KATOO!BBSバックナンバー

2006年06月01日 → 2006年06月10日



まともな亜語は1つだけ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)00時02分0秒
   
 2006年6月1日。
 【2006年5月31日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 228通、1135.14KB。
          (▽ 21 ▽ 34.23)
 日本語スパムメール  25通、 213.44KB。
          (▽ 4 ▽ 35.89)
 
腐☆女子大生録
コナンのOPで不覚にも吹いた
アーカイヴ元
YouTubu
Q88oUgV2eVo(要Macromedia Flash,オンライン必須)

 
 な、何故にこんなアリフバー音訳(要するにローマ字と同じ)しただけのものが…。しかもオチもちゃんと再現。(^^;;;
 「江戸川コナン」が、実際にあちらでの一般的なエジ訛りの入った音訳では無く、日本の亜語教養関連で提示している綴りになっているので、日本で作られた可能性もありますね。実際、「بوكو غا ايرو(ボク・ガ・イル。スペルは他にも考えられるが、ここでのムービーに倣う)」で検索しても、2006年6月1日現在、1件もヒットしません。もしかしたら亜語学習者がネタとして、そしてアリフバー学習も兼ねて作った可能性もありそうです。「笑顔が似合う」の「似合う」は、このスペルではハムザを入れないと読めないと思うぞ?
 

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キーパーソン (1/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)00時12分31秒
   
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 通算第9話「し編 其の壱 兄」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)…いよいよ本編も3編目。主な伏線は出揃うと聞いているのですが、さて…。
 「…サクッ…サクッ…「ああ、ああ、大家さん。変に掻き混んと。凄い臭いになるねぇ…」「判ってる…!」…ビリッ…ブ〜ン…「ひぃぃ、蛆がわいてるねェ、生ゴミでも放り込んだんかいなぁ」「ぁぁぁ、大家さん! …、何ね、あれ!」「うん?」「それ! それ!」「…うん? …何よこれェッ! うわぁぁぁッッ!」」…ここまで観ているならば、“それ”が何であるかは明白。およそ、綿し編にて圭一がなるであろう姿であったのが、まさにこれ。既に明かされているものが後の編に情報を与え、後の編はそれまでの編に情報を補わせる。『ひぐらし』はそこが実に面白い。このイントロダクション、前2編のものと大きく違う点は、まずは事件の場所。そして、事件現場そのものでは無く、その発覚(?)であるという事。
 「「東京…?」「うん、お父さんの先生にあたる人がね、イベントの直前で倒れちゃったの。そのお手伝いで東京へ行く事になって…、何日か泊り込みになりそうなのよ。お母さんのいない間、自炊とかしなくちゃいけないんだけど…、圭一、大丈夫?」「…うわ〜は…、…うん、大丈夫…何とかなる…何とか━━何とか━━なるか──ッ!!」「圭一くんのご両親って大変なんだね」「そういう事じゃ無くて、メシだよ! メシ! 親がいない間、どうすりゃいいんだよォ!?」「それなら、覚悟を決めて、自炊なさればいいではありませんの」「そうそう。自分で作ったゴハンて、とってもおいしいよ?」「ああ、たまにはそういう経験もいいね」「小指を切ったり、火傷をしたりでかわいそかわいそなのですー」」…突っ込むべき処が色々と…。(苦笑) あのね、梨花も沙都子も、親がいなくても自炊をしているのだよ、圭一くん。
 「「ぅぅぅ…、仕方無い! やってやるぜ!」」…by 断空我
 「「うがーっ!? おーっ! まるで“料理の達人”だぁ! …お!? …ふげっ!? まずいかも!?」「何をしているでございますのっ!? 早く火を止めなさいですわーっ!」「え!? ぶわっ!?」」…どけ、と言わんばかりに圭一を弾き飛ばして消火する沙都子。おいおい圭一、本題の事件に巻き込まれる前に火事でヤバいぞ、あんた。(^^;;;
 「「…って、何でお前ら、俺の家にいるんだ!? 住居不法侵入だぞ!」「それを言うなら、圭一さんなんか、放火の現行犯でございますのよ? もうちょっとで大火事ではございませんの?」「…ぇ、あれってやっぱり、火事になりかけてたか?」「当たり前ですわ!」「ボクと沙都子が来なかったら、今頃ボーボーで消防車がウ〜ウ〜なのですー」」…ま、結果的に緊急避難という事で。「「…ぅぅ…、す、すみませんでした…、皆さんは命の恩人です!」「まったく、世話がやけるでございますわ」「は、はい…」」…コドモよりコドモの圭一。(苦笑)
 「「まさか沙都子に晩飯を作って貰う事になるとは」「圭一さん? そんな処でぼーっとしてる暇がございましたら、お茶碗とお箸の用意をなさいませ? 私と梨花も食べますから、用意は3人分でございますのよ?」「ぁ…! はいはい!」」…何にしてもこの物語、ヒロイン達が強い。(^^;; ここまでの雰囲気では、祟し編の相方(?)キャラは、梨花と沙都子のような感じです。何だか綿し編で詩音に冷やかされた場面を思い出します。「「みぃ」「梨花ちゃんは、上機嫌みたいだな。…沙都子の不機嫌とは、えらい違いだ」「沙都子は全然不機嫌じゃないです。久し振りにとても楽しそうなのですよ」「楽しそう? …あれがか?」「沙都子は、にーにーと一緒だったからみたいです」「…? “にーにー”?」「“にーにー”は、“兄々”です。沙都子のお兄さんなのですよ」「沙都子の兄…?」「悟史といいますです」「…悟史…?」「悟史と一緒にいる時の沙都子は、いつもこんな風に楽しそうだったのですよ」「楽しそう…“だった”…? …今、沙都子とは、別居中なのか?」「ぃ…、とても仲良しな兄妹だったです。今日、圭一の処に来たのだって、沙都子が言い出したのですよ」「沙都子が?」「放っておけなかったのですよ。沙都子は、今でもしっかりものの妹なのです」」…いよいよ悟史の話が出て来ました。
 

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キーパーソン (2/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)00時14分9秒
   
 「「こうしてゴハンを食べてると、悟史と一緒にゴハンを食べてるみたいで楽しいのです」「懐かしいですわね。一体今頃、どこでどうしているやら…」「…ぁ…」「あ、悟史っていうのは私の兄々…、あっ、じゃなくて…えとー…兄なのですのよ」「ああ、そうなんだ」「あんなに生活力の無い人に、家出なんて甲斐性があったなんて、びっくりでございますけど」「家出…?」「ま、その内ひょっこり帰って来るに決まってますわ」」…家出…。ふむ、確か鬼し編では行方不明と言っていましたが、その時の状況に付いては特に詳しく語られていませんでした。綿し編でも「消えてしまった」という過去の事実があるだけで、何も補足されていません。すると祟し編では悟史の背景が明らかにされる、と言った事なのでしょうか。
 「「今日の圭一は、百点満点でした。ぱちぱちぱち、なのです」「え?」「沙都子もきっと、兄々が帰って来たような気がしてとても楽しかったと思いますです。たまに、これからも、沙都子のお小言に付き合ってあげて欲しいのですよ。ぇ…」「…、早く帰って来るといいな、兄々」」…ふむ、矢張りこの話では沙都子達が主要ヒロインのようです。
 「━━結局、大乱闘のケンカだと思っていたのは、雛見沢ファターズ対、宿敵・興宮タイタンズの野球の試合の事だった…。その雛見沢ファターズの助っ人として参加していた、我が部活メンバーの求援コールを、俺は完全に勘違いしていた訳で…。」…野球…と言えば思い起こされるのが鬼し編。そして…「「楽しそうですね、あんなにはしゃいで」「ん? …ぇ…」「入江です。入江診療所で、医師をしております。少年野球の監督もやってますがね。ハハ…」「はぁ」「皆、僕の事を、“監督”って呼んでます。前原さんも、そう呼んで下さると嬉しいです」「は、はぁ…」」…“監督”なる人物登場。ここで漸く、鬼し編の大きな謎の一つが解明? この瞬間、色々な伏線が繋がった気がします。「「沙都子ちゃんの笑顔を見ていると、何だか心が洗われる気がしません?」「…そうですか? …って、あいつの笑顔じゃ、皿1枚ロクに洗えないと思いますけどねぇ」「ハハハ…」「監督は、沙都子の事、気に入ってるみたいですね」「ええ、気に入ってますよ。大好きです。彼女がもっと大きくなったら、求婚しようと思ってます」「え゙っ!?」「あれ? ひょっとして前原さんも沙都子ちゃんの事、狙っています? それは困りますねぇ〜。私はもう何年も前から狙ってるんですから」「冗談でじょお!?」「うん? ハハハ…」」…何年も前から…。(汗) 「「沙都子ちゃんのお兄さんの悟史くんも、以前、雛見沢ファターズで活躍してたんですよ」「へぇ…」「もっと活躍して欲しかったんですが、転校してしまいましてねぇ…」「転校?」「不幸な事があったんです…。色々と…」「ぇ…?」「もう、3年になります。丁度、今頃の時期でしたっけ。沙都子ちゃんのご両親が、事故に遭われましてね」「事故?」「ええ。旅先の展望台から、転落されましてね…」「…え…!? じゃ…、沙都子って…」「ええ。今は梨花ちゃんと一緒に生活しています。2人ともご両親がいなくて、心細い日もあったでしょうが、助け合いながら生活しているようです」「……」「あの子を養子に迎えようと、本気で思った事もあります」「…ぇ…!? …養子…!?」「…ただ、私は未婚でして、子育ての経験がありません。残念ながら、夢で終わりそうです。あの子にはいつまでも笑っていて欲しいんです」「…俺も…、そう思ってます…」」…ビシバシと話が繋がっていきます。鬼し編で語られてこなかった、多くの背景。「「…仮にですよ? 沙都子を養子に出来たら…、どうします?」「うん、そうですねぇ…」「…“まず、私の事をご主人様と呼ばせて、ご奉仕メイドに再教育します”」「あ? 魅音! いや! お前は双子の詩音!」」…詩音登場、って言うか、何だよ、そのあからさまにアブない話は。(^^;;;; 「「どうしてこんな処に!?」「それはですね、実は私が、雛見沢ファターズのマネージャーだからなんです」「ほんとかよ!? それなら何で試合にいなかったんだ?」「マネージャーはマネージャーでも、幽霊マネージャーですから。てへ」「詩音ちゃんが来てくれないと、試合に華が無いんです。また昔みたいに応援に来てくれませんかねぇ」「…まぁ考えておきます」」…つまり、綿し編とは異なり、詩音はレナ達にもよく知られた人物というポジションに置かれている、と、捉えて良いのでしょうかね。
 「「聞きましたよ? 圭ちゃん、試合で大活躍したそうじゃないですか」「けっ、大活躍ねぇ…。大活躍なら、ホームランを決めた沙都子の方だろう! あいつ、運動神経は良かったんだなぁ…」「悟史くんとは大違いです。きっと、運動神経は全部妹に取られちゃったんですねぇ…」「…、知ってんのか? 兄貴の事」「圭ちゃんこそ、知ってるんですか?」「ああ、会った事は無いけど…、少しな。確か、両親が亡くなった後、転校、したんだよな」「転校…?」「…?」「誰が…、誰がそんな事を…、言ったんですか!?」「…ぁ、ぃゃ…、誰って…、何だよお前…、急に…」「…! すみません…。でも圭ちゃん!? 良く知りもしないで悟史くんの事、“転校”とか言わないで下さい、本当に…、お願いします…」」…当編では悟史の“転校”が重要なキーワード?
 

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キーパーソン (3/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)00時15分42秒
   
 「「…あのさぁ、沙都子に、兄貴っていたよなぁ…。悟史って名前だっけ…」「…あれ? 言わなかったかな? 転校しちゃったんだよ」「家出じゃ無いのかよ…」「…え…?」「本当は家出していなくなったんだろ…!?」「………」」…これ単体では特に何というでも無い場面。しかし鬼し編のセリフと実質的に異口同音であり、それ故に、実際には場面に描いていないものを━━物語自体がそういう方向に進むか否かに関わらず、半ば観る者が勝手に━━想像してしまうから、怖い。「「あ、別に…、2人を責めている訳じゃ無いんだぜ? …ただその…」「別に隠そうとか騙そうとか、そういうつもりじゃ無いんだ」「じゃ、どうして…」「ある日から家に帰って来ないの…」「どこへ行ったんだよ」「知らない」「…っ」「…ある日を境に、悟史は帰って来なかった。村中、皆で捜したし、警察も、方々を捜してくれたよ? それでも…、見付からなくて…。家出じゃないかって話になってさ…。警察の人が調べたらさ、悟史って、バイトとかでコツコツとお金を貯めてたんだけど、それを、いなくなった日に全部下ろしてたのが判ったんだよ。で、名古屋駅で悟史によく似た人が目撃されたとかで…」「私はそんなの嘘だと思う。悟史くんは家出なんかじゃない」」…レナの否定が正しいのかどうかは別として、警察の見解としてはそうだと解釈すべきだろうし、実際に悟史はバイトをし、その日に全額引出されていたという事までは事実として捉えるのが正しいのでしょう。問題はこれが前2編にも有効な事なのかどうか…。「「ちょっと待てよ。家出じゃないなら…」「…やめなよレナ」「だってこれは、“オヤシロさまの━━祟り”だもの」「…“祟り”…!?」「悟史くんは消える前、私に教えてくれた。誰かに見張られてる。後を付けられてる。家の中までついてくる。寝る時、枕元に立って見下ろしてるって…教えてくれた…」「レナ…!」」…矢張りここでも思い起こされるのは、鬼し編のラスト、圭一の“最期の電話”。勿論、それが“同じもの”であるのかどうかは、ここではまだ判りません。しかし鬼し編が━━原作を知る人に言わせるとアニメは中途半端らしいのだが、その原作を知らない私にとってはアニメ版も十二分に━━怖く、秀逸であった故に、この、レナの言葉の意味を必要以上に探ろうとしてしまいます。「「それは間違い無く、“オヤシロさまの祟り”の前兆…。きっと悟史くんは、心のどこかで雛見沢を捨てて、逃げ出そうという気持ちがあったんだと思う…。それを“オヤシロさま”は許さなかった…」「…だからやめなってっ」「“オヤシロさま”は、雛見沢の守り神様。雛見沢を捨てて逃げだそうとする人を絶対に許さない。私はそれを謝った。でも悟史くんは謝らなかった。だから! “オヤシロさまの祟り”に遭ってしまった…」「…“オヤシロさまの…祟り”…」「警察が家出だって決め付けたって、私は絶対に信じないッ!! そんなの! 祟りだと認めたく無い人達が勝手に決めただけの、嘘っぱち!! “オヤシロさまの祟り”は、信じようと信じまいと━━━ッ!!」」…圭一が、乱闘騒ぎと勘違いして持ってきたゴルフクラブを背負っていますが、それがある意味、観ている者には“悟史のバット”を思い起こさせ、非常な戦慄を覚えさせます。勿論、当編の圭一は、そんな事を知る由もありませんが。「パンッ!「いい加減にしろって言ってるでしょッ!?」「……」「…あのさぁ、圭ちゃん? 前に、マンガ貸すって約束したじゃない? 良かったら、寄ってく?」「ぇ…?」「……」「…ぁ、ああ、そうするよ」」…実際には魅音は、この空気を打切ろうと圭一を誘ったのだろうが…、ここで思い浮かべるのは、綿し編。圭一は魅音では無くレナに人形を渡し、この何気ない“嫉妬”にも似た“何か”が魅音の“鬼”を目覚めさせた。と言う事は…「「そうなんだ。…じゃあレナは先に帰ってるね」「じゃあね、レナ。また明日」「うん、また明日ね」」…というレナのセリフが、また怖い。
 

