサマ”って単語が。夜な夜な枕元に立って、自分を見下ろすんだって」「……」「その後、暫くして、雛見沢に引っ越されたんです」「何で、余所者のレナが…?」「レナさんは、余所者なんかじゃないですよ」「ぇ?」「住民票で判ったんですが…、竜宮一家は元は雛見沢の住民です」「…ぇ…」「レナさんが丁度小学校に上がる時に、茨城へ引っ越されたんです」「じゃあ、その……最後の被害者の富竹さんは、どうなんですか? 誰と、接点が…」「全員ですよ。お忘れですか、前原さん…」「……」「犠牲者は、何故かあなたのお友達と全員関係があるんです」」…圭一の“お友達グループ”と繋がりがあるという事は、つまり、圭一とも関係があると言う事。「「何で、俺に話すんですか…?」「前原さん。危ないのは…あなたなんですよ」「……!」」…圭一が一番聞きたくなかった答え。
 「「…あ、そうそう、圭ちゃん」「何だよ!」「…お昼、何食べた…?」「…!? …お、表で食べたよ…」「ふぅん、お昼は外食だったんだね」「どう? 美味しかった?」「な…」「渋いおじ様と一緒だったみたいだけど、誰?」「……!」「ひょっとして、この間の人かな、かな」「「…な、何で、そんな事を…」「で、何のお話をしてたの? 随分とアツくなってたみたいだけど」「み、皆の、話は、してないよ…」「ふぅん。何だか怪しいな」「ま、何を隠れてやろうとも、私には全てお見通しって事。それだけを忘れないでくれればいいかなー」「……」「圭一くん、顔色が悪いよ。もう横になった方がいいと思うな」「そうだね。私達はもう帰ろう。…明日、学校休んじゃ、いやだよ」」…無機質な魅音の喋りよりも、むしろレナのそれの方が怖い。
 「「…んぐっ!? ……は、針っ!?」」…ベタですが、この場ではこんなベタでも怖いです。しかもここでAパート終了。いい切り方をしてます。
 「「くそうっ! 俺はッ…簡単に消されたりはしないぞっ! 絶対に!」━━私、前原圭一は命を狙われています。なぜ、誰に命を狙われているのかは分かりません。ただひとつ分かるのは、オヤシロさまの祟りと関係があると言う事です。レナと魅音は犯人の一味。他にも……━━「…よし」」…圭一の“遺書”。だが、それすらも見通されている危惧もあるとすれば、八方塞。
 「「(これって…轢逃げ…!?)」」…最早、圭一には待った無し。
 「「しかし何なんですの、その身なりは?」「ちょ、ちょっとな。…身体がナマってさ。で、…素振りでも始めようかな、なんてな」「……」「…?」「…健康に気を使うのは、とてもいいことだと思いますです」「…ぁ、ぁぁ…」「…でもそのバット、無くさないで下さいね、です」」…圭一がロッカーから取り出すほんの一瞬だけ、柄に書かれた名前が映る。このバットこそ、“彼女”の“兄”の“遺品”なのです。
 「「あれ? 圭ちゃん、帰っちゃうの?」「…気分乗らないんだ。…暫く放っておいてくれないかな…」「ぇ…」「圭一くん、やっぱり女の子と遊ぶのなんか嫌だったかな、かな…」「…〜〜〜ッッ…! …そういう訳じゃねえよ…!」」…ははぁ、やっぱり、そういう事か。第1回目から薄々と感じてはいましたが。
 「「…〜〜ッ! 何か用かよッ!?」「…別に、その…」「…部活はどうしたんだよ!?」「だって、圭一くんの事、心配で…」「もうついて来んなよ!」「………」「…ッ! ついて来るなって言ってるだろッ!」「だ、だって…レナの家も同じ方向だし…!」「じゃあ、先行けよ! レナが見えなくなったら行くから」「レナは、圭一くんと…」「早く行けよッ!! 早くッ!!」「そのバット、やめてよ…、怖いよ…」「……」「……」「…立ち止まるなッ!」「あの、その、その、訊いてもいい?」「…何だよ」「…何で、バットまで同じなの?」「何、言ってんだ…?」「だから…何で、バットまで同じなのかなって…」「〜ッ!! 何言ってんだか全然判んねぇよッ!! もっとはっきり言えッ!!」「……だから、どうしてバットまで悟史くんと同じなの!?」「…サトシって…!? …!? …これ…。…ちょっと、借りたんだよ、いいだろ、それくらい」「…そんな事じゃないのっ!!」「…え?」「悟史くんの時と、どうして、どうしてそんなにまで同じなの!?」「…何が…同じって…?」「チームに入っただけで、スポーツなんかしない人だったのに…」「だ、だから…」「悟史くんもね、ある日突然、一人で登校するようになったの…。圭一くんみたいに…。そしてね、ある日突然、素振りの練習を始めたの。 圭一くんみたいに! そしてね、ある日突然、バットを持ち歩くようになったの! 圭一くんみたいに!! そしてね! ある日突然、突然…!!」…ほぼ確信。同じなのは、きっと、それだけじゃあ無い。大石からの電話で、彼は圭一と同学年である事も判っている。そして、それだけでは無く、視聴者は実はあの事を既に知っている。「「ある日突然…、悟史はどうしたんだよ…!? 答えろよ、レナッ!! 悟史はどうしたんだよッ!?」「…言ったよね、圭一くん?」「!?」「悟史くんは、転校しちゃったの」「…て、転校って…」「しないよね、圭一くんは」「な、何をだよ…」「てんこう…」」…ただでさえ盛り上げるクレッシェンド。そこから一気にトーンを落とすだけで、怖さが倍増する妙。
 「「レナと魅音が、お見舞いって事で置いていったおはぎの中に、その、針が、入ってたんです。…飲み込まずに済みましたが…これって、やっぱり…」「その、針は?」「あ…えと…、よく見掛けるような、普通の裁縫針…」「違いますよ、前原さん! 針ですよ! 証拠になります。脅迫だと、立証できるかもしれません」……「見付かりません…」」…綺麗に掃除されている事がこんなにも怖いとは。
 「「レナは、知っています。“鬼隠し”に遭った、悟史の事を…何か知っています」「具体的には?」「俺は、悟史とそっくりらしいんです。このまま行くと、俺も悟史と同じ運命を辿る…と…」「…具体的には?」「転校、と…」「転校…」「実は、レナの…」♪ピンポーン、ピンポンピンポン、ピーンポーン…」…この後の展開はおおよその想像が付きます。何はともあれ、人物関係が一気に複雑化したので、整理するのが吉。大雑把な相関図ですがこんな具合になるでしょうか。━━
 
 4    北 北    古 古 園 園       竜 竜
 年  北 條 條    手 手 崎 崎       宮 宮
 目\ 條 母 父    母 父 母 父    1  母 父
 犯 \義 ▲ ×    ▲ × ┃ ┃    年  ┃ ┃
 人  叔 ┗┳┛    ┃ ┃ ┃ ┃    目  ┃ ┃
 ×  母  ┃     ┃ ┃ ┃ ┃ 現 /犯  ┃ ┃
    ×  ┃     ┗┳┛ ┗┳┛ 場/ 人  ┗┳┛
    └──┨      ┃   ┃  監  F   ┃
      ┏┻┓     ┃   ┃ /督  ▲   ┃
      沙 悟 前 前 梨   魅/ ×      レ
      都 史 原 原 花   音    ┏━━━━ナ
      子 ▲ 母 父 │  /     ┃
       \  ┃ ┃ │ /      ┃
        \ ┗┳┛ │/       ┃  ▲ ×
         \ ┃  /         ┃  ‥ ‥
          \┃ /          ┃  行 死
    鷹 富────圭━━━━━?━━━━━┛  方 亡
    野 竹    一\             不
    ▲ ×      \大           明
    ┗?┛       石
 
━━“お友達グループ”同士の繋がりは省略。今の処で判っている範囲では、1年目の犯人(“F”とは、犯行グループ6人中の1人という意味で便宜上付けたもの)や4年目の犯人(覚醒剤常習者。獄中死)とは直接の繋がりが見えていません。よりにもよって、下手人である本人との接点が見当たらない、という事になるでしょうか。次に気が付くのは、被害者の約半数は“お友達グループ”自身の身内であるという事。こと、沙都子に関しては身内(=誘致派)が揃って死亡乃至行方不明になっている(その反面、圭一と極めて接触の深いレナと魅音の身内に付いては(少なくとも今の処は)被害が浮上していない)。そう考えると、むしろ危険なのは圭一本人では無く、出張に出掛けた圭一の両親…!?(被害者達と直接の繋がりは希薄なレナとの接点が、両親には存在する(!)) …あれ? 待てよ? 圭一の両親の顔って、本アニメでちゃんとハッキリ描かれていた事ってあったっけ…!?(今回、母は登場したが顔は逆光でよく見えない。父は前回登場したがお茶を持ってきた後姿と襖を蹴る足,お盆を持つ手しか描かれていない。反面、エキストラも含めて殆どの脇役は、圭一を轢こうとした男すら、ミラーに映ったその姿は目線こそ帽子で隠れているとは言え、はっきり登場している) だいたい、両親は帰って来なかったというのに、一体誰が片付けたんだ…!?(しかも圭一は大石からの電話があるまでそれに気付いていなかった(!?)) そういえば、“御社様”で無く“オヤシロさま”って書くんだよなぁ…。本編に関係があるのかどうか不明ですが、主題歌も奇妙な事を訡っているよなぁ…。帰る場所が無いならこの指に止まれ、繋がってあげる、後戻りは出来無い…。
 次回予告にあった“あのセリフ”は誰のものなのかが問題になる気がします。そして気になる事がもう一つ。圭一の両親は、何をしている人なのだろう?(更にもう一つ気になっている事があるのですが、本編と関係のある伏線だったのかどうか確信が持てないので、今の時点ではとりあえず棚上げ(謎))
 

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サトシ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月21日(金)03時53分39秒
   
 2006年4月20。
 【2006年4月19日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 438通、1768.60KB。
          (▲136,▲ 613.46)
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          (▲ 1,▲ 92.71)
 
  4月21日(金)01時18分47秒を参照。
 

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つんどく腐男子  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月23日(日)01時38分26秒
   
 2006年4月21。
 【2006年4月20日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
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          (▽ 79,▽ 369.73)
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          (▽ 8,▽ 163.12)
 
 本日のamazonメール。サブジェクト名「沢城 利穂の『オレ様には敵わない! 副委員長には逆らえない!』、現在好評発売中です。」…そういや、まだあの2冊完読してないや…。
 

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ちょびミミ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月23日(日)01時54分24秒
   
