KATOO!BBSバックナンバー

2006年05月01日 → 2006年05月11日



▽A▽  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 1日(月)23時28分30秒
   
 2006年5月1。
 【2006年4月30日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    1通、  5.79KB。(39日振り)
 英語圏スパムメール 464通、1817.26KB。
          (▲131 ▲ 476.26)
 日本語スパムメール  39通、 335.39KB。
          (▲ 13 ▲ 93.47)
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第5話「その 春の日にみつけたものは…」「その 雨の日の素敵は…」
 録画ミスにより視聴不可。でっかい失敗です。
 

http://www3.to/katoocom/

 


HDDクラッシュ(違)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 1日(月)23時30分3秒
   
 ネットワーク環境に危機発生。平成電電コミュニケーションズ経由で接続していたのですが、平成電電の民事再生廃止手続(参考→民事再生手続廃止及び保全管理命令のお知らせ)に関連して、事実上、プロバイダーサービスを打ち切られる事になりました。曰く「サービスの継続が困難なため 4 月末日で契約を解除させていただきます。5 月分の利用料は請求いたしませんが、お客様のサービス移行期間を考慮し、5 月 20 日までは利用可能とします。その後の継続についてはご利用いただけません。」と。
 って言うか、4月30日終了の通知に4月27日付の署名、4月28日の消印、5月1日の配達ってどういう事よ。事実上の倒産に伴うサービス停止に付いては事情もあるだろうし、プロバイダー会社からすれば不可抗力でもあるだろうから特に言う事は無いですが、通知のタイミングには言いたい事が山程ありますよ、こりゃ。(汗)
 ただ、文句を言っても始まらないので、急遽、ネットワーク接続環境を改め、近日中にメールアドレスも変更する事にします。仕事にも響くので、マジ急務ですよ。(汗)
 F会が終わったら、解散後にその足で秋葉原に向かうか、翌日改めて行くか、いずれにしても、まずは取り急ぎ、家が使っている無線LAN環境を共有させて貰う為にユニットを買って来なくては…。
 

http://www3.to/katoocom/

 


ほっカイロはでっカイロ (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 2日(火)00時41分27秒
   
 『探検ロマン 世界遺産 スペシャル』(NHK)大いなる魅惑の都 〜エジプト・カイロ〜
 مصر(エジプト)といい、ピラミッドといい、加藤の大好きなテーマで、スペシャル番組となれば、これは観ない訳にはいきません。
 「カイロは1979年「イスラム都市カイロ」として世界文化遺産に登録 「カイロ」とはアラビア語で「勝利者」を意味する 旧都市に600の歴史的建築物が残されている」…う〜ん、「アラビア語で」と説明するなら「カイロ」では無く、より原語に近く「カーヒラ」と書くべきじゃあ無いかなぁ。ちなみにالقاهرة(アル_カーヒラ。「カイロ」)の語根はقهر(カハラ)で「制圧する,鎮圧する,制御する」の意。