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キーパーソン (4/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)00時17分16秒
   
 「「…さっきの…、余り気にしないでね」「いや、別に…、俺の方が悪かったと思う…」「悟史の話は別に隠してた訳じゃ無いんだよ…。その…、余り触れない方がいい話しだからさ…。“オヤシロさまの祟り”の話、聞いた事ある?」「ほんの少しくらいなら…」「悟史の死んだ親ってのがさ、…ダムの誘致派でね」「…ぇ…? 雛見沢の人って、村中でダムに反対してたんじゃ無いのか?」「…まぁ、色々、事情があってね。ダム計画に反対する人ばかりでも無かったんだけどさ。悟史の親ってのが、誘致派の、リーダー格だったんだ。国はダム工事に伴って、多額の保証金を用意してたからね…。そのお金が欲しくて、ダム計画に賛成してた人達も結構いたんだよ…。運悪く、その両親が、“オヤシロさま”を奉るお祭りの日に、事故死しちゃったんだよね。で、“オヤシロさまの祟り”に遭っちゃったんじゃないかって事になっちゃった訳」「…それで…、悟史が家出したのまで…、“オヤシロさまの祟り”って事にされちまった訳か…」「まぁ…、そんな感じ。沙都子にとっては、両親の事故も、悟史の家出も、…そして“オヤシロさまの祟り”なんて話も…、愉快な話じゃ無い訳よ」「ああ…」「だからさ…、私達は沙都子の家族の話には、触れない事にしてる。悟史の事を仮に訊かれても、…“転校した”って、誤魔化す事にしてるんだ…」「…そっか…。今日は、悪かったな…」「ぅ…」」…“転校”の真意。だが、これまでの2編によって、散々疑心暗鬼になる頭を持たされてしまっているので、どこまで信じてよいのか、この話は他編でも有効な話なのか、疑る心が出てしまい、極めて困惑します。
 「「ぁ…、後さ…。沙都子にだけじゃ無く、レナの前でも…、悟史の話は慎んでくれるかな」「…ぇ?」「判ったと思うけど、レナってどういう訳か、“オヤシロさまの祟り”の話だけは、笑い事では済まないんだよ。転校して来た時から…」「あいつ、何であんなにマジになるんだろう…」「…レナはね……、あ、これ内緒だよ!? 言ったら絶交だから」「…言わねーよ」「レナはね…、…“オヤシロさまの祟り”に遭った事あるんだって」「…ぇぇ…!?」「本人はそう言ってるし、そう信じてる。茶化すとかなり怒る。…レナは普段ちゃらけてるけど、怒るとかなり怖い…」「…判った…。悟史の話は、これで終りだ」」…鬼し編にあった、大石からの話を補足するレナの背景。
 くどいようですが、加藤は原作を未プレイです。コミック等、他の版に関しても一部しか知りませんので、真相は全く判りません(自分なりの憶測はあるものの、何ら決定的なものには到っておらず)。ただ、そんな原作未知である私が、それでも気になったのは、明らかに展開が早いと感じられるな、という事。無論、既に2編によって事件のあらましに付いては知識がある上、登場人物は基本的に重複する為に改めて紹介する必要も無く、3編目ともなれば、そうした諸々の説明や伏線を飛ばしていきなりキャラクターを登場させ、“オヤシロさま”に関する話も持ち出す事が出来ます。それ故に、それらの基礎知識の上に成立するものから始められる訳ですが、今回だけで悟史の行方不明になる経緯や、それとレナの何某かありそうな関係等が語られています。セリフも梨花,入江,レナ,魅音の説明的なものが中心。これまでの2編とリンクする(ザッピングする、と言った方がより正解か?)内容が多いだけに、結果的に、実際に語られているセリフの量よりも多くの情報量を持ち、尚更、比重を大きく感じ、展開の早さを感じさせます。
 

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えんこつめ。  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 2日(金)21時22分26秒
   
 2006年6月2日。
 【2006年6月1日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 235通、1229.36KB。
          (▲ 7 ▲ 94.22)
 日本語スパムメール  25通、 224.04KB。
          (± 0 ▲ 10.60)
 
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第九話「ユビリ」
 「「小指には心経(しんきょう)っていう心臓に繋がっている経穴(ツボ)がある。小指が心臓に繋がってるから、運命の赤い糸が結んであるのは、小指って事になってる。…ちなみに、江戸時代の遊女は、好きな相手に、自分の左手の小指を切って、手渡す習慣まであったらしい。相手を裏切らない証としてな。“ゆびきりげんまん”の歌はその風習に由来してるんだ」」…百目鬼の薀蓄。ちなみに正しくは心経は経穴(ツボ,けいけつ)では無く経絡(けいらく)、つまり経穴とを繋ぐ通り道の概念のうち、手少陰心経(てのしょういんしんけい)の事。百目鬼の解説はやや語弊があるので多少補足すると、これは小指〜心臓の固有の経絡名では無く、総称。心経の小指経穴には少府(しょうふ)と少衝(しょうしょう)がある。尚、某マンガにあるような「経絡秘孔」なるものは存在しない為、この経穴を刺激したからといって、恋愛感情が芽生える等といった事は有り得ません、念の為。
 「「こんなに可愛いけど霊力は凄いわよ?」」…時期的に━━そしてスポンサーでもあるので━━『オーメン(原題:OMEN)(John Moore(ジョン=ムーア),Twentieth Century Fox Film(20世紀フォックス))を思い浮かべてしまった。全くの余談ですが、この映画ってR-15指定なんですよねぇ。指定未満の年齢の出演者に掛かる矛盾っていうのはどうなっているのだろう?(関連する話題としては少女写真集では力武 靖氏の場合、彼の言うには、モデル本人には希望する写真と本は手渡していたらしい)
 「「そうだ侑子さん。侑子さんは、“運命の赤い糸”って、あると思いますか?」「うん?」「いや、学校でひまわりちゃんと話してる時に、話題に出たんですよ」「…あるかもね?」「やっぱり!」「でも、その糸の端がたった1人にだけ繋がっているとは限らないんじゃない?」「ええ! そんなぁ!」」…だからそれを二股と呼ぶ。
 「「お願い…って言う程でも無いんですけど…。何だか最近、小指がうまく動かない時があるんです」「(…あれ? そんな人、確か前にも…?)」」…第二話「キョゲン」。四月一日が侑子の処でバイトくんを始めて最初の客であるだけに、忘れようも無い。「「……!」「…あなた、何か悪い癖があるようね…」「…癖…ですか…?」「ええ。思い当たる節、自分でもあるんじゃない?」「…な、何の事だか、判りません」「……」「…私…、もう帰ります…。待合せに遅れるといけないんで…」「“待合せ”?」「ええ。今、付き合ってる人なんでけど、私の事、凄く大事にしてくれるんです。だからもう行かないと」「(…また小指から…!)」「そう、じゃあこれ差し上げるわ」「何ですか、それ?」「…指輪よ」「それを付ければ、小指、良くなるんですか?」「さぁ? 付けるのも付けないのもあなたの自由よ。その癖を直すのも、或いは直さないのもね」「……!」」…疑惑は徐々に確信に。そういえば、あの時の女性はあの後、どうしたのだろう? 「「あの人の小指から、“ケムリ”が上がってました」「また見えたのね」「はい。あの人、前の指が動かなくなった人みたいになるんじゃ…」「………」「俺、ちょっと行ってきます!」」…嘗ても見に行った四月一日。今回は、その前例を知っているから尚の事、走り出さずにはいられない。
 「「相変わらずそそっかしいわね四月一日は。今回の癖は、この間のとはちょっと違うのに」」…しかし序盤の話を関連付けてくるというのがニクい構成です。
 「「抗議の意思を表す、新しい踊りか?」」…わたぬきは ふしぎなおどりを おどった! どうめきは じっとみている!
 「「それで、こいつのお蔭で、指が切れずに済んだんですけど、結局━━」「指を切られずに“手を切られた”って訳ね」」…ぎゃふん! そういうオチかぁ!
 「「世の中にはそんな“レンアイ”も少なくないんじゃない?」「そ、そんなぁ! 俺は断固、ひまわりちゃんとの運命を信じますからね! 信じて、信じて、信じ抜きますっ!」「まだそんな事言ってるの?」「ぇ…?」「…四月一日 君尋。あなたの運命が見えるわ」「ぇ…ぇ…、ごく…」「あなたの運命の赤い糸━━」「あ、赤い糸は…!?」「━━百目鬼くんと繋がってるわ?」「な、な、な、な!」「…な〜んてね」」…CLAMPせんせえ、それは2人を絡ませろという命令と受け取って宜しいのでしょうか?(^^;;;
 

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お好み焼きを出せ (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 4日(日)00時23分39秒
   
 2006年6月3日。
 【2006年6月2日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 178通、 897.18KB。
          (▽ 57 ▽ 332.18)
 日本語スパムメール  23通、 249.63KB。
          (▽ 2 ▲ 25.59)
 
 『ツバサクロニクル(CLAMP講談社NHKNHK教育)
 通算第32話(第2期第6話)「魔術師とデート
 「「…夢…」」…いつもと雰囲気の違うファイ。今回の主人公ですね。
 「「一眠りしたのに、朝が来ないねぇ」「もしかしたら、太陽の無ぇ世界なのかもしれねぇな」」…前迄ならば(ファイ)「太陽の無い世界なのかもしれないねー」(黒鋼)「そんな世界あるのか!?」みたいな感じだったような気もしますが、黒鋼も変わってきました。「「それは、違うと思います」「どうして判るの?」「あそこに、日除けのカーテンが見えます」「成程ー」「流っ石、小狼! あったまいーっ!」」…『銀河鉄道999(松本 零士少年画報社小学館東映アニメーション,プラネット,銀河鉄道管理局,円谷エンタテインメント,円谷クリエイティブエイベックスグループ,ジョイスクエア)のタイタンでは土星が太陽にあたり、太陽は事実上、照りませんが、強い“土星差し”を避けるという話がありましたな。
 「「開門ー! 誰でもいいからここを開けろ!」」…いきなり偉そうな黒りん。
 「「兄様! 雪兎さん!」「…?」━━シュインッ! …ヴァンッ!「…こ、これって…」「おいしそう!」「そういう問題じゃねぇだろうが!」「ファイさん、もしかして…!」「うん、魔法だね」「驚かせてすみません。この国に住んでいる者は皆、魔法が使えるんです。私は、服を生み出す魔法が得意なので、テーラーをやってますが彼の場合は、食べ物を精製する魔法に長けているので、このお店をやっているのです」」…じゃ、やっぱり“王様”ですか。「「そうですよね、元・王様?」「敬語はよせ。それと、そのあだ名はやめてくれ」「いいじゃ無いですか、本当の事なのですから。この国では、民の中から王が選ばれます。桃矢は以前に王になった事があるのです」「それで元・王様なんだねー」」…本当に“王様”だったのか。(^^;;;
 「「でも、今年選ばれた王は、城には入ったものの、何故か、王の役目を拒んでいるそうです。王の不在は、大いなる禍(わざわい)を招きました」「世界に、朝が来なくなってしまったんだ」「そうでしたか…」「明けない夜は、もう何ヶ月も続いている…」「私達の魔力の源は太陽です。…けれど、夜が続いている為に、太陽の恩恵を受けられず、魔力を低下させる者が出始めています。この状態が続けば、いずれ深刻な事態になるでしょう」」…どこかの鏡の破片で作ったメガネを掛けた戦争王のようになるよりはマシ。
 「「旅人であるあなたをお招きしたのですが…、あなたの魔法で、この国を救って下さい」「うーん、弱ったねぇ。助けてあげたいのはヤマヤマなんだけどー、俺って魔法は使わないって決めてるから」「…では……仕方ありませんね」「皆様をスペシャルお客様ルームにご案内するですー!」━━「何が“スペシャルお客様ルーム”だッ! ただの牢屋じゃねぇかッ!!」」…つまり言う事を訊かないと…という事ですか。(^^;; 「「黒鋼猛獣みたいー」「ほっとけ!」」…爆笑。(^^;;;
 「「羽根が無いなら、長居は無用なんだろ?」」…知世姫が彼を捕らえずに別世界に送った理由が判った気がした…。
 「「…チィ!」━━「寝ちゃったの…?」「うん、これしか方法が無かったからなぁ…」「これからどうするの? ファイ…」「そうだなぁ、アシュラ王をこの手で封印した以上、もうこの国にはいられないだろうねぇ…。………、いや、この世界には…。行かなきゃならないんだよ…、アシュラ王がいない世界に」「……」」…本作ではその素性が殆ど語られていないファイ。今回も含めて、ファイが物語の主人公となる回で、少しずつ明かされていく事に期待。
 