 2006年4月22。
 
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第三話「エンゼル」
 「「だぁーっ!」「わーい、ホームランー」ガシャーン!「おー」「割れたー」」…おやくそくですな。「「どっかの家の窓か何かみたいねー」「ねー」「……」「いってらっしゃーい」「ってやっぱり俺が行くんですかーっ!!」」…そういうキャラですから。
 「「…危ない! 対価とか何とか言って、ひまわりちゃんが侑子さんの毒牙に…!!」」…これってそういうマンガだったのか?w
 「「でもひまわりちゃん、感謝してたわよね」「!!」━━「ありがとう、四月一日君」━━「滅茶苦茶可愛かったです」」…あんた、ダメ男だな。
 「「大丈夫。一緒には行けないけど、アドバイスはしてあげるから」「侑子さんッ!☆」「勿論対価は貰うわよ? 四月一日のバイトに上乗せしとくわ」「やっぱりそういうキャラっスよねぇ、侑子さんは…」」…じゃあ無くて、あんた、タダ働きさせられているだけですよ。早く気付きなさい。(笑)
 「「んじゃ、これ装備していってね」「はい?」……「…遅いぞ」「………」「……行くか」「せめてツッコめよ! おかしいだろ、あからさまに、この耳あたりがッ!」」…PANDAさ〜ん、お待ちかねの『ちょ(CLAMP,講談社,マッドハウス,ちょびっツ製作委員会)ネタですよー。
 「「好きで付けてんなら、何も言う事は無いだろう」「あほぅッ! 好きな訳あるかァッ!?」」…百目鬼は好きなのか?
 「「もっと別の何かがあるでしょうッ!?」「だめ。これがいいの」「何で?」「おもしろいから」」…素晴らしい理由だ。(^^;; 「「まぁ面白いな確かに」「お前に言われたかねェよッ!!」」…侑子に遊ばれ、百目鬼にも遊ばれる男、四月一日。ああそうか、エイプリル・フール=ジョークって事ね。(笑)
 「「“百目鬼君こんばんは”」「何で俺がそんな事を…」「だって私と百目鬼君、面識無いんだもん。きちんと挨拶くらいしなきゃ。ハイ、“百目鬼君こんばんは”」「〜〜〜ッ!! …侑子さんからの伝言。“百目鬼君こんばんは”」「はじめまして」「“私は四月一日の雇い主の壱原 侑子”」「百目鬼です」「“今日は四月一日の事宜しくね”」「判りました」「“四月一日が百目鬼君と一緒じゃ無きゃヤダって泣いて言うから”…ッ、そんな事言ってないッスッ!!」」…おやくそくですな。しかし素で話す百目鬼もフツーじゃ無い。
 「「コイツの顔を見るとォォ、…〜〜〜ッ!! …べぇっ!」「……そうしろって言われたのか?」「うるせいッ!」━━「楽しそうねー」「ねー」」…本当に楽しそう。(笑)
 「「おわッ!? ぐぐぐッ!!」「ずっこけろって言われたのか?」「言われてねーよッ!!」」…そろそろ言わせてくれ。“それはギャグで言っているのか?”(笑)
 「「…また勝手に動いてるっ!!」「し、ぬ、ま、て、か、え、ら、な、い…」「もうヤダァっ!!」」…さそりがため氏のショタマンガを思い出してしまった。(^^;;; このネタで友達にえっちな事をさせていくっていうのが。
 「「手を離すんだ…!」「でも離したらッ!」「…ぬぬぬぬッ! …離れねぇッ!」「四月一日、ちょっと待ちなさい」「離したら呪われる!」「説明は後で!」「死んじゃうよッ!!」「ダメェッ!!」……「フフフ…」「だから言ったでしょ…?」」…「もうたべられちゃう!」「わたしたちじゃなくておまえがな」という展開が『ドラゴンクエストⅣ』(スクウェア・エニックス)にもありましたね。
 「「エンゼルさんもコックリさんも、交霊術の一種。殆どの場合、素人の術は成功しないわ。ま、何かがほんとに来たのはほんの数回でしょう。…でも、それじゃあつまらない。何人もの生徒がそう思ったのよ。怖い事が起こればいい。変な事が起こればいい。例えば誰かが死んだりするととてもおもしろい。…それはそんな生徒達の、悪気の無い邪気の残りカスよ」」…何気に訓話的な作品ですね。前回の虚言といい。さしずめ、CLAMP版Αισωπος(イソップ)寓話と言った処でしょうか。
 「「動けねぇ…ッ…!」「…こういうのを蛇に睨まれた蛙って云うんだな。見えないが威圧感はある」」…意外と理解があり、いい奴な感じがします。
 「「…いいよ別に! 信じたくなきゃ信じないで!」「誰も信じないとは言ってねぇだろ」「?」「自分が今まで見てきたもんだけが、真実とは限らないからな」「…」「俺には見えねえけど、四月一日に纏わり憑いてるらしい“アヤカシ”ってのも、お前がいるっつうんだから、いるんだろ」」…“蛇に睨まれた蛙”と来て“井の中の蛙”を心得ている百目鬼。
 「「ま、それ見てギャーギャー喚いてるのは情けないけどな」」…余計な一言。もっとも、このセリフには「そのアヤカシってのが見えねえ俺達から見たら」という言葉が含まれていると思いたいですね。
 

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貯まる豚の貯金箱(謎) (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月24日(月)00時36分8秒
   
 2006年4月23。
 【2006年4月21日〜22日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 803通、3148.41KB。
    1日平均   401.5通1574.21KB。
          (▲ 42.5▲ 175.34)
 日本語スパムメール  51通、 487.92KB。
    1日平均    25.5通 243.96KB。
          (▲ 4.5▲ 39.53)
 
 『放送大学共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(放送大学学園)
 第4回「おはよう 〜アラブ音楽の魅力〜
 「「このように、母音記号をシャッダに付ける時、ファトハとダンマはシャッダの上に書きます。カスラはこのように、文字の上側にあるシャッダの下に書くか、或いは通常のカスラの位置である文字の下側に書いてもいいです」」…NHK講座では触れる事が無かった為、2ちゃんねる外国語(英語除く)板、アラビア語関連スレッドでは混乱されている方も多かったようですね。私もはっきり判るまでかなり不安でした。
 「「英語の“S”を右に90度傾けたような形のグループで、S型です。この英語の“S”をがありますけれども、これを丁度、こういう風に傾けたと言う事が出来ます」」…そうかなぁ。(^^;;;
 「「発音は日本語のサ,ス,セ,ソの子音とほぼ同じで、Sの音です。日本語のシの子音では無いので注意して下さい」」…そうそう。日本語の五十音って、実は子音が混在しているから、外国語の発音に触れた時に混乱します。折角、小学4年の時にローマ字に触れたのだから、その時に日本語の発音に付いても授業をしてくれたらなぁと、今になって思います。今の初等英語教育ではその辺り、どうなっているのでしょうね。気になります。
 「「発音は日本語のシャ行の子音でshという音です」」…シャ行って…。まぁ音響学的,発音的にはその表現で正しいのでしょうけれど、日本語文法上にシャ行って言葉は正しいのだろうか…?
 「「次に中形です。前とも後ろとも繋がります。もう一度、中形です。…最後に尾形です。前から引っ張って独立形と同じく後ろへも輪を描きます」」…え、صの語中形,語尾形ってそうやって書くの? まぁ、筆記は人によって差があるのでしょうけれども。
 「「次に中形です。中形は前とも後ろとも繋がりますから、こう引っ張って点です。この下が基準線に沿います。…最後に尾形です。…点を書きます。前から引っ張って来て輪を描いて下へ引っ張って点です」」…当然ضもそういう書き方になりますな。
 「「私は何となく“丸い豚”と覚えています」」…やっぱりこの先生ヘン。(^^;;; っつーか、あちらの地域でそれを言うとどう捉えられるかが問題です。
 「「それでは書く練習です。まず独立形です。この下の部分を先に書いて、ここが基準線に沿います。もう一度…で、縦線を引きます。書きます。次が頭形です。頭形はこう引っ張って…こう。同じく頭形です。中形は前とも後ろとも繋がりますから、こう引っ張って来てここに…なります。…最後に尾形です。前から引っ張って来て…」」…ふむふむ、この先生の場合、そういう書き方になる訳だなぁ。…あ、そういう事か、この“こもる系”の音の文字って、“そういう文字”なんだ!
 「「今日のサカーファはアラブ音楽です。まず、イスラームの教義に於ける音楽の位置付けを説明します。イスラームに於いては謡い踊る事を含めた世俗的芸術としての音楽の是非が議論されて来ました。これは預言者ムハンマドの言行録、ハディースに良否いずれの記述も見られる為です。結局、禁止では無いが奨める事は出来無いとする説が有力となっています。これは世俗的芸術としての音楽が、酒や女性等の禁じられた快楽を誘い起こし、信仰の道を阻むと考えられたからです。イスラーム復興を目指すグループの中には、イスラームの名の下に、人々にポップス等の世俗的な音楽を禁止する勢力も存在します。他方、音楽はアラブ世界で古くから日常的に楽しまれてきたという経緯があります。実際、大半がムスリムであるアラブの人々は、音楽をとても好み、楽しんでいます」」…2ちゃんねるはイスラム情勢板(タリ板)の「日本人ムスリムがこたえます2」スレッド(既にDAT落ち)でも触れられていた話題。その時の回答とはまた異なる側面も含めて解説しています。「「アラブ音楽の最大の特徴は、微分音の存在です。西洋音楽では一般に1オクターブを12等分割しますが、アラブ音楽は1/4音,3/4音等、半音の間を更に細かく分ける事で、事実上1オクターブを24等分割します。例えばマカームと呼ばれる旋法体系は、アラブ音楽独特の魅力を醸し出す微妙な旋律を生み出します。アラブ音楽の特徴は、他にも豊かなリズム体系等が挙げられます」」…素晴らしい、民俗音楽学にまで踏み込んだ解説をするとは流石、大学の講座です。加藤の民俗音楽学の師は中国やタイ等、アジア地域が専門であったし、学友にフォルクローレ演奏家もいましたが、これにしても南米音楽。アラビア地域の音楽に通ずる先生はいなかったので、全くの門外漢であったので、この解説はとても嬉しいです。
 「「ここでレバノン、及びアラブ世界に於ける、一流声楽家の一人と言われる、スマイヤ=バアルバキーさんの曲を紹介します。ベイルート出身の彼女は、レバノン国立高等音楽院でオリエンタル声楽を学び、主席で学位を取得しました。世界各地でコンサート活動を行い、2002年にはレバノンの芸術団と共に来日し、全国28都市で、その豊かな歌声を披露しました。レバノンの首都、ベイルートにある、スマイヤさんの自宅でのインタヴューをご覧下さい。彼女はとてもチャーミングな女性です。」」…سمية بعلبكي。残念ながら、これまでの音楽家諸氏とは異なり、オフィシャルサイトは見付かりませんでした。
 

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貯まる豚の貯金箱(謎) (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月24日(月)00時39分20秒
   
 さて、先日、漸く書店に注文しておいた本講座のテキスト『初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(鷲見 朗子財団法人 放送大学教育振興会日本放送出版協会)が届きました。3100円(税別)と、少々高めですが、アラビア語ちゃんねるの管理人、さーひぶ。氏も書いている通り、この内容ならば納得です。むしろこれで3000円は安いかも。
 放送がそうであるように、このテキストも、これまでの亜語教則本の良い処だけをうまく料理して膨らませた感があります。加藤は、語学本のバイブル的存在であり且つ代名詞にもなっているエクスプレスシリーズ(白水社)が肌に合わなかっただけに、尚更、このテキストに対する評価は高くしたい処です。多くの人がエクスプレスシリーズを以って諸外国語に触れ、学習し、評価をしているのですから、エクスプレスシリーズは良い本であろう事は認めます。ただ、“勉強嫌い”な加藤には、復習を前提とした作りをし、それをしないとどんどん先に進み、訳が判らなくなっていく構成のエクスプレスシリーズは抵抗を感じていたのです。まぁ、単に加藤がダメなヤツであるだけなのですがね。(苦笑)
 アリフバーを覚えることすら途中で放り出して、気が付いたら読めるようになっていたという私の場合、ガシガシ勉強するタイプでは無いので、“ながら”で触れて、自然と身に付くに任せるのが合っているようで、いかにそれを楽しんで触れていけるかが肝腎となります。そういう意味で本テキストはNHKのテキスト同様、コラムを多めにし、いかに関心を引き付け、且つ、それを続けさせるかを重視しているので、私好みだったのです。
 とは言え、大学の教科書ですから内容はしっかりしているし、非常に厚みもあって濃いです。その上で全てにシャクルを振ってあるので初心者に対するフォローも万全。またカリグラフへの対応も、上記のような関心を引き付ける形で、これまでの教則本に対して比較的多く盛り込んであって、これならばアリフバーをマスターした人も、次の様々な書体や看板の文字の読解に挑戦するという窓口が出来ています。
 