 「「ショットマッテ」「“ちょっと待って”!? 見るだけ?」」…日本人観光客がどれだけ行っているかを物語っていますね。「「“ハスノハナ(ハスの花)”,“ショットマッテ(ちょっと待って)”,“ノータカ(ノー高い)”」」…何でそんな言葉ばっかり…。(^^;;; chの発音が明確で無い辺りがアラビアっぽいです。
 「「♪サクラ〜 サクラ〜」「ハハハ、うまいうまい!」」…って、何でمصريون(エジプト人)ってそんなもんばっかり知っているんだ。(^^;;; 「「♪ヤユヤユヤ〜」「そっから間違ってるから!」」…ナイスつっこみ。「「ガンバレガンバレガンバレ…!」」…変なمصريونばっかり…。(^^;;;
 「「コンニチワー」「こんにちは」「オゲンキー」「元気です」「ヨウコソ、ドウゾ」「いいですから」「イラナイー?」「いらない」「ウデズモウ、OK?」「腕相撲!? ハハハ! 何で腕相撲しなきゃならないんですか!」」…訳判らねぇ。(^^;;;; さすがالقاهرةです、半ばقهراً(強制的,強引)に。(笑) 「「イチ、ニ、サン!」」…数字が普通に言えるのは意外と凄いこと。
 テレビドラマ『الف ليلة وليلة(アラビアン・ナイト)』、1986年。チャチに観えますけれど、今から20年も昔のドラマなのよね。「Aبسم الله الرحمن الرحيم!! ـBقهقهقهقه...!! ـ」…なーるほど、そういう時にも使わるんですねぇ。英語のOh, my God!みたいなニュアンスになるのかな。比較的、聴き取り易い亜語なので、このドラマ、教材用に放送してくれないかなぁ。
 「「コンニーシハ」「こんにちは」「モウカリマッカ?」「儲かりません」「ボシボシデンナ」」…変な人ばかりの町ですけれど、この曽根 優アナウンサーも十分にヘン。(^^;;;
 「今度は? …絨毯屋です。ペルシャやトルコ等の高級絨毯は中世以来の人気商品です。…さて、縁の物語、と言えば…? そう、『空飛ぶじゅうたん』ですねぇ。」…そうそう、嘗てのラジオ講座の初回でいきなり紹介したアラビア語。そんな言葉、一生使わないと既習者につっこまれていたのが思い起こされます。(笑) 「世界で一番珍しいものを探した人が美しいお姫様と結婚出来る。そう聞いた3人兄弟の王子達が、インドやペルシャを旅します。苦労の末、漸く長男が見付けたのが、“空飛ぶ絨毯”だったという物語です。」…どことなく日本の『竹取物語』の一節を思わせます。「『アラビアンナイト』には中国,インド,ペルシャをはじめ、世界各地の人やものが次々と登場します。元の題名を、『千夜一夜物語』と言います。后となった女性を次々と殺す王に嫁いだシェヘラザードは、夜毎、不思議な物語を語って聞かせます。…自らの命を守ろうと、シェヘラザードの語った奇想天外な物語が千と一夜に及んだ事から題名が付けられました。」…شهرزاد(シェヘラザード(シャハラザード))のこの話は『アラビア語会話(NHK,NHK教育)で既にお馴染。しかし、何だかこのナレーション、俗説的な話が色々と混じっている気がするのですが…。(汗)
 「夕暮れ時、街の一角から、賑やかな音楽が聴こえて来ました。広場にあるコーヒーハウスの前で、楽団がカイロの伝統音楽を演奏しています。」…日本で云う処のチンドン屋ですね。音色も楽器編成もよく似ています。
 

