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2006年11月16日 → 2006年11月30日



く曝し編  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月18日(土)18時17分50秒
   
 2006年11月14日。
 【2006年11月13日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 204通、1003.76KB。
          (▲ 8 ▲ 37.40)
 日本語スパムメール  36通、 352.27KB。
          (▲ 4 ▽ 37.61)
 
 『ひぐらしのく頃に 鬼曝し編 [2](竜騎士07鬼頭 えん角川書店)、購入。
 本作は『ひぐらしのく頃に(竜騎士07,07th Expansion)の外伝的位置付けのもので、竜騎士07氏が物語を書いてはいますが、大石と赤坂こそ登場するものの、舞台は雛見沢では無い為に、他の本編メインキャラは一切登場せず、また、厳密には本編とは必ずしも辻褄が合わない個所もあり、飽く迄も派生ストーリーとして解釈するのが正解という作品です。
 さて、感想ですが…、う〜ん、前半の、つまり『同[1]』の展開は好きなのですけれどもねぇ。都会版『ひぐらし』って感じで良かったのですが、『[2]』はなぁ…、要するにオチが明かされる訳なのですが、『ひぐらし』本編の流れからもこの展開は予想出来てしまった事と、伏線的にかなりそれ迄の流れを壊している事、余りにも唐突過ぎて読者が追い付いて行けない事など、どうにも納得のいかない個所が多過ぎる感を受けました。むしろネタを明かさない侭で終らせた方が良かった気もします。
 駄作とは言いませんが、原作の展開、オチに納得の行かない人は、本作は尚の事、理不尽と感じると思われます。
 

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Oskar少年 投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月18日(土)22時57分28秒D

 
 2006年11月15日。
 【2006年11月14日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 211通、1023.94KB。
          (▲ 7 ▲ 20.18)
 日本語スパムメール  30通、 315.88KB。
          (▽ 6 ▽ 36.39)
 
 『SUN IN THE FOREST Part 1(pojkARTInsider Video Club),『SUN and SAND Part 1(PORTJAK,Insider Video Club),『WE ALL SWING TOGETHER AND FUN IN THE FOREST(pojkART),『Tatoos, Sand, Sea and Sun!(pojkART)azovfilms.comより購入。
 
 『SUN IN THE FOREST Part 1
 邦題を作るとすれば『森の日差し』と言った処でしょうか。このDVDには3人の少年が登場しますが、その中でも主人公であるのがOskarくんです。彼はpojkART及びPORTJAKブランドの数多くのビデオ作品に出演しているらしく、後述する『SUN and SAND』も彼の出演作です。後の2人は、本作では名前が登場しないのですがTommyくんとRobinくんと言うようですね。
 で、本作ですが、物語的になっており、演出が凝らしてあり、つまり“作られた画”です。シナリオがあるのが観ていて判ります。喋っている言葉が理解出来ないので難ですが、棒読みっぽくは無いのでシナリオだけ存在して、その中で自由に遊ばせている、という感じでしょうか。そういう意味では以前に紹介した『Lost Ship and Snow Bunnies(HolyNatureRussianBare.comENATURE.NET)に通ずる処があるかもしれませんが、あれよりももっと演出的に介入している構成にはなっています。また、『Lost Ship and Snow Bunnies』を始めとするHolyNatureブランドにはTeen WEB Teamという10代の女性で構成されたモデルチームが出演していて、また、くだんの作品では収録されている4編の内の1編は小学生くらいの女の子2人を中心にしている非常にロリ向けな作りになっていると書きましたが、『SUN IN THE FOREST』は色々な意味でショタ向けな作りになっています。否、もっとはっきり言ってしまうと、ショタビデオだと言っても差し支えないのでは、とさえも思えます。念の為に書いておきますが、『Lost Ship and Snow Bunnies』はロリ向けな作りにはなっているとは言え、ロリータビデオという作りとは違う気がします。でも『SUN IN THE FOREST』は、少なくとも加藤の目で観る限りはショタビデオに限り無く近い、という感じがしました。児童エロチカの範疇には入りそうですね。
 タイトルに「Part 1」とある通り、これは5部作シリーズの内の1作目。何で5本セットで買わなかったのかと言うと、今回は取敢えずどんな内容なのか不安だったから、というのが大きな理由だったりします。実はこのazovfilms.comで取り扱っているDVDの中でも、Oskar少年の出演作は比較的価格が高めに設定してあり、それだけでも不安要素でしたが、更にジャケット付きである事で改めて関税定率法第21条の問題が浮上してきた事もあり、加えてazovfilms.comのサイト中、何故かOskarシリーズだけ修正が入っているというのも気になっていました。(苦笑)
 冒頭。お馴染のテロップからスタート。本作の撮影・制作はLeroy氏。後述の『SUN and SAND』も彼ですので、Oskarシリーズの製作者なのかもしれませんね。
 3人の少年が森へとやってきます。2人は自転車に乗っていますが、Oskarくんだけ走っています(→画像1)。日本では最近、余り見る事の少なくなった半ズボン姿で、この時点でショタ連中にはグッとくるものがあるように思います。(笑)
 手頃な木を斬ろうとしている中(→画像2)、Oskarくんが水筒の水を飲もうとして(→画像3)、友達の斬っている木の枝が触れ、水筒を溢して水を被ってしまいます。服が濡れてしまったOskarくんはそれを脱いで裸に(→画像4)。う〜ん、展開としてはちょっとベタですね。(^^;; それを見た2人は彼を指差して何やら打ち合わせると、彼に倣って脱ぎ出します。一方の子はパンツを脱ぐ時、半勃ちしていて、ちょっと萌えてしまいましたです。(*^^*;;; こうして全裸の美少年樵(きこり)が3人、伐採に勤しみます(→画像5)。全裸に短刀というのが、Sigmund Freud(ジークムント=フロイド)的にエロチックに感じます。(*^^*;;; 短刀を振るたびにおちんちんが揺れて、めっさ可愛いのです。(///▽///)
 木を集めている中、Oskarくんが折れていたやや太めな木の枝をバットのように振って樹を叩きますが…、この枝は脆く折れて、その欠けた側が撥ね返り、彼のおちんちんを直撃! 股間を押えて痛がるOskarくん。そりゃあねぇ、全裸で無防備な急所に当ったんだからねぇ。(^^;;;;; これが演出に組み込まれているものなのかどうかは判りませんが(もし演出ならばよくまぁヒットしたもんだ…(^^;;;)、彼の身を張ったアクションには何とも…。(^^;;;; でも気を付けてね、そこはとっても大事な処なんだから…。
 既に倒れている白樺の樹を集め、手頃な大きさに斬っていきます。ところで、集める為に森の中をかなりあちこち歩き回っているようで、また、画だけ観る限りはそれなりに深い森のようにも観えるのですが、車の走っている音らしきものが入っていて、意外と車道の近くなのかもしれません。そんな処で裸になっているなんて、私の感覚ではドキドキです。(*^^*;;; 途中、Oskarくんだけ2人と離れて森を少し深くまで入って行くのですが、…おしっこかと思った私…。(汗) 反省します。(苦笑)
 さて、これらの集めた木は何に使うのかというと、それで射撃場を作ろうという事のようです。立っている木に、斬った木を横に並べて積んでバリケード状にし、ここが銃を構える場所。主人公のOskarくんは周囲の邪魔になる草を抜いたり葛を拾ったりするのも忘れません。そして少し離れた処に立った杭状の木の上に空き缶を乗せて、これを目掛けて射撃します(→画像810)
 銃━━と言っても玩具ですが━━の性能によるものなのか、はたまた彼らの腕の問題なのか、命中値は余り宜しくはありません。それでも当った時の缶の穴が開いたり変形したりという様子を見るに、威力は結構大きそう。全裸でそんなものを扱っているのですから、誤って怪我をしたりしないかとちょっと心配してしまいます。特にOskarくん、さっきの砕けた木の枝みたいな程度では済まないんだから気を付けて!(汗)
 小一時間、射撃で遊んだ後。ここからは暫くOskarくんのワンマンショータイム。他の2人からは離れて、森の中を歩き回ったり走り回ったり。身体中にクモの巣を“着て”しまったり、虫に襲われそうになったり。暫くそうしてから2人の元へと戻ります。
 そろそろお帰り。2人は服を着始めますが、Oskarくんだけは裸の侭。もしかして服が無くなっちゃった!? 否々、ちゃんとありますが、何を話しているのかが判らないので、何で彼だけいつまで経っても服を着ようとしないのかが判りません…。もしかしてまだ乾いていないとか…? こうして結局、Oskarくんは裸の侭で、3人は森を後にして終り。
 映像特典はOskarくんのミュージックビデオクリップ,本作の公告用映像,他のOskarくん出演作の公告クリップ映像。
 いや、これは買いです。ショタなら絶対に買えって感じです。(^^;;; 買わないと一生後悔するかも。5部作セットで買っても損はしないと思う。借金をしてでも。(笑)
 
 『SUN and SAND Part 1
 こちらも勝手に邦題。加藤的に訳すならば『さんさんと 〜太陽と砂〜 Part 1』という具合でしょうかね。同じくOskarくんの出演作。10歳の頃のものだそうです。先述のものと違い、彼のソロ作品。やや画質が劣るのが残念ですが、これは過去のものであるが故に仕方が無いかもしれません。ただ、音声が殆ど無く、BGMが延々と流れているのはちょっと…という気もします。
 冒頭。お馴染のテロップ。
 そしてOskarくんの自転車をこぐシーン。黒いシャツ1枚のノーパンです(→画像1)。このシャツは直ぐに脱いでしまい、後は最後まで裸ん坊です。自転車と木登りとを交互に繰り返し(→画像2)。この自転車、サドルが高いというか、自転車自体が大きくて、彼の背丈に合っておらず、ちょっとこぎづらそうです。
 既に空気を入れて準備してあるボートを水辺まで引き摺り(→画像3)、水遊び。水浴びをしたり(→画像4)、ボートを漕いだり(→画像7)、そうやって濡れた身体で水辺へと通じる土道の坂を転がったり。きれいだった身体があっと言う間に泥だらけになってしまいますが、そういうのが楽しいのですよね。身体中に土を掛けて泥だらけになった身体で転がり、そのまま水の中へ(→画像8)。またまたきれいになって濡れた身体に土を塗りたくり…、うつ伏せになって地面に身体をごねごねごね…って、ひとりえっちにしか見えません…。(汗) そのままお尻を突き出したりと、本人が意図しているかどうかは別としてショタ的にかなり過激なシーンが続きます。(^^;;;; 嘗てあった自動エロチカサイトruvirgins.com(但し既に閉鎖)のDuncanくんの写真にもよく似たものがありましたが、あれは2000年の作品。『SUN and SAND』は1999年再版とあるので、もしかしたらruvirgins.comはこれを模倣していたのかもしれませんね。
 正座の状態で脚を開いて、股を三角州にしてその間に土を盛ったりと、暫く泥遊び(→画像9画像10)
 再びボートで遊び、水浴びをしてから上がり、ハンドタオルをマット代りにしてそこで靴下を履きます。でも、そこからまた土の上を歩くのだから、結局は汚れてしまうのでは…? 靴下を履いたOskarくんは丘に上がり…、と、ここで終了。ちょっと唐突な感じですし、恐らくここから『SUN and SAND Part 2』へと続くのでしょう。
 映像特典は本作の公告用映像,他のOskarくん出演作の公告クリップ映像。
 本編の画質こそ『SUN IN THE FOREST』に劣りますが、この公告クリップ映像だけでもOskarくん達3人の魅力を存分に味わえます。映像作品としての作りは何れもよく出来た構成で、スタッフの技術力も窺える内容となっています。
 
 『WE ALL SWING TOGETHER AND FUN IN THE FOREST』
 これも邦題を作ってみましょうか。後述するように原題は2つのタイトルを並べたものですが、ここはそれを租借して『森には僕らの楽しみがいっぱい』とでも訳してみましょう。
 冒頭。お馴染のテロップ。制作はViola氏。1991年の作で、どうやら元々は2本のビデオ作品であったものを1つに纏めたもののようです。流石に画質に傷みが見られ、正直観ていて疲れます。男の子のDVDでなければとても最後まで観られなかったかもしれません。(苦笑)
 全編、Wolfgang Amadeus Mozart(ヴォルフガング=アマデウス=モーツァルト)のBGMが流れ、収録音声はほぼ皆無です。このBGMの音質も余り宜しくは無いですので、他に流せる音楽があれば、音を切ってそれを聴く方がベターな気がします。(苦笑)
「WE ALL SWING TOGETHER」
 鬱蒼と植物の生い茂る盛りの中へとやってくるパンツ1丁の少年4人(→画像1)。年齢幅はあるようですね。一番大きな子は多少発毛しております。最後に表示されるキャスト紹介によればLeoくん,Lukaくん,Ernestくん,Gabrielくんの4人だそうですが、どれが誰だか判りません…。
 全裸になってブランコで遊ぶ。う〜ん、『野外学習(コンプリーツ)にそういう場面があったなぁ。あのゲームには女の子も出て来ましたけれどもね。
 木登りをしたり(→画像3)、綱登りをしたり。ある意味、コロボックが戯れているようにも見えます。裸が緑の中に溶け込んで見えるのも不思議ですね(→画像6)
 4人が順にブランコジャンプをした後は、2人ずつに分かれて、片方はボール遊び、もう一方はプロレスごっこ。羽交い締めにしたりされたり、擽られたりしてみたり。全裸の男の子同士が絡み合っているのは、結構アレな画です。(^^;;;; 飽く迄も“ごっこ遊び”なので、本気では無いのですが、よくある蹴り技や殴り技の真似事をしていて、無防備な状態でそれをしている訳ですから観ていてひやひやしてしまいました。でも最後まで金的は狙ったりしない処が良い処。これ、日本の男の子だったら間違い無く、そういう事をしますよね。
 馬跳び。でも最初にしていた馬跳びは、ちょっと普通では無いですね。所謂、orzな格好をして、跳ぶ方はお尻の方から跳ぶのです。狙っている訳では無いのでしょうが、凄い跳び方です。(^^;;;
 そうやって暫く遊んだ後に、内2人がカメラに向って手を振って、第1部は終り。ちょっと唐突ですね。
 「FUN IN THE FOREST」
 同じ4人が、また別の森へとやってきました。今度は皆、普通に服を着ています。1人だけパンツ1丁ですが、こんな光景ならば日本の古典的な映画やドラマにも出て来そうな感じです。
 そして全裸になり、森の中の崖をロープを伝って下りて行きます(→画像8)。リーダー役の最年長の子は最後に下りますが、荷物の準備とか、色々やっていて、お兄さん的な役割を演じている処が覗えます。このリーダー役の子、キャップ帽とベルトが決まっていて、かっこかわいいです。
 シートを敷いた後は、2人1組に分かれての綱引き。そしてそのロープを使っての長縄跳び,縄を伝っての木登り,投げ縄。こうして見るとロープって色々な使い方、遊び方があるんだなぁ。投げ縄で木の枝を引っ掛けては引っ張り下ろしたり。そんな事をして何が楽しいのか、とか、野暮な事は言いっこ無し。
 倒れた木が川にあり、これをロープで結んで4人で引っ張ったり、腐り掛けた木に引っ掛けて4人で引いて倒したり。これって秘密基地造り…なのかなぁ…?
 もと来た崖を登って、足を土砂で汚してしまい、再び下りてきて川で4人揃って足洗い。
 服を着て、森を出て行く処で終り。
 キャストとBGMのロールがあってTHE END。
 画質が悪いのは仕方が無いとして、映像作品としても構成は今一つ…な気がしました。常に4人が一緒になっているならばともかく、2組に分かれて遊び出すと、カメラがその両方を追おうとする為、作品としての纏まりが感じられません。あと、個人的には言葉が解らないとは言え、BGMで埋めて欲しくは無かったです。
 