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記者は自らのダイイングメッセージを取材相手に託す  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月24日(月)02時56分41秒
   
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第435話「探偵団に注目取材 (前編)
 「「勝利,正直,証拠に衝撃! 最高目指して果てない衝動! 探偵団に取材の依頼、事件の注文期待してたら、思わぬ事件に大発展!」
 「「お待たせしました」「お忙しいとこ、すみません。僕は、…こういう者ですが…」「1年B組担任、小林 澄子と申します。フリーのライターさんですか」「ああ、はい、そうです。最近じゃ女性雑誌で、それなりに名が売れて来た方だと思っていたんですけど…、思い過ごしだったみたいですね…」「あ、いえ、私、雑誌とか余り読まないもので…、すみません…!」「ああ気にしないで下さい。何とも思ってませんから」「それで、その…私に何のご用でしょうか? いじめ問題とか取材なさりたいのでしたら…私のクラスは、そんなのありませんけど!」「いやいや、そうで無く、僕が取材したいのは…あなたのクラスの少年探偵団なんです」「ええ? 少年探偵団って、小嶋君達がやってる、あれですか?」「ええ。その子ども達の活躍の噂を耳にしまして」「でもあれは、あの子達が勝手に“少年探偵団”と言っているだけで、あはは…、実際にやっている事は、猫探しとかだったり…」「でも警察の方達が言ってましたよ。殺人事件とかにも、よく貢献してるって。特に、江戸川 コナンって男の子が」「ぇぇ!? …コナン君が…。そうなんだ…」」…いじめなんか無いとか言いながら、生徒を知らない教師。まぁ、所詮は世の中、こんなもの。事があってからガタガタ騒ぐのが世の常。「「で、今回のタイトルは、“21世紀に蘇る少年探偵団”。注目を集める事、間違い無しですよ」「はぁ…と言われましても…」」…いや? 結構色々な“少年探偵団”はいるみたいよ? 警察とほぼ同等の権限を持つ、どこかのQクラスの連中もちょっと前までいましたし。(笑)
 「「おい! ひょっとしたら、特番組まれてるんじゃねーのか?」「だったら、きっと美人女子アナも来てますねぇ!」」…おいおい光彦、何だよ、そのオヤジな発言は。(^^;;;; 「「じゃあ歩美、水無 怜奈さんがいい!」「僕もです!」「(!?)」」…そう言えばそんな伏線が残された侭になっていました…。「「来る訳無いわよね。彼女は今、病院のベッドにいるんだもの」「ああ。あの黒尽くめの仲間のアナウンサー。まだ意識が戻らねーらしいぜ」「ねぇ…。まさかこの取材、彼らの…!?」「それはねーよ。子ども5人も自分の家に入れてはどう考えても目立つ。誰かに見られて手掛りを残すようなマネを、わざわざ奴らがするとは考え難い。誰にも悟られずに事を起すのが奴らの手口なんだろ?」「ぇぇ、そうね…」「…それに、オレや灰原をどうにかしたいんなら、大人は呼ばねー筈だしな」」…先日、知人と話していたのですが、何で黒尽くめの連中はAPTX4869を使って生徒に成済まして忍び込もうとしないのだろう? わざわざ保健医やら担任やらになって間接的に接触せずに、転校生にでもなって入ってくれば容易に始末出来そうなものなのに、と、思うのですがね。
 「「ここ…?」「…そ、そうみたいね」「豪邸じゃ無く…」「…ただのアパートじゃねーかよ…」」…いや、ライターさんってそんなものよ。それに雑誌社なんて、言っちゃあ何ですけど小汚いモノよ? 某D新聞社もそうだし、某I社に行った時は凄い有様だったものなぁ。某A新聞社のサロンは、まぁ、喫茶店みたいな感じでもありましたけど。
 「「あれ? 留守なのかしら?」「いや、今日の朝刊が刺さった侭だから、まだ寝てるんじゃ…」「おぉ? 鍵掛かってねーぞ? …うわああっ!!」「す、杉森さんっ!?」「だめだ先生、入っちゃっ!!」「彼と面識のある先生の髪の毛が、万が一この部屋の中に落ちたりしたら、…疑われかねないでしょ!?」「……」「とにかく、先生は救急車と警察を呼んで下さいっ!」「子どもじゃ、いたずらって思われちまうかもしれねーからな」「ええっ…、ええ…」「いや! 救急車は必要ねぇ。身体が完全に硬直しきってる。死後半日は経ってるぜ」「…こ、硬直…!? 死後半日…!?」「(……こいつはひょっとすると…)」「何してるのッ!? 急いでッ!!」「…ああっ…はい!」」…取材を以って初めて彼らの活躍を知った担任教師は、いきなりその場で彼らの探偵振りを見せつけられる。これほどのショックがあろうか?
 「「んんっ!」「…わぁってるよぉ…。(言われて演るのって何か恥かしいなー…)…あれれー? 杉森さんの腰の処に面白い鍵が付いてるー! ほら、金色のお馬さんが付いてるよ? きっとその人、動物好きだったんだねー。(……〜〜)」「ふふふ…」「(おいっ!)」「…あら失礼」」…灰原の珍しくも可愛らしい笑顔。貴重です。
 「「おおい、コナン!」「ん?」「何なんだよ、さっきの、“あれれー?”ってのはよぉ」「あんな態度をとるから、僕達子どもが大人に馬鹿にされるんですよ」「可愛いけど、ちょっと甘えん坊さん過ぎるかも」「そうだぞコナン」「やめて下さいよ? そういうの勝手にやるのは」「(…ぉ、おいっ…!)」「……」「(しっかし……どーにもこーにも……ふっ…やりにくいったらねーなぁ…)」」…ある意味、超難事件。(笑)
 

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空の色 心の色(←恥かしいコピー禁止!)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月24日(月)04時22分24秒
   
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第4話「その ネオ・ヴェネツィア色の心は…」
 「「郵便局の連中も、いい機会だから、たまにゃ休めっつうんだけど…。これは仕事っつうより、おっちゃんの楽しみだかんなぁ、何ていうか、休むのが勿体ぇ無くってよ? あ、いや、無理ならいいんだ。すまなかったな」」…仕事が趣味。否定的な考えを持つ人もいますが、自身、仕事は趣味の中にあるみたいなものなので、こういう生き方は好きです。
 「「灯里ちゃん?」「ん? はい?」「たまには、自主練習の代りに、いつもとは違う人に指導して貰うっていうのも、いいんじゃないかしら?」「ぇ?」「例えば…郵便屋さんとか」「ほへ? …あ、そうか、お客さんじゃ無くて、指導員として練習に付き合って貰えば…!」「成程ぉ、嬢ちゃんは練習が出来て、おっちゃんは郵便の集配が出来て、一石二鳥っつう訳だ。ハハハ…」」…タダになるし。(笑)
 「「あの…そう言えば私、おじさんの本名知らない…!」「ああ、ひょっとして、長老が良く話してるウンディーネさんですね?」「長老?」「さ、どうぞ、中へ」」…む。前々回の事がありますし、すると、この人はもしかして…? ところでこの世界の郵便マークって「〒」なんですな。でも“逓信省”では無く“手紙”の「テ」の字なのでしょう、きっと。
 「「ん、始まるな。朝の体操だよ。おっちゃん達の仕事は体力勝負だかんなぁ」」…ますます地球の日本臭い。(^^;;;
 「「いつ見ても素晴らしい早業です!」「嬢ちゃんも、やってみっかい?」「え! いいんですか!?」「…あれ、行ってみっか」「ハイ!」」…ミニゲーム。(笑) 「「…むむむ〜…とぉー、ていっ! …よぉ〜…はう! ああああーっ!」「よおっと!」「す、す、す、すみません!」「でぇじょうぶ、でぇじょうぶ」」…おっちゃん、プロだ。(^^;;
 「「あれ? アリア社長?」…「ばーいにゃー」「…ぁ、ぁ、ぁ…」「どうしました? 社長?」」…アリア社長も美少年好きですか。(違) さておき、この空くんのポーズの一つ々々、ショタ萌え属性を判ってるなぁ、という感じです。特に座っている各ポーズに萌え!(笑)
 「「空くんにとって、それが精一杯のお祝いなんでしょうね」「ええ…」……「先生…」「空くん! 手紙、ありがとう! とっても嬉しかった! お返事書くから…!」「…おめでとう、先生! 元気でね! さようなら!」」…ゴンドラの行く先は別れ。
 「「この町の連中は、未だに手紙に拘ってっからなぁ。わざわざ面倒な事をやりたがるんだよ。全く不便でなんねぇ」「うふふ、本当ですね。どうしてでしょう」「たぶん、あんまり急ぐと、心が追っ付けねぇからじゃねぇかなぁ? 手紙ってやつは受け取った時は嬉しくて、開ける時は宝箱みてぇでよ。心が子どもみてぇにはしゃぐんだ。でもって、中に入ってるのが手紙という形をした、相手の“心”なんだよなぁ」「……」「そいつぁ内容によっちゃあ、宝物にもなりやがる。一生、手で触れる事の出来る、“心”っていう宝物になぁ…」「…手で触れる事の出来る“心”…」「…それによ、手紙は時間とか場所を飛び越えて、書いた人を連れて来る事も出来るんだからなぁ」「………」」…世知辛い今だからこその、そして郵便時事の喧騒ある昨今だからこその。
 「「姉ちゃんも、ネオ・ヴェネツィア色に染まったなぁ」」…副題はそういう意味でしたか。“恥かしいセリフ”だなんてつっこむのは野暮。
 「「嬢ちゃんへ。昨日はありがとう。郵便屋のおっちゃんより」━━「うふふ…。郵便屋さんの言った通りだ。手紙は、書いた人を連れて来るんですね…」━━藍ちゃん、その手紙は短い文章だけど、古惚けたインクが暖かくて、ちょっぴり郵便屋さんの煙草の臭いがしました。━━灯里さん、宝物が一つ増えたね。手紙かぁ…。そう言えば書いた事無いよ。今度書いてみようかな。そしたら私も、ネオ・ヴェネツィア色に近付けるかなぁ…。」…交す手紙の数だけの人間のドラマに触れるおっちゃん。
 

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史上最大の医者 (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月25日(火)03時05分45秒
   
 2006年4月24。
 【2006年4月23日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 281通、1113.21KB。
          (▽120.5▽ 461.00)
 日本語スパムメール  19通、 202.16KB。
          (▽ 4.5▽ 41.80)
 
