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2006年07月21日 → 2006年07月28日



野暮がそれらを壊していく  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月22日(土)01時34分39秒
   
 2006年7月20日。
 
わいせつ画像:男性教諭が携帯メールで生徒に送信(毎日新聞)(20日13時16分)
 
 「北海道松前町の町立中学校の30代の男性教諭が、露出させた自分の下半身の画像を携帯メールで生徒に送信していたことが分かった。画像は携帯メールで次々と転送され、100人近くの生徒に広がったとみられる。学校は全校生徒と保護者に謝罪し、教諭を謹慎処分にした。町教委によると、教諭は6月、担当していた部活動の男子生徒と携帯メールのやりとりをしていた際、生徒から下半身を写した画像が送られてきたという。生徒から「先生の下半身の画像がほしい」と言われ、応じた。教諭は事実を認め、「申し訳ない」と話しているという。7月上旬に保護者から学校に連絡があり、発覚した。3月にも別の男子生徒に同様の画像を送っていたことも分かった。学校は「教員として言語道断の行為だ。信頼を大きく傷つけ大変申し訳ない。襟を正して信頼回復に努めたい」とコメントした。
 ショタBLによくある話のリアル版…という処ですか。
 だがのぅ…、この教師が自ら出した訳で無く、生徒の方から持ち出した話である訳だし、謹慎処分はどうかと思う。まぁ、しかし、見せてくれ、と言った生徒も生徒ですが、それに応じた先生も先生でして、普通、こういう風にはならないでしょう? 邪推する訳では無く、ここは普通に考えてもこのご両人、ただならぬ雰囲気ですよねぇ。騒ぎ立てるのは野暮臭い気がするなぁ…。
 結局の処、教師であった、成人であった、というのが悲劇なのだろうなぁ。
 ちなみに某ショタ掲示板には、2ヶ月程前から、板の住人の要望に応えてセルフの写真や動画をアップしている男子高校生がおりますね。(^^;; 言うなれば、上のニュース記事とは正反対の関係。そんな声に応えて何が楽しいのだ、等と言う野暮は言うまい。それは、そうであるが故に、丸く収まっているものなのだ。外部に被害・迷惑が及んでいる訳では無し、どうこう言うのは茶々でしか無いのですよ。
 

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刹那と涼ってカブってるよね (1/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月22日(土)05時20分7秒
   
 2006年7月21日。
 【2006年7月19日〜20日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 459通、1996.25KB。
   1日平均    229.5通 998.13KB。
          (▲ 4.5▽  0.58)
 日本語スパムメール  82通、 971.07KB。
   1日平均     41通、 485.54KB。
          (▽ 14 ▽ 118.17)
 
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 通算第16話「し編 其の 初恋」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 さて、いよいよ解答編です。加藤を唸らせる真相があるのか、脱帽と感嘆させるのか、それとも失望させてしまうのか。問題編以上に期待が高まります。尚、目し編は綿し編の解答という位置付けで、竜騎士07氏によれば綿流し編は『ひぐらし』4編の中で最も難易度は低いらしいです。一応、加藤なりの推理はあるのですが、それが当たっているのか否か。とりあえず、最後の病室のシーンはフェイクであるというのが私の結論。
 「「ぇ……」ズルズル…」…イントロダクション。意識の無い詩音(?)を引き摺る魅音(?)。そして背後には、手枷をされて微動だにしないお魎。もしこれが“あの日”の事であるならば、これは2人を“綿流し”する現場に相違無い。アニメ版ではお魎は登場しませんでしたが、コミック版では同様に殺害された事になっており、恐らく原作でもそうなのでしょう。アニメ版ではお魎は暇し編で漸く登場、しかも口伝えで語られる“親族会議”の内容としてなので、実際に登場しているとは言えないかもしれません。アニメ版では恐らく原作以上に小出しに情報を出す構成を取っているのでしょう。待て、詩音は転落死するのだから、更に数日生きる筈…!?
 「「…っ!」「…お勤めご苦労様です、詩音さん」「シャバの空気は久し振り! フフ…」……「お姉、元気?」「たぶん、お元気かと」「そっか、お姉、今はもう実家じゃ無くて、雛見沢の鬼ババのとこだっけ」はい。詩音さんが学園にお入りになったのと同時期に、本家に移られましたから」「ふぅん…」」…いきなり新事実。“実家”というものが更に別に存在する! ちなみにこのボディーガードはコミック版で既知でした。
 「私と魅音は一卵性の双子。何から何までが、お互いの完全なる“コピー”。だけど、私は遠く離れた学校へ幽閉され、お姉は園崎本家を継ぐ跡取りとして育てられている。…そもそも詩音という存在は、園崎家にとって忌まわしむべき存在。本家の跡継ぎが2人いては、後々のトラブルの種と言う訳で、本家の仕来り(しきたり)では、双子が産まれたら、産湯に浸ける前に絞め殺せという事になっていたらしいのだが…。凄い話だ…。━━「興宮の町に帰れば、親族の誰かの目に触れる事になります。やがては、本家の知る処となります」「ハハハ…! そりゃあまぁ、ヤバい事になるかもね」」…この辺りは予想通り。ただ、ならば何故に彼女が生き長らえたのかに付いては、納得の行く答えが導き出せませんでした。
 

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刹那と涼ってカブってるよね (2/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月22日(土)05時21分34秒
   
 「「後で、必要な物を教えて下さい。可能な限り、揃えるようにします」「うん、ありがと。でも、私、バイトしようかと思っています。生活費くらいは自分で稼がないとね!」「えっ!? でも…」「見付からないように少しは考えてある、…☆」……トゥルル…「はい、園崎です。あ、葛西さん、おはようございます! …どうかしましたか? はい?」「もしもし…? ふっふっふ…! …私、誰だか判ります…!?」「そ、その声は…! もしかしてあんた、学園抜け出したの…!?」「フッフフフ…、ハハハ…! あんな堅苦しい処、いつまでもいられるかってんです!「それで脱走!? やっるー!」「ハハハハ…!」━━久し振りのお姉の声は懐かしかった。そう、私達は、園崎家の事さえ無ければ、仲の良い姉妹なのだ━━「…だからその辺は少ーし協力して貰いたいって訳。うんいい、それじゃまたこちらから連絡するね!」「結局、どういう話になったんですか」「善郎おじさん、私の事、可愛がってくれてたじゃない? おじさんのお店のどれかで働かせて貰おうと思います」「人目に触れますよ…?」「その為の“お姉”って訳よ」……「つまり、私がバイト中は“魅音”だって言い張ればいいだけの話なんです」「ああ、判った。そういう事なら、任せとけ。だけど…、大変だったよなぁ…。…2年近くもあんな処に閉じ込められちまって…。俺は、反対したんだが…」「判ってます。でも、園崎本家の頭首(当主)が、ああ頑固に言い張っちゃね」「まぁ…、詩音ちゃんが安心して働けるように、俺も、協力するからさァ」「宜しくお願いします」」…さぁ、ここからは詩音と魅音との交錯に注意です。「「ところで、この2年間で、変わった事、ありました?」「そんなに大きく変わった事は無いなぁ…」「“オヤシロさまの祟り”は? 犯人は捕まったんですか?」「あの、ダムの現場監督がバラバラにされたヤツか…。いや、犯人は確か…まだだな。その翌年のも全然だよ」「ダム賛成派の男とその妻が…、転落事故で死んだやつですね? “北条”とかいう…、しかもまたしても“綿流し”の日の夜に…。祟りしかあり得ない!!…って…、随分騒いだっけ」「それに…、実は詩音ちゃんが学園に行っちゃったすぐ後にもあったんだ」「ぇ…、あったって…、3年連続で!?」「そうなんだよ。古手神社。あそこの神主が、祭りの夜にポックリと…。聞いた話じゃ、原因不明の奇病で急死したって言うんだが…。カミさんもその晩の内に、沼に飛び込んじまったからなァ…」「それが…3年目…」……「うん、奇病ってのは“尾鰭(おひれ)”だと思うけど…、急死したのはほんと。急性心不全とか、そういう感じの、よくあるやつだったんだと、私は思ってるけどね」「でも…、“綿流し”の日にってのが異常でしょ? それも3年連続で。“オヤシロさま”に祟られそうな人ばかりだし」「うん」「神主も確か、嫌われてなかった? ダムに反対している人達から」「うん…、北条家を庇ってたしね」━━ダム計画受入れを表明した北条夫妻は、村の裏切り者として村八分以上の責苦を受ける事になる。誰もが冷たい目で後ろ指を指していた。そんな北条夫妻を、村で唯一敵視しなかったのが、神主だった。北条夫妻をスケープ・ゴートにする事で、村の団結を図ろうとしていた御三家にとって、同じ御三家の人間であり、しかも反ダムのシンボルの“オヤシロさま”を奉る神社の神主が、それを容認したと云うのは、とても苦々しい事だったに違いない…。━━「でも、今にして考えると、中立を保とうとした神主さんて、結構、“大人”だったのかもね…」「うぅん…、本当に“大人”なら、あそこは周りに合わせて協調すべきだったと思うね。雛見沢の模範となるべき御三家の人間が、自分から輪を乱すのは、それが“大人”と呼べるかどうか…、私には難しいな」「ふぅん…、お姉もいつの間にか、次期頭首(当主)らしくなっちゃったね。流石、帝王学を学んだだけの事はある…」「そんなの学んで無いよ。どうやれば婆ッチャみたいに出来るかってそれだけだよ。詩音にだって出来る」「アッハハ…、そんなのやりたくないよ。鬼ババのお守は魅音の役目。ま、疲れない程度に程々に頑張って」「で、でもね、詩音…!」「お姉? 私はあんたの事や、自分の生まれの事を逆恨みなんかしてないよ。あんたが引け目を感じるような事は何も無い。頑張れ魅音! 私も“詩音”を頑張る…!」」…詩音と魅音の接触、図書館にて。数年後、矢張りここで、圭一と、この内のどちらかと、そして大石とが接触する事に。この場面では、特にこれと言った新事実は無さそうですが…?
 「トゥルル…「はい! …ぇ、あ、バレちゃったんだ…」「婆ッチャはもうカンカンでさぁ、見付け次第、即刻自分の前に引っ立てろって」「おーこわ。また何かあったら教えてね。本当のほんとにヤバくなったら、私もこの町、離れるつもりだから」「…! 詩音だけ…、こんな窮屈な思いするのはフェアじゃ無いよ」「ありがとう、気持ちだけで嬉しい」「オモテに出たい時とかあったら、言って! いつでも、詩音が、“魅音”になれるよう、協力するからさ!」「実は、それが一番有り難いんだ。暫く出歩かない買出ししちゃうね」」…という事で、誰もが想像していたであるだろう、2人の入れ替わり、それが明かに仄めかされてきました。
 「「どーなんだてめーだとろぁー!?」「こらしたらだてぇしたましてらしねぇぞこらぁ!」「このやろぉきいてんのかんにゃろぁ!」「ごめんなさい…、流石にちょっと翻訳不能かも…」」…っつーか何語だよこれ。幾ら何でも、こんな翻訳不能なガンくれる不良はいないでしょう。(^^;;;;; ところで矢張り数年後、圭一がガン付けられるのも、もしかして彼ら…? こいつら何年も、何をしているんだ一体…。
 「「おい…っ!」「あぁ!?」「いい加減にしないか…!?」「あんだょぉ、あぁ!?」……「あ、あの…」「大丈夫かい、魅音」「ぁ…、…うん…!」「良かった、無事で…、アハハ…」━━それが、悟史くんとの出会いだった…。」…さぁ、漸くの登場。圭一の鏡こと、北条 悟史。彼の失踪の真相は当編では判らない気もしますが、それまでに彼に何があり、どういう足跡(そくせき)があったのか、およそそれらは、全ての編に関わって来るものなのでしょう。
 「「ああ、そりゃあ悟史だよ。外見からしても、その頭を撫でる癖も間違い無いね」「ふぅん、“悟史くん”って言うんだ…」」…“頭を撫でる癖”。それは沙都子が狂気するトリガーにもなっていった。「「でも、普段はぼーっとした奴なんだけどなぁ…。妹の方がしっかり者だな」「妹がいるの?」「うん、“沙都子”って言ってね。最近は色々あって、ちょっと調子落としてるけど、悟史は、あの、北条夫妻の息子でさ…」「ぇ…!?」「両親が死んだ後は、妹と一緒に、叔父さん夫婦に引き取られたんだけど、この1年程、叔母さんと沙都子の仲が余り良く無くて」「もしかして、苛められてるの…?」「沙都子は疲れきってるよ。ダム推進派の北条夫妻と親戚というだけで…、叔父夫婦には少なからずとばっちりがあった筈だしね。その子どもを2人も押付けられて、憎さこそあれ、可愛さなど一欠片も感じ無いってとこ」「なら…、悟史くんも普段は疲れてるって事になるのかな」「え? どうだろうね。ぽやーんとしてるからあんまり判んないけど…」「でも…、きっと悟史くんは妹を庇っている筈だよ…。私を庇ってくれたみたいに…。ねぇ、お姉! 悟史くんの事をもっと教えて…!」」…詩音の、悟史への想いへと物語は動いていく。…ってそういう事は、まさか“そういう事”だったのか…!?
 