http://www3.to/katoocom/

 


ほっカイロはでっカイロ (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 2日(火)00時43分44秒
   
 「「さて、ここに、大変貴重な物を用意しておいた。日本で出版された、『アラビアンナイト』の本だ。こちらは、明治8年、1875年、日本で初めて翻訳されたものだ」「へぇ〜! 貴重な物ですね。博士、表紙に、漢字で、“ボウヤ物語”と書いてありますよ?」「ホッホッホッホ…。鎌倉さん、これは“暴夜(あばれや)”と読む」「あばれや…」「あばれや…あらべや…あらびあ…。…“アラビア物語”なのであ〜る」「そういう事なんですか、面白いですね!」」…“夜”という文字が入っている辺り、日本は当て字がうまいです。
 「世界遺産、エジプト、カイロ。中世に建てられたモスクの塔、ミナレットが、街に聳(そび)えます。…その数は世界随一。カイロは、“千の塔の都”と称えられています。…一体、何故、これほど多くの塔が築かれたのでしょうか。手掛りを求めて、街の東、小高い丘の上に建つ、石造りの巨大な要塞、“シタデル”を訪ねました。」…アラビア語ではالقاعة(アル_カルア。エジプト訛りの発音では「エル_アルア」)と言い、そのものズバリ「砦」という意味。
 「当時、イスラムは、キリスト教の十字軍の攻撃を受けていました。エルサレムを占領した十字軍が、更にエジプトを攻めようとしていると知ったカイロの人々は、大きな危機感を抱きました。サラディンは、思い切った戦略を立てます。それが、“マムルーク”と呼ばれる奴隷の登用でした。」…う〜ん、これもアラビア語なのかな。スペルを察するとممروكなのですが、この単語は辞書には載っていませんが、このスペルが正しいとすれば字義的には「王に仕えるもの」という意味になりますね。ニュアンス的には奴隷というより臣下の兵士といった感じになるのかな。「遊牧騎馬民族であったマムルークは、用心棒として売買されていました。サラディンは、1万2000人のマムルークをカイロで、軍事集団に育て上げました。━━「マムルークは、イスラムではありませんでしたが、サラディンは、民族や宗教に、決して囚われる事は無かったのです」━━マムルーク達はサラディンから土地を与えられ、奴隷の身から解放されます。忠誠を誓ったマムルーク軍は、十字軍とも十分に対抗できる強力な軍隊となりました。」…エジプト版成り上がり。そう言えば『千夜一夜物語』のパロディで「千載一隅物語」というのが『少女少年Ⅶ −CHIAKI−(やぶうち 優小学館)にありましたな。
 「「裸足! 裸足でやってる! 痛くないの?」」…うゎーい、かっこかわいい!
 「15世紀、サラディンは、十字軍に備え石材の調達を急がせました。しかし、それでも間に合わないと判断し、2つ目のものを利用します。━━「岩山から石を切り出して加工し、要塞を築くには、かなりの時間が掛かります。そこでサラディンは、既に切り揃えてある石を使った方が早い、と、考えました。…そう、あの、ギザのピラミッドです」━━ギザのピラミッド。当時の記述によれば、“サラディンは小さなピラミッドを壊した”とあります。」…字幕では「サラディンは壊した」とありますが、残念ながら「壊した」という動詞が判りません。「صَلاحِ الدِينِ(サラーヒ=ディーニ)」、「サラディンの」という部分は判読出来ますが。続く、字幕「小さなピラミッド」ですが、古文書の記述は「هذه الاهرَامِ الصِغارِ(ハーズィヒ・ル_アフラーミ・_ソィガーリ)」、「それは小さなピラミッド[複]」とあるので、ナレーションでは語られていませんでしたが、複数のピラミッドを壊したと解釈するのが正しそうです。
 「「それでは最後に、カイロで見付けた、心温まるエピソードをご覧戴こう」━━カイロ旧市街の一角に建つ、キリスト教の教会。…ここは、初期のキリスト教の姿を留める、コプト教の教会です。イエス=キリストの生誕を祝うミサが開かれていました。カイロでは今も、人口のおよそ1割、150万人のコプト教徒が、イスラムの人々と共に暮しています。━━「イスラムがエジプトに入って来たのは、7世紀の事です。私達、コプト教徒は、それ以前から、この地で信仰を守っていました。私達はイスラムを受け入れ、カイロの発展と共に生きてきました。今も、お互いを尊重しています」━━祈りの最中、20人程の男性が、教会を訪ねて来ました。近くに住むイスラムの人々です。キリスト教の聖なる日を共に祝おうと驅け付けました。━━「毎年この日には、幾つもの教会を廻ってお祝いをします。イスラムとキリスト教。宗教は違っても、私達は同じカイロに暮す、仲間なのです」━━宗教や民族の違いを乗り越え、手を携える事で繁栄を築いてきたカイロ。今もその息遣いを感じる事が出来ます。」…NHKらしい纏め方をしてきた、という感じです。
 
 ところでويكيمصدر(ウィキマスダル。日本語名:ウィキソース)に『الف ليلة وليلة(千夜一夜物語)』の亜語原典があったんですね。(→これ) これはいい教材になりそうです。じっくり読んでみたいと思います。
 

http://www3.to/katoocom/

 


“軽〜いおいしさ”というのは無いってこと…?  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 3日(水)00時53分40秒
   
 2006年5月2。
 【2006年5月1日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    1通、 25.54KB。
          (± 0 ▲ 19.75)
 英語圏スパムメール 329通、1317.91KB。
          (▽135 ▽ 499.35)
 日本語スパムメール  30通、 166.09KB。
          (▽ 9 ▽ 169.30)
 