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 「「『ブラック・ジャック21』!! ブラック・ジャックの命を狙う謎の組織。今、世界を揺るがす巨大な陰謀が動き出した!」「ちぇんちぇーいぃぃぃっ………!」」…前回のラスト、ピノコの悲鳴。このドラマチックな導入部が、パーカシッブなOPのイントロとマッチしています。
 「全ては1本の留守番電話から始まった…! 父、間 影三から入った21年振りの連絡。それは、火傷を負った今の妻の顔を整形して欲しいという依頼だった。父は21年前、不発弾事故の直後に、瀕死の重傷を負った私と母を捨てた男。母の顔に似せた整形手術が、父に対するせめてもの復讐のつもりだった。その直後…━━ドガーンッッッ!」「悲しみのピノコ 手塚治虫 原作「ピノコ再び」」…原作第16話(1974年3月作品)。加藤の予想、完全にハズレ。…って、ハァ!? どこをどうしたら、あの展開からこの話になるのっ!? 全く想像が付かないです。
 「「あの…刑事さん…」「何だ!? 今忙しいッ!」「………」「何ッ!?」」…誰だろう、この人。「「…!? …旦那、どうしやした? ひょっとして先生の遺体が…? 旦那…?」「何でも無いッ! あっち行ってろッ!」「………」」…成程、“山手線の哲”ことマスターと、友引警部の因縁をそのままに、二人の間に関係を引っ張っていますね。
 「「…遺品が見付かったよ…」「……!!」「遺品っ!?」「間違い無い…。ブラック・ジャックは死んじまった…!」」…何やら色々と伏線に噛んでくると思われるキャラが次々と。
 「「ちぇんちぇいは生きてゆ! ちぇんちぇいは生きてゆ!」「あれから5日も経つのに、ピノコちゃん、頑張ってるよね…」「でも、ご飯もろくに食べて無いし、夜もちゃんと寝て無いんでしょ? …このままじゃ、ピノコちゃんは、ブラック・ジャック先生みたいに死んじゃうわよ…!」」…成程々々、それで「ピノコ再び」に繋がると。
 「「そうかい…。あの子はまだそんな事を…。…おい、哲! 例の話どうした?」「例の話?」「モグリの先生の、遺言みてぇなもんじゃねぇか。先に進めるべきだぜ…?」「…そうですけどねぇ…」━━「ピノコちゃんを養女に出すってっ!?」「私と一緒に暮してても、いい事は一つも無いですよ。もっと、ピノコを構ってくれるうちの方がいいんです」」…ふむふむ、哲との因縁や「ピノコ再び」への流れは矢張りそういう形になりましたか。それはそうと、写楽。そういう時こそ探知機を使いなさいよ。
 「「…俺です。どうやら間違い無く、ブラック・ジャックは死んだようですねぇ」「お前の目で確認したのか?」「いえ、そうじゃ無いですが…」「だったら監視を続けろッ! ブラック・ジャックの死体が出て来る迄、気を抜くんじゃ無いっ!」「判りました」「特に! 18歳の幼稚園児からは目を離すな。ブラック・ジャックがもし生きていたら、最初に接触するのは、あの娘だ!」」…18歳の幼稚園児って…。印象としてはどことなく『プルートゥ』(手塚 治虫,浦沢 直樹,手塚 眞,小学館)の雰囲気が。
 「「……判った! はっきり言おう! お前さんがここにいると邪魔なんだっ!」「…でもピノコにはやゆ事が…」「ブラック・ジャック先生は死んだ! もういい加減に諦めるんだ! こっちの迷惑を考えろ!」「そう…、迷惑なの…。…ピノコがいない方がいいんだね…」「…ぁぁ、佐伯先生ですか。あ、納得しました。ええ、それじゃ…」「(納得なんてちてない。でも、しょうがないんだ…!)」」…原作のBJのセリフをマスターに言わせる流れで来ましたか。物凄い原作を大幅にリアレンジした展開に構成されていますが、原作モティーフを残している辺りは流石。賛否両論は確実にあるでしょうが…、原作モティーフを残した上で、全く異なる大きな伏線を作っている辺りを加藤は評価したいです。ただ、こんな展開で、どこまでスタミナが持つのかが不安です。
 中間CFアイキャッチ…主人公はピノコ。否、やっぱりBJ。(何)
 

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史上最大の医者 (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月25日(火)03時06分52秒
   
 「「…よぉ、ユーレイ。元気か?」「お蔭様でね」「お前さんに言われた通り、死んだって事にしたが、哲ぐらいには、ほんとの事話したらどうなんだ?」「いや、だめだ! 付狙われているのは私だけじゃ無く、どうやらピノコやマスターにも及んでいるようなんだ」「あのピノコって子は安心だろ。その為に養女へ出したんだから」「そうでも無いみたいだったぜ?」「ちっ! こんな七面倒臭ぇ事やめて、こっちに出頭しちまえよ! そうすりゃ、安全に保護してやるぜ」「フ…、その手には乗らないよ」「ちっ! 牢屋にブチ込むチャンスだと思ったんだがなァ…。…だが用心しろよ。まだよく判らんが、お前さんを付狙ってるのは、日本の警察じゃどうにもならんぐらい、でかい組織らしいぜ?」「それだけ教えて貰えれば十分だ」「で、この間 影三ってのはお前とどういう関係なんだ?」「何でも無い、赤の他人さ。それより、あんたもこれ以上深入りしない方がいい。…長生きしたいだろ」ガチャン」…30分後には黒尽くめの組織のアニメ。この時間帯の日テレはそういうモノになったのか?
 「「(どうやら、応急処置の時に二次感染して、肝膿瘍を引き起こしてしまったようだな…)」」…これがピノコ再会手術との伏線になる訳ですね。「「(それにしても、あの爆弾で私を消そうとするなんて…)」」…あんたはゴルゴですか!!
 「「…ん…、あんた達は…」「ああ、久し振りだね、先生」「あんた達が、私の事を…?」「いや。助けたのは、あの三日月のシャチですよ!」「…ぇ? …トリトン!? (…そうか…! あのトリトンが…! …10年前の恩返しか。相変わらず義理堅いヤツだ)」」…トリトンキター! ここまで伏線を引っ張って来たとは、拍手! そうか、冒頭のあの男、どこかで見た覚えがと思ったら…!
 「「(…21年前の爆発は事故じゃ無かったんだ…! 一体、誰が何の目的で…!? …父との再会。そして同じ形の爆弾。偶然にしては出来過ぎてる! きっと、父が何らかの形で関わっているに違いない!)」」…そしてそれが、今度こそ、原作231話「復しゅうこそわが命」(1979年1月作品)に繋がるんですね。
 「「…? おかしいな。何でもきちんと整理してあった資料なのに、私に関するものが全て抜き取られてる…! …ん? ……、…若い頃の本間先生。そしてノーベル医学賞を取ったクロイツェル博士。他は…、…!? …何で父が…、本間先生と一緒にいるんだ!?」」…本シリーズのテーマかな。クロイツェル博士って何者?
 「「(…何!? …あの子は…!? …どうやら追ってるのは…俺だけじゃ無いらしい…!)」」…ピノコの話繋がりで、こういう展開は今後、原作104話「ピノコ西へいく」(1976年1月作品)にも使われていきそうです。
 「「ちぇんちぇいを逮捕するならピノコもらよーっ!? ピノコは…無免許ナースなんだかやっ!」」…ピノコピノコナース、生麦生米…(ry
 「「…本当に一緒に行くのか? ピノコ」「…? …もちろんよのさ! だってピノコはちぇんちぇいのオクタンなんらから!」「(…僅かな手掛りだが、一つ々々、あたっていくさ!)」」…そうか、OPのBJの姿はこれだったんだ。
 次回予告、「北欧の黒い天使」「「『ブラック・ジャック21』手掛りは1枚の写真だけ。謎の組織の陰謀を暴く為、世界中を巡る旅が始まった!」「悪魔ぁ!?」「クロイツェル博士です」「あの子のお母さん、クロイツェル博士で手術して貰うんだって!」「あなたがクロイツェル博士になって…」「バカな!?」「見付けたわ…」「それであなた達が派閥争いに勝てるんだ…? ━━『ブラック・ジャック21』、ネクストカルテ、「北欧の黒い天使」」「天使さん、ママを助けて…」」…何の話!? 今回が今回だし、原作モティーフがあって、それを元にリアレンジしているのでしょうけれど…、悪魔だの天使だのという話となると考えられるのは原作第139話「魔女裁判」(1976年9月作品)なのですが、…前シリーズ終盤で続いた公害問題を扱った作品。ただ、本作が異色なのは、それに畸形児や宗教を絡めた、極めて問題作とされる事。その為か、文庫シリーズには未収録。
 写楽をさがせ!…違和感の無い中学生だな。(^^;;;;
 総評。原作厨は観るのをやめた方が良い。原作を知りつつ、それをベースに全く違う物語を作るとどうなるのかを楽しみたい人にはお薦めです。文中にも書いたように、これはBJ版『プルートゥ』です。ただ、『プルートゥ』が原作を一旦全く忘れた上で描いているにも関わらず傑作と称されるのに対して、『BJ21』がそこまで作り込めているかと言うとかなり微妙。厳しい事を言うようですが、この方向性は賛否が激しいでしょうし、原作厨は確実に離れます。こと、原作厨にはアンチ手塚 眞氏も少なくないので、彼の手によって改変された本作を評価する声は極めて激しいものとなるのは想像に難くありません。加藤は、原作から離れる事には吝かではありませんが、諸医療問題を30年も前にほぼ網羅していた『BJ』をその視点で評価しているだけに、その要素が希薄になりそうな気がするのはちょっと不安です。また、『プルートゥ』の浦沢 直樹氏繋がりで『MONSTER』(浦沢 直樹,小学館)を彷彿させるのも難です。『MONSTER』がまた怪作であっただけに、その比較は免れません。
 

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その心は丸い東都環状線とビックピーカン  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月26日(水)02時42分22秒
   
 2006年4月25。
 【2006年4月24日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 281通、1644.97KB。
          (▲154 ▲ 531.76)
 日本語スパムメール  36通、 265.76KB。
          (▲ 17 ▲ 63.60)
 