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お好み焼きを出せ (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 4日(日)00時25分5秒
   
 「「少し、言葉を覚えようか?」「…」━━「…じゃあ、おさらいするよ?」「私−は−チィ、あなた−は−ファイ!」「はい、よく出来ました!」「ぇへへ…」」…ちぃ、おぼえた。「「ファイ、もっと、言葉、教えて?」「喜んで」」…“よろこんで”。意図的なのかどうかは判りませんが、『ちょっツ(CLAMP,講談社,マッドハウスTBS,ちょびっツ製作委員会)のモティーフを連続させています。
 「「ぅわぁ…」「行ってみようか?」」…何か、『雪の女王(Hans Christian Andersen(ハンス=クリスチャン=アンデルセン),NHK,NHKエンタープライズトムス・エンタテインメント(TMS,東京ムービー))のハンスが出て来ないかと期待してしまう展開。(笑)
 「「ファイ…、何だか寂しそう…」」…一番おちゃらけているファイ。自身の気持ちを否定する黒鋼。サクラの為に奔走する小狼。でも、その誰もが寂しさを抱えている。
 「「今日は…ありが…とう…」「…お礼を言うのは、俺の方かも…。…こんな気持ちになったの、久し振りだから…」」…♪こんな気持ちは生まれて来て初めて〜 by 『Reason』(川口 潤,高山 奈帆子,Fonogenico)
 「「作られた命…?」「そうです」「魔法を極めた者にのみ許された究極の術。それが命を創造する魔法だ」「今度の王に選ばれたチィさんは、この国で最高の力を持った、偉大なる魔法使いによって作られたのです」「チィのような者は、数は多く無いが、他にも存在している。彼らは魔法も使えるし、見た目も俺達と殆ど変わらない。…ただ…」「魔法によって作られた命は、この国から、一歩たりとも外には出られないのです」「…何故です!?」「命を創造する魔法は、この城塞都市の中だけしか効力が無いんだ」「もしも一歩でも外に出たら…、…チィさんの身体は消えて無くなってしまうでしょう」「ファイさんは、その事を知っているんですか!?」「勿論、伝えてある」「王位継承者であるチィさんにもしもの事があれば、明けない夜が、永遠に続く事になります。それだけは何としても避けなければ…!」」…『ちょびっツ』でもパソコン(≒作られたもの)であったちぃ。微妙な関連が面白い。
 「「さようなら。…ありがとう、チィ」「“さようなら”?」「別れの挨拶だよ。“また会おう”って意味なんだ」「さようなら…。…さようなら、ファイ!」」…再見、إلى اللقاء
 「「フゥー! モコナちょっぴり大失敗! ファイと黒ぽんを、どっかに落として来ちゃったみたい。困った小狼とサクラに、救い手を差し伸べたのは、ちゃきちゃきにかっこいい鈴蘭さんって人。あらら? 小狼? その姿は? 小狼がどんな恰好に着替えたのかと言うと、それは観ての楽しみ。『ツバサ・クロニクル』「阿修羅のイワレ」、次回はサクラのお稽古に、ドッキドキィ!」」…サクラではなく小狼の着替え。(何)
 

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豚玉一丁〜♪  投稿者:PANDA  投稿日: 6月 4日(日)10時37分52秒
   はにゃ〜ん♪

 いよいよ阿修羅の話ですね〜。
ずっと気になっているのですが、
どうしてファイは阿修羅王から逃げ続けなければならないんでしょう?
(命を奪うのではなく眠らせることしかできなかったとはいえ)阿修羅王に
勝てるほどの力があるのだから、阿修羅王が目覚めたら再び眠らせれば済むと思うのですが。
(阿修羅王は負けるたびに力を増すと勝手に仮定すると)今度はファイに勝ち目が無いとかいうことかなぁ。

それに、異世界を移動し続けても、阿修羅王の居た世界からだんだん遠くへ行けるという
保証が無い(次元のトンネルを1回通過するだけでどの世界へでも到達できる)以上、
逃げた先の世界へ一発で阿修羅王が追いついてしまうこともありえるわけで、
特定の世界に長居していても逃げ続けても結果は同じだと思うんだけどなぁ。
 


モコナが無理矢理あ〜んぱくっ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 4日(日)21時23分53秒
   
PANDA 様
 まぁねぇ。でもあの作品は色々と突っ込み処が多いので、私は、その程度の事はむしろ些細な方だとも思っています。
 いずれにしてもファイには、元の世界にいるのは━━たとえ、また眠らせれば良いだろうとは言え━━危険であるのは確かであって、他の世界にいた方がより良いでしょう。その上で、特定の世界に長居する理由も無いし、ファイの性格から言って、積極的に転々とする気も無ければ、小狼達を無視していつまでも一つの世界に留まるという程にもならないかと。
 (ファイ)「う〜ん、他の世界に行く理由は無いし、ここに残ることにするよー」(黒鋼)「お前、あいつらの羽根はどうするつもりだ?」(ファイ)「そうだねぇ、サクラちゃんの事も気になるし、やっぱり一緒に行く事にするよ」…みたいな感じですかね。
 

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2作目は失敗するジンクス  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 4日(日)21時57分2秒
   
 2006年6月4日。
 【2006年6月3日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 257通、1067.06KB。
          (▲ 79 ▲ 169.88)
 日本語スパムメール  22通、 251.04KB。
          (▽ 1 ▲  1.41)
 
 映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(原題:THE MUMMY RETURNS)(STEPHEN SOMMERS(スティーヴン=ソマーズ)JAMES JACKS(ジェームズ=ジャックス)SEAN DANIEL(ショーン=ダニエル)UNIVERSAL PICTURES(ユニバーサルピクチャーズ))、DVD視聴。
 『ハムナプトラ 失われた砂漠の都(原題:THE MUMMY)(同)の続編。率直な感想としては「駄作」。修整で何とでもなるミスがそのまま残してあったり、演出的にこうすればもっと良くなるという個所も多々見られます。、また、インパクト度は前作に比べて低く、欠点が多く感じられます。
 前作から引っ張ってきたネタは多く、単純に娯楽映画として観るならばそこそこですが、…これはお金を払って映画館で観る気にはなれないかな。
 

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アラブってハーニー  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 4日(日)22時31分38秒
   
 『放送大学共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(放送大学学園)
 第9回「僕は日本にいます 〜アラブの青年 ハーニーさんの生活〜
 「「fi:と読みますが、前置詞で、“何々に”という意味の単語です」」…فيを「〜に」という意味だと説明するのはどうなのかなぁ…。
 「「次の基本フレーズです。ご覧下さい。最初の部分は定冠詞の'al、そしてminTaqa(tu)と読み、“地区”とか“地域”という意味です。これで“その地区”です。次の部分はjami:la(tun)、“美しい”という意味の形容詞です。このフレーズは“その地区は美しい”という意味です」」…ああそうか、今迄、あんまり気にしていませんでしたが、المنطقة جميلةالمنطقة الجميلةとでは意味が全然違ってくるんですな。定冠詞って重要だなぁ。等位文の文法について、この講座が度々注意を促している理由が少し判ったかも。
 「「種類、或いは概念を表す場合です。このように定冠詞が付きます。上はالبحرと読みますが、種類を表す時、この場合は“海”という種類ですが、定冠詞が付きます。特定の海では無く、“海というもの”です。勿論このالبحرは“その海”となる事もありますが、それは文脈から判断します。下はالأدبです。アリフ付きのハムザは月文字ですから、'al-'adab(u)とそのまま定冠詞を読みます。“文学”という意味です。このように概念,抽象概念を表す時にも定冠詞が付けられます」」…そうか、今迄、何の疑問も無く、項目等に定冠詞を付けていましたが、概念や種類という意味での定冠詞だったんですね。あ、そうすると、さっきの例で行くとمنطقة جميلةもまた意味が違ってくるんだなぁ。…ところで「アリフ付きのハムザ」では無く「ハムザ付きのアリフ」じゃ無いのか、という気がするのですが…。(汗)
 「「それでは、同じ形容詞でも、等位文“AはBである”の述語として用いられる場合を説明します。これまで見てきたものは、形容詞に就職された句、つまり、“ある大きな家”や“その小さなペン”のような、文で無いものでした。今度は、文の中で述語として使われる時です。ご覧下さい。この最初の部分はالكتابと読み、كتاب、本に定冠詞が付いた形で“その本”という意味です。次の部分はجميلと読み、“美しい”という意味の形容詞です。先程までご説明してきたものは、名詞と形容詞の組合せでも、両方定冠詞が付いていないものか、両方定冠詞が付いているものかのどちらかでしたね。ところが、これは名詞にだけ定冠詞が付いて、形容詞には定冠詞が付かず、非限定になっています。このような時、これは文になります。そして主語になるのは限定名詞。述語の形容詞は非限定です」」…ふむ、そういう事ですな。今回の講座は、今迄、余り気にせずにスルーしてきた為に、主語−述語関係の時と、修飾語となる時の違いがよく判っていなかった個所を教えてくれたので、私には大変勉強になりました。
 「「このように、キーボードにもアラビア文字が打たれています。これは私がレバノンで買って来たキーボードです。皆さんの中には、文字の学習段階で、アラビア文字を繋げるのに、苦労なさった方も、いらっしゃるかもしれません。コンピューターに書く文字を入力すると、文字は自動的に繋がってくれるんですね。便利です」」…私としては、この独特なFEP機能には非常に強い関心があるのですが、流石にコンピューター用語には専門的な語句も多く、調べようにも調べられないでいます。日本も、日本語という独特な言語環境故に、FEPを築いてきましたが、これとはまた、全く異なる概念を持つ亜語FEPが、どのような仕組みによって作られ、どのような歴史を持つのか、大きな興味を抱く処です。
 「(Q.仕事は何時から何時までですか?)「事務所の営業時間は 9時半から五時までです。これは基本的な時間ですが 観光客が来ているときは家に帰る時間は決まっていませんね。二日間家に帰らないときはあります。(Q.どうやって会社に来ますか?)「地下鉄かバス。でもときどき仕事のため タクシーを使います。(Q.仕事を終えたら何をしますか?)「もし仕事が速く終わったら、家に着替えに帰ってスポーツをします。または、友達と会ったり、 親戚を訪問したりします。でも遅く終わったら、家に帰って休みます。」」…つまりは、(少なくとも彼は)日本の一般的なサラリーマンと余り変わらない生活のような感じですね。
 「(Q.仕事中に時間通りに礼拝をしますか?)「5つの義務とされる礼拝があります。時間通りに 礼拝をしたほうがいいけど、仕事があれば定時ではなく、 ちょっと遅くお祈りします。たいていは時間通りにお祈りします。」」…恐らく、人によって考え方はまちまちなのでしょうが、今や国際社会の時代。ましてهاني氏は旅行会社勤務である訳で、海外や外国人旅行者との繋がりは避けられない。加えて、仮に相手もイスラーム国だとしても、瞬時に互いが連絡を交せるようになった現代は、時差の問題も出てくる。そういう事情が窺えます。
 「هانيさんにとって、礼拝は、勤務時間の中で、よい気分転換にもなっているようです」」…حسناً. ـ義務と呼ぶと、とかく抵抗を感じる処ですが、حقاً、空気を入換える事に一役買っていると考えられるのですね。
 

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もっと食べるぅ〜♪  投稿者:PANDA  投稿日: 6月 4日(日)23時06分1秒
   はにゃ〜ん♪

では、もう一個気になる箇所を。(笑)

「風待ちジェット」の中に
「昨日さえ 変える力が ふたりにあるってこと」
(最初は「昨日さえ帰る力が」と聞こえたので「戻」のカードを想像してしまった(どっか〜ん))
というのがあるけど、どういう意味かなぁ?

クロウさんも過去は変えることも消し去ることもできないと言っていたし、
第30話でも命が失われたという過去の事実を変えられなかったし、
う〜む、謎だぁ。
 


こちら、卵料理でございます。  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 5日(月)19時15分27秒
   
PANDA 様
 多少強引ですが、こう考えてみましょうかね。
 過去は変えることや消し去ることは出来る。…対価さえ支払えば。しかしその対価は極めて重い。消し去ろうとする時、その対価は幾ら程になるのか。それが“猿の手”の結末として描かれている…。
 私は『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)、第八話「ケイヤク」でタイトルを「鼻に付いた肉は消えた」としましたが、これは欧米の絵本か何かの話で、━━ある時、男が妖精から願い事を3つ叶えると告げられる。帰宅し、妻にそれを伝え、何を願おうかと考えるが、そんな夕食に出されたのはいつもの質素な食事。男は「こんなのでは無くて、たまにはハムが食べたい」と口にするが、何とその願いは叶えられ、彼の目の前には丸々大きなハムが現れる。妻は「何て勿体無い事を! これで願い事が1つ減ったではないの!」と怒り、ケンカになってしまう。癇癪を起こした男は「うるさい奴だ、こんなハム、お前の鼻にでもくっ付いてしまえばいいんだ」と言うと、その願いも叶えられ、ハムは妻の鼻先にくっ付いてしまう。慌てて引き離そうとするが、全く取れない。妻は「あと1つ願いが叶うのだから、それでこのハムを消して」と頼み、その願いも受け入れられる。こうして男は何も手にしなかった。━━というもの。彼の望みは比較的小さなものであり、それを打ち消した処で、虚しさを残される程度の対価で済んだのでしょうが、その物事が大きければ大きい程、非情(「非常」の誤字では無い)な対価を必要とするのかもしれません。
 そう言えば英語圏には『Humpty Dumpty』(Mother Goose(Ma Mère l'Oie)より詠み人知らず)という有名な童謡がありますね。━━“割れた卵は元には戻らない”━━という内容ですが、殻を除いた状態で雛を孵らせるという研究は現在行われています。しかし、今の技術では、ある程度まで育つと、雛になる前に死んでしまうとか。解に、元に戻す対価のいと重き事か!
 