 『Tatoos, Sand, Sea and Sun!』
 名詞だけを並べたタイトルは邦訳しづらいですね。(苦笑) 『タトゥーの砂浜』くらいに纏めないと邦題っぽい響きになりそうにありません。(汗)
 冒頭。お馴染のテロップ。制作はRebelo氏。
 内容は今回の4本の中では最もシンプルかもしれません。ヌーディストビーチのタトゥーショップ(?)の男の子を中心としたもので、やってくる子ども達にタトゥーを施していくのが前半。タトゥーと言っても、所謂、タトゥーシールです。こうやって何かに勤しむ少年って、かっこかわいくて好感が持てますです。なので加藤的には全然退屈しないのですが(むしろ、いつまでも眺めていたいくらい)、同じような映像が延々と続くのが駄目な人は飽きるかもしれません。
 後半はタトゥーショップの子も混じっての、水浴びや砂遊び。本当に映像作品としての作りはシンプルなので、紹介もこの程度でしか書けません(→画像)。…なので、構成に付いては賛否が出てきそうですね。本当にタイトル通りの内容です。
 

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amazonの罠  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月18日(土)23時39分46秒
   
 2006年11月16日。
 【2006年11月15日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 221通、1070.08KB。
          (▲ 10 ▲ 46.14)
 日本語スパムメール  34通、 437.34KB。
          (▲ 4 ▲ 121.46)
 
 『少年ヒロイン(星逢 ひろオークラ出版)amazon.co.jpより購入。というより、amazonに散々公告をちらつかされて買わされた、と言うべきか…。(苦笑) ちなみに以前にもamazonからは『少年メイド クーロ君 〜奴隷編〜(柊 柾葵松文館)の公告を何度も見せられて買った事があります。(^^;;;;; くそう、amazonめ。俺の弱点を突きやがって。(笑)
 結構過去の作品を中心に集めています。時期的には私がショタ化するのと前後する頃ですかね。(笑) 星逢 ひろ氏の特徴でもある“泣ける!”という感じのものは少ないですし、高校生を扱った作品もあって、必ずしもショタとは言い難い気もしますが、それでも星逢氏独特の男のコな世界が繰り広げられているのは、彼ならではの作風です。何かamazonに唆された感じがしましたが、買っても後悔の無い本ではあります。
 
 そういう意味では以前に買った『少年メイド クーロ君 〜奴隷編〜』も大満足でしたね。(^^;;;; 感想記事を書いていないので、折角なのでここで触れておきますです。内容はタイトルの通り、ショタメイドの話。親の借金代わりにメイドとして白龍院家に働く事になった風宮 クーロくん…という展開はまぁおやくそく。ご主人様である白龍院 ミースから毎日々々陵辱されるも、いつも仕舞にはそれを拒めなくなってしまう…という、要するに“ツンデレ”です。加藤はメイド萌え属性もツンデレ萌え属性も無いつもりでしたが、本作にはもう完全に打ちのめされました。(^^;;; amazonに買わされても後悔しないどころか、大満足でした。(^^;;;;;
 

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ネフェルティティ東京  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)01時05分23秒
   
 2006年11月17日。
 【2006年11月16日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 196通、 766.33KB。
          (▽ 25 ▽ 303.75)
 日本語スパムメール  41通、 565.83KB。
          (▲ 7 ▲ 128.49)
 
 11月10日、目黒にエジプト料理専門店、ネフェルティティ東京がオーフンしました。という訳で、ランチタイムではありますが、早速、行って参りました。
 ランチタイムは所謂ランチメニューしか無いのですが、味は非常に日本人向きな感じがしました。
 で、当然、私としてはアラビア語を使ってみたくなる訳なのですが(^^;;、ええ、注文とかその辺りは全て亜語で。マスターの「いかがですか?」の問い掛けに「لذيذ. ـ(美味しいです)」と答えると「アラビア語、お解りになるんですか?」と訊いてきたので「نعم، أدرس اللغة العربية بتلفزيون وقاموس. ـ(ええ、今、アラビア語を勉強しているんですよ。テレピとか、辞書とかで)」。それから暫くマスターとお喋りを交していました。流石にそれは日本語で、ですが。(^^;;;;
 雰囲気はかなり凄いです。雑居ビルの中にあるお店なのですが、とてもそんな感じには思えない、いかにも日本人がイメージするような“エジプトォォォォッ”って感じの内装です。
 今度はディナーでも食事をしてみたいですね。
 

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君は何故そこにいるの、何を待っているの?  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)01時36分59秒
   
 先日、『乙女(おとめ)お姉さま(ボク)恋してる(キャラメルBOXホビボックス,GANSIS,feel.キングレコード,おとボク製作委員会)の第4話「開かずの扉の眠り姫」の感想記事で「子ども絡みの幽霊話は怖がるどころか、大抵は泣き出しますです」と書いた加藤でしたが━━
 
→ギョッ!! あの鈴香で「心霊写真」騒動(日刊ゲンダイ)(11月17日(16日発行))
 
 「もうひとつの秋田・児童殺害事件、畠山鈴香のいた藤里町では心霊写真騒動≠ェ物議をかもしている。問題の写真の1枚がコレ。場所は鈴香が彩香ちゃんと暮らしていた町営住宅の自宅、豪憲くんを殺害した現場だ。向かって左側の窓ガラス左下部分に子どもの影が写っているように見える。撮影したのは地元情報誌「月刊遊名人」。編集部の丸山和人氏が言う。「本物かニセモノかどうかは分かりませんが、別カットを見た豪憲くんの父親、米山勝弘さんは『これは豪憲だ、間違いない』と断言しています。写真を撮影した6月10日は鈴香が逮捕されて6日後、警察がテープで封鎖していたから、家の中には誰も入れませんでしたし、カメラマンの周囲にも人っ子ひとりいなかった。帰社後に写真を見てビックリでした」なんだか不気味……。
 生憎、私は不気味だとは思わず、やっぱり泣いてしまいました。勿論、これが心霊写真かどうかなんて判りません。私は霊感も強い方では無いですし━━取敢えずこの件に付いては、都合が付けば霊感の強い知人に訊いてみたいとは思っています━━、仮にそうであるとしても、この影が誰であるのかは実際の処は判りません。また、霊魂にどこまで物理法則が有効なのかは知れませんが、くだんの写真では床下に下半身が減り込んでいる構図になっており、それも疑問符が付く個所ではあるでしょう。
 とは言え、この影の形は確かに男の子ですし、お父さんの仰る通り、豪憲くんに見えなくもありません。それを思うと私としては涙を流さずにはいられないのです。
 

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シークワーサ  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)02時37分11秒
   
 2006年11月18日。
 
 シークヮーサのお酒を買って来ました。その名も『シークワーサ』。そのまんまです。
 何故か製造が埼玉県入間郡毛呂山町麻原酒造。販売は神奈川県横浜市港北区よつや。どちらも沖縄じゃないじゃん!
 お味の方は…、あぁ、確かにシークヮーサですね。この酸味と言い、苦味と言い、強い柑橘系のものです。そして、何もシークヮーサとはさほど縁の無い関東の酒屋が造らねばならないものでも無い気がしました。否、味が悪い訳ではありませんよ。ただ、レモンで割った焼酎だってありますし、それ以外の柑橘類で造ったお酒も幾らでもある訳で、特にシークヮーサを使わねばならないという理由も見付からないのですよね。ま、話のネタにはなるかなぁ、くらいの感じです。
 

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局を越えて、極限貫いて (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)04時51分58秒
   
 『ちょこッSister(雑破 業竹内 桜白泉社NOMADメディアファクトリー東芝エンタテインメント,ちょこシス製作委員会)
 第19話「アイドルの憂鬱」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「おい、ちょこ」「なぁに、お兄ちゃん?」「“ねこにゃん”の娘、出てるぞ?」「え? ほんと?」♪おいでよ白シャムネコ、アビシリアン…」…前回の作画でバテたのか、手のアップだけの手抜き。「「うわー、オダエリちゃんかっこいーっ!」「いやいやー、ノリノリでしたね〜」「あ、はい」「オダエリちゃん、今、大人気らしいじゃないですかー」「お蔭様で」「『ねこにゃんダンス』、うちの子どもも毎日観てますよ?」「ありがとうございます」「しっかしこの衣装、結構スゴいですよね」「え…、でも、可愛いじゃないですか」」…この人のモデルってやっぱりタモリですか?
 「「あ、じゃアレ演ってよ、“ねこにゃん”の!」「見たい見たーい!」「ねぇ早く早く!」「い…っ! …ごめんなさい、今ちょっと急いでるもんで」「何よもうちょっとカンジ悪くない!?」「ねぇ…?」」…タレント業は大変ですよね。そう言えば渥 美清氏も映画で見せる姿とは裏腹に、人間嫌いとも思えるような側面があったようで、これは結構有名な話ですね(→渥美清の実像)
 「「何ぃ!? いなくなったァ!?」「あ、はい…、トイレに行って来ると言ってその侭…。…も、勿論あちこち探しましたよ! 、どうしましょう、後、放送まで10分なんですが…。…あ、はい、判りました…、取敢えず今日はナシ…で…」」…何でフジテレビのビルなんだ…。
 「「ええ? 今日は“ねこにゃんダンス”無かったの?」「うん…、ほんとはオダエリちゃん、今日、幼稚園に来る筈だったのに…」「大方バッくれたんじゃないの? そのコが」「え?」「よくあるハナシじゃん? 売れ始めのアイドルって、仕事への責任感が薄いからさー」」…真琴はどうだったんだろう…?
 「「ねぇママ、今日はどうして“ねこにゃん”のお姉さん来なかったの?」「どうしてかしらね。折角皆で朝早くから待ってたのにね」「も…もっと落ち着いた処で吸お…」」…どちらにも徹する事の出来無い性格って事ですか。
 「「あ、すみませーん!」「げっ、私じゃーん!」」…徹する事が出来無い上におバカですな。
 「「えぇっとぉ…! …ぁ…、実は、今、私、追われてるのよ!」「はぁ…」「偶然、人が殺される処見ちゃって、そ、それで、その時、犯人に私の顔を見られちゃったのよ」」…またそのネタですかい。(^^;;; ゆりぴょんの溜息が傑作です。「「だったら、うちで匿ってあげる!!」「しーっ!」「あっ、ごめんなさい、内緒なんだよね…!」「信じてんじゃないわよっ!」」…おいおい、そんな処にぶつけたら、下手したら大怪我しますよ。(汗)
 「「はぁはぁ…、何であんなタイミングで…。ほんと最悪…。…あ、そうだ…」━━Gaster━━」…肺には悪いのかもですけど、胃にはやさしい…?
 「「やっぱ広い処で吸うタバコはサイコーだねぇー。でもいいの? アイドルがこんな処でタバコなんかふかしてて」「えっ…!?」「不景気で皆、守りに入ってんだから。マスコミにバレたら袋叩きよ?」「…な、何よあんた!?」「あら覚えてない? こないだ夏のイベントで一緒だったじゃない」「夏…!?(メイクさん? それとも誰かのマネージャーだったっけ?)」「ぷはーっ、灰皿出来あがりィ〜っと」「えっ、もう呑んだの!?」「聞いたわよ? 今朝の生中継トバしたんだって?」「っっ!」「………」「……、しょうが無いじゃない。私のやりたい事は、別にあんな事じゃ無いんだもん…」「………。あっそう」「私は別に、あんな事する為にアイドルになった訳じゃ無いし。私がしたいのは…、もっと何て言うか…、音神 亜里沙みたいなかっこいい仕事で…」「え゙っ…!」「だから今の仕事なんかどうでもいいのよ!」「……」」…意外な人物関係が出来つつあるシリーズ後半。「「あんた、私がここにいるって、事務所に言う?」「ええっ? ばっからしい。学級委員じゃ無いんだからそんな事しないわよ?」」…大人らしい対応、というのには2つあると思う。1つは決められたオトナのルールに従って杓子定規に動く事。この場合は業界関係として繋がっている真琴が絵里子を諭すなり、或は事務所に連絡をするなりする事。そしてもう1つは、今、真琴がしたように、本人の良識に任せる事。私は後者のような人になりたいですね。自分、つまらない事に杓子定規な処があるのは自覚しているし、そんな処は意外と嫌いだったりしています。
 

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局を越えて、極限貫いて (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)04時53分54秒
   
 「「ここはさぁ、私のお気に入りの場所なんだよねー。天気のいい日はここで日向ぼっこしながら呑むワケよ。けど、流石にこの季節になるとちょっち寒いけどね」「……」「……」……「なぁにやってんのよ?」「は…、はい!」「まぁ、ちょっと狭いけど、遠慮無く入ってよォ」「うう…(汚い部屋ぁ…)」「あんたも何か呑む?」「え…?」「って言っても、さっき買って来た、コレしか無いけど」「お、お御構い無くぅ…、あは、あはは…」「まぁそう言わずさァー、取敢えず、冷蔵庫に入れとっから、好きに呑んでいいわよ?」「あ…ありがとう…、はぁ…。…! あああっ!! これって…、音神 亜里沙のファースト写真集じゃない! 3000部しか出てなくって…、ネットじゃ高値で取引されてるやつじゃない、これーっ!!」「ああそれねー。欲しけりゃ押入れに何冊かあるわよ?」「あああっ!! うわっ、これは業界向けPV入りCD-ROM!?」「失敗したかなー…」「雑誌懸賞のシリアルナンバー入り限定テレカ! あんた何者!? 亜里沙の関係者!?」「流石ファンだけあって、よく知ってるわねぇ」「あったり前よ。音神 亜里沙の事だったら、何だって知ってるわ!」「ふぅん…」「いいなぁ…。私もほんとは、こんな風になりたかったのよね…」「そんな風になってどうしたかったの?」「勿論、色んな服を着てファッションショーに出たり、写真集を出したり、CD出したり…」「それだけ?」「っ、それだけって…! …?」「…あんたさ、色々詳しいようだけど、じゃあどうして亜里沙がモデルになったか…知ってる?」「えっ?」「…亜里沙ん家って母子家庭でさ、母親は働きに出てるから、いつも独りぼっちだったのよ。近くに子どもも居ないし、遊んでくれるのは、いつも着せ替え人形だけ…」「…っ!」「お姫様にしたり、バリレーナや、女剣士にしたり。お人形さんをヒロインにして、頭の中でいっぱい幸せな話を作って。大きくなったら、このお人形さんみたいに、色々な服を着たいなぁ、想像してたみたいな…暮らしをしたいなぁ…って…。…ふふ…」「……」「でも最近こうも思うのよ? 私はなーんでこんな暮らしをしてるんだろう。お人形さんのようになりたいって思ったのは…、もしかしたら、昔の自分を…。昔の自分みたいな寂しい子を、少しでも慰めてあげたい、少しでも楽しい気持ちにしてあげたいからなんじゃないかって…━━」「……っ」「━━って、事らしいよ…?」「…ぁぁぁ…っ…」「…、ふふ…」「……」「あっ、そうだ。いいもの観せてあげるよ」「…この子…」「ちょこちゃんっていってね、このアパートに棲んでるんだけど…、あんたの事、心配してたわよ?」「知ってる…」「ん?」「何でも無いんです、はは、ははは…」「残念な事に、オダエリと踊る“ねこにゃんダンス”…には落選しちゃったけど」「え…?」「あんたが音神 亜里沙に憧れたように…、ちょこちゃんも、小田原 絵里子に憧れてるのよ」「…!」」…流石だ! 真琴の人間像、ガラリと見違えましたよ! これこそ大人の諭し方ってものです!
 「コンコン「…!? はーい! ……?」「うにゃにゃ〜ん?」「あ…っ!」「“ねこにゃんダンス”、特別出張版! 今日は、つばき荘のちょこちゃん処へやって来たにゃ〜ん!」「うわぁ…」「ちょこちゃんは、『ねこにゃんダンス』をちゃんと踊れるようになったかなー?」「ぁ…」「ちょこちゃん?」「ぁ…」「ちょこちゃん、お返事は?」「……、わぁ…! …うんっ!」「よぉーし! ミュージックスタート!」♪お目覚めしたなら顔洗いましょ…━━今日は朝、テレビで“ねこにゃんダンス”をやっていなくて、とっても残念でした。でも、夕方、晩御飯の用意をしていると、突然、オダエリちゃんがやって来ました。とてもびっくりしました。一緒に“ねこにゃんダンス”を踊ってくれて、すっごく楽しかったです。それから、幼稚園の皆が、オダエリちゃんが来るのを楽しみしていた事を話すと、明日は絶対に行くと、約束してくれました。明日の朝が、とっても楽しみです。━━……「おはようございまーす! オダエリこと、小田原 絵里子でーす! 今日は、練馬区にある、ひばり幼稚園に来ていまーす!」「何だ、今日はやってるじゃないか、“ねこにゃん”」「うん! だって、昨日約束したもん!」「?」「さあ皆、用意はいいかにゃ?」「はーい!」「じゃあ、レッツ、にゃんシ──ング!」━━♪ED」…今回の話、ズバ抜けて良いです! これだけで独立した話として、良過ぎです。━━
 