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第436話「探偵団に注目取材 (後編)
 「「勝利,正直,証拠に衝撃! 最高目指して果てない衝動! 取材先でのビッグ事件! 探偵団が一致団結! 刑事顔負けの推理だ!」」…いつになくゴロの悪いコピー。で、これは先生の前で出娑婆れないコナンの代りに探偵団が活躍する回と解釈して了解?
 「「ルス、4ケンデス。ピー…「あ、杉森君? 私、晴華。夕べは私、呑み過ぎちゃったみたいで、ゴメン。もう怒って無いから。あなたが全然部屋に連れてってくれないから、私の他に女がいるんじゃないかと思って。じゃ、これ聴いたら連絡頂戴ね」…コゼン11ジ25フン、キンヨウビデス」「警部、バックにテレビの音が聴こえていましたね」「ああ。こりゃ、日売テレビ、昼11時からの、『めいいっぱいテレビ』だな」「4月21日と云うと、昨日ですから、テレビ局に訊けば、これが何時頃にオンエアされていたか判りますね」」…目暮警部、聴いただけでどこの局の何という番組か判るなんて、テレビ番組に詳しいですな。警視庁捜査一課は相当に暇らしい。(笑)
 「「これ、先生の声ですよねぇ?」「え…ええ…」「ええ! じゃあ先生が犯人かもしれねぇのかよっ!?」「ええ!?」「それは無いわ。もしも先生が犯人なら、無理矢理部屋に入って、遺体に駆け寄ってた筈だもの。その方が後で警察に調べられた時、自分の髪の毛や指紋なんかが見付かったとしても、うまく誤魔化せるしね」「おい、おめーも少しは抑えろよ…!」「あ、ごめん…」」…灰原、五十歩百歩でヤブヘビ。
 「「な、変だよな?」「変ですよ」「ん? どうしたのかね?」「2番目の留守電の━━」「車内放送がおかしいんですよ」「いつもは、“お降りの際、足元にご注意下さい”って言うのに…」━━「お降りの際は足元にご注意。」━━「確かに“ご注意”で止まってますねぇ」」…劇場版で探偵団3人組が日常的に東都環状線を使っているという流れがこんな処に。
 「「東都環状線って、1周1時間で、午前11時から午後5時まで、平日は発着時間全部同じだったと思うよ?」」…モデルはJR山手線。実際に鉄道に乗る訳では無いですが、こういうのもトラベルミステリーのバリエーションと呼べるかな。
 「「1時間ちょっとだよ!」「違いますよ、丁度1時間です!」「何だと!?」「どうしたんだい、2人とも?」「東都環状線を1周する時間」「その事で、2人が揉めているのよ」「俺、前に母ちゃんと家に帰る途中で、2人で寝ちまってよぉ。乗換えるのに面倒臭くて、そのまま1周したんだけど、家に着くのが、1時間ちょっと遅かったぜ?」「でも、時刻表じゃ1時間だったと思いますよっ!?」「ああ、内回りと外回りで微妙に違うけど、だいたい1時間だよ」「そう言えば、例の花粉症の車掌がアナウンスしていた奥穂駅って、内回りでも外回りでも、30分は掛かるわよね?」「「あ、ああ。奥穂駅はここの真反対だからねぇ」「その車掌さんが環状線を1周する前の昼過ぎに降りたんなら、乗ったのは早くても、午前11時過ぎだよね?」「そ、そうだなぁ」「だ…だから…?」「…ねぇねぇ、もしかして、電車の中から電話掛けたっていう桧垣さんって、そのアナウンスを録音してて、それを流しながら電話したんじゃ無いかなぁ…?」「な、成程ぉ! そうすれば、まるで電車から掛けたように見えますね」「それは無いと思うよ? その車掌さん、昨日から急に花粉症になったって言ってたし、車掌さんが11時過ぎに乗ったんなら、そのアナウンスを録音出来るのも11時過ぎから。桧垣さんの留守電は11時27分だから、ここから30分以上掛かる奥穂駅近くの電車の車内放送を…録れるのは…」「ここへ来て杉森さんを殺害した後で留守電ボタンを……無理だな。桧垣さんはシロか」「ええ」」…ふむ、トラベルの無いトラベルミステリー。しかもクロでは無く、シロを探していく展開。なかなか面白いです。
 「「でもよぉ、晴華っていう姉ちゃんの留守電のテレビの音なら、この部屋にいれば簡単に入れられるよな?」「そうかぁ! あのテレビを利用したんですね! 犯行後に、留守電ボタンを押し、テレビの音をバックにここに電話すれば…」「あたかも別の場所から掛けたように見えるわね」「となると、怪しいのは晴華さん」「…あれ!? 外で人が騒いでる!」「確かに! …ん? …早く渡んなきゃ!」「また長いぞ?」「これって、もしかして」カンカンカン…「踏切…?」「そう言えば、さっき留守電を聴く前にも鳴ってたね。2分以上も閉まってるみたいだよ? この踏切。それと、さっき時刻表をケータイで調べたら、午前11時24分頃も、ここを電車が通るみたい」「晴華さんのメッセージが留守電に入っていた時間は、午前11時25分」「小林先生の証言によると、犯行時刻は午前11時22分から25分までの3分間。晴華さんだとすると、ここへ来て杉森さんの隙を見てカメラの三脚で撲殺、留守電のボタンを押し部屋から立ち去るだけで、ほぼ時間を使ってしまいますねぇ…」「コナン君達の言う通り、テレビの音をバックに留守電のメッセージを入れたのなら、この部屋か、この近辺からじゃないと。踏切の音、それが入っていないと云う事は…メッセージをいれたのは、ここからかなり離れた場所という事になる」「晴華さんの犯行は不可能になりますね」
 「「1年ズレてたら…?」「あのー…、やっぱりこの役は元太君が…」」…御意。(^^;;;
 「「そうか! 1年前だ! あの録音メッセージなら、1年前の4月22日にも録れますよ! 編集長は、何年の4月22日だとは言っていません。電話の内容も、何の記事の依頼かは伏せています!」「成程。録ったそのテープを1年後の昨日、犯行後にこの留守電にこのメッセージとして録れたという訳か、アリバイを作る為に」「あ、あのぅ…、何でそうなっちゃうんですか? 本当にそれは昨日、会社から…」「先生? 花粉症の時って、あんまり外にお出かけしたくないよね?」「ええ」「そう言えば編集長って奴も花粉症なんだよな?」「ええ。昨日は1日、風邪だ風邪だと言ってたけど…」「風邪だと思っていたんなら、尚更こういう言葉は出てこんだろ。“編集長、今日本当にナイターに行くんですか”、“大丈夫、今日は東都ドームだから”…。ナイターに行く気、満々のようだったな」「編集長はバリバリのプロ野球ファンだから、風邪を引いたって行きますよ。昨日行ったかどうかは、知りませんけどね」「でもさぁ、最初に木刑事が電話で編集長と話した時、言ってたよ? “今日は東都ドームじゃないから心配だ”ってね」「それは、編集長が間違えていたんじゃ…」「じゃあ、心配って天気の事かしら?」「あ、ああ。今日の天気のようだと、屋根が無いと、中止になるかも、しれないだろ?」「じゃあ、留守電の“大丈夫。今日は東都ドームだから”っていうのは?」「それも、天気の事で…」「でもよぉ、昨日は1日中ピーカンだったぜ?」「!!」」…そうか、前編での元太のセリフはここに帰結するのか!
 「「ねぇ、あなた達。ちょっと訊きたいんだけど…」「(そら来た!)」「(……!)」「…江戸川 乱歩って、知ってる?」「はい」「明智 小五郎や二十面相が出て来るやつだろ?」「そう。あなた達まるで、その中に出て来る少年探偵団みたいよ。先生、大ファンで! だから、あなた達にお願いがあるの!」「なぁに?」「どーせ危ない事するなって言うんだろ?」「大丈夫です。考えて行動してますから」「ううん。実は先生も、あなた達の探偵団に入れて欲しいの! ダメかなぁ?」「えーっ!!」「ダメだぞ、大人は!」「トシをわきまえて下さい」「だって私の名前は小林よ。入れない手は無いでしょ?」」…そういうオチかァ! メインキャラがミステリーに登場する人物の名前やそれを捩ったものであったのがここにきてネタとして使われたって処ですか。
 

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砂漠の摩天楼  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月26日(水)03時01分9秒
   
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第4課。
 「「こんにちは、كيف الحال؟ ـ、柳家 花緑です。さ、今日の目玉はですね、摩天楼。摩天楼と言うとニョーヨークですけれども、世界最古の摩天楼は、アラブに、あった!」」…どうも、この前振り、前回といい、トリビア的なものを扱っている感がしますね。
 今日のスキット…「Aأهلا وسهلا. ـBأهلا بكِ! ـ」…テキストに無い個所ですが、そういうシチュエーションでもこの表現が使えるんですねぇ。
 「حسناً. ـ」…これもテキストには無いセリフ。ふぅむ、نعمやحقاً以外の表現として覚えておこう。ニュアンスとしては「いいね!」という感じかな。
 「「ちょっと違うんです。例えば日本語でも、“紅茶、それとも、コーヒー、お願いします”…言えないですよね?」「ちょっと変だよね、そうすると」「そう。“それとも”っていうのは例えば疑問文とかで使うものでしょ? アラビア語でも同じですね。だから、アラビア語で“紅茶、またはコーヒー、お願いします”と言う時の“または”はأوなんです」」…あれ? أوって疑問文で使えなかったっけ? 手元の辞書ではأوは両方で使えると書かれているのですが。
 「لو سمحت! ـこれはね、直訳すると“もしあなたが許したなら”という意味なんです」」…ふむふむ。この表現は知りませんでしたが、أمと一緒にلوを新出単語として扱うのは良い構成かも。「「ほーう…、えらく丁寧ですね。“許してくれたなら、こっちに来て下さい”みたいな感じですか、“私を許してくれるなら”と…。ほぅ」「でも“すみません”もそういう意味ですよね」「あ、“すみません”って謝っているんだもんね」」…عفواًもそうですね。日本語も亜語も意外と謙虚イズム。
 「سكرが語源になっているんですね」「ああ、そっか!」」…駄洒落キター。
 「「凄いねぇ、泥で…あんなに造っちゃうんだねぇ!」「砂漠の摩天楼。日本みたいにね、雨も地震も多い国では考えられないですよね」「ですよね! 颱風が一発来たら、何かえらい事になりそうな…!」「そう、砂漠だから出来る事ですよね」」…いや、ほんと! それこそあちらの人には雨も地震も少ない事がالحمد لله! ـなんでしょうね。
 

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小便小僧…!?  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月27日(木)01時41分15秒
   
 2006年4月26。
 【2006年4月25日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 386通、1586.04KB。
          (▲105 ▽ 58.93)
 日本語スパムメール  28通、 196.38KB。
          (▽ 8 ▽ 69.38)
 
萌え専うぇぶショタ&801板
→「No.10694」スレッド/直接ダウンロード1145991484057.jpg(約23KB)

 
 どういう意図でこういうものを創るのだろう…。
 見ての通り、よくあるフィギュアのようなモノでは無く、彫像と呼ぶに値する大きなサイズの作品です。作者の創作意図を激しく知りたい…。
 

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張り紙  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月28日(金)02時47分5秒
   
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:4」
 「「イッキ」「ん?」「トリックパース、持って来てあげた!」「トリックパース?」「パーツウォウはね、暴風族(ストームライダー)同士の公式戦だから、調べれば過去の記録が残ってるの。これが夜王のテリトリー。東雲東中のトリックパースって訳」「…これ…うちの学校だ…」「パーツウォウは、クラスによって種目が分かれてるの。一番下のFクラスは“ダッシュ”。つまり、かけっこね。今のイッキはここ。仏茶くんのEクラスは“ハードル”」「ハードル…」「つまり、この校舎そのものをハードルに見立てた障害物競走だよ。パーツウォウは本来、挑戦者に不利に出来てるの。必ず相手のテリトリー内で戦うから。いくら学校をよく知ってても、手摺とか、配管とか、そういう“空間の道”。イッキは…全然知らないでしょ? それでも、やるの…?」「………! …見えたぜ!」」…ここまでモデリングしたら、また使わないと勿体無いね。それともテレビゲーム化用の資産?
 「「来たね…」「よう」「チンケなモン、上貼りしてくれたね」」…成程ね。まだエンブレムが無いのでそういう事になりましたか。
 総評。やっぱりスピード感が無いんだよなぁ。演出が悪いのと、イッキ役の鎌苅 健太氏の喋り方がイマイチ(イッキのヘタレさを出す為に意図的なものなのかどうかは判りませんが…)なのとで、どうにも評価が出せません。やっぱり観るのを打切るべきかなぁ…。
 

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ひぐらしってどう鳴くんだっけかな、かな (1/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月28日(金)05時14分9秒
   
 2006年4月27。
 【2006年4月26日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 367通、1529.51KB。
          (▽ 19 ▽ 56.53)
 日本語スパムメール  30通、 254.49KB。
          (▲ 2 ▲ 58.11)
 