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人形殺人事件、尾行大作戦!  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 5日(月)23時57分22秒
   
 2006年6月5日。
 【2006年6月4日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 263通、1210.83KB。
          (▲ 6 ▲ 143.77)
 日本語スパムメール  23通、 236.79KB。
          (▲ 1 ▽ 14.25)
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第10話「その あたたかな街と人々と…」
 「「灯里先輩って、何気に知合い多いですよね」「確かに」「地元にいる私達より大勢いると見ましたが…、どうでしょう?」「うーん、そうかもね」」…素敵な場所なんか知らなくても、素敵な人を沢山知っている。「「ほへ? 何々?」」…くしゃみもしない、鈍感娘、灯里。(^^;;
 「「何つーかね…、の〜んびりレトロで、何かマが抜けてて…」「灯里先輩の事ですか?」「バポレットの事よ」「…そうですね…」「油断してると時々わって驚かされて…」「…バポレットの事ですか?」「ふふ、灯里の事よ」」…Franz Joseph Haydn(フランツ=ヨーゼフ=ハイドン)作曲、交響曲第94番『驚愕』。(笑)
 「「うわっ…!」「失礼…」「…大きな鞄ね」「…もしかして…」「ん?」「(ぴきーん☆)鞄の中身は、死体かもしれません…!」「…はー?」「昨日読んだ推理小説で、あの中に出て来た死体運搬人にそっくりです」「死体…ねぇ…」」…アリスってそういうのを読むんですか。でっかい意外かもです。
 「「う〜ん、聞こえないわね…。何話してるのかしら…」「鞄に付いて何か訊いているようです。でっかい危険な香りがします!」「知らない人とすぐに知合いになれるのはいいけど…、誰とでもっていうのはちょっとねぇ…。…ねぇ、どうする? 私達も、行った方がいいと思う?」「そうですね。このままでは、何らかの事件に巻き込まれてしまうかもしれませんから」」…アドベンチャーゲームなんかだと、ここで選択肢が表示される処かな。
 「「…、あれ? いないわよ?」「死体の男もいません」「…まさか!」」…だかーら“死体の男”ってぇ〜。
 「アイちゃん。今日も素敵な出会いが、いーっぱいの1日でした。━━灯里さんの周りには、自然とあったかな出来事が集まって来るね。藍華さんとアリスさんに偶然会うなんて。」…嘗てアイと出会ったのもね。「あれ? それって本当に偶然?」…それとも、灯里の様に引き付けられて尾行をしてしまった2人の“ヒツゼン”?
 
 ところでテレビ東京の放送終了って初めて観たかも。
 

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Anti-ageing (1/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 6日(火)00時27分35秒
   
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 21−8(通算Karte:69)
 「「『ブラック・ジャック21』!! 謎の組織の恐るべき陰謀! 死神の化身、ドクター・キリコの魔の手から、患者の命が救えるか!? 今、遂に明かされる、ノワール・プロジェクトの秘密!」
 「21年前の不発弾事故の後に私と母を捨てた、父、間 影三との再会。その直後から私の命を狙う謎の組織。陰謀を暴く唯一の手掛りは、一枚の写真だった。そこに写る1人、シュタイン博士の行方を追ってイギリスへと辿り着いた。彼らが嘗て関わっていたという、謎のノワール・プロジェクト。その正体が、遂に、明かされる…!━━「…おい、どこにいる!? 着いたぜ、先生」」…「65年後の目覚め 手塚治虫 原作「浦島太郎」」…原作第106話(1976年1月作品)
 「「おい! その荷物は9番倉庫前だ!」「はい」「重てぇ荷物だなぁ」「何が入ってやがるんだ?」「おい…!」「うわうわうわわぁ──!」」…さしずめ、吸血鬼の棺。(^^;;;
 「「…! …キリコ先生、ですね…」「ああ」「お金を払えば、治る見込みの無い患者を、楽にあの世に送って下さる…」「しっ…! …中で、お話しましょう…」」…そしてもう1人の吸血鬼。
 「「私の叔父、ヒュー=モーガンです」「…叔父?」「彼は、炭坑で働く父親の処へ、お弁当を届けに行き、そこで爆発事故に遭いました。…それから今日まで、意識が戻らず、身体も全く動きません、65年の間ずっと…」「65年、だって…? そんなバカな! だってまだほんの少年じゃないか!」「彼は事故以来、歳を取らないのです。…でも間違い無く、彼は私の母の弟です…」「一体叔父さんは幾つなんだね」「事故に遭った時は15歳でしたから、80歳になります」「…これが80歳の老人だって…!?」「お医者様も不思議がって、詳しく研究したいと仰るのですが、町からも補助金が出ず、うちの両親が亡くなり、私1人ではもう面倒を見る事が出来ません…!」「成程…。珍しいケースだが…お任せを」「…これは?」「遣り方と値段です」「…色々な遣り方が、ありますの?」「値段によって、より楽にあの世へ逝って頂きます。勿論自然死に見えるように…」「どうか苦しまないように、お願い致します…」「お任せ下さい」」…設定を海外にしたという事もあって、OVAのイメージがあります。
 「「患者のヒュー=モーガンです。事故に遭ってから発育と老化が、完全に止まっているのです」「ほーぅ、これはじっくり研究する価値がある!」「このような患者が、これまで話題にもならず放って置かれたとは」「しかし、この患者にどんな意味がある云うのです?」「シュタイン博士は、アンチ・エイジングの研究をされている、世界的な権威なのです」「アンチ・エイジング?」「ええ。人間の老化を食い止めて、いつまでも若さを保つようにする研究です。私も、博士のプロジェクトに興味があって、今回、日本から参加しました」」…参考→特定非営利活動法人 日本アンチエイジング医療協会NPO法人アンチエイジングネットワーク。無論、本アニメに於けるアンチ・エイジングとは質的に異なるものなので念の為。閑話休題、西川の行き先がBJと同じだった理由はこれだったという事ですか。伏線がきちんと張ってあって面白いです。
 「「申し訳ありませんが…、もうこれ以上、叔父に関わらないで下さい。放っておいて欲しいのです…」「これは、世界、人類の為に役立つ、立派な研究なんですよ!」「私の叔父は研究材料ではありません」「失礼だが、私達が患者の入院費を全額負担するというのは如何かな?」「これは私の家の問題です。どうかお引取りを…。私の母は亡くなる前にこう言ったのです。弟をこれ以上生かすのはもうやめましょうと。私達の家系で80年以上生きた人間はいません。自然に逆らうべきでは無いのです…」「あの、もし…」「…?」「もしも患者の意識が戻ったとしたら、どうでしょうか…!?」「…ぇ?」「意識を戻す事が出来たら、私達の話を訊いて頂けますか!?」「な、何を勝手な事を!」「シュタイン博士。患者を治療して、意識を取り戻せば、研究もより進むと思います!」「何を言ってるんだ。あの患者が治る診込みは無い!」「…思い切って、手術をしてみては…」「馬鹿な! 失敗したらどうするつもりかね!?」「暫く、時間を下さい…」」…成程、これは面白いリアレンジです。辻褄も合っている。しかも派閥争い、人物関係が原作よりも更に複雑化していて、物語自体にも深みが出ています。その反面、安楽死問題自体は希薄になっているかもしれませんが…。ちなみに西川の打ち込んでいた、BJのメールアドレスはbj21@yt*。どうやら読売テレビのサーバーにアカウントを持っているようです?
 

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Anti-ageing (2/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 6日(火)00時28分48秒
   
 「「彼が、患者の、ヒュー=モーガンです」「これは…、…脳底動脈に不完全な栓塞か…。胸部に著しい出血、第4脳室変破朽。こいつだな、恐らく昏睡の原因は」「爆発事故なんです」「一酸化炭素の脳細胞破壊という事で治療不能です」「先生は、同じような植物状態の患者を、今迄5人も救ってますよね!?」「まず診込みは3〜4%。普通ならそんなリスクでオペはしませんね。それともその3〜4%に賭けて、20万ポンド払いますか?」「に、20万ポンド!?」「せ、先生!」「私は慈善家じゃあ無いんでね」「そんな大金ここには無い。あったとしてもこの患者には…」「無駄なオペはしたく無いんですよ」」…約4200万円。「「では失礼!」「先生! 患者の命が掛かっているんです! それに、彼はアンチ・エイジングの研究でも非常に重要なんです! お願いします!」「私がここに来た理由はシュタイン博士に会う為だ。失礼」「もう! 何なの、シュタイン博士もあなたも!」……「大体(らいたい)ちぇんちぇいは女心が判ってない!」「私を利用しようとしてるのは彼女の方だ」「そ、そうだけどぉ…」「アンチ・エイジングなんてな…。大体人間ていうのは、自然に歳を取っていくもんだ」「そして自然に死ぬ…」「…ドクター・キリコ、何故ここに!?」「フン。呼ばれれば世界のどこへだって行くぜ? お前もそうじゃ無いのか?」「お前もまた患者を殺しに来たのか!?」「おいおい、こんな場所でそんな話はするなよ。…俺は人助けをしているのさ。治る診込みの無い患者を楽にしてやる。その方が家族の為になるものさ」」…このキリコのセリフは一見すると、看板通りの死神役に思えてしまいますが、実は今後の展開に影響を与えないよう、原作に則るキリコを描いています。キリコは何でもかんでも死ぬのが楽であり、それが人の為だと迄は考えていない。BJに独特の自己世界があるように、キリコにも哲学がある。それが描かれているのが原作第191話「小うるさい自殺者」(1977年11月作品)。テレビアニメシリーズでも、旧『BJ』では扱いづらかったであろうこの作品も、『BJ21』では取り上げられそうな気がします。「「そんな事は…! …ぁ、あの患者か! …あの患者を殺すつもりだな!?」「歳を取らないってのは不幸なもんだよなぁ。え? ブラック・ジャックよ…」「くっ!」「フッフッフッフ…」」…今さっき、自分が吐いた言葉、“人間ていうのは自然に歳を取っていくもんだ”。それをそのまま返され、ぐうの音も出ないBJ。意図的な演出か否かは判りませんが、“4”のボールが落ちるのがいい感じです。
 「「…ぁ」「約束の時間です」「…それは?」「これは私が開発した、安らかに死なせる装置です。これを頭に付けて、電磁波を流します。すると延髄が麻痺して、呼吸中枢が止まり、眠ったまま気持ち良く息を引き取るのです」」…観ていませんが、恐らく劇場版でのキリコ登場シーンでも同じ説明はされている筈。ただ、テレビ版ではOPを除けば今回が初登場である訳で、完結に説明する場面はあって当然。
 「「用意出来ました。宜しいですか?」「………」「…これで、“長い眠り”ともおさらばですな…」「………」「…キリコ! そこまでだ!」「ブラック・ジャック! …ううっ! お前はいつだって俺の邪魔をするんだな!」「この患者は俺が手術をする!」「待って下さい! そんなお金は…!」「キリコに払うカネがあるだろう! それで手術をしてやる!」「無駄だよ、ブラック・ジャック! この患者は治らないんだ!」「……24時間猶予を下さい! もし24時間経っても患者の意識が戻らなければ…、その時はキリコに患者を譲りましょう。いいですねっ!?」」…BJにとっては売られた喧嘩。キリコに屈する等、プライドが許さない。
 「「…ああ、ちぇんちぇいの周り美女ばっかり…」」…西川はともかくモリーンは同一視すべきじゃ無いだろ、ピノコ。(^^;;
 「「…ぅ…ぅぅ…」「…ぁ…♪─!! …ヒュー叔父さんが! 叔父さんの目が!」「……」「意識が戻った!」「おお! 奇跡だ!」「叔父さん? 叔父さん判る? 私はお姉さんの娘、モリーンよ」「…ぁ……」「…良かった…。…本当に良かった…」「…………、…お父…さん…」「…?」「…お父さんは…どこ…? …僕…お父さんに…お弁当持って来たよ…。…ねぇ…お父さんはどこなの…」「…。…あなたのお父さんはもういないのよ」「…っ…!?」「あれから65年も経っているの。あなたは事故で眠り続けていた。家族は私以外、もういない…」「…ぁぁぁ…、…ああ──ッッ!! …何で…、何で、僕を起こした…!? …どうして…そっとしておいて…くれなかったんだ…! …僕…もう…帰る処が無い…。…僕もう…、…お父さんの処へ…返…し…て……」」…こう、映像化されると、『BJ』が当初、“恐怖コミック”のカテゴリーに含まれていた事が頷けます。
 「「………!」……「フ…、交代の時間だ。患者は引き渡して貰おう」「…患者は、死んだ…」「死んだ…!? 手術は、失敗だったのか…?」「失敗じゃ無いッ! 患者の意識は戻った。だが…、治った途端、老化現象が起こり…、老衰で死んだんだ…!」「…老衰だって…!?」「俺達はバカだッ!」」…今回は傑作です。命をコントロールする、延命する。そこに潜む、医療そのものへの倫理と矛盾点。アンチ・エイジングの研究という、より判り易く、且つ、現代らしいテーマを付加し、物語をより多次元化する事で、何が“バカ”な事なのかを克明に描いています。もともと死ぬ筈だった命、既に死んでいる筈であった命を、延命によって生き長らえさせ、更に蘇生させよう、否、安楽に死なせようと争っていた2人と、そして、その延命たる所以はどこにあるのかを探ろうとしてたシュタイン達。しかしそのいずれも、当の患者とは、蚊帳の外にいたという事実を突付けられ、その愚かさに気付く。
 

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Anti-ageing (3/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 6日(火)00時30分10秒
   