CCSF - Collected Creations, Selected Features1にゃーの逐次雑記
ちょこッとSister(シスター) 第19話「アイドルの憂鬱」(11月15日放映分)

 
━━流石、水野さんの処も評価振切レですね。でも「□ージック○テーション」って何でしょう。□ュージック○テーションならば判りますが。 by パスネットは都内でも必需品な加藤(何)
 次回予告「「ふわぁ…、ネコって可愛いよね。お家で飼ってみたいなぁ。次回、『ちょこッとSister』、「あたしのにゃんこ」。にくきゅうと私のほっぺ、どっちがぷにぷになのかな」」…本編の感動を大事に、次回予告には突っ込みません。(笑)
 

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青い薔薇、赤い過去、黒い歴史 (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)19時50分27秒
   
 2006年11月19日。
 【2006年11月17日〜18日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 389通、1709.24KB。
 1日平均      194.5通 854.62KB。
          (▽ 1.5▲ 88.29)
 日本語スパムメール  95通、1228.22KB。
 1日平均       47.5通 614.11KB。
          (▲ 6.5▲ 48.28)
 
 『銀河鉄道物語 THE GALAXY RAILWAYS 〜永遠への分岐点〜(松本 零士,銀河鉄道物語プロジェクト,中部日本放送PLANET ENTERTAINMENT)
 第7話「青い薔薇」
 「「遂に…駅が出来たのですね…」「この星域には暗礁銀河か存在し、これまで銀河鉄道を通す事が出来ませんでした。しかし、伯爵夫人の星が中継点となって下さったお蔭で、空間軌道の迂回が可能となりました。心より、感謝致します。本路線が開通した事で、多くの星が潤う事でしょう。銀河鉄道を利用する人々に成り代わり、御礼(おんれい)申し上げます」「それで…、お約束は、守って貰えるんでしょうね…」「勿論です。この駅は、飽く迄も補給と整備を行う中継基地です。乗客の乗降りは致しません」「ここは私にとって、掛替えの無い大切な場所。どうかご理解を」「銀河鉄道管理局が責任を持って、お約束します。ご安心下さい」「くれぐれも…、くれぐれも、宜しくお願いします…」━━時の歯車は戻せなくとも、過去は常に存在する。そして、それは前触れも無く訪れる。例え望まざるものでも…。━━」…過去の出来事。個人所有の星。そして、路線の開通。
 「「特急列車、808号が消息を絶った、ティアマト星域のデータを受信しました」「磁気嵐、次元断層といった異常は特に見受けられません」「整備記録も確認したが、問題があったとは思えないな」「となると…、海賊に、襲われたのかもしれません!」「……」「…、隊長どうしたんだ?」「さぁ…」「“あれ”じゃねぇか? ケフェアス小隊との合同任務だ」「ローレンス隊長か…」「で無ければ…、“あれ”だ。ティアマトと言えば有名な━━」「っ! “呪われた星域”…」「何だい、それ」「良くは知らないけど、銀河鉄道管理局でティアマト星域の名を出すのはタブーなのよね」「お偉方の前で口にしてみな? 凄ぇ目で睨まれるぜ?」「一体、どうして…」「お喋りはいい加減にしろ。我々の任務は、速やかに808号列車を見付け出す事だ。(ティマトか…。二度と行く事は無いと思っていたが…)」━━「何故808号は、ティアマト本線など通ったのだ。10年以上前に廃止された筈なのに」「現在使用中のティアマトトンネル内で、先行列車が故障した為です。そこで、止む無く迂回を」「よりによって…、あの路線でか…」「?」「ビッグワン並びに飛龍、ポイント03(ゼロサン)を通過。現着迄、およそ、2時間」「そうか。急ぐように伝えてくれ」「了解」「あの…、何故シリウス小隊とケフェウス小隊なんですか? ティアマト星域ならカペラ小隊の方が近いと…」「シュワンヘルト=バルジ,ガイ=ローレンスの2人がいる」「…は?」」…本部配属のキリアン。
 「「ティアマト星域に入りました」「さて…、どう捜すかだな…」「808号列車の、救難信号は出ていません。消息を絶った地点も不明です」「路線を、辿っていくしか無いか…」「時間が掛かり過ぎるわ」「座標244(ニィヨンヨン),312(サンイチニ)だ」「了解。座標、マークします」「でも座標には惑星一つ存在していません。あるのは廃線になった空間軌道ぐらいで…」「ケフェウス小隊・飛龍が移動を開始しました。飛龍から移動座標受信。ポイント244(ニィヨンヨン),312(サンイチニ)です」「矢張りな…」「もしかして、隊長は、ここに来た事があるんですか…!?」「……」「ローレンス隊長も…」「…そうだ」「それって…」「俺とローレンスが、シリウス小隊にいた時の事だ。お前の父、 有紀 渉隊長の下でな」「…!!」━━「うわぁぁぁぁっっっ!!!!」━━「その座標に、何があるんですか!?」「行けば判る」」…有紀の父の足跡を辿る物語。
 「「こんなにガードが堅いなんて、どうなってんだ一体…」」…キリアン、研修を了えて本部配属になっても、ハッキングはやめられない。ランペイジに何か言われても知りませんよ。
 

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青い薔薇、赤い過去、黒い歴史 (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)19時51分52秒
   
 「「何て綺麗な星なの…」「ちょっと待てよ。この座標に惑星は無かった筈だろ」「じゃあ、あれは…!?」「惑星ブローローズだ」「!?」「今ではその名を知る者すら殆どいない。存在を消された星だ」「存在を…消された…」━━「やったっ! …“ブルーローズ事件”?」━━「私の大切な星…。私の大切な夢を、これ以上汚(けが)させるものか。一人残らず消えてしまえ。」━━「ブルーローズ伯爵夫人と言えば、温厚な人柄で知られていた筈! それがどうしてこんな事に!?」「あそこは宇宙でも稀な、個人所有の惑星だ。伯爵夫人の気持ち一つで、何が起きても不思議じゃあ無いさ」「しかし…!」「余計な事は考えるな。我々の任務は救出。それだけだ」「フォレッポス小隊が到着しました!」「よし。強行突入の準備を」「管理局からは、慎重な対応を求めて来ていますが」「乗客救出に最善の道を尽くす。返信はそれだけでいい」「……」━━「我々は訳も判らぬ侭、救出作戦を遂行する事になった…」「それで…、救出は成功したんですか」「成功はした。…だが…」ピピピッ!「ブルーローズから無人戦闘機が多数接近中!」「何!?」ドカァッ━━「あの時と同じ…か…」━━「どうして…。もうあの星には、誰もいない筈なのに…」「808号列車の識別信号を確認! ブルーローズからです!」「隊長! 突入しましょう!」「待て! 無闇に突入すれば━━」「…戦闘衛星…」「強行突破は…、不可能だ」「でも作戦は成功したんですよね!? 父さんは…一体どうやって…」ピピピッ「ブルーローズから、通信が!」「!?」「忌まわしき銀河鉄道の者どもよ。私はブルーローズ伯爵夫人」「…馬鹿な!?」「貴様らが乗客の身を案じ、救い出したいの思うのなら、その覚悟を示してみるがいい。一名のみ来訪を許す。見事、私の手から罪人達を奪い返してみろ」「何もかも…同じか…!」「じゃあ、父さんの時も…」「そうだ。有紀隊長も、今の申し出を受け、自らブルーローズに向った。たった単身(ひとり)でな…!」」…銀河鉄道の黒歴史が明かされる。
 「「よくぞ辿り着いた」「…!」「私が…、ブルーローズ伯爵夫人だ」「そんな…!」「ふふ…、若過ぎるとでも言いたいか? 伯爵夫人は、亡き母から、この城と共に受継いだ“称号”だ。…ほう? 不思議な事よ。前に来た男によく似ておる」「有紀 渉の息子…、有紀 学だ!」「…そうか。母を殺したあの男の息子か」「っ!? …殺した…!?」「子は親に倣う…か。ならばお前も私を殺してみよ。私を殺さねば、乗客は助けられぬぞ」「っ!」「女子どもは斬れないとでも言うか? 偽りと欺瞞に満ちた、銀河鉄道めがっ!!」「何故だ!? 何故こんな事をしなければならないんだ!?」「お前達が裏切ったからだ!」「…裏切った!?」「そうだ。お前達はこの星を決して汚(けが)さぬと誓った! なのに…!」━━「どうしてくれるんですか…!」「申し訳無いとは思いますが…、事故ですから…。復旧には全力を尽くします」━━「やめて下さい! その薔薇はとても大切なものなのです!」「ケチケチするなって!」「そうよ、こんなにあるんだから」━━「そんな事言われましても…、我々も、やれる事はやってますし」━━「母は何度も々々々掛合った。だが取り合おうともしてくれなかった…。…だから考えた! これ以上汚れないようにするには…! 静けさを取り戻すにはどうしたらいいか!」「まさか、それで乗客たちを…!」「その通り! そして、二度と銀河鉄道が来られないようにすればいいのだ!」「ッ!」「…銃を抜いたか。どうする気だ。撃て! さぁ撃ってみろ!」「ッ! 〜〜ッ! …俺には…撃て無い…、撃てません…!」「愚かな。親にはまだ及ばぬか」「…っ!」━━「許してくれとは言わん」「私を撃つのか。約束を破り、女子どもにまで手を掛けるのか! それが銀河鉄道と云うものか!!」「……」「どうした。撃たぬのか?」「私は、乗客を守らねばならない。だが…、この引金は重い…。一生、忘れる事は無いだろう…」━━「父さんが…撃った…、君みたいな女の子を…、父さんが…」「判らぬか」「どうして…。でも俺は…」「ならぱ…死ねッ!!」ズガッガラガラ…「何ッ!?」━━「戦闘衛星へのハッキングは順調。全機能停止中」「ガーディアンシステム、沈黙」「ビッグワン、808号を確保」━━「これを予測して準備を整えて来ていたか。流石だな…」「あれから、ずっと考えていたんでしょうか…。この日の事を…」「そうかもしれんな…」━━「…!」「お前の父は…、とどめを…、刺さなかった…。だから…、母は息のあるうちに、この(機械の)身体に…」「……」「でも…、今度は…ダメね…。私が死んだら、あの、バラ達の下に…。お母さんと一緒に…。虫のいいお願いね…。母は、多くの乗客を殺した極悪人だものね…」ドンッ!「ぅぅ…っ! すみません…。謝って済む事じゃ無いけど…」「まだあなたには重過ぎるのかもしれないわね」「…」「父親が…」「伯爵夫人ッ!!」━━「惑星ブルーローズの機能が、完全に停止しました」「…終ったな」━━「伯爵夫人の訴えを真摯に受け止めてさえいればあんな事件は…!」「銀河鉄道は組織だ! 一個人の要望に、左右されるものでは無い」「しかし…!」「組織の規約を、破る事は出来ん」「それで…闇から闇ですか…!」「あの事件が無ければ封印すらされなかった。それは確かだ」」…ブルーローズで任務にあたる有紀。ディスティニーでハッキングによって真実を知ったキリアン。職場は違えど、辿り着いた答えは同じ。秩序の矛盾と、横暴さに気付くという結論に。
 「「死を賭けた抗議か…」「でも、遣り方を間違えてしまった…」「きっと、伯爵夫人は撃たれたかったんだろうな。自分を手に掛けさせ、銀河鉄道に永遠の罪を背負わせる為に…。有紀隊長には、それが判っていた」「あのバラの青は…、哀しい青ですね…」「俺はまだ…、父さんに及ばない…」━━目を背け、封印しても過去は消える事は無い。癒されぬ傷として、永遠に残り続ける。青い薔薇の…決して刈れる事の無いように。━━」…組織としての銀河鉄道の見解はともかく、少なくともシリウス小隊の隊員と、キリアン達には伯爵夫人を咎める事は出来無い。だからこそ、有紀は撃つ事が出来なかった。
 

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Sandcastles (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)20時02分1秒
   
 『Marginal Prince †月桂樹の王子様†(森本 繭斗甲斐 智久,セレンディビティ,CLEARCUBEUNIADEXGONZINO東京キッズ,聖アルフォンソ学院理事会)
 第7話「海風のトライフル」(※以下、テレビ神奈川放映分を元に感想記事を書いています)
 「TV電話接続中 Video Phone Connecting 認証データを転送中... 通信中... 映像を転送中... 音声を転送中...━━ガタッ…━━あ、ユウタ?━━「……」━━え、誰!?━━「……」━━ぁ、あの、もしもしぃ…? …ちょ、ちょっと近いんですけどぉ…━━「テレビ電話か」━━そ、そうですけど…、あなたは? ユウタのお友達ですか…?━━「これあいつのなのか。トモダチ? どうだろう…」━━ぇ…? これユウタのケータイですよね?━━「拾った」━━えええっ!? あいつケータイ落としたのぉ!? まったくもぉドジなんだからぁ! “皆でビーチに行くんだぁ”なんて年甲斐も無く浮かれてるから大事なもん落とすのよぉ! きっとあいつ、落とした事にも気付いて無…っ…ぁぁ…! ごめんなさい、初対面の人に! ああっ…!━━「……、お前もヘンだな…」━━えっ…!?━━[バッテリーを充電してください]━━あああっ、電池切れぇ〜〜〜っ! あのっ、あのっ、あなたのなま…━━」…成程ね、“ユウタの姉”視線のゲームが原作だから、こういう展開も可な訳ですね。
 「「はぁはぁ……、…!? …うわああああっ!!」」…お約束だなぁ。この後に続く展開は判りますぜ。
 「「うわああああっ!!」ザバーンッ!「やったなぁ!?」「“海での油断は…命取りだぜ!? ハッ!”」「“イーグルアイ=ジェミー”の真似して、誤魔化そうたってダメだかんね!?」「真似って…! 俺、御本人だぜ!?」「“ジェミー”は…、後ろから襲うなんて卑怯な真似はしないよ…?(うるうる)」…うるうるやめい!(^^;; にしても、何なんだ、その帽子は…。(^^;;;
 「「お醤油持って待ってますから」「はいはい。…じゃ!」」…眼鏡を外した春也。こんな素顔だったんですね。かわいいっス! 普段のどこか近付き難い雰囲気とは打って変わった、魚と戯れる姿もステキです。(完全に腐男子思考(^^;;;)
 「「ここって凄い穴場だね! こんなに綺麗なとこなのに、全然人がいないんだもーん!」「ここは、聖アルフォンソ学院の、プライベートビーチなんだよ」「ええっ!? プライベートビーチ!?…って何…?」「……。学院の人間しか使えないビーチの事だよ」「って事は貸切!? ここ全部!? すっげぇー!」「この先にある入江もそうだよ」「小さいヨットハーバーも、どっかに無かったか?」「ああそう言えば。入り江の向こう側だったかな」「広過ぎて良く判んねーんだよ」」…でもだからといって、全部脱いだりはしてくれないのね…。(死)
 「「あー喉渇いたぁ!」「何か、お召し上がりになられますか?」「うん! ジョシュアと、同じのお願い!」「あ、俺、オレンジジュース」「畏(かしこ)まりました」……「失礼致します。アイスコーヒーと、オレンジジュースをお持ちしました」「サンキュー、バトラー」「ありがとう。んぐっんぐっ…、ぷはーっ! …にがっ! …ちらっ…。これってジョシュアが飲んでんのと同じだよねぇ?」「然様(さよう)で御座います」「(甘く無いコーヒー飲んでるなんて…、ジョシュアってすごーい!)ほわーっ(☆▽☆)」「…?」」…私も基本はブラックですねぇ。
 「ギラッ…!「はぁ───ッ!」たんたんたんたん…っ「アリなんだ…」」…う〜ん…、残念ながら加藤にはメガネ萌え属性は無いのですが、裸エプロン━━実際には水着エプロンですが(^^;;;━━にメガネというのは、その属性の腐女子さんには涎垂モノなんだろうなぁ…。
 「「“またつまらぬモノを斬ってしまった”」「きゃい〜ん! 僕、一度でいいからこのセリフをナマで聞いてみたかったんですよぉ!」」…このアニオタさんが。(^^;;;;
 