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 「し編 其の四 歪」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)…何気にこの傍題も怖さを盛り立てています。漢字1文字って意外と怖いですよね。想像してみて下さい。県庁所在地などでは無く、もし、誰もいない寂れた駅の名前が「津」だったら…?
 「「圭一くん、ご飯食べた?」「…いや…」「アハハ、じゃ良かった。お惣菜とか、持ってきたの。お台所とか貸してくれれば、あっためてあげ…」「ぁ、ぁぁ、有難いんだけどさ…、もう少しで夕飯が出来るみたいなんだよ」「そうなの…?」「うちのお袋ってさ、結構、おかずをいっぱい作るんだよ。だから━━」「本当にお母さん、ご飯作ってくれたの…?」「ぁ、ぃゃ、だから、くれたんじゃなくて、今…」「どうして…?」「ぇ?」「…どうして嘘を付くのかな、かな…」「嘘なんか…」「嘘だよッ!!!!」」…「嘘だ」が来るのは判っている。ある意味で期待さえしている。なのに、この非尋常が怖い。声優が上手過ぎです。「「圭一くんの夕飯、カップラーメンでしょ?」「な…っ!?」「豚骨生姜味。買ったのはセブンスマート…」「なんで…」「でも、それだけじゃダメだよ。ちゃんと野菜も食べなきゃ。だから圭一くん、ここを開けて」ガシャンガシャン…!」…古典ホラーのような展開。でも、それがモンスターでは無く女の子であるのが却って怖い妙。「「…帰ってくれ…!」「…圭一くん、開けてよ…」「頼むから、帰ってくれよ」「圭一くん…」「帰れよ…! …帰゙れ゙ェ──ッ!! ゔがぁ゙! 帰゙れ゙っ! 帰゙れ゙っ!」「痛いよ圭一くん、痛いぃっ!」「帰゙れ゙っ! 帰゙れ゙っ!」「本当に痛いの! 悪ふざけが過ぎたなら謝るよ…!」「帰゙れ゙っ! 帰゙れ゙っ!」「痛いの…ごめんなさい…! ごめんなさい…!」「帰゙れ゙ッ! 帰゙れ゙ェ゙ェ゙ェ゙ッ!!」」…狂気に陥る圭一。ここでこの後の展開は最早確信。
 「「正直、疑ってます」「やっぱり、レナ達が、犯人…!?」「あーいや、そういう意味では無く…、…“オヤシロさま”を、ですよ」「ぇ…?」「“オヤシロさまの祟り”って、本当にあるのかなぁ…、なんてまぁ…。…先日お話した、竜宮 レナの事件」「…ぁぁ、茨城の学校でガラス窓を割った周ったって云う…」「はい。実は被害者がいるんですよ」「ぇ…」「それも、とても親しかった男子生徒3人が、バットで毆られているんですよ」「…バットで…!?」「なのに、学校側も被害者側も告発していないので、事件にはなっていないんです。この辺りがどーうも関係者皆さん口が重い。被害者の1人は、片目に後遺症を残すくらい毆られているにも関わらず、訴えるどころか、語ろうともしない」」…バットがキーワード? 関係があるかどうかは判りませんが、悟史が行方不明になるのはレナが雛見沢に来てからで、その直前に悟史が素振りを始めたのをレナは知っている。つまり、レナはバットに纏わる事件を、自身のも含めて3度、目にしている事になる。それにしても茨城ではお友達グループは男子生徒3人か…。この対比は一体。「「…もしもし…? …前原くん、聞こえてますか?」「…な…に…言ってんだ…?」「…何ですか、前原さん?」「“ごめんなさい”?」「ぇ? 前原さーん、前原さーん、もしもーし…?」「“ごめんなさい”、“ごめんなさい”…」」…すぅっとレナがやって来るのも不気味ですが、雨に打たれる中で無表情に涙を流して謝る姿はもっと怖い。
 

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ひぐらしってどう鳴くんだっけかな、かな (2/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月28日(金)05時15分46秒
   
 「「別に、…誰にも迷惑掛けてないだろ」「掛けてる!」「俺がいつ、誰に迷惑掛けたよォ!?」「それ…! …人のバットだし!」「…転校した生徒の忘れ物だろ。…変わってるよなァ、兄貴だけ転校して、妹は転校しなかったんだろ?」「…知ってたの…!?」「北條 悟史。沙都子の兄貴だろ? 去年“鬼隠し”に遭って消えた。悟史もやってたんだってなァ? 素振り。それも、失踪の直前に。これってさァ、“オヤシロさまの祟り”に遭う前兆って訳なのか?」「…、とにかく! 皆、怖がってるんだよっ! もしもこれが悪ふざけなら、…悟史の真似は真似はやめてっ!」「ッ!! 先に言っとく! 俺は“悟史”の事は何も知らないッ! 皆が隠してたからなッ!!」「…隠してたって…訳じゃ…」「怖がらせたくなかったってのかっ!? それだけが理由で、俺だけ除け者かよっ!?」「ぃゃ、そんなつもりじゃ…!」「ダム現場で、事件が無かったかって、訊いたよなァ? 無いって言ったじゃないか! バラバラ殺人があったのによォッ!? 嘘付き野郎ッ!!」「ごめん…、嘘って訳じゃ…」「仲間ってのは、隠し事なんか無しだろっ!? そうだろっ!? だからお前等は仲間じゃないッ!!」「…け、圭ちゃん…、そんなのって…」「ああ、それに見舞いのおはぎ。アレ、美味かったぜ? …血が出るくらいになァ…! やったのはどっちだ。お前か、レナか」「………」「俺を消そうとしても簡単にはいかないからな! 悟史を消せたように、簡単に消せると思うなよっ!? お前が、殺されたダム工事の現場監督と、何度も取っ組み合いの喧嘩をしてたってのも知ってる! 隠し切れると思ったのかよォッ!?」「…どうして…そんな…事まで…」「…行こうぜ? 授業に遅れると、まずいだろ」「…っ、ぅぅぅ…酷いよ…圭ちゃん…。…そっか…。圭ちゃんに全部バラしたの、あの野郎か…! …あの時殺しとくんだったなー…! 今年で定年だからって、容赦してやった恩も忘れやがって…! ちくしょう、ちくしょう…っ! あの爺ぃ、絶対に殺してやる…ッ!」「…じ、爺ぃって…、…大石さんの…」」…状況に流されて、つい見落としてしまう気になる点があります。魅音はこの時まで、大石が圭一に何を話していたのかは知らなかった。大石と圭一が会い、度々何かを話していたのは知っていたのに、また、レナは圭一の食生活すら具体的に把握していたにも関わらず、その時に大石と話していた内容は魅音に伝わっていません。
 「「…なんで、鉈なんか…。…ぇ!?」「…圭一くん、みーつけた」「…っ!? 何の用だよ!?」「圭一くんと同じ帰り道だよ?」「じゃあ、鉈は何だよ!?」「……」「何だよッ!?」「アーハッハッハッハッ!!」」…どなたかがfj.rec.animationで爬虫類みたいな目だと称していたような気がしましたが、確かに怖い。「「圭一くん、悩んでる事があるんじゃ無いかな。怖いんだよね圭一くん」「…こっ………怖くなんか…っ!」「悟史くんが転校しちゃった時は、ほんとに後悔したんだよ? レナが相談に乗ってあげられればって、すごく後悔した」「転校って、“鬼隠し”の事なんだろっ!? そうだろっ!? …悟史を消したのは誰だよっ!? レナか!? 魅音か!? それとも村の誰かか!? 答えろよっ!!」「何を言ってるのか判らないなぁ」「じゃあ、判るように言ってやる! 連続怪死事件の犯人は誰だッ!?」「圭一くんは勘違いしてるよ」「えっ!?」「人間の犯人なんかいない。全ては“オヤシロさま”が決める事だもの」「“オヤシロさまの祟り”なんて、迷信だっ!」「圭一くんは信じないの? “オヤシロさま”」「信じられる筈、無いだろ、そんなのッ!」「いるよ? “オヤシロさま”。圭一くんさぁ、誰かに謝られた事無い? それもずっと、ずーっと…」「……!!」「レナの処にも来たんだよ、“オヤシロさま”。だからレナは転校して、雛見沢に帰って来たの。圭一くんの相談に乗れるのは私だけ。圭一くんを転校なんかさせないから。さ、話して」「…何…だよ…」「レナが訊いてあげる。助けてあげるから。ね、話して…。…アーハッハッハッハ、イヒヒヒ…」」…少なくとも、この“笑い”が普段のレナの人格と同じものとは思えない。ところで“オヤシロさま”は人間では無いと彼女は言っています。が、神や物ノ怪の類とも言っていない。
 「「なっ、なんか俺に用かよッ!? 次は眉間に、お見舞いするぞ、この野郎ッ!!」「ぬぅん!!」ドカッ!」…効果音が中間アイキャッチとシンクロしていて気持ち悪い。絵的には何ともないものなのに。
 「「…ぅぅ、…痛っ!」「横になってた方がいいと思うな」「…レナ…!」「お医者さんに電話したから、もうすぐ来ると思…」」…家には、まして部屋には入れたくなかった存在。それが今、目の前に。「「レナ、監督には電話した?」「うん。魅ぃちゃんに電話した後、すぐ来るって言ってたよ」「…監督って…何だよ…」「ハハハ、圭ちゃん知らないの? 監督って言ったら監督だよ。圭ちゃん、最近は野球に凝ってるんだよね。監督、それ聞いたら喜ぶと思うなぁ!」「うん!」「だから、監督って…誰だよ…!?」「アハハ、監督は監督さんだよ」「だから誰だよッ!?」「アッハハハ…!」「…お、お前ら…!」」…“監督”と言って心当たりがあるのはダム工事の現場監督だけ。“現場監督”は実は死んでいない? それとも? 或いは別人? ここで整理しておくと、もし彼女達のセリフに虚言が紛れ込んでいないと仮定するならば、レナが電話を掛けたのは魅音と“お医者さん”と“監督”。同一人物がいないという前提で。「「そうだ! 監督が来る前に済ませとくかな? 罰ゲーム」「罰ゲーム…!?」「“おはぎ”の宿題。確か忘れてたよね…?」「…ぇ…? …何の真似だよッ!?」「動かないでね、罰ゲームだから。…フフフ…」「何だよそれッ!? 何の真似だよッ!?」「圭ちゃん、判ってんでしょ?」「何が…ッ、…何が判ってるってッ!?」「フ…」「…!?」━━(富竹の死亡に)薬物を疑いましたが、そういう類の物は検出出来ませんでした」」…もし、針の入ったおはぎは1つだけだったとしたら、それはどういう意味を持っていたのだろう? 無論、他のおはぎに針が入っていたかどうかすら判らなくなっている今となってはどうしようもありませんが。「「ハハハ…観念しなって…」「…やめろっ!! やめろ───ッッッ!!!! …え゙い゙っ!! え゙い゙っ!! …はぁ、はぁ、はぁ…」」…そうだよな、そういう展開だよな、やっぱり。ここまでは前回迄で大抵の人は想像の付く流れ。
 

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ひぐらしってどう鳴くんだっけかな、かな (3/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月28日(金)05時17分44秒
   