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刹那と涼ってカブってるよね (3/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月22日(土)05時22分58秒
   
 「「こんにちはー!」「差入れですか、ありがたいですなァ、流石は我がチームのマネージャー!」「人を勝手にマネージャーにしないで下さい!」「矢張りダメですか…」」…入江が、彼女を詩音であると見抜いているかどうかは判らない。ただ、詩音と雛見沢ファイターズとの関係はここから━━“悟史”という存在を通じて━━始まった。となると、祟し編で圭一の発言に怒った詩音にも合点が行く。「「うっ!」カキーンッ!「やったー!」「ドンマイ、ドンマーイ!「凄いじゃないですか、悟史くん!」「でしょう? 野球に集中さえ出来れば、彼は3割だって打てますよ」「ぇ…」」…野球をしていた頃の悟史の姿。「「彼はねぇ、デリケート過ぎる心の持ち主なんです。身体を動かして、汗をかいて、僅かな時間でも、家庭の事を忘れて気分転換でもしないと、参ってしまうかもしれません。悟史くん、我慢しちゃうタイプですからね。最近、また体調を崩しているみたいなんです」「ぇ…」「沙都子ちゃんに対する、叔母さんのあたり方がエスカレートしてるみたいで…、それを庇う悟史くんも相当しんどいのだと想います。実は、最近チームを抜けたいって…、そう洩らすんですよ」「ぇ…、ど、どうして…」「疲れるからだそうです。実際は、沙都子ちゃんといる時間を、時間を増やしてあげる為なんじゃないかと、思います…」「(やっぱり妹を庇ってる…)」━━そして悟史くんは……その日を境に、グラウンドに姿を現さなくなった…。」…その彼が、何故にバットを振るようになったのか…?
 「「魅ぃちゃんは、悟史くんの事、好き…?」「ぅ、うん…、好き…」「なら笑お?」「ぇ…」「魅ぃちゃんの笑顔で、きっと悟史くんに元気を分けてあげられると思う。野球の練習にも…、きっと帰ってくるよ。バイトが終わったら」「バイト…? いつ、終わるんだろうね…?」「お金が貯まる迄だろうけど…、どんなに遅くても、沙都子ちゃんの誕生日迄には、終わるよ」「(また沙都子…! …沙都子が悟史くんを病気にする…! 沙都子が悟史くんの自由を奪う…ッ!)」」…想いは沙都子への嫉妬にも似たものへと変貌して行く…! 「「魅ぃちゃん?」「…ぁ……、さ、沙都子が悟史くんにべったりし過ぎなんだよ…! 沙都子がもっとしっかりすれば、悟史くんがここまで追詰められる事も無い!」「ハハハ、はっきり言うね。悟史くんもほんの少しはそう思ってるとこ、あるかもしれないね」「ぇ…?」「ほんとは内緒なんだよ? 魅ぃちゃんも内緒にしてね?」「うん…」「実は昨日、悟史くんが言ったの。“兄として頼られる事に苦痛を感じる。それはとても罪深い事だけど”…って」「…レナは悟史くんに信頼されてるんだね…」「信頼されてる訳じゃ無いよ…。私が、“経験者”だからだと思う…」「経験者?」「ひたひたと、ずっと足音がついて来て、夜は枕元にまで立たれて、見下ろされる…経験……」「……っ」「……悟史くんが経験している事は、全て“オヤシロさまの祟り”の前触れなの」「“オヤシロさま”…」「誰かが遠くから、じっと覗ってる…。ずっとつけて来る。誰かがいつも、自分のすぐ後ろから見てる。やがて足音は、常に自分とずれて、1つ余計に聞こえるようになる。そして、お布団に入って灯りを消しても、ずっと枕元から見下ろしてる。ただただ黙って、じぃっと。自分の罪を認めるまで…」」…何だって!? 足音が1つ余計に聞こえる!? それは祟し編で圭一が経験した、まさに“あれ”では無いですか! 確かに圭一も、鬼し編のラストでは何者かに追い掛けられていた。それでも1つだけ圭一には該当しないものがある。圭一の枕元には何も立たなかった! 否、仮に立っていたとしても、圭一は気付いていない。…が、鬼し編で、自室で大石と電話をする圭一の背後に立っていたのは、レナであった! 「「そんな! 悟史くんが“罪”だなんて!」「でもね、悟史くんは雛見沢にいながら“オヤシロさまの祟り”を受ける事になった。理由は一つ。悟史くんは、ここを捨てて遠くに逃げたがってたから。その心を、“オヤシロさま”は許さなかったんだね…」「………っ」」…詩音に、レナの言葉の意味が理解出来たか否かは判らない。少なくともこの時期は、詩音自身が狙われるよりも更に1年以上過去の出来事なのだ。
 「「助けて、助けてよ、兄々…」がしっ「えぃっ!」「…わぁっ!?」「…何で…あんたがそういう目に遭うか、理解出来る…!?」「助けて、兄々ぃ…」「であっ!」「えはっ! 兄々ぃぃ…」「あんたがそんなだから! 泣きたければ、泣けばいいっ! でもね、泣いたって何も解決しないっ! 何で泣くのっ!? 泣けば誰かが助けてくれるから!? その助けてくれる人が! あんたの代わりにどれだけ傷付いているかなんて想像も付かないでしょっ!! 判ってるのっ!? あんたの罪がっ!! あんたなんかいなければいい! 苦しいなら死ね! 悟史くんまで苦しめるな! 一人で苦しんで、勝手に死ね! お前なんか、死んでしまえぇぇっ!」「兄々ぃ、うわぁぁ…!」「…〜〜〜ッ、泣けばいいと思うなッ!! 悟史くんにすがれば済むと思うな! お前さえ! お前さえいなければァァッ!!」」…そうか、圭一の頭撫でがトリガーとなったのは、これが心的傷害となっていたという事か! 「「沙都子を苛めないでなのです! 沙都子は可哀想なのです! 苛めてはダメなのですっ!」「っ! あたしはね、その甘え切った沙都子の根性を、教育してやってんだよ! 邪魔しやがるとあんたの頭から叩き割るよ!」「魅ぃちゃんやめて!」「っっ!」「兄々ぃ、兄々ぃ…」「…どういう事だよ…! 魅音…!」「私は…」「沙都子が何をしたよ…!? 僕達が何をしたよ…!? 何で…、いつも苛められなきゃならないんだよ!? …父さんや…、母さんを村ぐるみで追い詰めて…、散々苛めて…、そして今度は僕達か! それが園崎家の遣り方なんだろ!?」」…気が付いた時、詩音は取り返しの付かない場所にいた。そうか、そういう事なのか。魅音が発見された理由は…、詩音が転落死した理由は…、いや待てよ、そう結論を急ぐのは早過ぎる。何故って、綿し編の梨花は、確か自分で死ななかったか…!? その説明は“それ”では付かなくなってしまう!
 

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刹那と涼ってカブってるよね (4/4)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月22日(土)05時24分50秒
   
 「「詩音…。あんた、ちょっとは私の迷惑も考えて欲しいなぁ…」「ごめん…」「はぁ…」「お姉…、率直な処、悟史くんは…、園崎家を恨んでいるんだよね…」「だと…思う…」「だったら何でなの…? 何で今頃になってなの…!? それならいっそ…、うっ…!」━━そう、初めて会った時から私を拒絶するような目で睨んでくれたら…、私は悟史くんに近付こうとは思わなかった…。」…嫉妬心は更に出会いそのものへの呪いへと変貌する。「私は願った。今年の“綿流し”で、叔母と沙都子が消えてしまえばいいのに、と…。」…何だと!? それはどういう意味だ!? どういう意味を持つ“願い”なんだ!? 祟し編の圭一の“呪い”とは関係があるのか!? 否、それより“叔母と沙都子”!? その“願い”は詩音からすれば尤もだろうが、圭一の“呪い”から見れば釣合いが取れない!
 