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Sandcastles (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)20時03分9秒
   
 「「む…! わぁ、美味しい!」「獲れたてだから、鮮度も味も抜群だよ」「まった生で喰ってる…! これだからニッポンジンは…!」「僕も戴きますね」「俺も食べてみようかな」「うん、イケます、日本で食べたのと変わりませんね」「結構さっぱりしてるんだな」「この“ソイソース”が良く合うよ」「…さいですか…」」…あんた、映画では海賊の役をしていたんじゃないのか?(^^;;; 「「バトラーも、どう?」「では、お言葉に甘えまして…戴きます。…これは美味!」「でしょ!?」「皆して生魚なんか喰いやがって…! マトモな味覚の持ち主は俺とアンリだけかよ!」「...Ssavoureux bon」「…えええっ!? セボン!?」「Escabèche(エスカベシュ)とは…また違う味わいだね」「でしょでしょ!? 美味しいよね!」…ざざーん…「焼けばね…? 焼けばさ…」」…仲間外れレッドくん。(^^;;;
 「「…あああっ…!! ううう…っ!」」…レッドとカブるミハイル。実際にこのタイプの少年がいると気色悪い気もしますけど、2次元だと萌えですね。(^^;;;; 宮田 幸季氏の声のダメージ量も大きいです。(^^;;;
 「「あ…。…あ、こないだの…」「…お前のケータイ…」「…え、ほんとだ。何で?」「拾った」「えええっ!? 俺、ケータイ落としてたの!? 全く気付いて無かった…」「いらないのか?」「あ、ごめん。助かったよ。ケータイ落としたなんて、姉貴に知られたら…」♪離したくは無…「…もしもし?」「ユウタぁぁっ!!」「ひぃぃぃっ!?」「ケータイ落とすなんてあんた何やってんのよぉ!?」「あいや、あ、あの違うんだって!」「違うぅ!? 何が違うのよ!?」「これはたまたまね…」「“たまたま”ぁ!? 何が“たまたま”よ」「そうたまたまなんだ! 姉貴? 家に帰ったらまた電話するから、じゃあね!」「ああっ!!」ピッ「…はぁ…」」…これもお約束ですね。それにしてもこのOP、本当にケータイ向けの曲ですよね。OPの映像と合っているのもいいですし、ラジオヴォイス(ハイエンハンスを掛けて更にオーバードライブ気味にした声)が気持ちいいです。「「お前の姉貴も━━」「?」「お前の姉貴も、ヘンだな…」「へ、へへへ…」━━「お前…。ヘンなヤツだな」━━「ありがとう。君には、この間も助けて貰ったよね。あれから、君の事、探したんだよ? 同じ学校にいるのに、全然会わなかったよね?」「無駄に広いからな…、あそこ…」「名前、聞かせてくれるかな? 俺は、ユウタ」「知ってる」「ああ、覚えててくれたんだ!」「お前、ヘンだから」「ぇ゙…」「エンジュ」「エンジュ! 宜しく、エンジュ!」」…彼とのフラグ成立?
 「━━みーんみーん…「はぁ、あっつい…」がたっ!「ん!? …こらぁ! 勝手にスイカ持ってくなぁ!」ピリリリッ「…くっそう…、マージナル・プリンスどもめ…!」━━」…久々に登場、タクシーの運ちゃん。(^^;;;; 何でこんな役で出て来るんだ。(^^;;;;
 「「わ、わわ…!?」「よっ、よっ、よっ!」「ちょ、ちょっと回すの多く無い!?」「ゲームはエキサイティングな方が面白いだろ…!」「うわぁぁ…あ…あ…、ちょっと…お…」「っ!?」「ははは…、いっ!? …ちょっと待ってくれーっ!?」「くそう、まだ当んないか!?」「お前絶対見えてんだろ!?」ドガァッ!!「因果応報」」…絶対見えてますな。
 「「そう言えばさ、シルヴァン。最近、何かやってんの?」「何かって、何ですか?」「判んないけど」「どうかしたのかい?」「何かこう…、ちよっと様子が変な気がして…」「そんな事無いですよ?」「いや! 確かにお前最近付合い悪い時がある!」「その方がいい。バカが伝染る」「俺のバカは伝染するのかっ!?」「ああ、天然だったね」「き──っ!」」…パカが伝染るという慣用句は外国にもあるのだろーか…?
 釣りをするバトラー…暇なんでしょうな。(苦笑)
 「「あああっ…! ごめんね…! 僕の所為で…!」」…一体、幾つの城を作っていたのやら…。「「ミハイル」「っ!」「時間だ。これ以上は君の身体に良く無い」「はい…、ソクーロフ博士…」」…原作でもソクーロフがミハイル登場のフラグになっているらしいですが、その辺りに関わってきそうな感じです。
 「「次からまた、がんばるぞ──っ!!がんばるぞーっ!がんばるぞーっ!」「青春だねぇ…」「“次”って、何?」「明日の事だろ?」「また来る時じゃないですか?」「……一週間後だよ…」」…そういうオチかい。
 

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学研まんが・ひみつシリーズ『みえる・みえないのひみつ』  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月19日(日)22時13分50秒
   
 『ネギ!?(赤松 健講談社,GANSIS,シャフトテレビ東京読売広告社)
 #07「あの.見えなくていいことも あると思うんですけど、 見えた方がいいことっていうのも あると思うんですよ」by.さよ …見えなくてもいいもの。でも、見えた方がいいもの。…萌えなもの?(滅)
 「「にしても姐さーん」「?」「何でまたこんなに作ったんスか?」「だって、沢山作った方が単価安かったんだもん」「それはどうかみゃー」「何よぉ、どこが悪いって言うのよ」「姐さん、幾ら単価が安くたって、売り捌かねぇと丸赤字じゃないスか」「あッ!」」…そりゃそうだ。「「あッ!」「あなたは驚かなくていいの」「いえここは驚く処かと」ズズーン「わわわ…!」「わ──っ!」ボウンッ!「やっかまし──ィっ!」」…何で爆発するんだ。(^^;;
 「「(寂しいけど、見えないんじゃ仕方無いですよね。ネギ先生?)あ、そちらは見えてねんですよね?」“はぁい”「ふふ…」」…おいおい、視聴者はそんな汚い声なのかよ!(^^;;;;
 ♪ひゅうどどど…ってここからBパートと呼ぶのか、感想記事をパートで分けて書いている人がどうするのか、気になります。
 「「ここ、和むから」「ムカつく…」「マスターをキャラを壊さないで下さい。言うなら、“ここ、和めないから”、で」「それもムカつくぞ」「では、“ここ、キモいから”」「解体されたいか」」…エヴァなんかより、既にタカミチのキャラがラーメン男にされてキャラが壊されているのと、茶々丸もこれに同じな件について。
 「「霧を裂いて、我が前に現せ。テルマ・アモリスタ!」しゅわわ…「ぁ…っ」「あ…?」「さよさん! 相坂 さよさんですね!?」「あ、あの…」「見えます! やっと見えるようになりました! ぁ、初めまして。担任のネギ=スプリング=フィールドです。ぁ、初めましてって言うのは変ですね…、ハハ…」「ほんとに…、ほんとに私が見えるんですか…? ネギ先生…」「はい、見えます」「……、初めまして…」」…原作とは全く違う展開で来ました。モティーフ自体、原作も第1期シリーズも無視している辺り、どうなるのか予想が出来ません。
 「「うわー」「あらー、趣味悪いこと」「失礼な…」「で、これを買ってくれって?」「そう。うっかり作り過ぎちゃったのよ。お隣の好(よしみ)でお願ーい」「そうねぇ、そういう事なら私はいらないけど、夏美が買うわ」「ええっ!? ちょ、ちょっとちづ姉、何で私だけ買う訳!?」「夏美? 世の中の仕組は、あなたが考えている程簡単じゃないの。いずれ判る時が来るわ」「…え──っ!」」…今迄、意味不明な説明でかわしていた千鶴。しかしこういう使い方をするのを用意していたのか。(^^;;;;
 「「買ってよぉ〜、安くするからさー…」「だから売れないっスよそんなモノ」「“そんなもの”って何だぁ…!」「ぎゃー、小動物虐待ッ…!」」…いや、売れないだろ。(^^;; あ、最早、数えるのをやめたアイキャッチ、これは『フタコイ オルタナティブ(双葉 ひなささき むつみメディアワークスufotable,フタコイプロジェクト,キングレコードランティス読売広告社)のOP!?
 「「楓さんの一言で、思いついたんです」「折角向かい部屋なのだから、その利を生かすべきでは無いのかと」「なるほどな〜。ホットラインか〜」」…何、このゲーム画面。フェイスCGが1枚絵並の構図だというのも新鮮。(笑)
 「「キャ──ッ!!」「何だ!?」「さよさん!」」…本物のCMアイキャッチが一番アイキャッチらしく無い件に付いて。(^^;;;
 「「雪広グループ・マーチャンダイジング部に依頼して、特別に作って戴いた、目覚まし声がネギ先生の、“ネギ先生目覚し時計”。飲み終わると底にネギ先生の笑顔が出て来る“ネギ先生カップ”。これはネギ先生の顔型トーストの焼ける、“ネギ先生トースター”。エトセトラ、エトセトラ…」「うわ〜、ヒくなぁ〜」「私はもう慣れたけどね」」…欲しい…。(*^^*;;;; すげぇ、めっさ欲しい! 商品化しましょうよ! ところでいいんちょさん、ネギミルクとかネギカルピスとかはあるん…うわ、何をする、やめろーっ!
 「「ご覧の通り、私の毎日はいつでもネギ先生と一緒ですの♥ そんなステキな暮らしの中に何故…? こんな如何わしいモノを加えなければなりませんの!?」「如何わしいって言うな!」「如何わしいっしょ十分に」「うぎぃぃぃ〜〜ッッ!」「小動物虐待アゲインッッ!」」…如何わしいっスね、十分に。(^^;; まぁ、いいんちょのも、ある意味で如何わしいですが。(^^;;;
 「「あ〜〜生き返った、死んでるけど」」…飲めるのか…。(^^;;;
 「━━前沢行 サツキとチャオの部屋 麻帆良バス━━」…そう来たか。元ネタとは全く違う出来なのに、元ネタが判るという辺り、宮﨑 駿氏、偉大なり。
 「「怖く無いと言われても…」「姿が見えないとピンと来ませんわ?」「恐ろしい容姿を想像しちゃいますよね…」━━ケケケ…━━「ぞぞぞ…」」…見る為に、イッペン死ンデミル?
 「「せめて写真にだけでも、写ってくれれば…」パチンッ!「あ…!」「え?」「…あ…」カシャッ!「…写ってる! 写ってる! ほら!」「ほんとだぁ…!」「何だぁ」「普通の女の子ですぅ」「私…、見えてるんですか…? …あは、ほんとだ、写ってる!」「どうして…。…ぁ、エヴァさん…」「流石マスター」「やかましい。帰って寝るぞ」「昼間も寝たのに」「寝る子はぐりぐり育つのだ」━━こうして幽霊生徒はめでたくA組の仲間入りを果たしたのであった。━━「“思い出”は、見付かりましたか?」「……」「そうですか…」「すみません…、あんな騒ぎを起こしておいて…」「いえ。お蔭で、クラスの皆に紹介する事が出来ました」「ネギ先生…」「さよさん。慌てないで、ゆっくり思い出して下さい。時間はありますから」「はい! 思い出したら必ず先生に報告します」「はい」「それまで、宜しくお願いします!」「こちらこそ」「ふふ…」……「それでは出席を取ります。…相坂 さよさん」「はい!」カシャッ!」…第1期シリーズとは全く違いますが、これはこれで良い作品に纏まっていますね。ここまでドタバタな話にしておいて、ちゃんとシメているのは流石。
 帰ってきた まほら戦隊バカレンジャー「ジリリ…!「あ!」「あ! 寝坊した! ……、皆出動しちゃってるー!」「オハヨウ、バカピンク!」「あ、長官! おはようございます! 遅れてすみません!」「キミニ指令ヲ伝エル」「はい!」「ジャガイモ,ニンジン,タマネギ…、ア、アト牛乳モ切レタカラ、買ッテ来テクレ」「…パシリ…?」━━、午後ティーで」…帰ってきたんかい!(^^;;;; 背中に張られた“地味”が何とも。(^^;;;
 

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リボンは結ぶもの  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月20日(月)00時08分5秒
   