 「「大石です、もしもし?」「…ぉ…、大石さん…ですか…」「前原さん? 何か…ありましたか?」「だ…ぇ…その…」「…何があったんです?」「ァー、ァー…アノ、オレ…」「落ち着いて、前原さん。今、近場の警官を行かせます。私も、すぐそっちに行きますから」「…た、たぶん…その…無理です…間に合わな…」━━(雛見沢にボックスは1ヶ所 パトを向かわせました 5分です)━━「落ち着いて、前原さん。今はどういう状況なんです!? …(5分なんて)掛かり過ぎです! 警邏には、何人乗っています!?」「2人!」「雛見沢の駐在所に電話は!?」「定時巡回の時間で、不在です!」「クルマじゃ! クルマを回して下さいっ!」「了解っす!」「…もしもし、前原さん? 今、そこに警官が向かってます。2〜3分で、到着しますから。前原さん、犯人は、誰です!? 何人なんです!?」「…お、俺も、最初は…人間が犯人なんだと、思いまし……ぅぇぅ…、だけど…やっぱり…ゴホッゴホッ…“オヤシロさま”ってのは…いるんだと思います…今…」「前原さん…?」「ぐはっ…ずうっとつけて来るんですよ…走っても走っても走っても走っても、影みたいにぴったりくっ付いて、少しずつ…、少しずつ、俺の背中に、にじり寄って来るんです…っ!」「前原さん、そいつは…今、ひょっとして、前原さんの…」「…後ろに…すぐ…後ろに…」「誰がいるんですっ!?」「…振り向ける訳、無いじゃないですか…っ! 振り向いたら…俺…、ぉ、ぉ…」「怖いのは判りますッ!! でも教えて欲しい! ちょっと、振り返るだけでいいんですッ! 前原さんの後ろに、誰が、誰がいるんですっ!?」「ぐわぁぁぁぁ…ガリガリガリ…」「前原さん、あんた、まさか…喉を引っ掻いたりしては…いないでしょうねっ!?」「ぁ゙ぁ゙ぁ゙…」「もしもしっ!? 前原さんっ!? もしもし!?」「…ご、……ご…な…い…」ツーツー…「…“ごめんなさい”だ……」」…このシーンに限らず、何度となく圭一の背後や頭上からのアングルが繰り返されますが、これが“それ”の視点であるのは想像に難くありません。家の中では魚眼が使われていましたね。そう言えば今回の副題は「歪」。何か気になります。そして何故、圭一は、そしてレナも謝っていたのだろう? 誰に対して…?
 「昭和58年 6月━━獅子骨市、雛見沢で、女子生徒殺人事件が発生。容疑者は前原 圭一。自宅にクラスメートの女子2名、竜宮 レナ,園崎 魅音を呼び寄せ、金属バットで撲殺。容疑者は犯行現場から逃走後、警邏中の警察官に、電話ボックス内で倒れているのを発見されるも、24時間後に、収容先の病院にて死亡。検死の結果、死因は出血性ショック死。自らの爪で、喉を引き裂き、その結果、出血多量で死に至った模様。薬物等の使用は認められず。その後、容疑者の自室から、直筆のメモが発見される。メモはB5の大学ノートを半分に裂いたもの2枚で構成され、壁の時計の裏に貼り付けられていた。そのメモは、元はB5のページに書かれたものを、何者かが真中の数行を削除する為に、破り捨てたのでは無いか推測される。また、時計裏に付着していた、大量の粘着テープ痕から、メモ以外にも、何かが貼り付けられていたのではないかと考えられる。……以下が、そのメモの内容である。“私、前原圭一は命を狙われています。なぜ、誰に命を狙われているのかは分かりません。ただひとつ分かる事は、オヤシロさまの祟りと関係があると言う事です。レナと魅音は犯人の一味。他にも大人が4−5人以上、白いワゴン車を所有。”以下は2枚目。…“どうしてこんな事になったのか、私には分かりません。これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。これを読んだあなた。どうか真相を暴いて下さい。それだけが、私の望みです。前原圭一”」…明らかに削除されているのは直前の場面で圭一が書いていた以下の部分。“レナと魅音は犯人の一味。他にも大人が4−5人以上、白いワゴン車を所有。富竹さんの死は未知の薬物によるもの。証拠の注射器はこれです。”…となると、メモ以外の何かとは、普通に考えれば注射器という事に。誰が何の為に…? 隠匿目的と考えるのは安いですが、だったら何故、わざわざメモを丸ごと捨てずに、真中だけを切るような真似をしたのか。この点に、合点のいく説明が出来無い限り、謎解きは完成しているとは言えない。
 いずれにしても、かくして“鬼し編”は終了。何となく、何があったのか、というか、圭一が最期に何を見ていたのか━━より正確に言うならば、背後から付けて来た“それ”は何であったのか━━、判る気がしないでも無いのですが、証拠が無いので確信が得られません。
 そう言えば、妙な事と言えば、富竹が死んで鷹野が行方不明になったんだよなぁ。なのに、その年に更に3人が、という点に付いては大石はどう捉えているんだろう。
 
 ところで、通勤の電車に揺られる中、キャラが『たんぽぽ 〜EverythingNice〜(苺みるく合名会社スタジオミルク)になっている『ひぐらし』という、すごーくアホなネタを何となく思い付いてしまった。(^^;;;;
 

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当てるも八卦、出任せも八卦 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月29日(土)01時15分45秒D

 
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第四話「ウラナイ」
 「「弁当の事、誤解してんならそれは違うから。ちょっとしたアレがアレで…。この間、俺を助ける為に百目鬼が怪我して、そのお詫びっつーかカタっつーか何つーかで、弁当作る約束したなんて、ひまわりちゃんには絶対に知られたくないっっ!」」…そこにBLっぽさを感じてしまう自分は腐男子…。
 「「でもそれは太陽宮だけ見た場合でしょ?」「…太陽?」「月がどこにあるとか金星はどこかとか、ちゃんとホロスコープ作って見なきゃ、相性は判らないわよ」」…聞く処によるとMichel de Nostredame(ミッシェル=ド=ノストラダムス)によるの運命計算図は、コンピューターで計算しなければならない程の複雑なものであったとか。
 「「何億っている人間を、たかだか十個くらいのパターンに分けるってのは、そもそも無理があるし…」」…♪人間の性格がたった4種類に分類される訳無いけど━━『血液型別ハンバーガーショップ』(嘉門 達夫)にもそんなくだりがありますね。
 「「侑子さんなら自分で…!」「自分の事を自分で占うのは、タブーの一つなのよ。勝手に見えたりするのはともかくね。…予言とかはそう云う事が多いわね」「予言と占いって違うんですか?」「正確にはね…」」…占いは理論があったり、道具を以ってその乱数結果(これを乱数と呼ぶのが正しいかどうかは難しいですが、サイコロの目やコンピューターの乱数の出も運命の一つとか、神の意思であるだとも言われているので、誤りであるとも言えない)に基づいて答えを導き出すもの。予言とは五感と同じ枠に含まれるもので、その答えは理屈とは無関係。基本的に占いは状況概念を予見し、予言は状況実態を予見する。故に、多くは占いの結果に対して変化する事もありますが、予言は原則として避ける事の出来無い運命を示すと言えます。
 「「…今夜の天気は…どうかしら?」「天気予報では、このまま晴れると言ってましたね」「…そう…」「侑子…さん…?」「お時間です」「延長なさいますか?」「いいえ。…もう十分よ」」…侑子は彼女の占いがどの程度のものなのかを量りつつ、更に問いを投掛け、それを確信した。
 「「やっぱ凄いですね、占師さんって!」「どこが凄いと思った?」「え、だって、何も見ていないのに、いきなり“あなたのお父さんは亡くなっていませんね”って…」「それ、どっちにも釈れるでしょ?」「ぇ…?」「“あなたのお父さんは亡くなって、既にいませんね”,“あなたのお父さんは亡くなっていませんね”。死んでるとも、まだ生きてるとも、どっちにも釈れるのよ。お父様が亡くなっているってはっきり言ったのは四月一日よ。彼女じゃない」「でも、でも、小さい時から苦労してるでしょって…!」「幼い時にご両親を亡くしている子どもは、殆ど小さい時から苦労してると思うわよ」「……」「自主性もあって独立心も旺盛なんてのは、牡羊座の特徴とされている部分よ。本屋で売ってる、星占いの本にも書いてあるわ」「家事が得意ってのは…!?」「男の子の一人暮しなのに身奇麗にしている。家事を自分でしてないと、そうはいかないわね」「人間関係に、悩んでるんじゃないかって…!」「現代社会に於いて、人間関係に少しも悩まない人なんている?」「……」「誠意を持ってなんて云うのも、対人関係のキホンみたいなもので、特別なアドバイスでも何でも無いわ」「……」「他に悩みはって訊かれた時、四月一日、アヤカシを見る自分の事を考えていたでしょ」「…はい…」「彼女のアドバイス、覚えてる?」「“気の持ちようだ”って」「気の持ちようでアヤカシを見ないようになるなら、とっくになってるでしょ」「……」「…彼女はそんな悩み、想定してなかったのよ。学校での揉め事とか、恋の悩みとか、そんな事だろうとアタリを付けて、一番穏当にああ言ったのね」「って事は、あの占師さんは…」「学問として占いを学んで、占う人もいるわ。それならそれでいいけどね…」」…『勝負師伝説 哲也 ─雀聖と呼ばれた男─(さい ふうめい星野 泰視阿佐田 哲也,講談社)に人の心を読むという麻雀打ちの話が出て来ます。それに対して主人公の哲也はこう言う。━━「「当然そう思ってるであろうことを口に出してるだけさ」
 「「あの…、訊きたい事は、とか、占う事は、とか、訊かないんですか?」「……」「もう判ってるのよ。ここに四月一日が来たって事は、本当に見て欲しい事があるって事だから」「……」「占って欲しい事を正確に読み取る。その占い結果だけを答える。多くも無く、少なくも無く、相手に必要な事を必要なだけ。簡単なようでいて、本当に難しい事なのよ」「それって…侑子さんも前に…?」」…そう言えば、名前は失念しましたが、どこかの占師もそんな事を言っていたのを思い出しました。何でも、本当の占師は何も聞かずとも、その質問すら付き止め、回答すると。曰く、質問をし、そこから回答を導き出すのは人生相談であって占いでは無いのだとか。
 「「ああ、成程。これに連られて来たんやねぇ、うちまで…。…蝶々はな、旅立ちの印、変わる前兆。そっちも変化する筈やねぇ。変化のきっかけは…もうあったねぇ」」…そう来たか! こういう伏線、こういう展開、大好きです!
 「「君尋くん、料理上手なんやから、お酒のアテがええな」「いえーい!」「持って来ました!」」…そう言えば、一つ前の“ニセ占師”の時はその手土産、どこに仕舞ってあったのだろう…。「「でも、いいんですか? そんなもので…」「心を込めて作るご飯のどこが“そんなもん”や」」…彼女は四月一日が“心を込めて作る”事をも占っていた。
 「「あー、もうちょっと教えてくれても良かったのになぁ…。…ひまわりちゃんの事なんか特に…!」「…それはダメ」「えー? あんなに凄い人なのに。見えてるんでしょ…?」「占いわね、占う者と占われる者との間で行われる遣り取りなの。知りたいと思っている者には、占師は答えなくてはならない。己の出来る限り全ての力で、決して疎かにしてはならない。どの職業でもそれは同じ事だけど、目に見えない、カタチに出来無い事だからって嘘を付いたり、出来無い事をさも出来るように振舞うのは、本気の相手にも失礼よ…!」「…!!」「…いいえ、占いは他人が生きる方向,生き筋に関わる事だから、失礼だけでは済まないわね…! だからこそ、本物の占師は、自分の占いに自分の生き筋を賭ける…」「………」」…“ニセ占師”を批難はしていますが、否定はしていない。ただ、それでも、占師をなめるな、とは感じている。意外と中立思考を保てる侑子。
 

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関係無いけど「占」ってハングルっぽいよね  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月29日(土)01時21分49秒
   
 2006年4月28。
 【2006年4月27日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 482通、2045.14KB。
          (▲115 ▲ 515.63)
 日本語スパムメール  29通、 194.80KB。
          (▽ 1 ▽ 59.69)
 
  4月29日(土)01時15分45秒を参照。
 

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出会える系サイト紹介♪  投稿者:無料出会いナビ  投稿日: 4月29日(土)02時56分51秒
  有料サイトを使ってみたけど、なかなか出会えなかったあなたっ!
出会いの極意は質より量です。
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腐敗者を知る  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月30日(日)16時11分57秒
   
 2006年4月29。
 【2006年4月28日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 308通、1311.47KB。
          (▽174 ▽ 733.67)
 日本語スパムメール  30通、 246.87KB。
          (▲ 1 ▲ 52.07)
 
戸塚校長:刑期終え出所 「体罰は教育」と今後も活動(毎日新聞)(29日15時46分)
 