 「「な、何だと!? 患者が死んだ!? …最後の希望だった…。…ううっ!?」「…シュタイン博士!? もしもし!? どうしました!? シュタイン博士!?」」…本作の場合、BJ達の名言だけでは終わらない。何より、シュタインや組織の話が後に続く。引っ張っている、という感じです。
 「「心臓です、もう長く無いかもしれません」「くそう…、折角ここまで来たって言うのに…!」「…ぅぅっ…!」「シュタイン博士、私が判りますか」「…ぅぅっ! …ぁぁ…」「お訊きしたい事があるんです。急いでオペを行います」「…いや…、必要無い…。…これは治らん…。フェニックス病だ…」「…フェニックス…病…」「儂が話せる言葉が余り無い…、ブラック・ジャック、いや、間 黒男くん…」「私の名を!?」「勿論だ。君の手術は…、儂が本間くんに勧めたんだ…」「何ですって!?」「あの頃儂達は、人間の寿命を延ばす研究を行っていた。儂は様々な人間の器官を無理矢理移植し、命を取り留める方法を探っていた。それを実践したのが本間くんだ…。…身体がバラバラになった少年は、そのままでは死んでいた。儂は様々な移植手術を提案した。本間くんは命懸けでそれに取り組んだ。…その成果が、君だ…。その後、儂は本間くんと仲を違えて別れてしまった」「では、この写真はその頃の…?」「…ドクトル・ジョルジュ…。ニューヨークのバート病院にいる。彼が全てを知ってる…」「博士! シュタイン博士!」」…衝撃の新事実。そうすると、BJの腸が弱いという話(「Karte:51 噂の座頭医師 手塚治虫 原作「座頭医師」」(原作第126話、1976年7月作品))はそれと関係があるという事にしてあるのかな(原作中にBJは腸が弱いという話は「座頭医師」以外には登場しない)
 「「私は、先生とアンチ・エイジングを研究出来たらと…」「あのねぇ…」「…?」「アンチナントカって、ピノコは歳を取りたいよ? ずっと同じ歳だなんてアッチョンブリケだわさ」「…うんそうね…。いい歳の取り方したいわよね…」」…さりげなく原作を更に補強するセリフ。『BJ』に於けるピノコの比重は、想像以上に大きい。
 「「あ、ちぇんちぇい、あれ!」━━「先生! …ありがとう先生。ヒュー叔父さんと話が出来て、嬉しかった…」「………」」…BJもキリコもバカだったかもしれない。それでもBJは、自分は間違った事はしていない、と、彼女の言葉に信ずる。
 次回予告、「心臓(ハート)の刻印」「「謎の組織の恐るべき陰謀! 舞台はニューヨークへ! 謎の心臓病、本間血腫の秘密。━━ドクター・ジョルジョの居場所を知ってるんですか!?」「ある患者の治療をお願いしたいんです」「恋人達の時計と言ってね…」「本間血腫だって!?」「キャサリン=バート…」「私の母なんです…!」「これは、お断りします」「ちぇんちぇい! 死んじゃいやぁっ!」「『ブラック・ジャック21』、ネクストカルテ、「心臓(ハート)の刻印」」「さようなら、ブラック・ジャック先生?」」…原作第163話「本間血腫」(1977年3月作品)。綺麗に纏まっていく感じがします。本間が不老不死の研究に関わっていたとするならば、当然そこには人工臓器の移植の話も出てくる筈。『BJ21』、予想を裏切って、面白いかも。
 写楽をさがせ!…冒頭シーンは全く気にしていませんでした!
 

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イタリアリラも換算出来無いっぽい  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 6日(火)22時30分9秒
   
 2006年6月6日。
 【2006年6月5日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 224通、1012.24KB。
          (▽ 39 ▽ 198.59)
 日本語スパムメール  27通、 276.25KB。
          (▲ 4 ▲ 39.46)
 
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第10課。
 「السلام عليكم! أهلا وسهلا! ـこんにちは、ياناغيّا كاروكوです。エジプトはカイロの街。とあるカフェに、現れた男性が1人。そう、この『アラビア語会話』に於ける柳家 花緑のように、彼は、この街には無くてはならない人なのです!」
 「Aما هذا؟ ـBهذا ماء ورد. ـA「…はい?」Cهذا ماء ورد、バラ水ですね。ちょっと花緑さん、匂いを嗅いでみて下さい」A「…あ、いい匂い…」C「はい」A「何か甘い…」C「バラから採った、これはあの、アラブでは昔から大変重用されていて、あの、例えばね、飲み水に1滴か2滴こう垂らすと、香りが付いて美味しいですし、それからね、お菓子を使う時にもね、入れますね、少し。それから女性はね、あの、化粧水として使ったり、香料として使ったり、香料と言うか香水として使ったり、こう色んな使い方があって私も大好きなんですよ」」…rとlの発音が違うとماء ولدですね。そっちの方が好きかも。(ショタネタ、しかも下ネタに持っていくの禁止!(笑)) 否、でも、それだって一応وردだし。(だから、そういうネタにするの禁止!(笑))
 「Aبكم هذا؟ ـBثلاثة آلاف ليرة. ـA「リラっていうのは…イタリア語?」B「スキットの舞台となったレバノンでは、通過単位はليرةと言います」」…Fino! 『イタリア語会話』は一つ前の時間帯に放送ですね。(^^;; 3000レバノンリラ(L.L.。レバノンポンドと呼ぶ方がどちらかと言えば一般的か。LBP)。残念ながらGoogleでは「レバノンリラ」でも「レバノンポンド」でも、日本円には直してくれませんでしたが、およそ200円強といった処。
 「「番組の後半は、文化コーナー「アラブの風」です。えー、皆さん、コーラン、القرآنという言葉の本来の意味を、ご存知でしょうか。えー、القرآنというアラビア語は、そもそも声を出して読まれる物を意味する言葉です。このコーランを唱える事を、職業とする人の事を“ムクレッ”と言います」」…残念ながら手元の辞書には載っていないのですが、قرأの人名詞形だからمقرءでいいのかな。
 

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『学園ヘヴン』も始まるしのぅ(笑)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 6日(火)22時54分51秒
   
 『パパと♥KISS IN THE DARK(南原 兼桃季 さえ白泉社Three Fat SamuraiSOL BLADETNKキングレコード)AT-X(SKY PerfecTV!SKY PerfecTV!110)で放映されるらしい。(→詳細)
 地上波だったとは言え、『好きなものは好きだからしょうがない!!(プラチナれーべるSOFTPAL Inc.,学園なんでも屋実行部)の時もあれほど騒がれたくらいですし、“描き込んではいない”とは言え、あからさまに、えっちしている『パパキス』が電波に乗る事で、どんな反響があるのか、ものすごーく興味のある処です。(笑) …あ、一応、「※視聴年齢制限あり※」なんだ。(DVDにはレーティング無し)
 折角の機会ですし、某アニメ専門サイトさん、ご試聴、いかがですか?(笑)
 

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“錬金術”  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 7日(水)21時15分59秒
   
 2006年6月7日。
 【2006年6月6日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 276通、1247.31KB。
          (▲ 52 ▲ 235.07)
 日本語スパムメール  26通、 282.46KB。
          (▽ 1 ▲  6.21)
 
 ウィキペディアで「ROSARIUM」を引くと、曖昧検索で「エメラルド・タブレット」━━「錬金術の基本思想(あるいは奥義)が記された板」━━の項が出てくるのは狙っているのか否か…。
 

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DDCならば団探偵社  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 7日(水)21時30分6秒
   
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第441話「最期のアーン」
 「「立ちはだかってる巨大な壁も、見方を変えたら大きな扉! 口を大きく“アーン”と開ける。微笑ましいこの行動が、今日の事件にどう絡む!?」」…傍題の“アーン”って何かと思ったらそれですか。瞬間的に頭に思え浮かべるのはآن(「時」)なんですが。…え、亜語なんか出て来る訳が無いだろって? それはそうだろうけれども、“時”ってミステリーっぽいじゃあ無いですか。『محقق كونان(『名探偵コナン』の亜語名)』ってあちらでも、めっさ人気あるし。
 「「改造拳銃か…」「…な〜んたって超有名な探偵さんなんだから、あっという間に解決するよ!」」…蝶は美や和みの象徴として扱われる一方で、不気味な、或いは不吉な事、不可思議な事等の隠喩としても出て来ますね。室内の蝶は、大抵の場合、後者が多いですかな。
 「「蘭に頼まれて、おやつのケーキを買って帰る途中に、警察に走る新田さんと会ったという次第でここに」「中西さん宛てに、借金が返済できないので死んで詫びるとあるな」「ですが、ワープロで打ったものです。山本さん本人が書いたものだと断定出来ません」」…どうでもいいですが、小五郎の、現場に来るに到った経緯の説明は、どこか言い訳じみていますな。「死神だとは云わせんぞ、俺が来る前に既に事件は起きていたんだッ!」とでも言いたげな。(苦笑)
 「「警部。照合の結果ですが、山本さんは、改造拳銃での逮捕歴があります」「隣の鈴木さんの話では、テレビ等のヴォリュームを注意すると逆ギレするような人で…、蝶だけが生き甲斐の男だったようですね」「警部殿、そんな無神経な男が、借金を苦に自殺するとは思えないんスがね」「毛利さん」「?」「判らないんですがねぇ…。鈴木さんと新田さんが銃声を聴いたのが、2時45分頃。新田さんが、中西の姿を見たのが、3時過ぎですよね」「仮に、中西が犯人だとすると、この間の、15分。彼は、何をしていたんでしょうか。犯人なら、一刻も早く、現場から逃げ出したいと思う筈なんですが…」「警部。中西さんです」「ん?」「…だから、俺は約束の3時に来た! 部屋に入ったら、もう山本はソファーの上で死んでたんだ…!」「あなたは遺体を発見した。ですが、彼は幼馴染でしょう。どうしてすぐ、警察に連絡しなかったんスか」「俺は山本にカネを貸していたんだ! 縺(もつ)れで殺ったと思われるのがイヤだったから逃げたんだよォ」「いいや、嘘はいけませんよ。あなたは指紋と硝煙反応を残さないようにタオルで銃を包み、2時45分頃に山本さんの口に銃口を入れ、自殺を装って射殺した。…銃声を聴いた人が、2人もいるんスよ」「待ってくれ! じゃあ拳銃をどうやって山本の口の中に入れたんだ!? ただポカーンと口を開けて撃たれるのを待ってたのかよぉ!?」「いや…それは山本さんが欠伸(あくび)をする瞬間を…待っていたとも考えられる、うん」「奴は借金の取立てを喰らってるんだ!! 大口を開けて、欠伸する余裕なんかあるのかよ!」「まぁ…そりゃそうだが…」「(確かに、中西さんの言う通りだ。これが彼の犯行だと云うには無理がある)」」…変わったモティーフを扱っていますね。凶器は判っている。部屋は密室ですら無い。だが殺され方が尋常では考えられない。とは言っても凄惨過ぎるというものや、超人ないし非人的な要素が存在するという訳では無く、通常被害者が有り得ない行動をとっている。それは何か、それは何故なのか、という事が謎になっています。
 「「もう一つ訊かせて欲しいんだが、山本さんが亡くなったと思われる2時45分頃、あなたは、どこで、何をしていたんですか?」「ここへ来るタクシーの中だ」「タクシー会社の名前は」「覚えて無ェよ。確か、青いクルマだったな。ハトだかネズミだかの動物の絵が描いてあったよ」「あたってみます」」…まぁ確かに、わざわざ電話で呼ぶ等する場合を除いて、拾ったタクシーの会社名なんか覚えていませんな。
 「「(山本さんの死が自殺だったとすると、山本さんは自殺した後、蝶をどうするつもりだったんだろう…? 大事に育てていた蝶を…。まだ何かある。オレが気付かない何か。それは何だ…!?)」」…前述の、不吉の象徴。
 「「コナン、例の物を…」「………」「由美さん、それが、何か、ご存知ですな」「ええ。歯の裏側を診るデンタルミラーですが」「米花デンタルクリニックに無理を言ってお借りして来ました。“B.D.C”と、イニシャルの入った特注品だそうですなぁ。通院している患者の中にこれを欲しがる人、或いは持って帰る人はいましたか?」「いえ、いません」「警部殿。テーブルの下に、コーヒーカップがありますが、見て下さい」「うん? ぁぁ…。…ただのコーヒーのように見えるが、これが何だ?」「中に、掻き回す棒、マドラーが入っていますね。ゆっくりと抜いてみて下さい」「………っ!?」「…何故ここに!? …何故!?」」…ガイシャが無神経で、いい加減な性格だと、意図せずダイイングメッセージを残す事がある、という例。
 「「山本が診察に来たんです。勿論、私の顔も名前も忘れていました。許せなかったのは、もう二度と飲酒運転はしないと約束したのに、酔ってクルマを運転して、クリニックに来たんです…! この人は何も反省していないんだなぁ、そう思うと夫が可哀想で…それで…。申し訳ありませんでした…」」…ミステリーとしては今一つ。だが、危険運転問題をテーマに盛り込んだ事で加藤的には評価アップ。
 Cパート「「だからケーキは色々事情があってねェー? 嘘付いた訳じゃなくて蘭ちゃん、開けて下さい!」」…そう言えばあのケーキ、蘭に頼まれたものだったんでしたっけ。(^^;;;;
 

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問題はどちらを(攻)と解釈するかだな。(笑) (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 7日(水)23時36分15秒
   