 『乙女(おとめ)お姉さま(ボク)恋してる(キャラメルBOXホビボックス,GANSIS,feel.キングレコード,おとボク製作委員会)
 第7話「小っちゃな妹(かな)と大きなリボン」(※以下、テレビ神奈川放映分を元に感想記事を書いています)
 「「あなた、お名前は…!?」「、周防院 奏と申します…」「寮の下級生であれば、お姉様にとっては妹も同然です。何故きちんとご指導頂けないのですか」「奏ちゃんが何か?」「そのリボンです!」「リボン?」「…リボンが、何か」「そのリボンは随分大仰ですね。わたくしは生徒会長として、校内の風紀に関する権限を与っています。もっと質素な、勉学に相応しいものに変えた方が宜しいのでは無くて!?」「あ、あの…でも…」「会長が直々にご判断された決定ですよ。聖應の生徒である以上、決定に従うのが筋ではありませんか!?」「……」「納得行きませんわね!」「何か不服でも!?」「個人の主観に基づいた明確な基準の無いそのような指導に対して、承服する事は出来ません!」「別に主観に基づいているものではありません。これは一般的な節度と云うものです」「その節度がどうして主観で無いと言い切れるのですか!?」「お2人とも落ち着いて下さい…」」…なーんか、よく似たような言い合いをウィキペディア削除依頼とかで見掛けるなぁ…。
 「━━「明日から、髪にそのような華美な装飾はお止めなさい。宜しいですね!?」━━「…はぁ…」━━「………」━━「奏は、このリボンが無いとダメなのです…」「ダメ…?」「このリボンは、奏には、とっても大切なリボンなのです」「奏ちゃん…」「瑞穂ちゃん、何で反応しなかったのよ!」「え…?」「あの女は瑞穂ちゃんの妹の立場にいる奏ちゃんに難癖付けて、瑞穂ちゃんの顔に泥を塗付けるつもりなのよ!?」「ええっ!? 貴子さんがそこまでは…」「とにかく! 奏ちゃんの事、妹みたいに大事に思ってるなら、何で守ってあげないの!?」━━」…なんか中央管理職みたいな立場ですね。
 「「だからね、瑞穂くんがどうしたいか、主観の問題なのよ。瑞穂くんが奏さんを正しいと思うなら、味方しなさい。髪飾りをおかしいと思うなら、奏さんを説得しなさい」」…まぁどちらにしても、瑞穂のいる立場としてのバイアスは掛かりますよね。
 「━━奏ちゃんに対する、ボクの考えは決まった。じゃあ貴子さんが悪いのか。…違う━━」…解に。
 「「それで瑞穂さんは、誰1人悪人のいない状況で困り果ててしまった」「はい。お恥ずかしい話なのですが…」「…悪い人間なんて、誰もいないんです」「…ぇ?」「人間は、悪意だけで問題を引き起こす訳ではありませんわ。それは人間の数だけ価値観があるからです」「異なる、価値観…」「そう悪人はいない。でも、価値観の違いが存在して意見が衝突する。ですから、“奏ちゃんは悪く無い”」「成程…」「と云う訳で、“奏ちゃんを生徒会に処罰されるのは正しく無い”。これを決定事項として考えましょう?」「そうですね」「なので、素直に自分の意見を貴子さんに主張するのが一番だと。戦うのでは無く、自分の意見を素直に伝える事です」「…っ」「生徒会への異議申立ての仕方は、ご存知ですか?」「“生徒会則付則第三項”」「!」「紫苑様もそこにお気付きになりましたか」「まりや…」「これで役者が揃いましたね」「ぇ?」「“生徒会則付則第三項”…」「ええ。生徒会の裁量に対して不服のある者は申請する事が出来ます」「それは当人以外。奏ちゃん以外の代表者1名と、賛同者2名の、計3名が必要なの」「私と紫苑さんとまりやの3人で」「はい」「瑞穂ちゃん、朝と違って随分ヤル気よねぇ」「可愛い妹の為に懸命になるのは、姉として当然ですわ」「では、参りましょうか」トントン「はい、どうぞ?」「失礼致します。ごきげんよう、貴子さん」「ごきげんよう。皆さんお揃いで。何かご用ですか?」「今朝の周防院 奏に対する会長のご指導に対して、異議申立てに参りました」「!」「お姉様…」「……。承りましたわ」「失礼致しました…!」バタン…「何故、異議申立書を受理なさったのですか!?」「君枝さん。わたくしは間違った事をしたつもりはありません。そのわたくしが何故“受取らない”という姑息な手段を用いなくてはいけないのですか」「会長…」「無論、わたくしとしても負けるつもりはありませんわ。お姉様…!」━━「いや──っ! スカッとしたわ! 見た? 貴子のあの顔! アハハ!」「別に貴子さんを困らせようと思ってる訳じゃ無いから…」「ですが、これからが本番ですわ。あの異議申立書が掲示されれば、恐らく、校内で話題になる事は避けられませんし」「(最終的には全校生徒の総意で決まる…!)」」…何だ何だ何だ、エルダー選挙以上に政治的な話になってきたぞ!? このゲームってそういうゲームなのっ!?
 「「はぁ…」「お姉様が間違っていらっしゃらないと言うなら溜息を付く必要など無いではありませんか」「確かにそうですが…。けれど…、正しいからと言って正面から堂々といられるかと言えば、そうでも無いと思うのです」「…。…何故です?」「それは…、正しい事は、必ずしも一つでは無いから、でしょうか」「どういう意味ですか」「例えば…、飽く迄も例えばですが━━」」…正しさが複数ある時。それは丁度、惑星ブルーローズをめぐる2つの秩序のように…。
 「━━ボクは…情けなかった…━━」…この言葉が、これほど意味を深く持つ設定は、他には無いかもですね。これは単に瑞穂が何も出来無い自分を責めているに留まらず、男なのに女の子1人守れないという事と、その事実すら隠さねばならない葛藤さえも含まれていると思います。
 「「訊いてもいいかしら、そのリボンが、奏ちゃんにとって、どんな意味があるのか」「はいなのです。実は奏、お父さんの顔も、お母さんの顔も、知らないのですよ」「え…!?」「“奏”という名前は、院長先生が付けて下さったのですよ。院長先生には、お父さんやお母さんの代りに、いっぱい可愛がって貰ったのです。リボンは、その院長先生に戴いたものなのですよ。このリボンが、いっぱい勇気をくれて、ここまで頑張ってこれた気がするのですよ」「ううっ、いつも笑顔の奏ちゃんにそんな過去が…」「奏ちゃんのリボンにはそんな大事な思いがあったのね…」」…なんかこの回想シーンで使われている背景、いつぞやのエロゲーの仕事で用意されたものに構図がよく似ているなぁ…。まぁ、こんなもん、どこでも使われる背景だから似ていても別に構やしないとも思いますけれど、…なーんか背景師、知っている人なんじゃないかという気がしてきたぞ…?
 「━━「━━例えば…、飽く迄も例えばですが…。今度の機会で、私達の申し出が、支持されたとしますよね」「…」「その場合、貴子さんご自身のお考えは変わりませんよね」「無論です」「私も、自分が正しいと思って、異議申立てをしました。ですが、実際はどちらの考えもそんなに間違ったものでは無いと思うのです」「……っ! ……」「貴子さんと仲違いをしたい訳では無いのです。どちらが正しいかはともかく、申し訳無く思ってます」━━「(判りません。わたくしが間違ってるとはっきり仰ればいいのに。あなたはわたくしの友人。それとも敵…? 判りません…)」」…目から鱗。マジでこのゲームってこういう話なんですか? ストーリーが目茶々々よく出来ているですね。かなーり、原作ゲーム購入に気持ちが傾いているです。
 

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肯定ペンギン  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)14時10分49秒
   
 2006年11月20日。
 【2006年11月19日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 166通、 710.39KB。
          (▽ 28.5▽ 144.23)
 日本語スパムメール  56通、 556.39KB。
          (▲ 8.5▲ 57.72)
 
同性愛:ペンギンの絵本、保護者が撤去要請 米イリノイ州(毎日新聞)(20日13時05分)
 
 「【ワシントン大治朋子】米中西部イリノイ州で、同性愛のペンギンを描いた絵本を学校の図書室から撤去するよう一部の保護者が求めている。AP通信などによると、同じ絵本をめぐる同様の騒動は今年始めごろから隣接するミズーリ州などでも起きており、同性愛を嫌悪する一部の保守的なキリスト教徒らの価値観を象徴する動きとなっている。絵本の題名は「タンゴが生まれて(家族は)3羽」。昨年4月に出版された。ニューヨーク・セントラルパーク内の動物園にいる実在の雄ペンギンのシロとロイが「娘」のタンゴを育てる筋書き。動物園で7年前、飼育係が卵に良く似た石を温める2羽の雄に気付き、他のつがいのペンギンが孵化させず放置していた卵を与えたところ、2羽は卵を温め、タンゴが生まれた。絵本はこの実話に基づいている。イリノイ州シロー地区の小学校では一部の保護者が「同性愛の話であり、教育に良くない」などと学校側に抗議した。学校側は審議会に諮り、「撤去すべきだ」との答申を得たが、校長は「図書室はさまざまな人種、信仰の子供たちが使う」と主張し、絵本の撤去に応じていない。今年始めにはミズーリ州サバンナ地区の図書館で保護者が同書の展示に抗議するなど同様の問題が起きているという。動物園広報係のケイト・マセタールさんは毎日新聞の取材に対し「絵本は当時愛し合っていた雄2羽の物語だが、絵本が出た後別れ、シロには現在、雌のパートナーがおり、ロイは独り者だ」と話している。
 同性愛の是非についてはここでは触れないとして、動物の生態にまで介入するのはいかがなものかと思うのですけれどもね…。
 

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そのロジックに気付け! (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)14時53分54秒
   
 2006年11月21日。
 【2006年11月20日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 184通、 894.90KB。
          (▲ 18 ▲ 184.51)
 日本語スパムメール  49通、 451.64KB。
          (▽ 7 ▽ 104.75)
 
いじめ:「転校してもいい」 小5が手紙で切々と(毎日新聞)(21日3時00分)
 
 「いじめを理由にした転校は「逃げる」ことではなく「新しい道を切り開く」ことだ。2年半にわたりいじめを受け、登校できなくなった小学5年男児(11)が体験を切々とつづった手紙を毎日新聞に寄せた。自ら「転校」という選択肢を選び、今は元気に学校に通っている。「いじめられている子は勇気を持って周りに相談してほしい」と親子で口をそろえて呼び掛けている。【吉永磨美】男児は中国・四国地方の小学校に通学していた3年生の時から徐々にいじめが激しくなった。その体験を便せんにびっしり書き込んだ。《「くるな」「くさい」「さわるな くさる」といわれて……先生に言ったけど、はい、やめます、と言ってからもまだやる。口先だけのやつらばかりで先生に言うのもあきらめました》期待していた進級時のクラス替え後も、いじめる相手が少し変わっただけだった。転校したい気持ちを担任に訴えた際、「そこまで傷ついているとは思わなかった」と言われ、驚き、あきれた。友人に迷惑は掛けたくなかった。《友だちにたすけてと言うのは(やめました。) ほかの子をまきぞえにするのはいけないから 言わないうちに同じ学年に友だちがいなくなりました》中学でも校区の関係で同じ顔ぶれになる可能性が高い。家族で決めた解決法が「転校」だった。母親は「悪口だけでなく、息子は無視され、毎日嫌われていることを確認しに学校へ行った。闘うにも目に見える暴力とは違い対抗のしようがなかった」と話す。男児は手紙で、いじめられている全国の「仲間」たちに提案する。《いじめが長い人は転校したらよいのでないでしょうか》一連のいじめ自殺報道に改めて当時のことを思い出した。「いじめが激しいと、不思議と『生』へのこだわりがなくなり、『死』が身近になってくる。いじめられていることを打ち明けるのは勇気がいる。親や周りに迷惑をかけたくないとか、いじめられていることが恥だという思いが浮かんでくる。けど、やっぱり『言うっきゃない』。僕は自分のために自分ができた一番のことは周りに相談したことだった」■解説 一律の基準なし自治体ごと対応旧文部省は85年、いじめの被害者に関し、「転校」も一つの方法として対処するよう各教育委員会に通知した。いじめ自殺事件が社会問題化した後の96年には、文部省調査研究協力者会議が、より柔軟に対応するよう求める報告書を策定している。しかし、どのような事例で転校を認めるか、一律の基準はなく、自治体ごとに対応が異なる問題点を抱えたままだ。文部科学省によると、いじめを理由に転校した小中学生は05年度で計382人(小学校125人、中学校253人、特殊教育諸学校4人)。ここ数年では大きな変化はないが、転校を考える親子の側は「いじめの証明」に時間がかかる▽将来の進学に不利になる−−などの不安があるという。不登校問題に取り組む「フリースペースえん」(川崎市)の西野博之代表は「転校はいじめ問題の有効な解決策の一つだ」としたうえで、「まず本人が『自分がいじめられるのは当たり前ではない』という気持ちを持ち、自分の意志で転校してほしい」とアドバイスしている。【吉永磨美】
 こうした視点の記事が毎日新聞以外からは出て来ない事には非常に歯痒い思いがしますね。朝日新聞も色々な人のエッセイを掲載するなど、特集記事を組んでいますが、綺麗事のみが綴られ、本質を見ていないものばかりで憤りすら感じます。
 ここで語られているように、転校が一つの━━且つ相当な━━解決策であるのは確かでしょう。そしてまた、彼の言う事を否定するつもりも無いのですが、手放しに肯定もしきれません。ここに到る為には2つの重要な要素が欠かせないからです。
 1つ目は、親権者(ここでは先生等も含めた非常に広義な言葉として定義します)が理解を示すかどうか、という事。これは単に、子どもの訴えに耳を傾けるだとか、上記のような転校その他の策を講じて行動に移すといったものに留まりません。訴える子どもの視線から言えば、最後の訴え場所が“親権者”だという事が非常に重い意味を持ちます。即ち、一度耳を傾けるなり、味方になってあげるといった様子を見せた後には、いかなる不信感を与える言動も許されなくなる、という事を肝に命じる必要があるという事です。しかし、世の中にそうそう聖人はおりません。どこからか、自堕落した部分を露呈させてしまうものです。そしてそれが不信感に繋がる事もある。この危険性について、語られたものを私は見た事がありません。
 2つ目は、苛めを受けている子ども自身が訴えるかどうか。周囲は無責任にも「話せ」と言いますが、事はそんなに簡単ではありません。そもそも、どうして語ろうとしないのか、そのロジックを考えることすらしていません。このロジックは、周囲が苛めという状況を認めたがらないという構造に非常に似ています。即ち、「苛めは起きていない」とする周囲のバイアスと、当人の「次分は苛められている訳ではない」とするバイアスとの類似性です。自らが苛められていると認識するのは自分にとって惨めさを確定させるものであり、それは認めたくない。一旦この思考に陥ると、脱出不能となり、完全に追詰められるまで循環に到ります。多くの見解には、こうした心理状況を察したものは殆ど見られません。何故に追詰められるのかを全く理解していない、無責任な意見であると思っています。
 

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そのロジックに気付け! (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)14時55分16秒
   
 そうした側面で━━
 
いじめ:傍観した子も心に傷「何もしてあげられなかった」(毎日新聞)(18日15時00分)
 
 「子どもの自殺者が相次ぎ、深刻の度合いを深めるいじめ問題。被害者と加害者の対応に追われがちだが、傍観していた第三者の子どもたちも心の傷を負っている。「何もしてあげられなかった」と、自責の念にさいなまれ、うなだれる子どもたち。「そうした子にも心のケアを」と専門家は指摘する。東京都精神医学総合研究所(東京都世田谷区)の猪子(いのこ)香代副参事研究員は、児童心理専門誌に、いじめに関する子どもたちのストレスについて寄稿した。猪子研究員の臨床体験では「最近元気がない」「頭痛がひどい」などと親に連れられて来る子の中に、「いじめにさらされた体験」が潜んでいる事例があるという。いじめを傍観して、強まる無力感▽無秩序状態に置かれたストレス▽力になってあげられなかったという自責の念・自己評価の低下などで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥る子どもがいる。猪子研究員は「親に『しっかりしなさい。あなたは何もしていないんだから』と言われても気に病んでしまう子はいる。私は『それはひどいわね』としっかり共感してあげるようにしています」と話す。学校教育専門誌で「事件・事故後の教室」について連載中の小沢美代子・千葉大大学院教授(教育臨床学)も11月号で問題に触れた。小沢教授は「いじめられる子どもの苦痛はもちろんだが、いじめの場にさらされているクラスの子どもたちの心も同時に傷付いている」と指摘。「いじめられている同級生への同情や助けられないことへの罪悪感、無力感に悩まされており、こうした子へのサポートも忘れてはならない。困っている場面を見た時には、大人に伝えることは告げ口ではなく、勇気ある行動だということをきちんと説明する必要がある」と話している。【竹中拓実、堀文彦】
 
いじめ:加害者からの相談も急増(毎日新聞)(21日15時00分)
 