 「厳しい体罰で訓練生4人が死亡した「戸塚ヨットスクール」事件で、傷害致死罪などに問われて実刑が確定、服役していた同スクールの戸塚宏校長(65)が29日、刑期を満了して静岡市葵区の静岡刑務所を出所した。戸塚校長は「体罰は教育」などと改めて独自の教育論を展開。スクールをはじめとする活動に今後もかかわっていくという。29日午前、刑務所正門からスーツ姿で出所した戸塚校長は、少しやつれた様子。支援者が拍手で出迎えると「ありがとう」と笑顔で迎えの車に乗り込んだ。戸塚校長はこの後、静岡市内で開かれた記者会見で「(傷害致死を認定した)裁判所は私のやってきた教育活動を否定している。業務上の過失を問われるなら納得していたが、故意犯とされたので今後争っていく」と、今後、再審請求を検討すると述べた。一方、死亡した4人への心境を問われると、「体罰は教育です」と強調したうえで「4人を悼む気持ちは裁判でさんざん言ってきた。何度言っても反省がないと言われるが冗談じゃない」と語気を強めた。戸塚校長は02年、最高裁決定で懲役6年の実刑が確定して収監され、未決拘置日数を引いた約4年が刑期だった。愛知県美浜町にあるスクールは事件後も運営され、現在は中高校生ら7人の訓練生とコーチ7人で活動している。「戸塚ヨットスクールを支援する会」の会長、石原慎太郎・東京都知事は、出所にあわせて発行された会報で「畏友戸塚宏の社会復帰は子供たちの今日の風潮の是正に強く確かな指針を啓示してくれるものと思う」などとするメッセージを寄せた。
 体罰の是非についてここで論じる気は無いのですが、死なせてしまっては“教育”も下手呉れも無いと思いますね。見せしめだというならば他者への“教育”にはなっているでしょうけれども。
 「悼む気持ち」を言おうが言わまいが、或いは実際にそういう気持ちがあろが無かろうが、被害者にとっては何も変わらない。被害者にとっては、それが正しいとか誤りであるとか、そういうのは最早、論点では無くなる訳で、少なくともその視点から言えば戸塚 宏氏の言動は批難されてもやむをえないでしょう。残念ながら氏がそこに気付いているとは思えません。
 あと一つ。これに付いて氏が否定しないのであれば、私は同意こそしませんが氏の主義主張を理解する事は出来ます。それは、氏は過失である事は認めているようですが、その上で、その過失が罪であるという事も認めている上で成立する話。刑を受けるのは当然でしょうが、その刑の中に、氏自身が命を落とすような体罰的なものが存在したとしても、それを氏自身、現行社会に於ける矯正にあたる“教育”として否定せずに受け入れると言うのであれば、氏の理論は辻褄が合いますし、これに対して異議を唱えるものにはなりません。
 

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71日振り  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月30日(日)16時15分34秒
   
 2006年4月30。
 【2006年4月29日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 333通、1341.00KB。
          (▲ 25 ▲ 29.53)
 韓国語スパムメール  1通、  3.74KB。(71日振り)
 日本語スパムメール  26通、 241.92KB。
          (▽ 4 ▽  4.95)
 
 前回、韓国語スパムが届いたのは2月17日。嘗ては頻繁に届いていたものですが、この日を境にぷっつり無くなり、そして突然、日数にして2ヶ月以上の空白を経て再び。
 

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再開年代記  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月30日(日)16時26分44秒
   
 『ツバサクロニクル(CLAMP講談社NHKNHK教育)
 OP…随分と雰囲気が変わりましたね。バトルの連続がやや単調に観えるのは難あり。
 通算第27話(第2期第1話)「危険なレース
 「「…誰だっ…!?」「小狼…、小狼…」「この声は…!? …うっ!?」「小狼…!」━━「…ゆ、夢…?」」…冒頭から小狼のパジャマ、キタ━━。(いきなり観るのはそこかよ)
 「「小狼の事、起こしてきたよー!」「ご苦労様、モコちゃん。おはよう、小狼くん」」…原作時から思っていたのですが、このサクラの格好ってタツノコプロのデザイン臭いですよね。
 「「めきょっ!」「…てめぇはっ!」「次元の魔女さん」「久し振りね。そっちの2人は前と変わってないようだけど。サクラ姫は随分元気になったみたいね」」…改めて観ると、『XXXHOLiC(CLAMP,講談社,Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)とはキャラクターデザインが異なる事が判ります。
 「「ところで、次元の魔女さん? わざわざ連絡寄越して来るなんて、何か大切な用事でも?」「…ホワイトデーよ」「それってモコナが教えてくれた、あれの事だよね」「そうなの! 侑子の住んでる世界では、バレンタインデーにチョコを貰ったら、お返しをするの!」「それを“ホワイトデー”と呼ぶんだったよね」「うん!」「意味判んねぇぞ…」「前に戴いたフォンダンショコラのお礼は必ずしますから。待っていて下さいね」「期待してるわ」」…前期のその流れ、まだ続いているのね。っつーか、それってつまり、チョコの対価って事?
 「「それより、あなた達って今、どんな処にいるの?」「俺達は今、ピッフルワールドという世界に来ています」「皆でレースに参加する事になったんですよぉ」「レース…!?」」…成程ね。再開するにあたって、どういう始め方をするのか気になっていましたが、これなら再放送から継続して視聴している人も、前期本放送後、半年間のブランクを持つ人も、自然に話に入っていけますね。
 「「お待ちなさい…。……うふっ、わぁ! 見付けましたわ! ヒロインは、あなたですわ!」」…う〜ん、『カードキャプタさくら(CLAMP,講談社,NHK,NHKエンタープライズ21)のイメージが強過ぎて、違和感が…。いや、声だけでは無く、身振りも含めて。
 「「さぁ始まります、ドラゴン・フライです! 今回は豪華商品の為か、参加者数も過去最高ーっ!」」…このバルーンはもしかしてケロちゃん…?
 「「しかし! この予選で上位12位に入らなければ、本選に進む事は出来ませーんっ!」━━「なーんか見た事ある人がいっぱいいるね」「ほ…え…」「…あれはっ!? …っ、竜王……じゃないのか…、この世界では…」「ほーんと、懐かしい顔がいっぱいだよね」」…モブに『ツバサ』型のスターシステムは打って付け。演出としても、作る側としても、新キャラを用意する必要がありません。
 「「矢張り先頭集団は、これまでのレースでも上位に入賞している常連組だァッ! その後を必死で追うのが━━今回、初エントリーの2人、“ツバメ号”と、“黒たん号”だーッ!」━━「何つー名前付けやがったんだ、てめぇっ!」「可愛い名前の方がいいなぁって思ってね」「レースの最中にふざけてんじゃねぇっ!」「それもそうだねー」」…“おっきいワンコ号”じゃ無いだけマシですよ。
 次回予告「「フゥー! 予選を終えた小狼達は、色んな人達に出会うの! あんな人やこんな人、み〜んな知ってる顔ばかり! だけど油断は禁物だよ? だってその中に、レースを邪魔する犯人がいるんだから! 誰が怪しいのかと言うと、それは観てのお楽しみ! 『ツバサ・クロニクル』「三つのバッジ」、次回は黒たん号にドッキドキィ!」」…第何話って言わなくなったのね。
 総評。完全に『HOLiC』と比較してしまいますね。『HOLiC』が参考視聴程度のつもりが予想に反して面白いので本視聴に昇格したのに対して、『ツバサ』はと言うと…。無論、再放送からそのまま繋がっている事もありますし、内容のグレードを突然上げるというのも不自然になるのは確かです。が、前期が、期待していたにも関わらず、そのレベルに達せなかっただけに、第2期である今回は評価は厳しくなります。レースの観客がテクスチャー張付けであるのも手抜きっぽくて印象悪し。
 

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流されず自論を展開すべし  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月30日(日)23時32分11秒
   
しゅういち建設
ネット上のあらゆるロリ風エロがピンチ!18歳未満「に見えたら」児童ポルノ認定

 
 近いうちにfj.rec.animationのオフ会(通称:F会)があるのですが、これは議題となるのかな?
 言いたい事は山程あるのですが、加藤的には規制派にも反対派にも突っ込みたい。
 フィクションに対して規制すべきかどうかは何とも言えません。本音としては規制して貰いたくは無いですが、エゴで反対するのは私の態度じゃあ無い。ただ、それとは別の意味で、規制全体的に疑問詞している部分もあります。
 実写(三次元)にせよ、フィクション(二次元)にせよ、それがガス抜きになっている、という理屈を打つ人も多いですが、…まぁ、それ自体に否定はしないものの、それらのメディアが犯罪の引き金になっているという論もあり、どちらがより正しいのか、即ち、割合としてはどちらが多いと呼べるのか、判りません。こんなものにデータなんて無いでしょうし、正確なデータの取りようなどというもの存在しないでしょう。犯罪件数に関しても、これを根拠とする事には否定的です。例えば「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」施行後、犯罪件数が減ったと言う規制派も、逆に増えたと言う多くのロリショタ衆も、結局は自分の意見に都合の良いようにしか数値を見ていない。実際、警察庁が公表しているデータ(→参考)はどちらにも釈れる数字になっているし、その上で加藤が客観的に観るに、その増減比率は誤差範疇のようにも感じます。おもてに出てこない事例数なんてものを考えたら、その誤差も更に曖昧になるのでナンセンスです。
 二次元に人権があるか否か、という話に関しては、無いと思う。だからこそ、既成著作物に対しても、エロに限らず多様な二次的創作物が生み出され続けてきた。著作権というものは存在しますが、この権利の失効した作品は、より多様な二次的創作物を誕生させるものとなっている。まぁ、仮に人権があると仮定しても、くだんの理屈で行くと、とんでも無い矛盾を抱える事になるのですけれどもね。つまり、著作者の意図に関わらず、キャラクターの外見で判断されるとすれば、それはキャラクター当人の存在に関係無く、外見から年齢を判断されるという訳で、それは人権無視に他なりません。要するに、架空の人物への人権という概念自体がパラドックスを持ってしまうのですね。ぶっちゃけ、人権というのは、当人がどうしたいか、どう生きたいか、という権利である訳で、他人が押し付けるものでは無いということ。
 まぁ、何にしても、反対派の力は弱いのは事実ですね。性マイノリティーである小児愛者諸氏は言うに及ばず、(広義の)ヲタク族に付いても、声を大にしてデモ行進なぞするような輩はまずいない。何年か前に、その類のデモ行進に参じた事がありますが、十数人の超小規模で、大いに苦笑した事があります。主催者の力が足りないのでは無くて、所詮、日本人ってその程度のものなんだよね。理屈ばかりネット上で打ち、世の中が動き終わった後に文句を言い出す始末。誰かが抗議運動してくれればいいな、でも自分はできないけど、みたいな輩が多く、おまけに「どうせ可決なんかしないだろうし」という安穏な者ばかり。(ちなみに「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」の時は、私や某写真家に対して「お前達が動かないから」等と言う人もいました。そういう人は勘違いも甚だしい。私ゃ代弁者ではないし、自分の動くように動く。己の主義主張があるならば、自ら動くべし。他力本願はイデオロギーに於いて無意味です)
 

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何故か荒しに使われているの〜☆  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 4月30日(日)23時45分46秒
   
2ちゃんねるアニメ2板
→「好きなものは好きだからしょうがない!! 11」スレッド >>141-

 
 >>141「佐倉広夢」で検索すると・・・凄いことに(´Д`;)」という事で調べてみると…→佐倉広夢 の検索結果 約 483 件
 この件数が問題なのでは無く、>>144何?あの広夢荒らし(´Д`;)
 何なのでしょうな…。
 

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2006年05月01日 → 2006年05月11日



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