 ところで━━
 
月の静寂、星の歌
ひぐらしのなく頃に 目明し編 其の壱 「初恋」

 
 「♯追記: 小林ゆう さん(北条悟史)地獄少女』 第14話 『袋小路の向こう』 で楠町長を流してしまった、桐野沙樹の人でした。こんな説明で 「ああ、あの…」 とか思った方、マジお仲間かも(笑)。」だそうですが、加藤にとっては『好きなものは好きだからしょうがない!!(プラチナれーべるSOFTPAL Inc.,学園なんでも屋実行部,ランティスバンダイビジュアル)の風太。w
 こんな説明で 「ああ、あの…」 とか思った方、“かも”じゃ無くて、お仲間確定です。(笑)
 

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全てがここに集う。  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)00時51分57秒
   
 2006年7月22日。
 【2006年7月21日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 206通、 987.07KB。
          (▽ 23.5▽ 11.06)
 日本語スパムメール  44通、 544.72KB。
          (▲ 3 ▲ 59.18)
 
 『人生はフルコース(佐藤 陽,藤本 有紀,東阪企画NHKエンタープライズNHK)
 村上 信夫氏の伝記的ドラマ。とは言っても飽く迄も“伝記的”であって、彼の歩みをベースに再構成し、脚色を加えたフィクションではあるのですが……、非常に面白い。3回シリーズでしたが、それぞれの話、単体であっても物語が成立しており、且つ、全体を通しても大きな伏線が存在する。
 この伏線が実に複雑且つ秀逸に出来ており、こういう構成は加藤のツボです。昭和初期の頃から始まる牧村 信太郎(ドラマ上の村上氏役のキャラクター名)の物語と、平成以降、現代に到るまでの流れとが平行してクロスオーバーし、その2つが微妙に関連しあっている。…と言っても、単純に、よくある“歴史は繰り返される”等というチープなものでは無く、姿を変え、立場を変え、また、それぞれの伏線の組合せを変えて登場し、リンク、帰結してゆく。
 加藤は“これは良い!”と心から感じた瞬間、拍手する癖があるのですが━━実は映画や演劇は勿論、小説やアニメ,マンガでも、これが起きる事があります。━━ここ最近のドラマでは久し振りの気がしますが、出ました。総料理長・谷中が嘗ての“初恋の人”と擦違う瞬間。こういう伏線帰結が大好きなのですよ。その少し前のシーンで、それぞれの登場人物の関係の全てが繋がる。それまでは過去と現代とで微妙にリンクしザッピングするサイドストーリーとして存在するだけの人物。しかしそれらは全て牧村を中心とした複雑な相関図にあって、それぞれの人物が、時代を越えた場所で、また別の相手と繋がっている。過去、又は現代、或いはその両者に於いてはサイドストーリーという位置付けなので、彼らの名前は特に出て来ない。だからそれが誰なのかは判らない。勿論、それを特に怪しむような要素も無い。本編に関わらないサブキャラクターは無名である事も珍しくないし、それが当たり前だから。ところが時代を越えた場所では、その人物が主人公・牧村と重要な接点を有していて、「そうか、この人が…!」的な伏線帰結の瞬間、バラバラだったパーツが纏まってゆく。このドラマの場合、それに終わらず、余韻を残す演出がされていて、尚、良い構成になっていました。
 このドラマ、『マガジン(講談社)か『サンデー(小学館)辺りでコミック化して欲しいですね。伝記モノならば講談社なのですが、とかく『マガジン』に料理モノを描かせるとヘタレる(と言うか、訳の判らんトンデモなマンガになるのがこれまでのジンクスなのだ。現に、今、連載しているものにしても……(汗))ので『サンデー』もいいかなぁと。
 

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獅子舞お持ちの方、ございましたらお知らせ下さい。  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)00時56分57秒
   
 『ちょこッSister(雑破 業竹内 桜白泉社NOMADメディアファクトリー東芝エンタテインメント,ちょこシス製作委員会)
 第2話「はじめてのお正月」 (※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「な、何だよ、何しに来たんだよ!?」「返品の回収だよ」「返品?」「あんま気にいって無いんだろォ? クリスマスプレゼント」「え…」「だから回収しに来たんだよォ」「な…! …お、おい、ちょこをどうするつもりだ!?」「だーら、回収に来たって言ってんだろ!?」「ちょっと待てよ! 俺は返品するなんて言ってないぞ!」「かわいい妹が欲しいって人は、他にもたーくさんいてねェ。一旦クリーニングして他の希望者に廻すんだ」」…“クリーニング”って何だろう…。(汗) 「まわす」に他の字をあてるべきかと悩んでしまった…。(瀧汗)
 「「だから、誰が返品なんて…!」「はいこれ、代わりの商品券。好きなモン買いな!」」…それが“ちょこ”の対価なのか? っつーか、はるまは既にちょこに対して、もっとカネをつぎこんでいる気もするのですがね…とか考えるのは間違って…いるんだろうなぁ…。(汗)
 「「“あけまして、おめでとうございます”! お正月の挨拶は、これでいいんだよね? お兄ちゃん?」「…あ、ああ…」「はーい」「ぁ…?」「…? お正月にはお兄ちゃんが“お年玉”くれるんじゃないの?」「お、お年玉…!?」「ねーぇー」」…新手のゆすりたかりですな。何だかんだとカネの掛かる妹だなぁ。
 「「はい、お年玉」「なんか、アンチョコに書いてあるのとちょっと違う」「わ、我が家ではこうなんだ!」「へへ、でも嬉しい! ありがとう! お兄ちゃん!」「あ、ああ…、そりゃ良かった」「えへぇー」「あはは…」」…こう喜ばれると罪悪感あるよな。(^^;;
 「「……、…お兄ちゃん、“おせち”は無いの?」「無いよ」「“お雑煮”は?」「無い」「“鏡餅”は?」「無ーい!」「“おとそ”」「無い!」「じゃあ、“獅子舞”」「無い!」」…そんなもんあるか。(^^;;;;
 「「わぁ…、これが“はつもうで”って言うんだぁ」「いや、それは…微妙に違うんだけど…」」…Anne Sullivan(アニー=サリバン)Helen Adams Keller(ヘレン=アダムス=ケラー)に物の名前を教える時、苦労したのが“水”と“コップ”だったそうだ。盲目の彼女には中身と外身の区別が付かず、この両者の単語の意味の違いがなかなか理解出来なかったと伝えられています。一方、加藤が高校の頃に触れた某人工無能プログラムは1人称と2人称を取り違えて学習していました。オペレーターである加藤が人工無能に話し掛ける時、加藤自身を「私」、人工無能プログラムを「あなた」と呼ぶ事になる。その結果、私の名前という固有名詞の代名詞を「私」、プログラム自身の代名詞を「あなた」と解釈してしまったらしい。普段我々が、洋の東西を問わずに使っている人称代名詞の概念は、実は意外と難しいものだったのだなぁと、その時に感じた記憶があります。
 「「まずはお金を入れなきゃなんないんだぁ。自動販売機みたいだね!」」…ちなみに新興宗教は自動販売機に喩えられる事があります。“お布施”というお金を入れる事で“ご利益”というジュースが出て来るロジックだからだそうだ。“ご利益”を売り文句にするのは新興宗教。
 「「よし判った! お詫びに1枚脱ぐからさァ!」「だぁ! いいですよ! 別に脱がなくて!」「ああそっか、これじゃ喜ぶのははるまの方か」「そうじゃ無くて!」「はー、やっぱりそうなんだぁ…」「ち、違い…!」」…“初詣”は載っていなくても、そういう事は載っているのですな。
 「「こっちは“亀”で…、えーと、こっちは…、“フラミンゴ”!」」…間違いを指摘するのは置いといて。このアンチョコ、どういう仕掛けになっているのか知りませんが、こういう“逆引き”可能な事典、凄く欲しいと思っています。加藤はゲーム企画の仕事をしていますが、企画書・仕様書には当然、そのゲームの設定概念やアイテム等を書いていく事になります。…が、文化やアイテムといったモノの名前が判らない、という事があります。モノの意味や、その道具の形は判っている。勿論、大雑把な使い方も判っているからゲームに実装したいと思う。RPGやAVGでも無い限り、名前はゲームに出す必要は無いですが、そうであっても仕様書には書かなければならない。でも名前が判らない。とりあえず企画段階やデザイナーには「こういうの!」と、自分で絵や図を描くので済むのですが、じゃあそれって何て名前なのよ、リストには書かなければならないけれども、その名前が判らない、という事は実際に起きるのです。こんな時、“逆引き”可能な事典があればなぁ…とつくづく思います。きょうび、名前から引くのはネットを使えば大抵の事は調べられますがね、モノから調べるのは流石にネットでも出来ません。
 「「みんなー、いいものあげるねー?」「え、何?」「えへへー、お腹空いたでしょー」「うん、お腹空いた」「はい、これ」「…って、何それ」「チョコレート」「違うよ、色鉛筆じゃんかそれ」」…アルファベットで書かれていますが『CooPee』。クーピーって商標名じゃ無かったでしたけ…と、調べてみたら「 仏語:COUP(革命、打撃etc)から来ており、従来の色鉛筆よりも品質の上回る、クーピー ペンシル発売にあたり、色鉛筆市場に革命を起こし、トップブランドになる事を目指し、COUP をもじってCOUPYとしました。(→サクラクレパス製品情報(クーピーペンシル))だそうで、スペルは違うらしい。つまりCOPY商品ですな。
 次回予告「「お兄ちゃん! 今度新しい管理人さんが来るんだよ!? すっごいぽよよんでふにふにで、ふるるーんなんだって! 次回、『ちょこッとSister』、「管理人さんがやってきた」。お兄ちゃんはやっぱり、おっきい方が好き?」」…この次回予告のちょこはどこまでモノを知っているという設定でやっているのだろうか?(^^;;;
 
 DVD『ちょこッとSister』(メディアファクトリー)のCF…「「『ちょこッとSister』が観たい時、『ちょこッとSister』が観たい時…、…あ、あった! DVD1巻は、10月25日に発売だって! 忘れちゃダメだよ? お兄ちゃん」」…いや、だからそんなものより『ゆんゆん☆パラダイス(雑破 業,みむだ 良雑フランス書院ピンクパイナップル)の再版を希望だってば。
 『ヤングアニマル(白泉社)のCF…「━━シャイな少女時代━━初めての海水浴━━親戚と七五三━━一等賞!━━中学入学式━━インターハイ出場━━卒業式━━楽しかった高校時代━━大人の仲間入り━━ずっと、みていたい。━━第2次思春期にヤングアニマル」…えらいカバー範囲の広い公告ですな。(笑) 全然関係無いかもですが、amazon.co.jpから『小池里奈 里奈。誕生してから12年』の公告メールが届いているのですが何か。
 

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字幕も使いよう  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)13時22分3秒
   
 2006年7月23日。
 【2006年7月22日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 197通、1053.14KB。
          (▽ 9 ▲ 66.07)
 日本語スパムメール  36通、 443.62KB。
          (▽ 8 ▽ 101.10)
 