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第5課。
 「「こんにちは、السلام عليكم! ـ柳家 花緑です。さぁ、今日は、エジプトの名物料理に欠かせない食材を、紹介! それはなんと鳩です。その鳩のねぇ、飼育する建物がとってもユニークなんですよ! それは、こちら!」
 「A「今日も、メロディーを覚えるようにアラビア語を覚えて、歌うように話しましょう」Bكيف الحــــال؟ ـ♪」Aالحمد للـــــه. ـ♪」「ちょっとヘンですね、実際歌ってみるとね」「そうかな(^^;」」…昔、小林 克也氏がアメリ缶という英会話教材を出していましたが、これがまさに、歌っていました。
 「「アラブでは、濃い、紅茶に、お砂糖を沢山入れるのが、常識です」「そうですか」「はい。薄い紅茶は紅茶に非ず」「ハハハ!」「薄いお茶は、お湯です」「“お湯です”、言い切っちゃいましたね! そうですか!」」…日本では「茶がぬるーいっ!」なんていうのはありますけれどもね。
 「「この発音のポイント」「はい」「そうですね。やっぱりね、خفيفですね」「خ、この“ハ”は何の“ハ”ですかね」「خっていうのはね、喉のこの辺から出る“ハ”ですね」」…こちらは放送大学版の講座で、発音のコツを紹介してくれました。
 「「このخفيفね、خَに気を取られちゃうと、実はねفِも間違え易いんですね。فِっていうのは結構前の方、こう唇と歯を使って言う音なんですね。ですから、خـــفيف、ポジションが変わる訳です」」…うむ、この発音、意外と難しいです。
 スキット…テキストには無いセリフにأيس كوفيという言葉が聞こえます。アイスコーヒーはそのままで通じるのでしょうか。ちなみに手元の辞書にはقَهْوَةٌ بَارِدَةٌが載っています。
 「「…全然鳴らないです」「それ、さっきもVTRで、カリーマもやってたけど、何ですかこれ」「えっとね、これはね、こうやって…」「「あ、鳴ってる!」「…これはね、あの、“痛い”とか“熱い”とか言う時に、やるんですよ、よく」「へーそうなんだ。だって日本じゃさぁ、ほらよく、熱い時、耳たぶにやるじゃないですか」「ああ」「ああいう習慣は無いんだ」「無いです」」…色々な習慣。「「これはねぇ、あの、人差し指と中指がぶつかる音なんですよ。で、これやると、痛い時に気が紛れる訳」」…成程々々。面白いですね。
 「طيبというのは、“おいしい”っていう意味なんですけれども、と同時にね、例えば、كاروكو طيبって言ったら、“花緑さんは親切ないい人だ”っていう意味になるんですね」「あ、“花緑おいしかった”じゃ無いんですか」「そう」「ハハハハ」「食べられちゃったかと思いましたよ、今ね」「うん、だから食べ物や飲み物ならطيبは“おいしい”という意味、人なら“いい人だ”という意味なんです」「へー」」…英語のgoodに近い感じかな。以前の講座ではلذيذという表現を紹介していましたね。辞書によるとلذيذは食べ物や飲み物限定のようです。
 「الشاي خفيفという、このخفيفという言葉ね、“薄い”っていう風に訳されているけれども、これは紅茶とかコーヒーの場合…だけで…」「「ほぅほぅ」「元は“薄い”というこういう(“厚い”の対義語の)“薄い”の意味じゃ無くて“軽い”という意味なんですよ」「ほーぅ、そうですか。じゃ、“軽い”と別で使うんですか?」「例えばね、الحقيبة خفيفة」「“かばんは軽い”」「そう、“かばんは軽い”という意味になるんです」」…これは英語のlightにあたる言葉なのかな。كوكا كولا خفيفみたいに言うのでしょうかね。気が抜けているっぽくて、まずそうです。(^^;;; حقاً、薄いのは美味しくないのね。(^^;;;
 

http://www3.to/katoocom/

 


鬱陶しい  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 3日(水)14時14分22秒
   
 2006年5月3。
 【2006年5月2日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。(2日振り)
 英語圏スパムメール 328通、1381.92KB。
          (▽ 1 ▲ 64.01)
 日本語スパムメール  43通、 315.21KB。
          (▲ 13 ▲ 149.12)
 
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:5」
 ただでさえ演出悪いとか、スピート感が無いと言っているのに、またしても手抜きが…。1枚絵をブラすだけとか、多用するのは、やめましょうよ…。
 加えて気になったのはクゥによる局部修正(苦笑)。これも、多少ならばネタとして受け流せるのですが、こうも多用されると、はっきり言って鬱陶しい。ここまでするならば、裸を描写しない演出とか、さもなければ、そうした個所がフレームインしないような構図を考えるべきです。
 ところで白梅(ウメ)のセリフで名前がちらっと出て来ましたが、町田 形氏は登場するのでしょうかね。原作ではチョイ役で出て来ましたが、アニメでは中の人が気になる処です。
 

http://www3.to/katoocom/

 


さあ Ready Go!  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 4日(木)23時51分43秒
   