 「いじめ自殺が社会問題化する中、各種機関への子どもたちや親からの相談が急増している。「どうしたら抜け出せるのか」など被害者からだけでなく、加害者側からの相談も目立ってきたという。電話やメールで子どもたちの世界に接してきた担当者からは「被害者と加害者が簡単に入れ替わる環境の中で子どもたちはストレスを抱えている」との指摘が出ている。【長野宏美】◇「本当はいじめをやめたい」…苦しい胸の内も79年にトヨタ自動車の協力で開設された「トヨタ子ども110番」(東京都港区)では、この数カ月、いじめる子どもからの悩み相談が増えているという。いじめる理由は「悪いと思うがやめられない」「相手が自分より弱いと思うと安心する」「以前いじめられた仕返し」など。「仲直りの仕方が分からない」と関係修復の方法を尋ねるケースもあるという。相談業務をまとめる米沢琴江さんは「いじめている子は、怒られるのが怖くてなかなか誰にも相談しない」と話す。「じっくり話を聴き、自分を見つめさせること」を心掛けているという。NPO法人「チャイルドライン支援センター」(東京都港区)では、いじめている子が「本当はいじめをやめたい」などと苦しい胸の内を訴える声がこの1、2年目立つという。かつての「不幸の手紙」と似た「チェーンメール」で、いじめへの加担を強いられたという悩みも届いた。「あいつウザイ」とメールが回り、メールを次の子に送らないと、自分が攻撃対象になる。同センターの徳丸のり子常務理事は「子どもの世界では、いじめるかいじめられるか流動的な面がある。標的になりたくないという理由で、いじめに加わるケースも少なくない」と話す。相談機関への訴えは急増中だ。法務省が急きょ「いじめ問題相談強化週間」とした10月23〜29日、同省の「子どもの人権110番」には8月の強化週間の約9倍の647件の相談が寄せられた。うち49件については「学校や教師の対応が不適切」との意見を受け、学校に対する聴き取り調査を始めた。東京弁護士会の「子どもの人権110番」でもいじめに関する相談は昨年度は月平均17件だったが、10月ひと月で33件あった。相談に応じている川村百合弁護士は「学校側が適切な対応ができず、かえっていじめを陰湿化させることもあり、保護者は学校だけに問題解決を任せられないと感じている」と語った。■いじめに関する主な相談窓口◇法務省 子どもの人権110番0570・070・110(平日8時半〜17時15分)◇東京都教育相談センター03・3493・8008(平日9〜21時、土日祝9〜17時。メール相談受付あり)◇東京弁護士会 子どもの人権110番03・3503・0110(平日13時半〜16時半、17〜20時、土13〜16時)◇警視庁 ヤング・テレホン・コーナー03・3580・4970(平日8時半〜20時、土日祝8時半〜17時。メール相談受付あり)◇チャイルドライン0120・7・26266(地域により番号と開設時間は異なる。詳細はホームページ参照)◇トヨタ子ども110番03・3470・0110(月〜土17〜21時)※国立教育政策研究所のホームページから、いじめ問題などを相談できる公的機関を見ることができる。(http://www.nicer.go.jp/integration/user/map.php)
━━このような記事を読むと、欠落している思考が浮かび上がってきます。
 即ち、ここで語られているのは苛めた者や、傍観者に対するケアが大きく取り上げられている。彼らが心に傷を負うのは当然ですが、それに対するケアを大きくする事は、結果として“苛められた者への不信感を増大させている”という事なのです。苛められた者にとって、彼らと同等に扱われる待遇は、解決になっていないどころか、更なる心理的な苛めに繋がるという点は、全く触れられていません。
 そしてその不信感が自殺への拍車を掛けさせている事に気付くべきなのです。
 

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どこかにいる人。どこにもない物。  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)15時09分34秒
   
 2006年11月22日。
 【2006年11月21日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 179通、1422.28KB。
          (▲ 5 ▲ 527.38)
 日本語スパムメール  43通、 413.59KB。
          (▽ 6 ▽ 38.05)
 
ビンラディンゲームに賛否 英で出版、テロの遺族らが反発(サンケイスポーツ)(2006年11月22日)
 
 「「ビンラディンを捜せ!」。英国でこのほど、国際テロ組織アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラィン容疑者を無数の群衆の中から発見するゲームの絵本が出版された。クリスマス商戦を狙ったものだが、米中枢同時テロの遺族らは反発、賛否両論を呼んでいる。本の題名は「ビンラディンはどこ?」。約20年前に世界中で人気が出た「ウォーリーをさがせ!」の“パロディー版”で、ロンドンやパリ、シドニー、香港など10以上の国や地域、都市で、人込みの中からビンラディン容疑者を捜し出すゲームだ。パリではエッフェル塔と凱旋(がいせん)門、ロンドンではバッキンガム宮殿に潜伏中との設定になっている。しかし、実際にテロに見舞われたロンドンやニューヨーク、バリ(インドネシア)も舞台になっていたため、米中枢同時テロの遺族らが「テロを金もうけに使っている。不快だ」などと抗議。英メディアによると、先行発売となったオーストラリアでは、デパートから本が撤去された。しかし、出版元の英ニューホランド社は「クリスマスに最適の楽しい本。(米国がビンラディン容疑者を必死に捜している状況下で)皮肉として見てくれているので、読者の反応はとてもいい」と話している。(共同)
 加藤的にはこういうブラックジョークは可です。更に「大量破壊兵器を捜せ!」もあれば言う事無し。勿論、実はどこにも描かれていないというオチでね。
 

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シーシャ初体験  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)15時56分30秒
   
 今の勤務先の契約が今週で満期となり終了するので、暫く目黒には来なくなるという理由もあって、これを機会にネフェルティティ東京で夕食を採ってきました。
 「レンズ豆のスープ」…あちらではポピュラーなスープらしく、アラビア語講座を始めとした書籍その他でもよく取り上げられていた品目。レンズ豆はアジアのカレー料理にも使う事が多く、その所為もあってか、どことなくカレーっぽい味のようにも感じました。この独特の風味が好きならばイケるでしょう。
 「クシャリ」…これも代表的な伝統料理。مصر(エジプト)版混ぜご飯。マカロニやトマトソースで、Italia(イタリア)料理のようなテイストにも感じられます。美味しいです。
 「オム・アリ」…ホットデザート。こういう味は自分には初めてです。ココナッツミルクでパンとレーズンを煮込んだスープのようなもの。私はココナッツミルクが大好きなので、この味はイケました。ホットデザートというのも珍しいですが、ココナッツミルクで似込む料理というのも初めてでした。
 「シーシャ」…アラビア通の人には言わずと知れた水タバコ。これは一度、試してみたかったんですよ! 私は喫煙が出来無いのですが、それでも全く大丈夫、という話は聞いていましたし、どんなものなのか大変興味があったのです。今回のフレーバーはリンゴでした。いやぁ、これがشيشةなんですねぇ。確かにこれは喫煙出来無い人でも大丈夫です。というか、肺に吸い込まなくても十分に味わえます。マスターには「エジプトコーヒー」と併せて勧められたので、交互に喫す。なかなかいい感じです。
 メニューとは違いますが、夜はショーとしてベリーダンスが披露されます。これも初めて観たのですが、現物を観ると何というか、驚きです。私は“平均的な人”とは違うのでセクシャリズムの感じる処が異なる為にその辺りは……なのですが(苦笑)、振っている、というよりもむしろ振えているといった方が正しいような身体の振り具合にはただただ驚愕。
 料理はいずれも美味しかったですし、大変楽しいひとときでした。
 

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つまりは全てを学校任せ、我関せずの図式  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)16時25分51秒
   
 2006年11月23日。
 
いじめ:実態認めぬ教師たち 「ママメール」恐れ遠慮も(毎日新聞)(23日3時00分)
 
 「いじめを苦にした子どもたちの自殺が続く中、いじめを認めない学校のあり方が問題となっている。「いじめはどこの学校にもある」との指摘の一方、なぜ教師は認めないのか。保護者への遠慮、指導力不足……。一線の教師たちが口を開いた。【吉永磨美】「『いじめ』という言葉を使うのは最終手段」。東京都内の小学校に勤務する30代の女性教師はそう言い切る。いじめを確認しても保護者に「加害者」とはなかなか言えない。なぜか。「対応の仕方を間違えたら(自分が)たたかれる」と漏らす。「先生はうちの子を悪く見ている」。そんな保護者の反発は容易に想像できる。さらに恐ろしいのは母親たちのメール。教師は「ママメール」と呼ぶ。「『あの先生がうちの子をいじめた、うちの子が良くないと言った』などの悪いうわさをママメールで回される」と心配する。そのため、いじめと疑われる行為があっても、「相手の気持ちを考えて」と穏便な言葉遣いにとどめ、「いじめをやめて」と強い指導はなかなかできない。神奈川県の公立高校の男性教頭も「いじめは裁判ざたになることがある。だから学校はピリピリしている。対応には慎重にならざるを得ない」と語る。まずいじめを確認した時、保護者へ連絡する前に、教師たちが調べたことを逐一記録する。それを加害側の保護者に見せ「この事実で間違いありませんね」と念を押す。保護者が「間違いありません」と答えて初めて本格的な指導に入る。いじめた生徒とは対話を重ね、本人がいじめを認めたところで「事実」を文章に書かせる。いずれも「(加害者側の)保護者がどんな反論をするか分からない」ためだ。また、教師には「1人で(問題事案を)抱え込まないで」と指導している。しかし「自分のクラスは任せてください」と公言し、報告や連携を怠る教師もいる。「対応は教師間の連携が大切だが、他の教師に迷惑をかけたくないのか」といぶかる。いじめを見つける前に、そうした教師への指導が必要になることもあるという。教頭の高校では、年に数回調査し、いじめや暴力防止に努めているという。「子どもたちのために何ができるのか、議論することが大切。だが現実はそうなっていない」とため息をつく。
 ふと思い出したのが、小学生だったか中学生だったかの時に読んだ『ぼく日本人なの? 中国帰りの友だちはいま…(手島 悠介善元 幸夫遠藤 てるよほるぷ出版)。これは中国残留日本人孤児2世を描いたドキュメンタリーで、当時推薦図書にも指定されたものです。で、この中でも上記の記事と同様の話がありました。
 さておき、これらから浮上する、ある奇妙な“社会現象”に気付きます。いじめ問題で学校関係者が顔を連ねるのに、何故、加害者サイドは全く顔を出さないのだろうか? 無論、加害者本人も児童であるから云々という意見もあるでしょうが、ならば、何故、その身内親権者は出て来ないのだろう?
 校長が謝罪をしたり弁解をしたりという場面はしばしば目にしますが、その加害者の身内がコメントをするような事が今迄あっただろうか? 少なくとも自分の記憶には、そうしたものはありません。ここに大きな矛盾と問題点があるように思えます。即ち、上記の記事のようなロジックは、ある側面では理解出来るものの、しかしそうした親権者は余りにも無責任な態度を決め込んでいると言えるのです。
 勿論、加害者である指摘をされた事に立腹し“ママメール”を遣り取りする者と、実際のいじめ問題で浮上するだんまりを決め込む加害者の親権者とが同一であると言うつもりはありませんが、少なくとも現象面としては、問題提起では否定し反駁し誹謗すらしておきながら、事が明らかになると一切の黙秘を貫いているように映り、これらの点についても、強い追求が必要なのではと思われます。
 

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お客様のお掛けになった番号は…  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)16時41分29秒
   
 2006年11月24日。
 【2006年11月22日〜23日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 389通、1812.21KB。
 1日平均      194.5通 906.11KB。
          (▲ 15.5▽ 516.17)
 日本語スパムメール 109通、1093.16KB。
 1日平均       54.5通 546.58KB。
          (▲ 11.5▲ 132.99)
 
<au>通信障害で110番に誤報殺到 エラーコード勘違い(毎日新聞)(22日3時2分)
 
 「携帯電話大手のKDDI(au)のインターネットサービスや電子メールが送受信しにくくなる通信障害が今月19日夜に発生、その際、全国的に110番通報が殺到していたことが21日、分かった。メールを送信すると、携帯電話に「送信できませんでした(110)」とエラー画面が表示されたため、エラーを示すコード「110」を問い合わせ番号と勘違いしたとみられる。警察庁によると、この通信障害が原因とみられる110番の誤報は19日夜に全国で約5700件あった。過去にこうしたトラブルはないという。誤報で110番回線がパンクしたり、警察業務に支障が出るなどの影響はなかったが、同庁は21日までにauに対し、原因の究明と再発防止を要請した。誤報はほぼ全国の警察で確認された。auによると、障害は19日午後7時55分〜同11時43分に発生。「110」は、メール送信時に規定外のエラーが出たことを示すエラーコードで、以前から使われている。110番通報が殺到する事態は初めてという。広島県警では、同時間帯にauの携帯電話から157件の110番通報があり、すべて誤報だった。通常の1日の誤報の平均件数136件(今年上半期)を上回った。約100件の通報があり大半が誤報だった沖縄県警は「110番がこんなに集中したのは記憶にない」という。また、愛知県警は「『110』のエラーコードが誤解を招きやすい。再検討してほしい」と話している。au広報部は「大変ご迷惑をお掛けして申し訳ない。原因を調査し、再発防止に努めたい」としている。エラーコード変更は検討中という。【大沢瑞季、遠山和彦】
 インターネットブラウザで404エラーが出て、http://404/とか404://とかhttp://404.404.404.404:404/とかアクセスする人がいるのでしょーか…?(最後の例は、それなりにURIの仕組みを理解していなけりゃ考え付かないから有り得ないだろうけど(苦笑))
 

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愚かな戦争と受胎告知 投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)17時02分51秒D

 
 2006年11月25日。
 
 『WAR IS STUPID(加藤邦訳:愚かな戦争)(Rebelo,PojkARTInsider Video Club),『The Annunciation(原題:Angyali Udvözlet、邦題:受胎告知)(Andras JelesHunnia FilmstúdióMafilmAWARD FILMS INTERNATIONAL)baikalvideos.comより購入。
 よく似た名前にBaikal Filmsがありますが、関連は良く判りません。Baikal Filmsは制作会社のようですが、baikalvideos.comは専ら通信販売業を行っているようです。しかし、サイト内検索機能の無い処が使いづらいですね…。(汗)
 