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:15」
 「「(無様な…! 噂は所詮只の噂だったんかい! …これじゃ“空の王”どころか、並以下や…!)」「…やるん……畜生…!」「まだ降参しないの!?」「…やるんだ…! 俺はやるんだ…! AT…!」「……」「やるんだよ…! 俺は…、俺は…やるんだ…!」「こりゃあ潮時だな、もうそろそろ…」「リカ姉の、“荊棘の道(ソニア・ロード)”が破られる頃だね」「…?」狙ってた訳じゃ無いと思う。けど…、ある意味、イッキにしか出来なくて、唯一“荊棘の道”━━ソニア・ロードを敗れる攻略法かも…!」……「ああっ!」「何っ!? (…“荊棘の道(ソニア・ロード)”は、人間の限界ギリギリの動きや! ATも、肝腎のレガリアもあらへんのにやり続けたら…、流石の梨花かて身体持つ訳無い! 無様にしか見えへんかった坊主のアタック、活路作っとったんかい! あいつのアホみたいなタフさ、絶対諦めへんしつこさが…!)」」…身を削る技。RPGで言えば敵のMPの底を尽かせてから総攻撃、のような処か。
 「「ハァ…ッ!!」「こりゃ…あかん!」」…大暮氏独特の書き文字を、こう表現されてもなぁ…。センス無いなぁ、このアニメ製作者…。
 「「あぁあぁあぁ、いるねぇいるねぇ、こういうヒト」「…!?」「そりゃあね、そこは…居心地いいかもよ? 安全だし、エサもくれるし」「……」「だけど、俺はリカ姉のカゴん中で飼われんのは…まっぴら御免だっつってんだ」「……!?」「俺は誰が何と言おうと、ATは絶対ぇやめねぇ! その”荊棘の道“を、刈り取ってやるぜ…!」」…亜紀人との対比。
 「ああっ そんなまた ヘナチョコパス」…テロップの書体くらい、もう少し気遣ってくれぃ。(汗)
 「「(いい風…、そらがこんなにも近い…!)」」…ところで戦車が3DCGなのに、戦闘機が手描きって何故? っつーか、かなり歪みまくっているのですが…。(汗)
 「「おーい、アギト! 起きてたのかよ。こっち来て、手前ぇもやれよ」「ザケンな! 何で俺が手前ェらみたいなカスと!」「こうゆうのは皆でやっから面白ぇんじゃん。チーム、だろ?」「誰がチームだ!」「へ、へへ」「うわぁぁ!?」「俺ら、ト・モ・ダ・チ、だろ?」「…ちっ…!」」…赤くなるアギト。亜紀人がイッキに積極的(笑)なのに対して、イッキがアギトに迫るという構図も面白い。赤くなるのは流石に原作でも珍しいです。
 「「ただいまー! あー、風呂風呂! 汗まみれだっつーの!」「こら! 廊下に脱ぎ散らかさない!」……「何のつもりだ小僧!」」…少年キャラの、横アングルのヒップにはカラスが出て来ないのね。(^^;;;; 「「ああ、いや、お風呂場で、イッキくんと飛ばしっことかしたいなー、なんて☆」「オレらのことなら気にすんな、テレビの音、上げといてやるから」「でしー」「何フツーに覗いてるッ!?」「もぅ、イッキったらいつのまにそっちの世界に?」」…“飛ばしっこ”って何だとか、ウメさえもこの話題に調和してくる事といい、つっこみ要素の満載な場面。
 「「こりゃ! こりゃ! こりゃ!」」…と、何かよく判らんシューティングゲーム。こんなもん作るのに手間隙掛けるなら、もっとアニメ本編に力を注ぎ込むべきだと思うのですが…。
 「「ねぇイッキくん。僕達、ここに来て本当に良かった」「…?」「生まれた事が、こんなにも嬉しい事だったなんて!」「……」「この幸せが…いつまでも続けばいいなぁ…、これからもずっと…」」…どぉいぅ意味なんだろぉ。
 

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紅茶と抹茶とトンデモドリンクと 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)16時54分46秒D

 
 『(SprayVisualArt's東京キッズ,BL学園応援部,インターチャネルジェネオンエンタテインメントエー・ティー・エックスフロンティアワークス,クレイ,東京電化)
 第4話「湯煙 波乱の歓迎会」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「よせっ! やめるんだ、近付くんじゃない臣!」「何を今更、ここまで誘っておいて、黙って帰れる訳無いでしょ?」「気が変わったんだ」「我侭言わないで下さい。抵抗するなら、無理にでも剥ぎますよ…?」「ああっ…!」「…凄く綺麗です、郁…。白くて繊細で…。ねぇ、触れてもいいですか?」「よせ、触るんじゃない…!」「嫌です」「…!」「これ、ずっと欲しかったんでしょ? 郁…」「やめろ!」「フフ…、吸い付くようです、ダメです、もう我慢出来ません…。早く口を付けたい…」「よせ、それだけは、許してくれ臣! 穢れる…!」」…でもって今回のオチはティーカップ。何、このアニメ、毎回、傍題前にこういうネタが入るの?(^^;;
 「「大丈夫か、啓太。緊張して無いか? 遂に初登校だな。いいか、判らない事があったら…」「大丈夫だって和希。学園の事は、夕べ、だいたい教えて貰ったし」「そうだけど…、…忘れ物は無いか? 学生証に学食のチケットだろ、教科書、筆記用具、…あ! ハンカチ忘れて無いか!?」「忘れて無いって」「あ!」「何…!?」「…寝癖が付いてる…」「…全く…、ホント、和希って…」「あ、ああ、判った! それ以上言わなくていい! あんまり、世話焼き過ぎないように気を付ける」」…小学生じゃ無いんだから…。
 「「じゃ、また後で。行って来る!」」…背景とキャラの比率が合って無い…。(-_-;;;
 「「君、大丈夫!?」「…ぁ、はい、何とか…」「ダメだよ、“トノサマ”! 教室に迄、着いて来ちゃ!」「(誰だろう、この子。ちっちゃいなぁ…、中学生かな…? まさかな! 白衣着てるし)」「あ、君、ひょっとして伊藤 啓太くん? 転校生の」「うん…」「やっぱりそうか。僕は海野 聡。君の生物の先生だよ」「ええっ!? 先生なんですか!?」「うん」「すいません…、よろしくお願いします…!」」…年上が童顔というのはまぁ珍しくも無いですけど、女性声優なんですかぃ。
 「「痛っ! …ぁ…」「ぼーっとしてるんじゃ無いぞ!」「そうだ、ぼーっとするな!」「お前がそこに陣取ってると黒板が見えないんだよ!」「どうせうちのレベルに着いて来れる筈無いんだ! さっさと帰れ!」「そうだ帰れ!」」…前回も思っていましたが、彼らの雰囲気って阿部川 キネコ女史のコミックに登場する某変態兄弟と、山本 直樹氏の右男・左男兄弟を足して2で割った感じですな。たぶんデザインのモデルはその辺りなんだろうなぁ。
 「「ところで啓太。今日の場所の事だけど、もう、聞いたか?」「まだだけど…」「そうか…」「どこなんだ?」「それが…その…」━━「何だと…!? もう一度言ってみろ、臣!」「ですから、本日の生徒会による歓迎会の会場は、大浴場との事です」「丹羽の奴、何を考えてるんだ…!」」…ナニ考えてるんでしょうな。
 「「お、そろそろ時間だなァ…」「しかしお前も物好きだなぁ、あんな処を会場に選ぶとは」「男同士、やっぱ、裸の付合いだろ…! フフフフ…、ハハハハ…!」」…あからさまだなぁ。(^^;;;; おまけに中間CFアイキャッチは脱衣場の啓太。ブリーフの覗くあたり、もう狙い過ぎです。(笑)
 中間CM終了アイキャッチは泡風呂入浴中の啓太。構図といい、よぅ、まぁ、狙っているなぁ。(^^;;; だけどこれは大浴場では無い!
 「「おい、啓太ぁ! 皆、待ち草臥(くたび)れてるでぇ!」「ああ、ごめん! いますぐ行く! じゃあ俺、お先に!」「ああ」」…なんだ、下をタオルで撒いて入っていたのか…って何期待しとるんだ。(苦笑)…っつーか、そういう意味じゃなくてね、浴槽にタオルを入れるのは本来マナーに反しているのですよ。湯が汚れますし。
 「「さぁさ啓太の一発芸! 失敗しても、そこは、ご愛嬌って事で一つ、宜しくお願いしまーす!」「いいぞぉ!」「ハニーしっかり!」」…その恰好でするのか。(^^;;;;; しかしまぁ、下心アリな処といい、この合いの手といい、オヤジな性格の多い学園だな…。(苦笑)
 「「誰だ! 俺の歯ブラシを使ったのは!」「…歯ブラシ…?」「そうだ! 今の隙に誰かが俺の歯ブラシをちゃっかりと! しかも毛先がこんなにボロボロになる迄…!」」…使った、というか、それって掃除にでも使ったという雰囲気ですな。「「うーん、それって正に事件ですね」「事件…?」「だってそうでしょ。篠宮さんの歯ブラシをこっそり使うなんて、犯人は間違い無く篠宮さんに気がありますねぇ」」…気があると歯ブラシをボロボロにするのか。(笑) 「「あー、好きな女の子の笛をこっそり吹くって言うアレと似たようなモンやなァ」「そう、それ! そんなボロボロになるまで歯ブラシ使っちゃうなんて、余程篠宮さんのコトが…」」…いやいやいやいやいやッ! そりゃ無いだろッ!!(^^;;;;; っつーか、それで赤くなるなァ!(^^;;;; 「「でも、一体、誰がそんな事を…」「お、俺じゃ…」「ハハハ…、面白ぇな、こりゃいっちょ犯人を突き止めてみるか!」「ええっ!?」「これも余興だ余興! 誰なんだァ!?」「まずは第一に考えられるセンとしては、大至急、歯を磨きたかった奴の犯行だ。…つまり、さっき脱衣所で餃子を食べた奴だな」「げっ、あかん! 俺食べたァ!」「俺もだ…」「…だからと言って俺では…」「フ、これでかなり犯人像が絞り込めたな」」…そのツッコミ処満載の推理、ひょっとしてギャグで言っているのか!?(^^;;;;; しかも真顔で!
 「「待って下さい。今の中嶋さんの考察は余りに性急過ぎます」「…っ!」「まず第一に、この場に歯磨きセットを持って来ていない者を疑うべきです。その上で動機等をあげ、絞り込みしていかなければ…、初手で真犯人を漏らしてしまう可能性がありますからね」「いちいち噛付いてくる犬だ」」…先の英明の推理よりはまだマシだが…、でも何て言うか…。(^^;;;
 「「ああ…っ! もしかして篠宮くんの歯ブラシ使ったのって…トノサマなの!?」「にゃーおっ!」「そうか、トノサマ、歯磨き粉大好きだもんね」「にゃーおっ!」「でもダメだよ? 勝手に人の物を使っちゃ…」「にゃーおっ!」「あ、その歯磨き粉、抹茶味なんだ、珍しいね!」「にゃーおっ!」「ハハハ…! 寮長はん、抹茶味みたいなマニアックな歯磨き粉使ってるからやねん!」「これを使い始めたらもう他は使えん! 抹茶のカテキンに加え、葉緑素もたっぷり配合されている! そもそもだな、歯磨きと言うのは━━」」…どこぞのトンデモドリンク好きな図書館部員(→資料)といいとこ勝負ですな。
 はむはむヘヴン「「ハニー、はーむ!」「成瀬さん!」「見付けたよ、ハニーはむ! こんな処で偶然出会うなんて運命感じちゃったはむ!」「偶然はむ」「いーやこれは運命! いや、定められし宿命はむ、もう二度と離さないはむね!」「そんなの困るはむ。今直ぐ離して欲しいはむ」「つれないじゃないかぁ。そうやって焦らすなんてハニーはむも駆引き上手になったはむねぇ」「とにかく離して貰わないと困るはむ」「それじゃあ、僕とデートしてくれる?」「何でそうなるはむ?」「約束してくれたら、今日は諦めて離してあげるって事はむよ」「成瀬さんは、相変わらず強引はむ。…でも、デートくらいならいいはむ」「ほんとはむ!?」「男に二言は無いはむ!」「有難うハニーはむぅっ!!」「約束したんだから、離して欲しいはむ」「おっけー、そうと決まったら今直ぐデートに出発だはむ! ね!? ハニーはむっ!?」「結局離してくれないはむ!」「消えたトノサマを捜して辿り着いたのは天国への扉だった。次週、学園ヘヴン、第5話、「ヘヴンズドア」。観てくれたら、オトナの扱いしちゃおうはむぅ?」」…はむすたーって言うより、すっぽんですか。w
 