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:10」
 「「フフ、今日もオレは生き残った。また一つ強くなった。当然のように約束された勝利! これこそがATの真の道! 我が道の“牙”!!」」…前回もそうでしたが(というか今回の冒頭でのリプレイと同じですが)、“牙”をそのまま読ませているという事は、レガリアの話は無しって事なのですかね。
 「「…AT殺法、“膝カックン”」「イッキ!?」「っつーか、何故に全裸!?」「手前ェ!」「ケッタイなカッコしやがって。今日から貴様をミノーンと呼んでやる。ミノムシっぽいから」「っ!」「いちいちあんな事しねぇと忘れちまうようなトリックなら、お家に帰って日記でも付けとけや、アン?」「ちっ…。……ん? フフ」「ん? 何だ?」「…小物だな!」━━アギトがサラミをつなえた━━「…、そっ、そうなのー!? 俺ってそうなのーっ!?」━━つうこんのいちげき━━「うんうん」「おお───っ!!」━━なかまたちがおいうちをかけた━━イッキは999のダメージをうけた━━「フフ…」」…おいおい、だんだん版権を無視するネタが平気になってきましたか?(^^;; 「「…ぅっ!? (ヤベっ! さっきのショックで眼帯が…! 亜紀人が出て来るだと!? ザケんなよ!) これからがいいとこだってのにィッ!!」「…お…、お、おいっ!」「…ここに……、…ここにいちゃダメ! …逃げて!」「……(紅潮)」…バシッ!「うわっ!」「ショボいモンぶら下げて、俺の弟に迫ってんじゃねーよ! この変態魔王が!」「弟!? 何だ手前ェ!?」「ああ! ダメ! やめてっ!」」…オイオイオイオイ、何でここに来て、ある意味、原作以上にヤバい妄想を掻き立てる演出はどういう意図があるんですか?(^^;;;;;
 「「亜紀人、どこだ!?」「………」」…アギト(亜紀人)の両目が露出。これは原作でも出てこなかった筈。大変貴重なカットかも。
 「「押し上げだァ──ッ!」」…ブッチャの使い方としては相当。
 「「あぐ、あぐあぐぅーあっ!」「いたたたたたっ!」「リンゴ!」「…あ、うん。今のを訳すとね、“フン、何だ手前ェも小物だな。”と言ってます」「ふげぇほげもげもげ…」「“仲間だのエンブレムだの道だの━━”」「ふげぇほげほげ…」「“━━そんなのものばっか拘って━━”」「…ほがあぐあぐ…」「“━━引き篭もりの井戸ガエルだッ!”」」…リンゴ、何故に平然と訳せる!?(^^;;
 「「…ただ…落ちてるだけの筈…。…なのに…」「…お前ぇ、そんなんじゃ楽しく無ぇだろ」「…!?」「俺様的に言って、井戸のカエルだってさ。海で泳ぎてぇとか、深海ダイブしてぇなんて、思わなかったんじゃねえの? …だってよぉ、生まれてから、カエルがずっと見てきたものは、海じゃねぇ」「…空…!」「…だろ?」「(ほらね? アギト。僕の予感の方が正しかったでしょ?)━━フン! ……」「…えーっ!?」「(ずっと待っていた! 僕達を暗い水の底から連れ出してくれる“鳥”…!)…チュッ!」」…いよいよですな、亜紀人とイッキの展開。(笑)
 「「カラスくん…?」「……」「カラスくん? チュウ…」「…シムカさん! …ヨォーッ…!」」…BLシーンの口直し?(苦笑) 「ズボッ! 「…ちゅう〜…」」…おいおい、それはそれで…。(^^;;; 「「……、ちゅー」「…あんに゙ょんはせ゚よー゙っ!!!!」」…そうだよな、やっぱりそう持っていくよな。(^^;;;
 

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問題はどちらを(攻)と解釈するかだな。(笑) (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 7日(水)23時37分45秒
   
 「「…ぁぅー…ぁぅー…」「…オラ、手前ェ何やってんだァ! その紙ムダにすんなよッ!? 自分で食えよッ!」」…大笑い。(^^;; そのフレーズ良過ぎ。(^^;; 「「さてと、あのオトコオンナはどこ行ったのかなァ。めくるめく愛の一夜の顛末を問い質さにゃのゥ…。…よりにもよってオトコオンナが相手とはねェ。オイシイコトしてくれるじゃねェかァ…」「〜〜オトコオンナは手前ェじゃねェか!」「っ!? ンだと手前ェ!! もっと嬉しそうにしろゴルァ!! 仮にも唇の童貞喪失した初めての朝だろうがァ!? なァ!? それがたとえ男相手でもよォ!!」「何ヌかしてンだ、ブッ殺されてェかァッ!?」」…そういうネタが好きなのか、単にいつものようにイッキをイジめたいだけなのか、よく判らん。(^^;; 「「はい、イッキ、ご飯!」「…わ、わぁち!」「……っ!」「…何だよ、お前まで何怒ってんだよ!?」「(だってさ、いくら男だってっても私より可愛い男がイッキのファーストキッスの相手ってそれどういう事よ!? しかも会ったばっかりの癖に私を差し置いててそれ何って言うか超許せないッ!)」」…自分より可愛いと認めているのかリンゴ。それは完全に負けを認めたのと同じだぞ。「「いい湯だったぁ。お風呂、ご馳走様ぁ。いいねー、ここ湯船広くて気持ち良かった」「破れた布裾直しといたでしよ」「ありがとう。イッキくん、一緒に入ろ?」「うるせェ!!」「ぬぬぬ〜〜ッ!!」」…何ていうか、こう、映像化されると亜紀人って『好きなものは好きだからしょうがない!!(プラチナれーべるSOFTPAL Inc.,学園なんでも屋実行部)の広夢と同じ匂いがしますね。(^^;;;
 「「♪らんらんらーん」「…もう…お前、帰んなくていいのかよ」「大丈夫、お兄ちゃんと2人暮しだし、どうせ帰っても僕の居場所は“檻”しか無いの」「…“檻”? …っつーかお前、“牙の王”じゃ無ぇのかよ」「あ、何だ。やっぱりまだ気付いてないんだ。僕は亜紀人。アギトじゃないの。亜紀人とアギトは光と影。鏡に映したように、正反対の僕…。だからATだって…僕は殆ど滑れない」「やっぱり、二重人格…」「…ぇ?」「昨日、井戸の事、話したよね? 実はあの話には続きがあるんだ」「……」「“井蛙不可以語於海者(井の中の蛙、大海を知らず) 而知空深(されど、空の深さを知る)”。カエルはね、囲われの身だからこそ、自由という言葉の意味を、誰よりも知ってるんだ…!」「………」」…これって1クールの番組ですよね。となると、この辺りをテーマとして結末に持っていくのですかな?
 
 『うるるとさらら(ダイキンダイキンエアコン)CF━━
 
15秒version Windows Media Movie直接ダウンロード(約504KB)
30秒version Windows Media Movie直接ダウンロード(約960KB)
15秒version Quick Time Movie直接ダウンロード(約448KB)
30秒version Quick Time Movie直接ダウンロード(約896KB)

 
━━…「♪しつどーん しつどーん かいてきー しつどーん」…何か知らんが、今回のテレ東は罠が沢山仕掛けてあるぞ!?(^^;;;;;
 

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沙都子、悟史、里親 (1/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 8日(木)19時22分16秒
   
 2006年6月8日。
 【2006年6月7日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 279通、1397.63KB。
          (▲ 3 ▲ 150.32)
 日本語スパムメール  24通、 257.65KB。
          (▽ 2 ▽ 24.81)
 
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 通算第10話「し編 其の弐 キズナ」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「沙都子…、今日も休みなのか」「みぃ…」「風邪にしては長引くねぇ。早く良くなるといいのに…」「そうだな…」━━この時の俺には、想像も付かなかった。沙都子の身に振り掛かっている事、そしてこれから起ころうとしている、全ての事が…。━━」…新たな事件の予感。
 「「…ぇぇぃっ……ていっ!」「流石前原さん!」「よっ! 日本一っス!」「この貸し、忘れるで無いぞ?」「はい! 一生忘れません!」「全く調子のいい奴らだぜ」」…この2人の少年は綿し編で圭一と密約を交した相手ですね。そう言えばこの2人、富田と岡村は、あの後、沙都子や梨花を自由に出来たのだろうか? 思えばあの後、沙都子も梨花も死んでいる訳であって…。
 「「どーもぉ、こんにちはぁ」「?」「お昼休み中、すみませんが…」「ぇ? はぁ…」「私、興宮警察署から参りました、大石といいます」「職員室なら、あっちですけど…」「ぁはぁ、いやいやそういうんじゃ無くて…、北条 沙都子さん、呼んで来て貰えませんか?」「なっ…、警察が、沙都子に、何の用ですか…!?」「あー、いえいえ、大した用事じゃあ無いんですがねぇ?」「……っ!?」「…はぁ、…アポイントが無いと、面会はかないませんか。…あー、もしもしぃ?」「?」「ちょっといいですかな? 北条 沙都子さんを、呼んで来て、欲しいんですがねぇ」「…、…ぇっと、北条さんは今日お休みですけど…」「休み! いやはや、こいつぁツいて無いですねぇ…。で…、ここにいるお兄さんは、何て名前か教えてくれますかぁ?」「…っ!?」「前原…圭一さんですけど…」」…祟し編では大石は初登場。編を重ねるごとに嫌な空気を放つキャラクターになっていきますね、彼は。或いはそれだけ、圭一が雛見沢の人間になっている、という解釈も出来ますかね。原作ゲームはともかく、本アニメには当然の事ながら選択肢や分岐といったものは存在しない。よって、圭一という主人公を中心に動く、もう一つの“神の視点”で事件を観ている事になります。だから圭一が本来知り得ない情報も視聴者には与えられている。勿論、それまでの編に於ける内容もそうですが、その他のキャラクターの場面も観ています。その上で、大石が、実際のどうこうは別として━━勿論彼はいずれの編に於いても“犯人”では無いのでしょうが━━悪役的なポジションにシフトしていくように見えるのは、面白い処です。「「ああー、あなたひょっとして、“前原屋敷”の御曹司。お父さん、高名な芸術家さんなんですってねぇ」」…実はこれは綿し編コミック版(竜騎士07,方條 ゆとりスクウェア・エニックス)で既知でした。本アニメでは、少なくともこれまでは、圭一の両親に付いては殆ど描かれず、展開上、必要となる場面で脇役的に登場しただけで、父親に到っては鬼し編でレナが来た事を告げる場面で描かれただけでした。原作を知らないので、これらが他編でも必要なキーであったのかどうかは判りませんし、或いは単にアニメとして再構成する上で、両親の設定を後の編に回しただけなのかもしれません。「「…だったら…、何ですか…!?」「こういう土地ではね? 敵は作らない方がいいですよ? さも無いと……妙な処で買った恨みが、信じられない処で返ってくる事があるかもしれませんよ…!?」」…あからさまに敵というベクトルで描かれています。「「それくらいになさった方がいいんじゃ無いですか…?」「うん? これは入江先生じゃないですか。先生の処にも、後でお伺いしようと思っていたんですよ。いつもお忙しいとかで? ロク々々お話が出来ませんからねぇ」「なら、令状をお持ちになった方がいい。職務質問と任意同行は、拒否出来ますから」「…フン」「…。…大石 蔵人という刑事です」「大石…」」…冗談みたいな名前ですよね。(苦笑) …いえ、全国の“おおいし くらうど”さん、他意はありません、念の為。
 「「あいつ、沙都子に用事があるとか言ってきて…!」「沙都子ちゃんに…? …しつこい男だ…!」「沙都子の処へ、よく来るんですか?」「前原さんは…、“オヤシロさまの祟り”と、沙都子ちゃんの話、少しは聞いた事がありますか?」「…はぁ…、沙都子の両親が、ダム計画の賛成派で…、転落事故で死んだのは、“オヤシロさまの祟り”だって話ですか?」「ご両親が亡くなった後、沙都子ちゃんとお兄さんの悟史くんは、叔父夫婦宅に身を寄せる事になりましてね」「…ぇ…、そうなんですか?」「叔父というのは、沙都子ちゃんのお父さんの弟にあたる方なんですが…」「初めて聞きました」「ただ、その後の生活は、沙都子ちゃん達兄妹にとっては、とても辛いものだったと聞いています」「…? …つらい生活って?」「虐待…です」「…!」「ですが、幸か不幸か…、その叔母が去年のお祭りの夜に、覚醒剤の常用者に毆り殺されたんです」「……」「この死も単なる殺人事件では無く、“オヤシロさまの祟り”では無いかと、村中で囁かれました」「……」「叔父も“オヤシロさまの祟り”を怖がり、雲隠れしてしまった。聞いた話では、興宮の愛人宅に転がり込んでるとか」「…それで…、沙都子が解放されたと…」「はい。しかし、まるでその後を次ぐ様に、あの男が現れるようになったんです」「あの男…?」「大石ですよ」「…っ、でも、何であいつ、沙都子に付き纏う必要があるんですか?」」…さて、問題はこの男、“監督”こと入江の話をどこまで信用すべきか、です。何しろ“監督”と言えば鬼し編最大の重要人物…!
 