 前者、『WAR IS STUPID』。1988年、Deutschland(ドイツ)の作です。ここ最近、うちのサイトを覗かれているならばPojkARTの名前に心当たりがあるかとは思いますが、『SUN IN THE FOREST Part 1(pojkART,Insider Video Club)等、Oskarシリーズを始めとする作品を出している処ですね。本作も同様に少年主体のナチュリストビデオなのですが、…これはもう、異色中の異色作と言えます。タイトルが示すように、反戦のメッセージを込めたものなのですが、これだけ聞いても内容が全く理解出来ないと思います。何しろ“少年”と“ナチュリスト”と“反戦”の3つのキーワードを同時に繋ぐ要素が大抵は見当たらないからです。それでは一体どんな作品なのでしょうか。
 冒頭はもうお馴染のテロップからスタート。そしてタイトル。以下、無声映画のフォーマットで物語が繰り広げられていきます。
 3人対3人の男の子グループ。この両者がことある毎に諍いを起こしています。それは喧嘩というよりも苛めに近い。本編が始まる早々、メガネ少年のそれを奪われ、地面に投げ捨てられるが早いかぐしゃぐしゃに踏み潰されてしまう。続くサッカーの試合も、ことある毎に明いての足に蹴りを入れる等して、最早妨害ですら無い有様。勝者のトロフィーが手渡される表彰式すら喧嘩に突入する始末。
 ここで「War is as old as mankind...」の字幕が表示され、アレクサンドロスの彫像が。そして『Картинки с выставки(邦題:展覧会の絵)(Моде́ст Петро́вич Му́соргский(モデスト=ペトローヴィチ=ムソルグスキー))をBGMに、その彫像の前で古代ローマ時代の戦を描いた絵本を少年の1人が広げて読み出す。
 場面変わって、グレゴリオ調の音楽をバックに古代ローマの公衆浴場。3人の少年が沐浴を楽しむ処へ黒い衣を纏った暗殺者の少年3人が現れ、剣や斧を振り下ろす。血塗れになる沐浴少年を更に踏み付ける…。
 字幕「After the soccer...」、再び現代。木陰で休む少年の傍らにある袋を奪い、中のゴム玉をパチンコで弾いて、先ほどの寝ている少年にぶち当てる。復讐に、寝ていた少年側の仲間はザクロを投げ付ける。
 抗争後、西部開拓時代の彫像。そしてその前で西部時代の絵本を広げる少年。
 時代もいつしか西部開拓時代へと移り、砂漠を渡るガンマン(に扮した少年)が3人、休息を取る。そこへ現れるインディアンの少年3人。寝込みを襲われたガンマンと旧世代の武具を振うインディアンとの戦いが始まる。そして、両者とも倒れてゆく…。
 字幕「Meanwhile, back in the forest」、再び現代。一方のグループに囚われた少年が木に両手を縛り付けられ、銃の標的にされる。その後、助けに来た彼の仲間は復讐として、改めて相手の1人を拉致すると、同じように木に両手を縛り付けると身体中に白い粉を掛け、更にスボンをナイフで切り裂いてゆく。必死に縄を解こうとするも、下着まで脱がされてしまう。
 復讐は復讐を呼び、泥玉を作る先のグループ。そして改めて相手方の1人を拉致り、羽交い締めにして全ての服を剥ぎ取ると、泥玉を投げ付けてゆく。
 ヘルメット、機関銃、手榴弾。世界大戦の彫像。そしてその前で大戦に付いて描かれた絵本を広げる少年。そこへ仲間の2人もやって来て、3人で読み始める。
 金管の悲壮なBGMとともに、広野を行く少年兵達。敵も味方も判らず、ここでも矢張り倒れていく両者達…。
 字幕「Finally, the naked truth...」。3人ずつ2グループの全裸の少年達が互いに泥を投げ合う。しかしそれはこれまでの陰湿な喧嘩では無く、抗争でも無く、遊びの“ぶつけっこ”に留まる。
 場面は変わり、これまでの武器━━と言っても玩具ですが━━のアップ。その上には本作のタイトルである「WAR IS STUPID」と書かれたバナーが置かれている。カメラが引くと、周囲には傷付いて倒れたローマ市民,ガンマン,インディアン,兵士達。それぞれの遺体の上には「GIVE PEACE A CHANCE」や「ALL YOU NEED IS LOVE」,「TO DESTROY AN ENEMY...... MAKE HIM YOUR FRIEND」,「HAVE THE CHILDREN FREE」,「LOVE NOT WAR!」と書かれたバナーが。そこに現れる身体中に包帯を巻いた少年。そして倒れている遺体の前で包帯を脱ぎ、全裸になると、死者を1人ずつ起こしてゆく。奇跡は起こり、目覚めてゆく彼らはその身に纏うもの、民族や戦いの象徴となったそれらを武器とともに捨ててゆく。少年6人はバナーを掲げて裸で踊り出す。冒頭のトロフィーが彼らを祝福し、誰のものでもない“勝利”を全員が喜び、6人全員でそのトロフィーを高く掲げて舞う。
 少年は掲げる。「WAR IS STUPID」のバナーを。『Картинки с выставки(邦題:展覧会の絵)』はコーダへと入り、THE END。
 以上のように、物凄く風変わりな作品です。尚、演出はリアルさは無く、かなり芝居地味ており、故に凄惨さはありません。また、元々が元々なので(謎)、ローマ時代,西武開拓時代,近現戦争時代の場面では下には何もはいていなかったりします(苦笑)。その辺りはショタを対象としているだけあるなぁとは思うのですが(苦笑)、それだけに本作には目から鱗が落ちた気がしました。20年近くも前に少年をモティーフに反戦を描いた映像作家がいた事に感嘆したのです。何と言うか、世界にはこういう映像作品があるのだなぁ、と。色々な意味で異色な作品でした。これをナチュリストビデオと呼べるかどうかは微妙ですし、ショタものとしても……なのですが、クリエイターの立場として映像作品として接した時、このシノプシスには何らかの形で影響を受けるものはあるかもしれません。
 
 話は少し変わりますが、インターネット上には次のようなウェッブページがあります。━━
 
NAMBLA(North American Man/Boy Love Association)
Editorial: War in Iraq?

 
━━ご存知の方もおられるかもしれませんが、NAMBLAと言えば少年愛者の代名詞的存在とも言える存在で、「少年と成人との性行為を社会に認めさせるべく活動している、北米の少年愛者組織(『少年愛者 神話とタブーに包まれた彼らの本当の姿を探る』(谷口 玲真道寺 軍ひんでんブルグ阿部川 キネコ稲葉 COZY柘植書房新社)164ページより)…と、言われています。で、くだんのページの見出しを読んでみると「In its March 2003 edition, the NAMBLA Bulletin published an editorial, which follows, criticizing America’s invasion of Iraq.(2003年3月、NAMBLAはアメリカのイラク侵攻への批判を発表し、出版致しました。(加藤訳))」といった事が書かれている訳ですが、…まぁ私は何を以ってしてこの類の嗜好を肯定する気も無いのですけれども、某国連下児童福祉組織すら、だんまりを決め込んでいたものを少年愛者サイドが反戦主張をしている事を見ると、この差は一体何なのだろうと思ったりもするのです。
 
 閑話休題。
 後者、『Angyali Udvözlet』はMagyarország(ハンガリー)の映画で、存在だけは前から知っていました。もしかしたら非常に稀な機会として日本でも上映されたとも思われますが、私の調べる限りでは邦語訳DVDはリリースされていないようです。当然、劇中に使われている言語はハンガリー語であり、私には理解できません。このDVDには英語字幕は付いていますが…、中学・高校程度の英語力では難解過ぎました…。orz
 内容はタイトルが示す通り聖書をモティーフとした作品。新解釈の聖書物語と捉える事も出来るかもしれません。冒頭、アダムとエヴァが“真実の果実”を食す事でエデンの園を追放され、そこで彼らが見る呪われた未来、という物語。本作の最大の特徴として挙げられるのは、キャストが全員子どもであるという事です。こう書くと学芸会っぽい印象を持たれる人もいるかもしれませんが、どうしてどうして、演出的クォリティーは極めて高く、これが邦語訳されていないのは映画というジャンルに於いて大きな誤りであるとさえ感じられます。言う迄も無く、大人の役も子どもが演じている訳ですが━━全裸のアダムやエヴァも含め、濡場に近い描写も全て子役が演じている!━━子どもならではの無邪気さと残酷さが演出の上でうまく成立しており、むしろ逆に、これは大人では表現しきれない作品であるとも思えました。そうした側面も含めて、新解釈の聖書物語と解せられます。
 社会的にも、技量的にも、日本ではこうした作品を生み出す事は、およそ無理でしょう。日本では地味な存在であるMagyarországの映画力を見せ付けられた気がしました。
 それよりも気になったのは、映像特典として収録されている他作品のプロモーション。再生すると、こんなセリフが耳に入ってきました。「「イスミー…ハイラッラー…。ヤアニー、ガラルタ・マダラサ、ワホワート・ガダラー・マダラサ…」」。字幕は「My name is...Kheer Allah.I left school,my brother and sister left school...」という英文なのですが、瞬時、私の頭の中では次のようなアリフバーに直されました。“اسمي... خير ألله... يعنى، غدرت مدرسة... وإخوة غدرا مدرس... ـ”…え!? アラビア語!? タイトル、『BOY OF BAGHDAD』。調べてみると2004年の作品で、ドキュメンタリー映画だとか。Googleで検索する限り日本語ページは1件もヒットせず、ひょっとして未公開かもしれませんが、かなり興味があります。العراق(イラク)で制作されたとありますが、調べても亜語タイトルが出て来ないので製作はUnited States(アメリカ)のようです。こういった作品がある事に驚くとともに、大変関心を抱きました。先述のように日本では公開されていないらしく、当然邦語訳DVDなぞある訳も無い(それ以前にDVDそのものが日本ではリリースされていない)ので、これも観るとすれば個人輸入を行う事になると思いますが、だいぶ本気です。何と言うか、『Angyali Udvözlet』本編よりも、こちらの情報を得た事の方が、自分にとっては大きな収穫でした。
 

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類似品にご注意  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)17時06分46秒
   
 2006年11月26日。
 【2006年11月24日〜25日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 252通、1238.71KB。
 1日平均      126通  619.36KB。
          (▽ 68.5▽ 286.75)
 日本語スパムメール  99通、 995.54KB。
 1日平均       49.5通 497.77KB。
          (▽ 5 ▽ 48.81)
 
 本日のネタスパム。サブジェクト名「こんにちは、mixi(裏)運営事務局です。」、本文冒頭抜粋「アカネ さんがあなたをソーシャルネットワーキングサイトmixi(裏)(ミクシー)へ招待しています。//メッセージ://初めまして!!気になったのでマイミクになってくれませんか?////下記のURLよりアカネ さんの登録画面をご覧いただけます。」…何なんだ、“mixi(裏)”って…。こういう名称っていうのは許されるものなのでしょうか…??
 

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黒豹物語  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月27日(月)19時30分6秒
   
 2006年11月27日。
 
 『ちょこッSister(雑破 業竹内 桜白泉社NOMADメディアファクトリー東芝エンタテインメント,ちょこシス製作委員会)
 第20話「あたしのにゃんこ」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「おい。あんま飛ばすなよ。スピード違反でポリに止められでもしたら、目も当てられねェからよぉ」「判ってますってェ。何せ、大事なお宝を積んでるスからねェ」「万一、積荷を見られたらそれまでだからなァ」「しっかし、動物の密輸ってのは儲かるモンなスからね」「最近、ますます規制が厳しくなってるからな。…お蔭で仕事は遣り難くなったが、その分、払いも良くなったってワケさ」「皮肉なモンですねェ」」…まぁ、一般には、ね。ただ、加藤的には違法動物の密輸がどうのとかいう以前に、動物検疫上の問題が気になってしまうのですよね…。(汗) 一種の職業病だな…。(汗)
 「「うわぁ──っ!! おっきいにゃんこだ!!」」…人の感覚ってのは千差万別十人十色なんですな。「「ちちちちち…。おいで? こっち来て、私と遊ぼ! ほら! そんな処に隠れてないで! …よーし、それなら…、ほらほら、こっち来たら、これあげるよ? お醤油付けて焼くと、美味しいんだよ! …いらないんだ…」」…ネコ科の動物は肉食ですからね。「「うーんと…、これはどうだ!? ほら!」」…ま、彼女の気持ちも判らなくは無いですけど、人間の食べ物を動物に与えるのは宜しくありません。
 「「おい、ちょこ? おかずこれだけなのか?」「えーと…、その、ソーセージ買おうと思ったんだけど、売切れてて、お店の人に訊いたら、運んで来る途中に、わ…、悪い一味に襲われて、全部、盗られちゃったって…」「はぁ?」」…これを蛇足と云う。(苦笑) って言うか、ちょこじゃないんだから、そんな説明で納得する人が…。
 「「はるまぁ、これからヒマ?」「……。…はぁ…、どうせこんな事だと思いましたよ…」「そんな顔しないで。今日のバイトは、あんたが興味あるやつだから」……「あの、先輩…、これって…」「“ねこにゃんダンス”。興味あるんでしょう?」……「はーい、話題の『ねこにゃんダンス』の入ったオダエリちゃんのニューアルバム、本日発売にゃー。皆買ってにゃー? …はい、はるまも!」「…み、みんなかってにゃー…」」…別にはるまがどうだと言うつもりは無いのですけど、珠美はその営業がイケると思っているのかどうか小一時間…。声を出さなければ、そのはるまの格好も、ノーマルな人でもウケるかもしれませんが…。(^^;;;;
 「「いや…それはちょっと…ネコとは違うんじゃ…」」…まあね。(笑)
 「「クロー。ごはんだよー、出ておいで」「…そういう事だったのね…!」「ゆりぴょん…」「お前いつの間に…」「何か2人でこそこそしてると思ったら。クロって何なの!? 犬!? それとも猫!? 隠してないでちゃんと私にも見せてよね!?」「いやぁ、俺は見ない方がいいと思うけど…」」…見ない方がいいですね。(笑) 「「何でよぉっ!? 2人だけの秘密だから、私には見せられないって言うの!?」「そうじゃねぇけど…」「あ、クロ!」「…! …………」「…はは…」「……」ばたっ「ゆりぴょん! 大丈夫!? ゆりぴょん!?」「…だから言ったのに…」」…ま、説明は難しいし、トラップは自分で踏まないと判らないモノ。(苦笑)
 「「一体どういうつもりなのよ!?」「どういうつもりって?」「そんな危険なモノ飼って、何かあったらどうするの!?」「クロは危険なんかじゃ無いよ。すっごく大人しくって…、悪い事なんか、絶対しないもん」「……っ」「……」「…〜〜っ、ホ、ホントに危険じゃ無い?」「うん!」「…さ、触っても大丈夫?」「うん!」「…ひぃぃっ! 絶対噛んだりしないわよね…!?」「うん」「〜〜〜ッッッ! ……っ! …わぁ!」「うんうん!」「…うんうん!」」…奇妙な亀裂の入った三角関係が、奇妙な形で修復されていく友情。
 「「ごはん持って来てあげたわよー!」」…ゆりぴょんもヤブヘビですな。(苦笑)
 「「で、クロちゃんの方は?」「持って来た餌喰ったら、見えないとこに引っ込んじまったよ。餌運んでもう10日になんのに、あいつ以外には全っ然懐かねーんだよなぁ…」「…、クロちゃんもやっぱ、あの子がいいんだ…」「クロちゃんも?」「え!? いやぁその…」」…この温度差が今後の人物関係にどう絡んでゆくのか…。
 「「ふーんふふふーん…、やぁ! 今日も赤いわね、ご苦労さーん。あんたは相変わらず背ェ高いわネ、あはは」」…“郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも”なんか慣用句、今時、理解出来る人がどの程度いるのだろう…? とりあえずGoogleでは約480件ヒット(重複込み)
 「「うわぁー、こいつぁ黒い! 真っ黒と来たモンだァ!」バタン…、バンッ!!「ッ!? ……、呑み過ぎたかな…?」」…あんた、前回に続き、意外とまともなんですね。(^^;;;;
 「「次のニュースです。今朝、練馬区寝古田付近の国道で黒ヒョウの死体が見付かりました」「…ぇ…!?」「昨夜遅く、車に轢かれたものと見られていますが、警察では、違法にペットとして飼われていたものが、逃げ出した可能性があるとして、この黒ヒョウの━━」パリンッ……「クロ! 私だよ!? 出ておいで!? 隠れてないで出て来てよ!? あ、判った、昨日、私が追返したから、怒ってるんだ。それで拗ねちゃって、隠れてるんだ…!? ね、そうなんでしょ…!? だから…、だから…、…隠れてるだけなんでしょ…? 早く…、早く出て来てよ…。クロ…、ちゃんと謝るから…。昨日の事…、謝るから…、だから…、早く…、っっ、出て来てよォ──ッ!!」……「ねぇ! ちょっと! 学校で聞いたんだけど、事故に遭った黒ヒョウって…! …ぁ…!」「…俺が来た時から、ずっと泣きっ放しで…。何を言っても、だめで…」「……」」…物語は、閉じてゆく。
 「「…ッ! 俺、あいつの兄貴呼んで来るっ!」「あ、ちょっと…! …、……」……「…ちょこ?」「…? …お兄ちゃん…。…クロが…、クロが…!」「判ってる…」━━「やっぱり…、兄貴でないとダメなのかな…」「……」」…ちょこでなければだめなもの。はるまでなければだめなもの。ゆりかはこの彼のセリフを聞いたのだろう。前回に引き続き、と言うか、シリーズ終盤になって物語自体のテンションが高くなっていますね。単話として成立していて、良い感じです。
 次回予告「「楽しい愉しい遊園地! 皆が笑顔になれる場所! 次回、『ちょこッとSister』、「Let's 遊園地!」。温泉とプールのリベンジをするぞ!? …ケータイの電源を切って…、出発だァ!!」」…懲りない真琴であった。(苦笑)
 