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四月一日、もう一つの切ない物語。  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)18時44分1秒
   
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第十六話「サイカイ」
 「バシッ「うわっ!? …むむむっ…のわっ! おい! あっちで大人しく待ってろ! 全くもう、米が流れちまったじゃ無いか、はぁ…」……「いい子にしてれば、後で何か、美味しいもん食わせてやっから…」「くぅ…」バンッバンッバンッ「ぃっ!? どわっ!? 危なかった…」……「くぅ…」「なぁ、どっか散歩でもして来いよ…」」…これが本当のキツネツキ。
 「「侑子さんッ!」「んー?」「この管狐、いつまででっかい侭なんですかっ!?」「あーら、可愛いじゃないの。四月一日に懐き捲りで。ねぇ?」「管狐可愛い〜」「可愛い〜」「そりゃ懐いてくれるのは嬉しいんですけど…、懐かれて可愛いと言うより…でかくて苦しい…ってか洗濯し辛い…!」」…こうなると最早アヤカシと同類項。
 「「女の子って、こういうのが好きなのか…」「お前も好きなのか、こういうのが」「違うっ!」……「これ下さい」「(ふぅん、ああいうのがいいのか…)」「付けるのか?」「違うッ!」」…百目鬼、そんなに何が気になるのか?
 「「これはね、何でも屋に依頼してとって来て貰った物よ」「どこから?」「神社の社から。内緒で」「って、そりゃ盗んで来たんじゃねぇっスか!」「ちゃんと対価は払ったわよ、ねー」「ねー」「そんな問題じゃ無いっしょ!」「まぁまぁ、その話は置いといてー」」…どう突っ込めば良いのだ…? 「「早速その水をこの壷に入れて頂戴」「…、で、この壷は一体…?」「早く早く。月がずれちゃう!」「ああ! 判りました! 入れりゃいいんスね」「……」「…何スか、それ」「水晶よ。井戸の水を更に極める為にね。さ、壷の中を覗き込んで」「ぁ、はい……。……だぁーっ!?」「成功ー☆」」…OPのあの断片の内の1つはこれか!
 「「ここはどこなんスか? 元いた場所に、どうやったら帰れるんでしょう」「用ガ終ワッタラ帰レル」「終ワッタラネ」「終わったんですよ、コンパクトサイズになったし」「マダヨ」「マダダワ」「行キナサイ」「用ヲ済マセニ行キナサイ」「…?」「…早ク行キナサ───イッ!!」「な、な、な、何なんだよ──ッ!?」」…物語を始めたり、展開させるには…。(^^;;
 「「あの時はごめんなさい、私が間違えておはぎを…。…あの方、大丈夫でしたか?」「あー、あの方は大丈夫大丈夫」「良かったぁ、ずっと気になっていて。あの後も叱られたんです」」…“あの方”? “あいつ”じゃ無いの?
 「「あ、あの何か、この山にご用ですか?」「ぁ、そうだ…」「だったら、あ、あの私、ご、ご案内したいです」「これ」「ぇ…?」「いやええと…、君、この前、こいつに油揚げくれたでしょ」「…ぁ…、管狐の好物と聞いて、それで困っているみたいだったから…」「助かったよ。…それでその…、お返しって言うか何つーか…、はい…。どうもありがとう」「……!」「ちょっと濡れてるけど、ビニールの袋だから、大丈夫だと思うよ」「…これ…、私に…?」「うん。…あ、好みとかは判んないし…、食べ物は、いつ渡せるか判らないから駄目だし…」「ぁぁ…」「いやぁ迷ったんだけど、もし気に入らなかったら…」「嬉しい…!」「ぁ…、良かった」「……」「……」」…座敷童といい感じの四月一日。って、ひまわりの事はいいの?
 「「こらーっ!」「お前また泣かしたな!」「今度こそ許さないぞ!」「バチを食らえー!」「違うの、この人はこれを届けに来てくれたの! …こっち!」……「大丈夫!?」「こっち!」……「あいつら、どこまで追って来る気だ…! …ん、どうした…?」「…とっても…」「ああ、ごめん! 痛かった!?」」…実に“女の子”な座敷童。
 「「あ、お帰りなさーい」「なさーい」「“貞子”みたいよ四月一日」」…貞子っつーか、お菊さんっつーか…。
 「「お帰り。…で」「…?」「逢えた?」「それは…まぁ…」「そう。…良かったわね」」…彼女とはこの井戸を通じればまた会えるのか、それとももう会えないのか、…もしかしてこの蛍は…? こういう雰囲気、好きです。この後、2人がどうなっていくのか、気になります。
 次回予告「「やってはいけない。欲張りな衝動。程よい破滅。受け入れられない…。幸せ。正しい選択。欺いてはいけない…。自分自身。背を向けてはいけない。次回、『ホリック』、「ジショウ」」」…モロ。主要キャラはこれで一巡。となると、次からは座敷童達?
 

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体験入学修了 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月23日(日)23時02分23秒D