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沙都子、悟史、里親 (2/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 8日(木)19時23分48秒
   
 「「ちょっと、気になる噂を聞いたんスよ…」」…この2人の男の子、意外と重要な役回りをする脇役? 「「噂?」「はい。帰って来たらしいんですけど…」「帰って来たって、何が?」「北条の叔父さんです」「そいつが帰って来るのと、沙都子の欠席と何か関係があるのかよ…?」「…、…そ、それは…判りませんけど…」「判んないって何だよ!?」「ひぃっ!」「ああっ…、ごめん…」「いえ…」「沙都子…」…「…この家が…」」…沙都子と暮す梨花の“分家”は綿し編に登場。今回は沙都子の家が登場。一つずつ、新たな場所が追加されていきます。
 「「…監督…」「前原さん。こんな処で、お会いするとは」「沙都子…」「買い物の帰りに、偶然、監督にお会いしたんですのよ。送って下さると言うので、お言葉に甘えたのですわ」」…沙都子の瞳が尋常では無い。それも、“オヤシロモード”のレナや魅音とはまた異なり、生気の無い瞳。「「自転車ではこんなに運びきれませんからね」「……沙都子、これ…」「…ぁ」ガラッ「っ!」「ああ? 沙都子! ヤカン掛けっ放しで出よったんな! このダラズ!」「ごめんなさい。すぐに、買いに行けって言ったから…」「…ボケが!」「…ぁ…!」「…いやぁ、入江の先生じゃ無いですかァ」「沙都子ちゃんに偶然お会いしたもので」「そうですか。ハハハ…」「おーい、鉄ッチャン」「何だいツバキ…、あんたまたリーチかいな…」「…町から、叔父さんのお友達が来てて…、マージャンをやってますの」「何だよそれ…! 自分は遊び怠けてて、沙都子にこんなの買いに行かせるのかよ!」「……」「…! …そのアザ! …どうしたんだよ! おい!」「……」「あのヤロー…!」「…気持ちは判ります! ですが今は耐えて下さい!」「ありがとうございますですわ。圭一さん…」「…沙都子…」「…今、圭一さんが、本当の兄々みたいに見えました。私の本当の兄々はいなくなってしまったけど…、今は、圭一さんという兄々がいてくれる。ぇ…」「俺は、絶対に逃げないから…!」「……!」「……」「沙都子ー! 早く買い物持って来いよ!」「……」「……ぐぐっ! ええい!」」…無力な己を悔やむ圭一。
 「「悟史は一体、どこに行っちゃったんですかっ!」「…家出した、としか言えません」「家出するなら…! なんで沙都子を連れて行かなかったんだ!」「置いていかれた沙都子ちゃんも、同じ考えに到ったんでしょうね」「…」「自分は兄のお荷物だから捨てられた…と…」「…そんな…」「児童福祉法で、児童の安全を確保する為に緊急措置として、親子を分離させるという方法があるそうなんですが…、沙都子ちゃんがそれを望んでいません」「…沙都子が…!?」「…彼女は叔父の虐めに耐える事が、試練だと考えているようです。誰にも頼らずに自分の力だけで試練を乗り越えたい。そういう力を身に付けなければ、悟史くんは帰って来ないと…」「…それじゃあ沙都子は…」「…虐待を認めない」「…そんな…」「……勿論、児童相談所は、虐待が公然の事実なら、沙都子ちゃんが否定しても、身柄は強制的に保護出来るようです。しかし、それは沙都子ちゃんにとっては負けを意味する」「…」「強くなって悟史くんの帰りを待つのが、沙都子ちゃんの生きる理由なんですよ」「…俺は…、本当に沙都子が危ないと感じたら、迷わず通報します。その結果、沙都子が俺を恨む事になろうと…!」「…どうして、あなたは…そこまで…」」…前2編とはだいぶ雰囲気の異なるように見える祟し編。さておき、ここまで話を観ると、入江が沙都子に入れ込むのも、当初とはまた違った側面を窺い知る事になります。
 「「…あれ?」━━11時05分━━「…ああ、申し訳無い、君、雛見沢の人だよね?」「そうですけど」「古手神社って、ここからどう行けばいいか、教えて貰えないかい?」「一緒で良ければ、連れて行ってあげますけど」「僕は富竹。フリーのカメラマンをやっているんだ」」…富竹登場。
 「「あら、前原くんじゃない」「ぁ…」「こんにちは」「あれぇ? 知合いかい?」「ぇ…、その…」「私の事、まだ思い出せない? ゥフフ…」「は?」「鷹野 三四さんだよ。村の診療所に勤めてる」「無理無いわねぇ、道で何度か擦違ったくらいだから」「そうなんですか」」…富竹が出てくれば、当然、鷹野も登場。「「君は、結構有名人らしいね」「ぇ?」「ゥフフ…、何てったって、“前原屋敷”の御曹司ですものねぇ」」…えらく有名らしいですね、あの大きな家は。確かに、他の村の家の佇まいに比べて、変わっているとは思われます。でも、それが何か関係あるのでしょうか…? 「「お2人は、写真仲間ですか?」「仲間だなんてとんでも無い。素人の私が、手解(てほど)きをして貰ってるだけよ」「明後日から、“綿流し”だろう? 明日の、設営シーンから、レンズに収めるつもりなんだよ」「“オヤシロさま”に感謝する為の、お祭り、でしたっけ?」「そう。“オヤシロさま”に感謝する為のお祭り…」「村の敵に祟りをなす“オヤシロさま”か…。今年もあるとしたら、誰に、なるだろうねぇ」「あの一連の事件ですか?」「ええ」「祟りなんかで、人が死ぬんですかね?」「でも、事件は実際に起こってたんだろう?」「例えば…、誰かが“祟り”になぞらえて、殺しているとしたら…?」「…。鷹野さんは何か知ってるんですか?」「うん? 教えてあげてもよくってよ? ゥフフ…」」…相変わらず当編でも色々事情を知り、且つ、調べ、介入していくように感じられる鷹野。さておき、富竹との本来の接点はここで漸く出て来ました。尤も、それ自体が本作の謎に、大きな意味を持っているとは今の処、思えませんが。
 「「圭一まで欠席なのかと、とても心配しましたのですよ?」「……」「沙都子ちゃん…、風邪が長引いてるって…、連絡があったらしいよ?」「可哀想なので、皆でお見舞いに行こうという話が出ていますのですのよ」「…何言ってんだよ、梨花ちゃん…!」「…ぅぅ…」「皆だって…、沙都子が風邪じゃ無い事は…、知ってるんだろ…!? 二度とそういう白々しい事は言うな…!」「…誰から聞いたの」「昨日…、見て来た…」「圭一くんだけじゃないよ。…皆、辛いよ…」「…っ…、…ごめん…」」…実際に見て来たし、話は“監督”から聞いた。誰も責められまい。
 「「圭ちゃん、帰ろう。部活…、する気にもならないでしょ?」「…ぁ、魅音。今日さ、お前の家に、寄ってもいいか。マンガ…、少し、纏めて借りたいんだけど…」「…ぇ…、…いいけど…」」…前回からの引っ張り。勿論、口調から、それがただの口実であるのは判ります。そして魅音の家。今回は既に2編を終えているだけあって、場所への展開は説明いらずという事もあるのか早いです。マンガを借りる話は前回にも出て来たので、祟し編の圭一はこれまでにも何度か、魅音の家には━━少なくとも門の前には━━行った事があるのでしょうか。
 

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沙都子、悟史、里親 (3/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 8日(木)19時24分52秒
   
 「「…で、何。圭ちゃん…、何か話があったんでしょ」「…ある。…かなり本気な話が。突然な話で…面食らうかもしれないけど…、聞いて欲しい」「……」「鬼ヶ淵村御三家の…、今や筆頭であり…、その次期頭首(当主)の、園崎 魅音に…」「どこで聞いたの」「ぅ…、それは…関係無い事だ」「私に付いて…、色々とある事ない事を知ってそうだねぇ。で…、何を言いたいの」「“オヤシロさまの…祟り”って…、あるよな。もしも…、今年の祟りが…、沙都子の叔父じゃ無かったら…、沙都子の叔父に…変えてくれ! ぉ、俺、聞いたんだ…! “オヤシロさまの祟り”って…、その…」「“園崎家が主導で御三家が起こしている、村ぐるみの事件だ”、…でしょ?」「べ、別に俺は、それに魅音が関わってるとか…、そんなのには、興味が無いんだ…! ただ、もしも…そういう…“祟り”を決めている連中に、渡りが付くなら…、沙都子の叔父を選ぶように言って欲しいだけなんだ! 頼む!」「圭ちゃんは、私を人殺し呼ばわりするんだ」「魅音が連続殺人の主犯だろうと、無関係だろうと、俺はどうでもいいんだ! 俺はただ、沙都子を助けたい! だから沙都子の叔父を…今年の“祟り”に…!」「ストップ」「っ」「そろそろ夕飯の準備をしたいから、今日の処は帰ってくれないかな」「魅音…」「…圭ちゃんの気持ちは痛いくらい判ったよ。…もしも本当に私が圭ちゃんの言うように、御三家を操って、毎年の犠牲者を選べる立場にあったなら…、きっと私は圭ちゃんの願いを叶えるよ…」「魅音!」「…でも、現実は違う…! 私は、ただの園崎 魅音。…確かに園崎家は、色々な意味で悪い噂を持っている一族だけれども…、人殺しだなんて大それた事…、絶対にやらないよ…」「……ごめん…」」…非常に面白い! 当編が綿し編の次にあるからこそ成立する流れ。観る者は園崎家の何たるかを知っているし、綿し編に於いて園崎家や魅音の立場が“それ”であるからこそ一切の説明を飛ばしてこういう場面や展開を持ってこられる。当編では圭一がどこでその話を知ったのかは描かれていませんが(恐らく鷹野から聞いたのだろう。綿し編では魅音自らの口から語られるという辺りとは非常に対照的)、既に他編で説明の終えている話をそのまま持ち出すのは、まさに伏線が順次重なっていく、平行軸上に進む、こうした作りだからこそ可能な演出。こうした作りは、どことなく『神無(すたじおみりすすたじおみりす team L←→R)を思い出しもします。
 「「沙都子!?」「何なんですの? 朝っぱらから騒がしいですわね!」「…沙都子ちゃん…?」「保護司。呼んだのは、どなたですの!? 全く、とんだ騒ぎでしたのよ?」「…保護司? 来たのか!?」「急に押掛けられて、私も叔父様もとんだ迷惑でしたのよ? もう…!」「叔父さんは、どうなったの?」「多少誤解があった事を認めて、2人でごめんなさいをしましたわ!?」「…ぃ…」「…何だよ、梨花ちゃん」「沙都子は保護司に何でも無いと言って追い返してしまいました」「誰が呼んだんだ?」「知恵先生です」「…知ってたのか?」「ああ見えても、一応は担任ですから」「それを…追い返してしまったのか…、自分で…」「はいです…」「だけど、いくら沙都子が否定したって、虐待は事実だろ…!?」「これで3回目なのです」「ええっ…!?」「沙都子の、児童虐待の通報は…、過去にも、2度あったのです」「過去?」「はい。死んでしまったお父さんの時にも…。死んでしまったお父さんは、差都子の本当のお父さんでは無いのです」「ええ?」「沙都子のお母さんは、再婚なのです。沙都子と悟史はお母さんの連れ子で、お父さんと血は繋がっていなかったのです。沙都子は、叔父夫婦に預けられる以前も、家族と余り良好な関係では無かったのです。沙都子は、義理のお父さんを陥れるのを目的に、嘘の虐待話を作って、自分で虐待SOSに電話したのです。それが保護司にバレて…」「…で…、今回も、嘘だと思われてるって事か?」「それは判りませんが…、少なくとも、緊急保護はされなかったんだと思います」「何だよそれ…! つまり沙都子は、嘘を付くかもしれないから、様子を見てるって事かよ!」「…ぅ…」「…〜〜っ! …沙都子…!」」…彼女の家族関係がより明らかに。そして、現在に到る経緯も。入江から聞いた時の内容を補足し、且つ、その時に受けた印象を更に覆す事実。沙都子にとっては、これは“狼少年”の末路、因果応報であると受け止めてしまっている。
 「「…ぅ…?」「沙都子…」「……ぃっ…!」━━「…ぇ…」「……」「兄々♥」━━「…いやぁぁぁぁぁ────っっっ!!!!」バシッ!「うわっ!?」「…沙都子ちゃん!?」「ぁ、ぁぁ…」「おい、どうしたんだよ…!?」「ぁ、ぁぁぁ…、ぅ…」「おい…」「ぅぅ、おえっ、うえっ…」「沙都子!?」「沙都子ちゃん!」「ぅぇっ、ぅぇっ…」「…さ、沙都子…! 大丈夫か!?」「っ!! いやぁ───っ!!」バシッ!「うわっ!」「沙都子! あんたどうしちゃったの!?」「いや…いや…いやです…いや…いや…いやぁ…」「沙都子…」「…ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、…」「沙都子…」」…ここまで来て、尚、毛色の違う当編。“本当の兄々”こと悟史には、(少なくとも沙都子にとっては)二面性がある…。ところで「ごめんなさい」と言えば思い起こされるのが鬼し編。レナが雨の中で呟き、また、圭一の最期の言葉でもあった。
 

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“四”月一日 (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 9日(金)21時45分49秒
   
 2006年6月9日。
 【2006年6月8日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 311通、1490.48KB。
          (▲ 32 ▲ 92.85)
 日本語スパムメール  26通、 218.89KB。
          (▲ 2 ▽ 38.76)
 