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氷河期より  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月29日(水)15時09分30秒
   
 2006年11月28日。
 【2006年11月26日〜27日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 357通、1978.80KB。
 1日平均      178.5通 989.40KB。
          (▲ 52.5▲ 370.04)
 日本語スパムメール  83通、 714.84KB。
 1日平均       41.5通 357.42KB。
          (▽ 8 ▽ 140.35)
 
 『アイス・エイジ(原題:ICE AGE)(Michael J. Wilson(マイケル=J=ウィルソン)Chris Wedge(クリス=ウェッジ)Carlos Saldanha(カルロス=サルダーニャ)Lori Forte(ロリ=フォート)Blue SkyTwentieth Century FOX(20世紀フォックス))
 随分以前に購入していたDVDなのですが今頃になってやっと視聴。物凄い捻くれた感想なのかもしれませんが、観終って思った事は“人間って自らの価値観でモノを判断する身勝手な生き物なんだなぁ”という事。それは単に赤ん坊を届けた事による集落の者達の反応だけでは無く、サーベルタイガーのDiego(ディエゴ)に対する自分の感情に対しても言っています。このキャラクターが敵から次第に味方へと移り変わり、そうしたポジションを以って観ている者の感情が変わる。これ自体はごくごく当たり前の事なのですが、そんなDiegoが倒れて思うのは残念だとか哀しいだとか、そういったもの。それに気付いた時、所詮、自分も二元論で動いているのだとショックを受けました。
 この映画を観て、そうした感想を持つのがどれ程いるのかは判りませんが、少なくとも制作意図とは全く違う処にあると思います。かなり捻くれたものでしょう…。
 

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走るではなく進め!  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月29日(水)15時11分19秒
   
 『乙女(おとめ)お姉さま(ボク)恋してる(キャラメルBOXホビボックス,GANSIS,feel.キングレコード,おとボク製作委員会)
 第8話「縮まらない記録(タイム)(※以下、テレビ神奈川放映分を元に感想記事を書いています)
 「「で、ヒロイン」「あ、あのぉ、部長さん…、奏でほんとにいいのですか…?」「死ぬ気で」「し、死ぬ気でぇっ!? う〜…」」…ここで以前のアイキャッチのように一子が出て来るという演出を予想していたのですが…。
 「「あ、由佳里ちゃん、今日の練習はどうでした…か……?」「………」「由佳里…ちゃん…?」」…こういう処で彼女を使うのは気が利いていますね。単に脇を通り抜けるのでは無く、文字通り“擦り抜ける”だけに、状況が強調されています。
 「「由佳里は、どちらかと言うと短距離向きなんだよね」「まりや…」「あの子にも、そう伝えた事はあるんだけどね」「それなのに、由佳里ちゃんはどうして長距離を?」「昔、由佳里の身内で、ここの陸上部だった人がいたらしいけど…。その人も、長距離をやってたみたい…」「そう…」━━「お姉さん…」」…新たな人物伏線?
 「「何これ」「間違って食券1列分買っちゃってさー、はむっ」「まりや…」」…出す方も出す方です。って言うか、出せる食堂も凄いです。(^^;;;
 「「気付いちゃったんです…」「……」「本当の私は、自分で思ってた程、陸上に一生懸命じゃ無いのかもしれないって…」「……、ねぇ、由佳里ちゃん。、私思うの。無理にお姉さんを負い掛けなくてもいいんじゃないかって」「っ!」「由佳里ちゃんが、お姉さんをずっと追い掛けて来て…、でも今は迷っている」「ずっとなりたかった…。お姉さんみたいに…。でも、頑張っても…、どんなに頑張ってもうまくいかなくて…。折角ここに入れてくれたお姉さんに、申し訳無くて…。中途半端な自分自身が嫌で…!」」…“お前はアリシアにはなれん! よく聞け! お前はお前にしかなれないんだ!! いいか、藍華、お前はアリシアでも、アテナでも、晃でも無い、他の誰も真似出来ない、ネオ・ヴェネツィア史上最高のウンディーネになりゃいいんだよ!”
 「「私ね…、ずっと父に、髪を切らせて貰わなかったの。母は、もう亡くなったんだけど、死ぬ前に、父に頼んだらしいの。私の髪を、切らせないで欲しいって…」「そう…だったんですか…」「父はそのに言葉を守り続けた。私も、短くしたかったけど、我慢したわ。…今の由佳里ちゃんと一緒!」「……」「そうしなければ、亡くなった人への誠意や愛情を示せないと思ってしまうのね。でもね…、母が私に髪を切らせなかったのは、私が大きくなった時に、自分の好きな髪型を、選ばせる為だったの。自分で自分の道を選べるようにって」「……」「だから切っても構わなかったの」「だ、だめですよ! お姉様には長い髪がとってもお似合いですのに!」「ええ、切らないわ。これのお蔭で、皆に出会えたんですもの…。これは私の意思。自分で決めたの。何が一番似合う事なのか考えてね」「“自分に一番似合う事”…」」…瑞穂が少年である故に、より意味を持つ台詞ですね。設定がよく活きていると思います。…でも…、その意味は由佳里には伝わらない。
 

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≒8.12403840463596036045988356826604  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月29日(水)16時44分38秒
   
 2006年11月29日。
 【2006年11月28日に届いた“迷惑メール”内訳】
 英語圏スパムメール 241通 1168.48KB。
          (▲ 62.5▲ 179.08)
 日本語スパムメール  445通 415.27KB。
          (▲ 2.5▲ 57.85)
 
 『カーズ(原題:Cars)(Walt Disney PicturesPIXAR Animation StudiosJohn Lasseter(ジョン=ラセター))
 これはCG映画の大傑作だ! 演出は勿論、CG技術が箆棒に高いです。日本では他の映画とのブッキングもあって興行収入は振わなかったという事ですが、どうしてどうして、これは観なければという作品だったのではと思えます。
 細かい伏線と、それが見事に帰結していく流れ。そして、このレースの結末は流石に予想出来ませんでした。まさか、ああいうラストになるとはね。ありがちな展開に終らない、見事な展開でした。
 お馴染の“NG集”はありませんが、楽屋オチには爆笑させて戴きました。この場面だけのモデリングがある分、いつもの“NG集”よりもコストは掛かっていますね。(^^;;; このエンドロールの部分に限らず、ちょっとした出て来ない場面でのモデリングやレンダリング技術等は、コストパフォーマンスは悪そうですが(苦笑)、技術力をこれでもかと言う程、見せ付けられた気がします。
 更に、キャラクターや世界観としての演出がこれまた秀逸です。これまでにも機械の擬人化アニメーションはありましたが、手足の無い“クルマ”というモノが、どう動いていくのか、大変関心があったのです。いや、素晴らしい。これはクルマだし、しかも、生きているようにちゃんと見える。少なくとも劇中に於いては、辻褄の合ったものになっていて、クルマである事に、まるで不自然さを感じさせません。フロントグリルなどをヒゲに模しているのも見事。ちゃんと“おじさん”に見えるから不思議です。
 クルマの世界ならではと感じたものの一つがMater(メーター)の“よだれ”。オイル盛れですか。(^^;;; そして大いに笑わせて貰ったのがトラクター。なるほどなぁ、“クルマの世界”だからと言って、何もクルマ=人間である必要は無い訳で、農場で働くトラクターは即ち家畜という位置付け。確かにこれならば、夜中に畑に放り出してあっても不思議は無いですし、…こういうギャグに使える訳ですね。この馬鹿々々しいギャグをよく思い付いたものです。もう一つ、気が利いていたのが、先述のエンドロールにある楽屋オチに登場するDisney・Pixarの過去の映画のパロディ。英語のジョークなので、日本語訳されると判りづらいのが難点でしたけれどもね。
 日本語訳と言えば、単に吹替えや字幕を入れるのでは無く、そもそものテクスチャーから張替えるという個所があちこちに見られ、大変手間が掛かっています。どうも、どこの言語版に対しても行われているという訳では無さそうなので、いかに日本の市場が重要であるのかを物語っていますね。また、『モンスターズ・インク(原題:MONSTERS,INC.)(Walt Disney Pictures,PIXAR Animation Studios,Darla K. AndersonPete Docter)でも見られましたが、もとよりPixarには日本に対する強い関心があるようで、原語版でも最初から日本語の演出になっている個所がありました。個人的にはこういうのは余り馴染めないのですよね。一つの国籍に特化するというのは、世界市場をターゲットとしている物には宜しく無いと思うのですよ。
 CG技術は、ある程度、CGに付いての知識が無いと、その圧倒的なレベルの高さが判らない部分もあるかもしれませんが、照明効果,液体・流体マテリアルや気体エフェクト,オブジェクトの衝突・喰合いの回避,オブジェクト破壊,シェーディングマテリアルの変更等々、数カットに一度は驚かされるものばかりです。金属マテリアルの有機的オブジォクト変形は『ロボッツ(原題:ROBOTS)(TWENTIETH CENTURY FOX ANIMATIONBLUE SKY STUDIO)でも見られましたが、そうした他社の技術研究をよくやっているという感じがします。技術的にも表現的にも可能である事が他社により証明されている訳で、本作では更にその上をゆく映像技術が披露されていました。
 DVDには特典として没となった場面などが収録されていますが、…ああ、これは確かにボツですね。演出的に当たり前過ぎて意外性も無くつまらなかったり、『ロボッツ』とカブる演出だったりします。
 隠し短編ムービー…こんなのよく見付けたなぁ…。(^^;;; 自分はウィキペディアの記事で知って、慌てて再生しました。(^^;;;
 

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イン・シャ・ッラー、クロにはきっと会える (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月30日(木)02時33分32秒
   
 『ちょこッSister(雑破 業竹内 桜白泉社NOMADメディアファクトリー東芝エンタテインメント,ちょこシス製作委員会)
 第21話「Let's 遊園地!」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「次のニュースは中継を交えてお伝え致します。これは先日、宝塚市の動物園で公開された、ホワイトタイガーの赤ちゃんで、まだ、生後数週間という事です」「へぇ、可愛いですね」「この、ホワイトタイガーというのは、ベンガルトラの変種で、トラ全体の数が減ってしまった今では、飼育下でしか、目にする事が出来ません。世界でも、200頭程しかいない、非常に希少な存在で、古くより、インドでは、この珍しいトラを、神の使いと信じていました。中国でも、“白虎”は━━」」…何とも言えない“温度差”を感じます。
 「「………」「…おーい…!」「…駆くん…。それにゆりぴょんも…」」…今、気付いたのですが、この廃工場って、右と左の窓の壊れ方が全く同じなんですね。
 「「はい…、これあげる」「…え…?」「あんたの好きな、“ねこにゃんダンス”の娘の新しいCDよ。あと写真集も。しかもサイン入りなんだから」「すごーい…」」…まさか、はるまから買っていないでしょうな…。(^^;;;;
 「「けど…、どうして私にくれるの?」「どうしてって…、…べ、別に理由なんか無いわ。ただ…、その…。あげたいからあげるだけよ…!」」…ゆりぴょんの雰囲気も大分変わって来ましたね。ちょこの心には大きな傷となったかもしれませんが、クロの一件は3人全体にとっては結果として良い機会になったのかもしれません。
 「「そうか、死んじゃったのか…」「…クロの事、思い出すと、悲しくて、泣いちゃいそうになるから、だから、一生懸命忘れようとしてるんだけど、どうしても、忘れられなくて…」「クロの事…、そんなに無理して忘れようとしなくても、いいんじゃないのかなぁ…? ちょこちゃん、クロとの楽しい思い出って無いのかい?」「あるよ! いっぱい!」「だったら、クロの事を忘れちゃうって事は、それも忘れちゃうって事になるんだよ?」「……」「確かに、悲しい事を覚えているのはつらい。忘れてしまった方が楽になれるのかもしれない。けど、だからって、それと一緒に楽しかった事や嬉しかった事まで忘れてしまったら、クロが可哀想じゃないのかな?」「……」」…地味な存在の安岡が急に存在感を強める今回。
 「「ただいま…」……「いらっしゃい。珍しいですね。おめかしして、どこかにお出掛けですか?」「ええ、まぁ」「ぁ…、そうか、今日は奥さんと娘さんの…」「……」━━「ねぇねぇ真琴さん真琴さん遊園地って何?」「でっかい乗り物があるとこよー」「でっかい?」「そうよ」━━「確か、お2人とも、交通事故で…」「…え…ええ…。私の車で遊園地に行く途中、トラックが突っ込んで来て…」」…新たな伏線?
 「「それに…真琴さんも…」「ええ…、連れて来なかったらどうなってたか…」━━「いいわね、遊園地」「……」「日にちは次の日曜日ね? 出発時間は、何時にする?」「って、真琴さんも、来るつもりなんですか?」「いいじゃない、私もちょこちゃん元気付けてあげたいし」「ああでも、あの、チケット3枚しか無いんですけど…。私と、ちょこちゃんと、川越さんの分しか」「ふん…、ふん…、温泉の時も、プールの時も私はいっつも置いてけぼり。いいわよいいわよ、私だけ省ちょにしてサ、皆で、楽しんで来なさいよ…」「ああ、あの…、それじゃちょこの分は僕が出しますから、真琴さんも一緒に…」「そうですよ…! 私、皆の分のお弁当作りますから一緒に行きましょう…?」」…真琴ってお金無いんですかね。モデル業界の筆頭なんでしょう…?(汗)
 

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イン・シャ・ッラー、クロにはきっと会える (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日:11月30日(木)02時35分5秒
   
 「「たとえ離れ々々になっていても…━━、いいえ、むしろそれだからこそ、覚えていて貰えるって感じられるのは、嬉しい事なのよ」「…覚えてもらえるのは、嬉しい事…」」…むむむ、前回の話はこうして引き続いていくのですか。
 「「どこ行ってたんだ。探してたんだぞ」「ごめんなさい。でも、あの子が迷子になってたから一緒に…、…あれ…?」━━「……。…やっぱり…、こっちの方は、冷えるなぁ…。…じゃ、また来るよ。……、…ん…?」───っ」…ええっ!? それってそういう話なの!? ちょこが彼女達と出会えたのは、ちょこが“普通の存在”では無いから…?
 「━━ユキちゃん、お母さん見付かって良かったね。お父さんと、会えたかな。━━」…マジで終盤のテンションが高いです。数える処、あと数回ですが、どういうラストが待っているのか、楽しみになってきました。
 次回予告「「私ね、今度メイドさんに挑戦するんだよ? 判らない事ばっかりだけど、頑張らなくっちゃ! 次回、『ちょこッとSister』、「はじめての御主人様」。ごホウシさせてね、お兄ちゃん?」」…久々にそういう展開に戻りますか。(^^;;;;
 
 『有名私立中学 入試のヒント(チバテレビ)放送予定のCF「「有名私立中学、入試の…ヒント──っ! 中学受験で頑張るキミに、ビッグな情報だ。放送する学校は、千葉日大一国府台女子東海大浦安昭和学院和洋国府台昭和秀英麗澤東邦大東邦八千代松蔭専大松戸成田市川。さぁ、ヒントをゲットして、もう一踏ん張りだ!」」…あのさー、私立中の受験をしようっていう子が、こんな深夜放送、しかも『ちょこシス』なんか観ているもんなんですか…?(^^;;;;;;
 

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