 
 『放送大学共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(放送大学学園)
 第15回「いつまでもみなさんがお元気でありますように 〜料理ともてなしの心〜」…بخير!؟ يا له من السخرية!! ـ
 「مرحبا. ـ『初歩のアラビ語』、第15回です。講師の鷲見 朗子です。いよいよ最終回となりましたが、今日も元気で、アラビア語を話しましょう」」…放送大学版講座もいよいよ最終回。急ぎ足でありながら、着実な感じのある講座でしたが、さて今回は。
 「「今日のポイントでは、指示代名詞,疑問詞,“あなたが好き”の表現、そして自己紹介文を学習します」」…まぁ、通常の講座番組では最初の方でするものですが、文法を先にしておけば、こうした“良く使う表現”は、熟語として覚えるよりも意味があるのかもしれません。
 「「それでは早速、今日の基本フレーズです。كل عام وأنتم بحير. ـ、最初の単語はكلで、次はعام、これで“毎年”という意味です。كلが“毎”、عامが“年”です。そしてوأنتمは、وは“何々と”という接続詞で、次の単語にくっ付けて書きます。أنتمは“あなた達”、بحيرは“元気で”ですね。直訳は“毎年、あなた方が元気でありますように”ですが、“いつまでも皆さんがお元気でありますように”ともなります。この文句は、今回ご紹介する、イスラームの断食月であるرمضان月や、誕生日等、1年に1回巡ってくる行事に用いられます。新年の挨拶にも使います」」…文法的にはもう問題無いですね。そのまんまです。
 「「次の基本フレーズです。هذه هدية. ـです。هذهは、今日のポイントで習う指示代名詞“これ”の女性形です。次のهديةは“贈り物”という女性名詞です。“これ”が示す名詞であるهديةが女性名詞なので“これ”も、女性形になっているんですね」」…指示代名詞を後回しにする構成は確かに珍しくはあるのですが。
 「「それでは今日のポイントです。最初は指示代名詞です。指示代名詞にも男性と女性があります。まず“これ”を意味するهذاです。هـの上には短剣アリフが付いていますから、ha:と伸ばします。هذاが男性形、そして隣のهذهが女性形です。次は“あれ”です。男性形はذلكで、女性形はتلكです。これらの指示代名詞は文の主語になる事が出来ます。ご覧下さい。上の文はهذا مفتاح. ـで、مفتاحは“鍵”です。“これは鍵です”という意味ですが、“鍵”のمفتاحは男性名詞です。ですからそれを指し示す代名詞も男性形を使っています。下の文はهذه مدية. ـで、これは今日の基本フレーズの1つですね。هديةの“贈り物”が女性名詞なので、指示代名詞も女性形のهذهを使っています。次は“あれ”です。上の文はذلك فندق. ـで、ذلكが“あれ”、そしてفندقは“ホテル”です。男性名詞を指示するので、ذلكと男性形の代名詞になっています。下の文はتلك مدرسة. ـで、まずتلكが“あれ”の女性形です。مدرسةは“学校”ですね。“学校”が女性名詞なので、指示代名詞も女性形です」」…尤も、口語では目に見える範囲のものは全て“これ”で通じるらしいですけれどもね。だから「あれは何だ!?」「鳥だ」「飛行機だ」「いや、タケチャンマン7だ!」ならばAما هذا!؟ ـBهذا طائر! ـCهذه طائرة! ـDلا! هو تاكي-تشان-مان ٧!! ـ」になる訳ですな。(っつーか、ネタが古過ぎだって!(^^;;;)
 「هذه مسبحة. ـ」「これは“ミスハバ”と言って、御数珠です。女性名詞なのでهذهを使いましたね。ミスバハは日本の数珠は西洋のロザリオと目的は似ています。祈りの時に、同じ言葉を一定数、数えるのに使います」」洋の東西を問わずにこうしたものがあるのは興味深い。
 「「そして次は新しい疑問詞です。“いつ”という疑問詞ですね。متى ذهبت إلى المستشفى؟ ـ最初はمتىで文頭に置きます。ذهبتは前回学びましたね。“あなたは行った”という動詞完了形です。そして次はإلىで、前置詞“何々へ”です。最後はالمستشفىで舌を噛みそうな単語ですが“病院”のمستشفىに定冠詞が付いたものです。これでمتى ذهبت إلى المستشفى؟ ـ最初はمتىで“貴女はいつその病院へ行きましたか?”という意味になります。返事は次のようです。ذهبت إلى المستشفى أمس. ـで、ذهبتは、“私は行った”です。ذهبت إلى المستشفىで“私はその病院へ行きました”。そして最後はأمسで“昨日”という意味です」」…疑問詞を一気に全部やるのですかな…?
 「「では今回最後の疑問詞です。“いくらですか?”と訊きます。これは買い物の時には知っておかなくてはならない表現ですね。بكم هذا؟ ـ最初の単語はبكمと読みます。كمという“いくつの”という疑問詞に前置詞のبـが付いたものです。بكم هذا؟ ـで“これはいくらですか?”です。すると答えはهذا بدينار. ـ最初の単語はهذا、次がبدينارで、بـが前置詞“何々で”です。دينارはイラク等で使われるお金の単位です。“これは1ディーナールです”という意味になります。دينارだけで“1ディーナール”となります。واحد等を付けなくともいいですね。これは単数の時に習いました」」…あれ、全ての疑問詞をフォローする訳では無いのか。
 「「では“私はあなたが好きです”の表現を学びましょう。これをいつお使いになるかは皆さんにお任せします」」…w
 「「最後のポイントです。自己紹介です。この科目で学習したポイント事項等が含まれた文章で自分の事に付いて言う練習です。復習も兼ねています。これが自己紹介文です。これから1文ずつご説明します」」…読み難いッ! 何でこんな色の組合せで書くのっ!? 「「①はاسمي تارو هاشيموتو、男性の名前です。スラッシュの意味は、その前後でどちらかを選んで下さい、という意味です。ここのスラッシュの後は女性名、هاناكو كينوشيتاですね。勿論お使いになる時は、皆さんの各自の名前に置き換えて使って下さい。ここで、日本の名前をアラビア文字で書く確認を少しだけしておきましょう。皆さんの中には、既にご自分で書いてみられている方もおられるでしょうが、まだの方は、印刷教材にある“名前を書いてみよう”の項と、50音のアラビア文字表記の表を参考にして、また、ご自分で書いてみて下さい」」…まぁ、実際にどう綴るかは、厳密に決まっている訳では無し、特にアラビア文字では表記し辛い名前も多いですし、そこはそこ、なんですよね。大岡越前なんてどうやって綴るんだ…という感じ。
 「「では②の文です。أنا يابانينسبة語尾。意味は“日本人”で、男性ですね。女性の方は勿論يابانيةです。その次のوは接続詞“そして”です。أسكنは、“住む”、يسكنという動詞の1人称単数の活用で、“私は住む”という意味です。そしてفيは“何々に”。最後はطوكيوで、“東京”です」」…放送大学版講座は、これでもか、というくらいにنسبة語尾に付いて触れてきました。まぁ、重要且つ頻繁に出て来る文法なので、繰り返す事は良い事ですし、これでもう、すっかり覚えたでしょう、という感じです。
 「「③は家族に付いてです。والديは“私の父”。موظفは“会社員”。そして接続詞のوの後はوالدتيで“私の母”。ربة بيتは“主婦”でしたね。これで“私の父は会社員で、母は主婦です”となります」」…名前と違って、まぁ、一般的な家庭としてはこんな感じですか。
 「「④です。أنا طالبで“私は学生です”ですね。女性の方は勿論、أنا طالبةです。そして、فيは“何々に”。جامعة الهواءは“放送大学”ですね。إضافة構造です。そしてもう一度、فيの“何々に”。そしてاليابانは“日本”です。続けるとفي اليابانと読みます」」…ほむ、この授業を修了しても卒業は出来無いのですな。(笑)
 「「⑤です。أدرسは“勉強する”の動詞未完了形“私は勉強している”です。次のاللغة العربية、これはأدرسの目的語で、“アラビア語”です。كثيراは副詞で“沢山”という意味です。⑤のスラッシュの後は文章で観て下さい。درستは“勉強した”と、動詞完了形の1人称単数、“私”の活用形です。次のاللغة العربيةはスラッシュの前と同じ“アラビア語”で、درستの目的語になっています。最後のقليلاは“少し”です」」…今の処は、まだまだ後者ですね。
 「「⑥にいきます。最初はاللغة العربيةで“アラビア語”。次がصعبةで“難しい”という形容詞です。اللغة العربيةが主語、述語がصعبةで、主語に合わせて女性形になっています。ولكنは“しかし”という意味で、لامには短剣アリフが付いていますから、la:と伸ばします」」…لكنは亜語ではوの次によく使う、と言っても過言では無いですから、本当はもう少しカリキュラムに組んで欲しい処。そんなに難しいモノでは無いですが、使い方にちょっとした亜語らしいクセがあるので、ここだけに多少時間を割いても良いかも…と、思います。ここの場合、لكنولكنيと言うのが文法的には正解になるのかな…? 尤も、口語ではそこまでナーバスになる必要は無いらしい、というのは、先の映画でよく判りましたが。「「最後はأحبهاは、أحبが今日学習した“好き”です。هاは“彼女”,“それ”を意味する設備人称代名詞ですが、ここではأحبの目的語となっていますهاは“アラビア語”を指しています。“アラビア語”は女性形ですからهاになるんですね。أحبهاで“私はそれが好きです”となります」」…ここでاحبが出て来るのか…。(^^;;;; ちなみにこれ、アラビアでは歌謡曲に頻繁に出て来るのはNHK側の講座でも判りますが、公告のコピーにも良く出て来ます。日本でも良く見掛けるのがماكدونالدزأنا أحبهですね。
 「「それではثقافةです。今日のテーマは料理ともてなしの心です。まず、アラブの中でも美味しいとされるレバノン料理を紹介します。イスラームでは、豚肉とお酒が禁止されていますが、レバノンには、キリスト教徒も多くいる事もあって、美味しいワインを製造するワイナリーもあります。また、عرقという、葡萄から作られた、強いお酒もあります。水を入れると白く濁ります。それではベイルートの高級レストランで、お店の方が紹介して下さいます」」…いずれもNHK講座でも紹介されていました。و... هو لبنان... ـ
 「「次に、エジプト特有の大衆料理で、私も大好きなكشرىです。これは、お米とマカロニとレンズ豆の上にタマネギのフライしたものをのせて、トマトソースを掛けたものです。お酢と辛いソースを掛けて、お好みで食べて戴きます。私はエジプトに行くと、必ず食べます。いつもكشرىكبيرを頼んで、周りに呆れられています。كبيرは普通、大きな身体をしたエジプト人男性が頼むようなサイズなんですね」」…大盛り、とか、Lサイズ、と言ったような処。多喰らいな先生ですな。ソースも山程掛けるのはつゆだく?(^^;;;;
 「「さて、終わりの時間がやってきました。『初歩のアラビア語』はいかがでしたでしょうか。盛り沢山の部分もあったかもしれませんが、今後、各自で、ゆっくりと消化していって下さればと思います。大切な事は、基本フレーズを覚える事。そして、練習問題をしっかりされる事です。この科目では、原則として、各単語の語末母音を発音しない遣り方を採ってきました。これは、少しでもアラブ世界で用いられている日常の会話の発音に近付ける為です。ですから、語末の母音記号に関しては、現段階では、あまり神経質になる必要はありません。今後、更に奥深く勉強なさる時に修得されていったらいいと思います。また、ثقافةでは、アラブの様々な文化的側面をご紹介してきました。これをきっかけに皆さんが更にアラブの世界へ関心を寄せ、理解を深めていかれる事を願います。では、今日もいつも通り、元気で、مع السلامة! ـそして、いつかお目に掛かれる時まで、إلى اللقاء! ـ」」…講座に対する総合評価。第1回を欠いてしまいましたが、全15回でありながら、その割には中身は充実しており、且つ、急ぎ足とは言え、しっかり要点を押えて行き、非常に重要となる文法構造に付いては実質的に数回に渡って繰り返す構成をしており、とても判り易かったと思います。放送大学ではこれが初の亜語講座でしたが、NHK版の問題点を徹底的にあらいだし、良い処だけをうまく料理し、更に放送大学なりに組んでいった、というのが全体を通しての印象。勿論、実用はおろか、中級レベルにさえも届いていない内容であるのは否定出来ないでしょうが、初級向け、という位置付けで捉えれば、今迄の亜語講座番組の中では最も判り易く、且つ、内容の濃いものになっていたのではないでしょうかね。放送大学には是非とも、来年度には中級レベル以上の講座も開設して欲しいと、強く期待したい処です。今回の加藤は、テキストこそ購入しているものの、入学している訳ではありませんし、単なる視聴組。でもまぁ、良い“体験入学”が出来たと思っています。カリキュラム内容によっては、考えてもいいかな…。
 

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والله! ـ 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月24日(月)02時12分48秒D