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第十話「トモシビ」
 「みーんみんみん…「うぇ〜…、あーづーいー…」」…ミンミンゼミのなく頃に。
 「「確かにねぇ。夏は太陽の季節だから心配よね」「どういう事ですか?」「真夏の海や山は、街だってどこだって、恋の季節だって事」「侑子さんは穢れてる! ひまわりちゃんに限って、そんな…ひくひくひく…ふしだらな!」「恋と喧嘩は若者の特権よ?」「そんな特権いりません!」」…っつーか、よくある恋愛ゲーじゃあるまいし…。
 「「だったら、思い切ってデートに誘えば?」「…デート…。…ぃぇ、出来たらそうしたいんですけどぉ…、いきなり2人っきりは緊張するっつーか…」「じゃ、グループ交際ね」「…は?」」…グループデートって最近では日本でも主流なんでしょうか??
「2人っきりが照れ臭い四月一日の為に…、人肌脱いで…ア・ゲ・ル」「ひゅーひゅー♪」「……」「夏のデートと言えばぁ」「言えばぁ」「やっぱり」「やっぱり…!」「いやぁあの…」「怪談でしょう」「…?」「いぇーい、怪談〜♪」「全ッ然関係無ぇし!」「だから四月一日? さっそく百目鬼くんにお願いしなさい?」「…は?」「怪談で大事なのは舞台設定。百目鬼くんの家(うち)って、お寺だったわよね」「だから! それとこれと何の関係が!?」「お寺部屋借りて、百物語よぉ!?」「百物語ぃ♪」「デートだデート♪」「〜〜〜ッ! だから何でッ!」」…四月一日にとっては百目鬼の家というだけでもアレですが、そうでなくても百物語でグループデートってのもイヤなデートですな。(汗) 遊園地のお化け屋敷とかならば判りますがね…。
 「「こんにちは。…あ、もう“こんばんは”かしら?」「どっちでもいいよ〜、ひまわりちゃん、こんばんは〜」」…浴衣かぁ。下着は穿いているのかなぁ?
 「「さぁて…、四月一日はこれ」「……」「そっちの裏鬼門に置いてくれる? 後はこの蝋燭を…。…皆も自分の蝋燭にこの灯(ひ)を移して、隅の燭台に持って行って? …そう、そこに立てる…。……これで準備はおしまい」「……」「本当は、もっと色々あるのよ? 蝋燭百本とか、剃刀とか、合わせを逆にするとか…。でも、今日は略式でいいでしょう。役者が揃ってるし」」…意外と淡白なウィキペディアにある説明→「百物語
 「「ある、家族の話なんだけど…。ハンサムな旦那さんと、優しい奥さん。そして、お母さんの事が大好きな男の子がいたの。でも、旦那さん浮気性で、それが元で奥さんと、物凄い喧嘩になっちゃったの。慰謝料だの何だのっていう話になって、旦那さんは頭に血が上って、奥さんを毆り殺しちゃったんだって。これがバレたら牢に繋がれて、一生が台無しになってしまう。何とか隠し通さなくちゃならない。そう決心したものの、男の子は、お母さんにとても懐いていたから、お父さんが余り好きでなくて、どう誤魔化すか、一番悩んだ相手だったんだ。…最初は、旅行に行ったとか誤魔化そうと思ってたんだけど、つい、言いそびれてしまってたのね。…それからの毎日は、男の子から、お母さんの事いつ訊かれるか、いつ訊かれるかと思って、ずうっとびくびくしながら過ごしてた…。…でも、次の日も、その次の日も、男の子は全然訊いてこないんだって。…1週間が経って、とうとう耐えきれなくなって逆に訊いたの。“お母さんがいないの寂しくないのか”って。男の子は暫くきょとんとしてたけど、…こう言ったの。…“だってお母さん、ずっとお父さんの隣にいるもん”」」…ひまわりの怪談。有名な現代怪談の一つ。モティーフとしてはEdgar Allan Poe(エドガー=アラン=ポー)の『The Black Cat(邦題:黒猫)』にも通じ、庭から遺体が発見される等の展開を見せるものもあります。よく知られる語りでは、男の子はこう言う。「お父さん、何でずっとお母さんをおんぶしているの?」ここで終わる版や、更にその“母親”の手が父親の首を絞めるもの等、幾つかのヴァリエーションがありますが、下手に続けるよりも、男の子のセリフで切った方が、この手の話はより怖くなります。前述のように遺体が発見されるものの中にはゾンビとなって父親を襲うものもあるようですが、物理的なスプラッターホラーになった時点でこういう話はつまらなくなる。
 

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“四”月一日 (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 9日(金)21時46分53秒
   
 「「…おしまいです」「ひまわりちゃん、話上手ね」「良かった。つまらなくなかったですか?」「とりあえず、約1名には威力十分だったみてぇだな」「っっ、そりゃ、どういう意味だよ!? おいっ!?」「そのままの意味だよ」「俺はビビってねぇっ!! (こっちはお話で済まねぇんだよ! 変なモンがリアルワールドでドサッと寄って来るんだよ、ドサッと!)」」…アヤカシですか。四月一日も大変ですな。結界師でも呼びますか?
 「「爺さんから聞いた話だけど━━学生が1人、古いアパートに引っ越して来たんだと。その夜、どうも寝付かれなくて、うとうとしていると…、6畳の部屋の周りを……。……余りにも怖くなったんで、翌日、知合いからお札を貰って来て、部屋の四隅に貼っ付けた。で、その夜…。…お札の効果があって近寄って来れないみたいで…、ほっとしてたら……“むだだよ…!”」」…百目鬼の怪談。「「わーっ! 怖かった! 怖かったね」「…そうだね…、…って言うか、もう一言オチ禁止な」」…一言オチの定番は矢張り「お前だーっ!」等と最後に大声をあげるもの。確かに怪談としては邪道。(苦笑)
 「ガタガタ…!「こっちの部屋…、誰かいるのか…?」「いるっちゃ、いるな」「何だよ、その半端な答え! …家の人か…!?」「いや。檀家の人だ。…遺体だけどな」「……?」「……預かってんだよ、葬式前に」「だ、誰か、ご遺族とか一緒にいるん…だよな…?」「いや、御遺体だけだ。だから構わねぇって言ったじゃねぇか」「…じゃあじゃあ、向うの部屋、窓開いてるとか…!」「向うの部屋に窓は無い」「…だから…言ったでしょ? 役者が揃ったって」「役者って死体も込ミ込ミだったんですかッ!?」」…こっちの方が遥かに怪談です。(苦笑)
 「「出よう、ひまわりちゃん! こんな処で怪談なんて、それこそ冗談じゃ無ぇっての!」「駄目よ!」「…!?」「百物語の最中は…結界から出ては駄目」「…結界って…」「4本の蝋燭で作った結界。今この世界はその力で護られている。でも、外の事は保証出来無いわ」「それってつまり…」「百物語が終了するまで、ここから出られないって事」「やっぱりィッ!!」」…途中退場禁止。
 「「小学校低学年くらいの子ども…、ああ、男な。…が、学校から帰る時の話なんだけど…。…四ツ角の処で、横から来る、妙な人がいてさ…。雨も降ってないのに、蝙蝠傘なんて、変だと思ったんだって。でも、それだけじゃ無くて…、何か、近寄り難いって言うか、別れた後、ほっとしたんだけど…。…次の四ツ角に来た時、また…。……勿論、無茶苦茶急げば、遠回りして、もっかい現れる事も可能なんだけど…。何の為に。有り得ないと思ったらどんどん怖くなって、そして更に…!」」…四月一日の怪談。「「ぇっと…、それだけ…なんだけど…」「不思議だねぇ…」「オチが無ぇな」「悪かったなァ!」」…怪談にオチを求めるな。結末が無いからこそ怪談として成立する秀作も数多い。その最高傑作と呼ばれるのは矢張り『茶碗の中』(原作者不詳,小泉 八雲(ラフカディオ=ハーン/ラフカディオ=ヘルン))でしょう。「「俺の実話だからな!」「その男の人って、何だったんだろうね?」「…霊だろ」「! お前、やっぱ幽霊とか見えんの!?」「いや、全然」「何だ…」「言ってるだろ、何遍も」「知らねっつーのッ! …でもまぁそうだよなぁ、幽霊とかそういうの…ぅ…」「見えなくても、出来る事はあるわよ?」「え?」「良かったわね、その男の子」「何がすか?」「もう1回それに会ってたら、ただじゃ済まなかったかもね。そう、四ツ辻で4回同じものに会う。“4”って数字は冥府に通ずる数とされているのよ」「そうなんですか?」「病院で、“4”の付く病室が無かったりするでしょ?」「そう言えば、そうですね」「四ツ辻は、交わる場所から4つの世界、つまり死の世界、冥府に行けるとも考えられていたみたいだしな」」…一応補足。日本や中国では“4”という数字の音が“死”に通ずる為に、そういう扱いをされている。麻雀の四風子連打や四槓子が流局になるのも、それぞれ、死風,死棺の音に通ずる故に、麻雀という元来目出度い遊戯に於いて縁起が悪い事から避けるものという意味を持っていた。一方、四ツ辻は洋の東西で色々な理由を持つ。日本や中国では前述の通りですが、インドでは釈迦の悟りに到る過程で、4つの道を示され、それぞれが病や死に通ずるものであったという事に由来し、また、キリスト教圏では悪魔召還の儀式に由来する。この儀式とは、四ツ辻を十字架に見立てて、その中心で黒鶏の断頭を行うというものだが…、これを悪魔召還とするのは異教に対する差別的思想から起こっていると考えられ、その儀式自体が俗説的であり、少なくともキリストやユダヤ教の源流を汲むものでは無いと思われます。
 「「さて、私が話して最後ね。…あのね……後ろの障子に映ってるあれなあに?」」…侑子の怪談。これは一言オチにはならないのか…?
 「「そう言や侑子さん。役者が揃ったって、あれ…?」「……」「……?」「さしずめ、今日のゲストはお隣の亡骸(なきがら)。主演はアヤカシ用に、引き付け易い者」「……」「そして、アヤカシを祓う者」「じゃあひまわりちゃんは? 役者って、ひまわりちゃんも入ってるんですよね?」「この子はねぇ…」「……」「……教えなーい」「何じゃそりゃあー!」」…ウィキペディア(→「XXXHOLiC」)によると「侑子曰く何かあるらしいが現在のところ不明である。
 

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『バス男』レヴュー 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月 9日(金)22時42分44秒D

 
 映画『バス男(原題:Napoleon Dynamite)(Jared Hess(ジャレッド=ヘス)Jerusha Hess(ジェルッシャ=ヘス),Jeremy Coon(ジェレミー=クーン),Sean Covel(シーン=コヴェル),Fox Searchlight Pictures(FOXサーチライトピクチャーズ)Paramount Pictures(パナマウント映画))、DVD視聴。
 勿論このタイトルは日本で付けられたものであって、原題は主人公の名前で、捻りも無い。原題と邦題がここまで掛け離れた映画は、およそこの20年程の間には見られないかもしれません。…が、この邦題を付けた人は天才だと思う。便乗だと言う者はセンスが無いとさえ思う(ジャケットデザインはサギと言われても仕方が無い気もしますが、劇中登場する叔父のインチキ商売を描いたジョークだと受け取れるセンスも試されているかも…?(苦笑))
 ジャケットの解説によると「全米でたった6館で始まった公開は、クチコミでの驚異的ヒットにより、ついには1000館以上に広がったこの作品。 セルDVDでも怒涛の16週連続TOP10入りという想定範囲外の快挙を遂げた。マスコミには、“2001年の「メメント」に次ぐ、ダークホースムービー”と評され、劇中で彼が着ていたTシャツをハリウッド・スターまでもが愛用するほどの流行となった。」とあります。しかし、単純にこの内容だけでは日本では到底受け入れられる作品では無かったでしょう。タイトルの地味さに加えて、この作品で扱われているテーマが極めてUnited States(アメリカ)の社会的なものだからです。
 言う迄も無いですが、本作は『(731/電車男/中野 独人西村 博之2ちゃんねる新潮社、ほか)のパロディではありません。オマージュ作品ですら無い。もっと言ってしまうと、そもそもバスすら殆ど登場しない。なので、『電車男』をイメージして観てしまうと、およそつまらない映画になります。本作に対して低い評価をしている日本人の多くはこれにあたるでしょう。『下妻物語(嶽本 野ばら小学館中島 哲也東宝アミューズTBSTOKYO FM博報堂ホリプロパルコ小椋事務所「下妻物語」製作委員会)を思わせる不条理で妙ちきりんな展開が延々と続き、多くの日本人は困惑する筈。言ってしまおう、本作はオタクの恋愛が主なるテーマでは無く、また学園ドラマを描きたい訳でも無い。United Statesに於ける多民族問題が主題なのだ。しかし、それを社会派的に痛烈な描き方をする作品は幾らでもあります。多くは左翼的な臭いが強くなり、右派には煙たいと思う内容になりがちです。だが本作は違う。こういう描き方をしている作品は他には見られない。何故ならば、主人公達のへっぽこ振りと、奇天烈な展開振りが、そうした臭いを完全に払拭しているからです。主人公Napoleon(ナポレオン)には、友達と呼べるのはメキシコ人Pedro(ペドロ)がいるだけですが、その2人の間には、他作品で描かれるような友情的なクサい演出は微塵も無く、極めて惰性で関わりあっているような、そういう演出をしています。先に『下妻物語』を例に挙げましたが、あのような“友情関係”も感じられない、そういう作りをしている(『下妻』を知らない人の為にざっくりと解説してしまうと、田舎のド真中でゴスロリファッションにハマる主人公の少女と、暴走族の女ヘッドとか出会い、次第に奇妙且つ絆深い友情を築き上げていく、というもの。その設定からしてヘン。余談、イオンが協賛した映画作品でありながら、劇中、自虐的な公告ネタを展開し、この映画がきっかけでジャスコ下妻店は観光名所となっている(笑))。確信犯的に下手な芝居を演じている事で、尚更、それらを感じさせなくしています。
 そしてこの作品の秀逸な処は、オチが読み辛いという事。伏線はあります。普通ならば、この展開で進めば、ラストには何が待っているのかは読めてしまう。…が、主人公達の散々なダメっ振りを見せつけられる為に、観ている者は、その全てに対して悪い評価を下してしまう。また、くだんの結末を単なるハッピーエンドと捉えてしまうと、本作のテーマを見失い、恐らくこれもまた低い評価しか出せなくなってしまうでしょう。…そう、この作品、例えばPedroの視点で描いたものであれば、実に判り易いものになる。United Statesの━━いや、アメリカ白人の━━人種に対する差別とは言わない迄も、ある種の感情を、露骨且つ隠喩的という、一見矛盾するような芸当を巧みな演出を以って描き、最終的に白人や黒人やメキシコ人を全て等しい背丈に到らせるという、そういう物語なのです。
 よくある、United Statesの判り易い映画に慣れてしまった人は、こういう作品も観る事を強くお薦めしたい。何より999円で販売されているのだから。
 
 さてこの映画。DVDには『Peluca』(同)という短編映画も収録されているのですが、これを長編化し、焼き直したものでもある。この『Peluca』なる作品は、監督らが学生時代に製作した映画で、ここで扱ったシーンやモティーフを新たに撮り直して再構成したものが『バス男』。ただし『Peluca』は短編であるし、『バス男』程、大きなテーマは扱っていない。とは言え、『バス男』を観終えた後に、この学生時代に製作したくだんの作品とを比較すると、なかなか面白く、また本編のテーマとは違った楽しみ方が出来ます。
 

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漫才? 落語?  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 6月10日(土)14時17分8秒
   
 2006年6月10日。
 【2006年6月9日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 304通、1557.34KB。
          (▽ 7 ▲ 66.86)
 日本語スパムメール  23通、 278.19KB。
          (▽ 3 ▲ 59.30)
 
 先日の『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)の“一言オチ”に関連してGoogleで「お前だーっ!」を検索していたら━━
 
ぺてんし
7月31日 18:37

 
━━というページがヒット。ううっ、このサイト面白い!(^^;;;;
 

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2006年06月11日 → 2006年06月20日



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