 
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第16課。
 「السلام عليكم! ـこんにちは、ياناغيّا كاروكوです。さぁ、毎回ですね、この後、オープニングのテーマ曲ね、えー、عود奏者のنصير شمهさんの曲なんですけれども、彼が以前来日した時に、コンサートを聴きに行ったんですけれどもね、いや、ほんっとに素晴らしい! もう心に染みる迫力のある音楽なんですよ。で、今日は、何と皆さんにお聴き頂きたいと思いまして、楽しみにしていて下さい。番組の、後半です!」」…前の講座の時に来日した折、本番組のキャストがゲストとしてステージに呼ばれていたそうですね。関心はあったのですが、残念ながら時間を作る事が出来ず、公演を聴きに行くのは出来ませんでした。
 「「今迄ね、あのー、旅行で役立つフレーズ、買い物や劇場に行くなんていう色々なフレーズがありまして…。あの、僕、遺跡が大好きで。いやぁアラブ世界に行く楽しみの一つが遺跡巡りをするっていうのがあると思うんですけどね」「うん、アラブ各地に素晴らしい遺跡が沢山ありますけれども━━」」…加藤も大好きです、遺跡。特にアラビア地域の場合、その代表格にあがるのがمصرのピラミッドですね。他にも勿論色々ありますが。
 「「━━レバノンの場合は、بيت الدينっていうね、イスラーム建築の傑作と言われている場所がありますから、是非、そこ観て欲しいですね。という事で今日は、بيت الدينに行きたいです、という文を覚えましょう」」…لبنان! مرة ثانية! ـところで、بيت الدينは“ディーンの家”という意味ですよね。“ディーン”…? صلاح الدينと何か関係があるのかな…?
 「أريد أن أذهب إلى بيت الدين. ـ」━━「また今日も長いっスねェ…」「でもね、長いのは…、بيت الدينに行きたいっていう、そのبيت الدينっていう固有名詞が長いからなんですね。文章自体はそんなに難しく無いんです」「そうですか」「はい。أريد أن أذهب إلى بيت الدينと言っていたんですね。はい、で、今日のポイントはأريد أنプラス動詞で“私は何々したい”という意味になるんです」「はい」「で、今日の動詞はأذهب、“私は行く”、でしたね。أريد أن أذهب、“私は行きたい”。で、إلىっていうのは“どこ々々へ”という意味で、أريد أن أذهب إلى、行きたい処が、بيت الدينだったという訳ですね」」…これは非常に大事な表現ですし、嫌でも頻繁に使う事になるので、ここはもうأريد أنという熟語として覚えた方が実は正解だったりすると思います。同様のものが来月の放送で出て来るيمكن أنですね。ほぼ同義のأستطيع أنも、ついでに覚えておくと吉。
 「「例えば…、そうですね、もしエジプトに行ったら皆が…ピラミッドですね」「ピラミッド行った事無いんで行ってみたいです、僕」「ピラミッドはالأهرام」「あれ、ピラミッドはピラミッドって言うんじゃ無いんだ!」「違います」「アハハ、あ、俺ずーっとそうだと思ってたぁ、بيراميدとか言うのかと思ってた、全然違うじゃない!」「الأهرام」「あっそう…」「そうすると、أريد أن أذهب إلى الأهرام」…どうせならばإلىじゃ無くてفيだよね、勿論そんなんのは基本的にダメだけど。(^^;;;
 「「で、スキットの中で、会話あったでしょ? 何て言ってたか…?」「…?」「لا توجد حافلة、そう、“バスがありません”って意味なんです」「ああ成程」「لا توجدというのが“ありません”、حافلةが“バス”」「だから、その、“バスがありません”と言う場合はلا توجد حافلة、逆にバスがある、と言う場合は、どうなると思いますか?」「バスがある…?حافلة...نعم…、何だろう…?」「とってもね、簡単なんですよ。最初のلاを取って、توجد حافلةと言えば」「あ、ただلاを取ればいい!」「そうなんです」」…動詞وجدで、“見付ける”とか“判る”というのが原意らしいのですが、“何々が見出される”=“何々がある,いる”という意味として使われるようです。عندとはまた違った“ある”という概念。これは覚えておかないとです。
 「「さて、このتوجدというのも…、女性にしか付かないんです。そうすると男性はどうなるんでしょうね?」「はい!?」「حافلةは女性形です。ではもし、男性形の名詞が“あります”って言うんだったら…」「ここではですね、يوجدに変わるんです」」…こんな教え方をしないで、ちゃんと活用の仕方を教えた方が良い気がするんだけれどもなぁ…。かえって判り辛く無い?(汗)
 「「さて花緑さん、今日は“私は行きたい”、أريد أن أذهبという文章を覚えましたけれども、أن أذهبで“私が行く事”、أريد أن أذهب、“私は、私が行く事を望む”」「うんうん」「つまり…、アラビア語の場合は“私”−“私”って2つ重なるんですね。“私は欲する”,“私は行く事”、ね、そこアラビア語の特徴的な処かもしれないですね」」…これはね、日本語で考えると二重に感じるのですけれども、実はよく出来た文法構造なのですよ。例えば“お前に行って貰いたい”というような時はأريد أن تذهبと言えば良いし、“あいつは俺に行って貰いたいんだ”という時はيريد أن أذهبになる訳で、個々の動詞の主語を自在に差し換えられるのです。
 「「で、このأريد أن أذهبأذهبَ、“私は行く”という動詞なんですけれども、これ実は元はأذهبという動詞なんです」「ああそうか」「أذهبなんですが、この前にأنが来る事によってأذهبَと形が、ちょっと母音が…、語尾の母音が変わるっていうきまりが、あるんですね」」…これは、その動詞が目的格である対格になるから。そういえば、今回のNHK講座では、格に付いては殆ど触れていませんね。難しい概念なので放置する…というのも手ではあるとは思いますし、実は感覚的に覚えた方がうまくいく、という事もあるのでしょうけれども(現に加藤がそうなのですけど)、こういう教え方でいいのかなぁ…という疑問は残ります。
 「「さて“私は何々する”っていう動詞を色々覚えると、“私は何々したい”っていう文章を色んなバリエーションで使う事が出来るようになりますね」「そうだね」「そうすると例えば、“聞く”はأسمع、“私は聞く”、أسمع、そうすると“私は聞きたい”は?」「أريد أن... ـ、あれ、最後どうなるんだろうね、そうするとね…」「うん、そのね、語尾の母音で迷っちゃう訳でしょう? だから迷わない為にこうしましょうよ。أسمعُでもأسمعَでも無く、أسمعْっていう、子音だけで短く発音しちゃう訳」「あ、それ出来る訳」「うん、そうすると、間違いにはならないし」「ほーぉ、そうなんスか」「はい。だから、母音を全く言わずに誤魔化せばいい訳」「ハハハ…、いいね、誤魔化しのテクニックをこうして…あ、でも、そうなんだ」「アラブ人は皆そうしてます」「あ、ほんと…!?」「はい」「こりゃ面白い話です」」…これが亜語講座として正しいかどうかは微妙なのですが…、ただ、この番組は“会話”と銘打っていますし、実は口語では国や地域によって母音は変化してしまう事も少なくないので、そのくらいの気持ちで良いとも思います。というか、そうでも無いと、加藤みたいな頭の悪い人は出来ません。(笑) ちなみに語末母音の欠如は日本語でも起きています。例えば“これはリンゴです”と言う時、一般に口語では、最後の“す”音は母音が欠如している事が多い筈です。活用し、過去形の「でした」や、疑問形の「ですか」という時には母音を付けますが、この辺りも、特に格を明確にする必要がある場面では語末母音をはっきりと発音する亜語と通ずる処。これらに気付いた時、私は何だか物凄く愉快な気持ちになりました。
 アラブの響き…矢張り、そういう事なのですね。実は加藤は、このコーナーを楽しみにする為に、あえてテキストの当該コーナーのページは、途中までしか読んでいないのです。
 アラブの風…「「今日の2曲目で『馬のダンス』という曲を聴きましたが、このように馬が走っている処とか、或いは爆撃機の轟音とか、或いは人々の叫び。そういった、音楽以外のものを、音楽で表現するというのは今迄アラブ音楽には無かった事なんですね。だから、そういう意味で、アラブ音楽の新しい歴史の1ページを開いた、画期的なアーティストだと、言う事が出来ると思いますね」」…もともとアラビア地域には、擬音の概念が特殊で、その辺りは他の地域ではちょっと感覚的に理解し辛いかもしれません。特に日本は昔から擬音に対しては極めて優れており、発達していましたし、それらは伝統芸能で太鼓等による森羅万象の音を表現したり、或いは狂言や落語等で擬音語,擬態語を驅使する場面からも判ります。とは言え、世界のメディアが交錯する時代に入り、アラビア地域でも当たり前のように日本のマンガやアニメが観られるようになり、今後はそうした概念もどんどん変わっていくでしょうし、نصير شمه氏はもしかしたら、それらにもインスパイアされていたのかもしれません。
 「「はい、では番組の最後はですね、いつものようにアンミーヤコーナー。お国ことばですね」「何でしょうか」「今日はですね、実はスキットの中に出た表現があるんですけども、それは“本当?”、フスハーではحقا؟ ـ、お国ことばではどのように言うか、早速、VTR、ご覧下さい」━━(シリア レバノン地域)「ワッラ?」━━(エジプトなど)「ワッラーヒ?」━━(湾岸地域)「ワッラ?」━━「まぁ、あの…、所謂その、相手の言葉を確認する時にですね、確める時に、言うんですね」「“本当?”」「والله؟ ـ、でまた、イントネーションをですね、変えることによって、もう一つ意味があるんですよね」「うん、そう。これね、もともと“神に誓って”っていう意味だから、語尾を上げないでوالله! ـって言うと“ほんとなんですよ”っていうね」「ニュアンスが変わりますね」」…ただしحقا؟ ـは口語でも普通に、頻繁に出て来るので、どちらを使っても構わないでしょう。折角なので、وの意味をメモっておこう。お馴染の接続詞、英語のandの意味の他に、“〜しながら”や“〜に賭けて”という意味があるらしい。なので、واسم جدي! ـならば“ジッチャンの名にかけて”になる訳ですな。ちなみに検索結果→النتائج حوالي 37,100 لـ واسم جدي. ـ(…による結果、約37,100件)。実際にヒットしているのは“〜と”の意味のものが殆どのようなので、必ずしも某コミックと関係あるとは限らないのですがね。参考までに「كيندايشي شونين نو جيكينبو」スレッド。
 

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観覧車  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月25日(火)02時56分53秒
   
 2006年7月24日。
 【2006年7月23日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 202通、 905.39KB。
          (▲ 5 ▽ 147.75)
 日本語スパムメール  47通、 685.68KB。
          (▲ 11 ▲ 242.06)
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第17話「その 雨降る夜が明ければ…」
 「━━アイちゃん…。夜が明けると、ゴンドラとも本当にお別れです。色んな想いが込み上げてきて、言葉にする事が出来ません…。━━「灯里ちゃん?」「はい」「今日の夕飯は、ゴンドラの上で戴きましょうか?」「…、…はい!」」…そのまま前回の続きのようです。
 「「“ゴンドラさんと、お別れディナー”ですね」「“ゴンドラさんに、ありがとうディナー”、じゃない?」「…はい…!」」…“お別れ”か“ありがとう”だけでは無い、ゴンドラとの関係を示す助詞の違いにも注目。主人公は“ゴンドラ”なのです。
 「「いくら“ありがとう”を言っても…、“ごめんなさい”を言っても、とても足りません」「私もよ」「ぇ…?」「…私が初めて漕いだのも…、このゴンドラだったのよ」「……」━━「アリシア。それがあなたが使うゴンドラよ」「わぁ…! ゴンドラさん、宜しくお願いします!」━━「この傷は…私が付けたの…」「アリシアさんが?」「私も新人の頃は、しょっちゅうぶつけてしまって…」「このゴンドラは、アリシアさんのペアの頃の事も、知ってるんですね」」…灯里の足跡は、そのままアリシアもまた、通って来た道でもあった。そんな繰り返しを、ゴンドラは見詰めてきた。
 「「あ、そうだ、写真観て下さい」「ほお…」「へえ…、結構沢山撮ったじゃない」「うん、アリシアさんや皆のお蔭で、沢山思い出が残せました」「……わぁ観て、晃ちゃん、アリシアちゃん。こんな写真私達も撮ったわよねえ」「ああ、そうだったな」「ふふ…、持って来たわよ、…ほら」「ほんとだぁ…!」「おんなじような写真!」「ゴンドラも同じですね」」…ここにもまた、“繰り返し”が。
 「「このゴンドラは、アリア・カンパニーが出来た頃から、ずぅっと働いてきた…」「アリア・カンパニーの歴史そのものなんですね」」…前回、耐用年数が約20年と言っていたので、アリア・カンパニー自体がそのくらいの歴史、という処なのでしょうか。
 「「…あれ? アリシアさん、その新人が…もしかして私なんですか?」「ええそうよ」「はひっ!」「他に誰がいるのよ?」「ゴンドラは、アリシアさんから灯里先輩に、受継がれたんですね」「そういう事よ。ありがとう、灯里ちゃん」「はいっ! …ぁ、ぃぇ…」」…想い出を感じているのは灯里だけでは無い。否、実は灯里以上にアリシアにとっては思い出深い存在のゴンドラだった。それを知った灯里は、少し恥じているのかもしれません。
 「━━初めてあなたと出会って、初めてアリア・カンパニーの制服を着て…、沢山の初めての人と出会って…。色んな初めての場所へ、あなたと出掛けて…。この先、どんなに時が過ぎて、街や人や、私が変わっても……、私の大切な想い出の中にはいつも、あなたがいてくれる…。それは…、いつまでも消える事の無い…、私の宝物です…。アクアに来て…、何も知らなかった私は…、あなたから数え切れない程、沢山の“初めて”を貰いました……。本当に……、本当にお世話になりました。ありがとうございました…。━━」…暁,アイ,藍華とアリス,アテナと晃,空,郵便屋のおじさん,キツネ,ケット・シー,素敵な庭を見付けた客,ネオ・ヴェネツィアンガラス工房。ここ最近、回想の多い『ARIA』ですが、アイが登場したのは久々?
 「「あれ…、誰が…?」「ぶい…?」「今、誰かいて…傘を差してくれた気がしたんですけど…」」…前回登場した“老人”。BGMの♪雨はいつか止んで…がうまいタイミングで入ってきます。
 「━━それから暫く経って…━━「ばばばいにゅーい…!」「ほへー…」「これが、新しい灯里ちゃんのゴンドラよ」「ゴンドラよ」「何か…凄いです…」「このゴンドラの、一番最初の乗り手は、灯里ちゃんね」「はひ…」」…そしてまた、新しい足跡が刻み込まれてゆく。
 「「…ぇ…? ……ぁ…! ……私が付けた傷の跡が…ありました…」「灯里ちゃん…?」「ばいにゅばい?」「……何でもありません…!」」…“彼”もまた、これからも新たな…。
 「━━灯里さん。ぴかぴかのゴンドラさんと一緒に、また沢山の“初めて”に出会えるね! そのゴンドラ、灯里さんの次に乗るのは誰かなぁ…?」…まだ見ぬ、灯里の次の代の誰か。…え、それってもしかして…!?(そういう帰結の好きな人)
 それにして作画が乱れているのが残念ですねぇ…。演出的にも手抜きっぽい処があるのが気になります。
 

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サイカイ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月26日(水)03時02分45秒
   
 2006年7月25日。
 【2006年7月24日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 205通、 871.12KB。
          (▲ 3 ▽ 34.27)
 日本語スパムメール  41通、 478.58KB。
          (▽ 6 ▲ 207.10)
 
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 21−13(通算Karte:74)
 「「『ブラック・ジャック21』!! 謎の組織の恐るべき陰謀! 遂にピノコとの別れの時が迫る! 舞台はアフリカへ。治療不可能の奇病、フェニックス病の秘密を探れ!」
 「父、間 影三の再会の直後から、私の命を狙う謎の組織! 陰謀を暴く為の鍵、“ノワール・プロジェクト”。それは、永遠の命を研究する機関だった! …21年前、父は何故、母と私を捨て研究に参加したのか…。その秘密を知る男達は、フェニックス病で次々と息絶えてしまった。そして今、全ての謎を知る男、ドクター・クーマがいると云うアフリカへ…!!」…「ピノコ、日本へ帰れ! 手塚治虫 原作「ピノコ愛してる」」…原作第13話(1974年2月作品)。…矢張りこれでしたか。
 「━━アフリカ 10年前━━難民キャンプ━━「おいしそう!」「おいしそうだね、アル…」「食べな! ニコ!」」…「ブラック・ジャック」は、一九七三年より一九八三年まで「週刊少年チャンピオン」に掲載されました。この作品の中には、日本をはじめ、アメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカなど、世界中の様々な人々が登場しております。それら登場人物の一部には、いかにも未開発国当時の姿であったり、過去の時代の特徴を誇張していて、現在の状況とは大きな違いがあります。近年、このような描き方は一部の人々に対する人種差別につながるという指摘がなされております。こうした絵に不快感を覚え、侮辱されていると感じる人がいる以上、私達はその声に真剣に耳を傾けなければならないと思います。(以下略)━━手塚プロダクション/秋田書店…というのは判るとして、だからと言って色白で描くのは、それはそれでまた間違っていると思うのは誤りだろうか…?
 「「係員の方。あの子達は、双子ですか」「はい。先日の洪水で、両親を亡くした子ども達です」「ぅ……、この子を…貰おう」「え、俺だけ!?」「そうだよ」「2人一緒じゃダメ?」「済まないが…、1人だけだ」「……。そこに行けば、ご飯一杯食べれる!?」「アル…」「うん。約束する」「それじゃあ行く! …こいつが、ニコが行く!」」…『君を連れていく船』(星逢 ひろ)を髣髴させるなぁ。
 「「…野宿…? …もうこんなのいやら! ちぇんちぇい日本に帰ろうよー!」「ピノコ…」「ラルゴどうしてるかな…、写楽や皆に会いたい、うゎぁ…」「………」」…ところで、写楽は一応毎回、何らかの形で登場はしていますし、「写楽をさがせ!」で声もあるのですが、EDで名前が出てこないのはいかがなものか…と思っていました。
 「「ピノコちゃん、ピーノーコーちゃん」「なんか写楽の声まで聴こえてきたぁ…」「僕だよ、ピノコちゃん!」「ぇ…?」「…幻(まぼよし)まで見えてきた…!」「幻じゃないったら」「…?」…なでなでぷにぷにぺにぺに…「アッチョンブリケッ! 本物の写楽だ!」「そうだよ、お父さんの遺跡発掘の仕事で、ここに来てたんだ! ピノコちゃん、会いたかった!」」…写楽のこの設定、意外と使えるなぁ。
 「「あ、あれ、アルじゃない? …アル、元気?」「ああ」「済まんが、果物を届けてくれんか。お客様なんだ」「ええ。後でお届けしますよ」」…写楽ならぬ、ヒョウタンツギ発見。原作では当たり前に、こんな具合に描き込まれるものですが、本アニメシリーズでは珍しいかも。秋には終了するらしいですし、ロロールルやブクツギキュも出てくるのでしょうかね。
 「「うわははーい、ベッドふかふか楽しーい! 良かったねぇ、野宿しないで済んで」「ああ、そうだなぁ」」…BJの広げているのはGabon(ガボン)の地図。という事は、ここってGabonなの?
 「「…これは…!」「肝硬変から、肝不全を起こしています。消化管出血を起こし、今は、肝膵昏睡状態です。もう、手の施し様がありません」「アルが死んじゃう! ねぇ、助からないの…?」「治療法は、ありません」「そんな! ちぇんちぇい、アルを治してあげて!」「ピノコ、私は慈善で医者をやってる訳じゃ無い。依頼もされてない患者を治す義理は無いんだ」「……。だったら、あたちが依頼する!」「?」「わたち、もうちゅぐちぇんちぇいと離れなきゃならないでちょう? だから最後のお願い。わたち、アルを死なせたくないの。アルは小さい頃から沢山大変な目に遭って、それでとっても優しくて、このまま死(ち)んじゃうなんてあんまりだよ!」「じゃ私が手術したら、大人しく日本へ帰るか!?」「うん…」「判った。お前の依頼を受けよう!」」…強引な展開だなぁ…、何か1期『BJ』のノリだなぁ…。何で今回、こんな演出なの…? リアレンジ云々の問題じゃあ無い。原作ファンにとって『BJ21』に対して批判があっても、加藤的にはこうしたリアレンジもアリだとは思っています。でもね、強引に話を挿入するくらいならば、もっと自然に話の展開するエピソードを選べばよい気がするのですよね。故に、今回に関して言えば、『BJ21』の目指すベクトルを失している気がして、納得が行きません。無論、『BJ21』よりも1期『BJ』を支持する者もいるでしょうし、そうした視聴者に対する回を用意するというのもまたアリだとは思う。しかし、今回の話はどっちつかずに成り過ぎていて、何でわざわざこんな話を挿入したのか判りません。
 次回予告「「謎の組織の恐るべき陰謀! 恐怖の奇病フェニックス病と、父・間 影三の因縁とは。『ブラック・ジャック21』、7月31日、月曜夜7時放送! 遂に、黒幕が登場!」」…Next Karte「恐怖のフェニックス病」…さっぱり判らん。が、舞台がアフリカである事、ドクター・クーマが関わるらしい事、謎の奇病との伏線にある事から考えると原作第208話「ブラック・ジャック病」(1978年3月作品)及び同第209話「落下物」(同4月作品)
 ヒョウタンツギをさがせ!…「「うわわっ、来週は僕を探してねぇっ!!」」…いや、だから、これは突っ込む処なのか…?
 

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リアル落語  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 7月27日(木)02時43分3秒
   
 2006年7月26日。
 【2006年7月25日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 274通、1183.86KB。
          (▲ 69 ▲ 312.74)
 日本語スパムメール  35通、 383.82KB。
          (▽ 6 ▽ 94.76)
 
 昼食。
 暑いので、“涼しげなもの”を食べたいと思いました。が、そう思った頃には既に蕎麦屋の類は通り過ぎていて、今更引き返すのも何だかなー…という処でが。
 加藤は魚が大好きで、これで丼物ならば、まぁ一応は“涼しげなもの”だろうという事で入っていったのですが…、残念ながらマグロ丼やその類の物は無いとの事。で、何があるのかと訊いたら「サンマ」だと。
 それは何かの冗談ですか? …実はですね、今の勤務先は目黒だったりするのです。目黒ですよ、目黒。でもってサンマ。これが冗談で無くて何なのでしょうな。
 という訳で、その冗談に乗って、サンマ定食を食べてきましたとさ。
 

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2006年07月29日 → 2006年07月31日



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