 2006年5月4。
 
 「今日は5月3日、憲法記念日! アニメはみんなの観る権利! たった一つ(?)のNGに送る、見た目は駄文、中身は感想、その名もf.r.a!!」…という訳でfj.rec.animationのオフ会、通称“F会”に行って参りました。ちなみに今のは2次会カラオケ(&アニメ視聴会)にて『START(大野 愛果愛内 里菜)を歌う際に入れた前振りセリフ。ええ、言われましたよ、「それがやりたかったのか」と。(^^;;;; オフでネタを仕込んで行くのは基本でしょ!(笑)
 場所は横浜、関内のパセラ(→横浜関内店)。この時の模様はF会諸氏が書かれていると思うので、加藤は省略。というか、歌った歌や観たアニメ等の著作を調べるのが面倒というのが、本音だったりするのですが…。(^^;;;;
 日付変わって4日。折角、横浜に来た訳ですから、他にも寄って行きたい処。解散後、私は横浜ランドマークプラザに行って来ました。冒頭の“前振り”繋がり、という訳でもありませんが、『青山剛昌の世界展』を開催しているんですよね。自身、別に、特に『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)ファンというつもりでも無いのですが(ネタを仕込んで行く癖によく言うよ…って、私ゃ、まだキャリアは浅いと思うんですよ…(汗))、……否、観て来て良かったです。直筆の原稿とか、ラフとか、絵コンテとか、貴重な資料,展示品が多く、満足です。『コナン』ファンは絶対に行くべし。私は会館間も無い時間に入場したのですが、それでもそこそこ混んでいました。会場を出る頃には入場制限が敷かれ、並んでいましたから、解散後にその足でそのまま向かった(とは行っても解散したのは午前8時頃なので、それから暫く時間を潰していましたが)のは良かったです。『コナン』作品に対する評価や青山氏への評価は賛否両論ありますが、アニメ化されて尚10年も人気作品を続けているのは流石、その労績が覗える展覧会でした。…っつーか、会場の終点ではアニメ映像のデモを流しており、その音声が会場中に響いていたのですが、前振りを聴いてどの回だか判るってのは、やっぱりオレ、それだけハマッてるって事なのか…?(汗)
 会場を出た処には等身大のコナンや探偵団達の人形が置いてありました。成程、会場には流石に子どもが多かったですが、このくらいの背格好なんですねぇ。元太が非現実的に身体がデカいのが判ります、こうして実体化されると。(^^;;;;
 元々、帰りの道中に秋葉原に寄って無線LANカードを買ってくる予定でしたので、予算は無かったのですが、…ついつい、グッズを買ってしまいましたよ…。DVD『名探偵コナン SECRET FILE Vol.1』,『同 Vol.2』(共に、青山 剛昌,小学館,読売テレビTMS東宝),『名探偵コナン PART5 Volume⑧』(青山 剛昌,小学館,読売テレビ,TMS,J-Disc Being)と、菓子『名探偵コナン 10th ANNIVERSARY イチゴチョコクランチ』(青山 剛昌,小学館,読売テレビ,日本テレビ小学館プロダクション,東宝,TMS,あんでるあん)を購入。最後のは家族への土産。(笑) DVDは、前者2本は当初『週刊少年サンデー(小学館)読者へのサービスビデオとして配布されたものを市販DVD化したもの。後者1本は第129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」収録、灰原初登場の回です。…って、F会で水野 夢絵さんから焼いて貰ったDVDが沢山あるってのに(しかもそれ以前に、買っておいてまだ観ていない映画のDVDが山になってる…(汗))、こんなもん買って来てどうするんだよオレ…。まぁ、『コナン』のDVDに関しては後日、感想を書く予定です。
 横浜ランドマークプラザでは『コナン』のスタンプラリーも行っており、私も廻って来て、記念ステッカーをゲットしてきました。横浜らしく、セーラー服(女学生のものでは無く、船乗りの制服ね、念の為)を纏ったコナンのデザインです。なかなか萌え。(笑) いやいや、これに限らず、展示されていた絵画を観るに、青山氏の思惑であるのか編集部側やアニメ製作者側の意図であるのかはともかく、明かにショタ萌え狙いのデザインって、結構多いのよね。(^^;;;
 完全に予算オーバーしていたのですが、ついでに3階でジェラードを購入。抹茶味と宇治玉露味のダブルコーン。後者はやや割高の特別版のものらしい。どちらもお茶かよ、と言われそうですが、否々、横浜ランドマークプラザに行ったらこれは騙されたと思って試してみるべきかもしれません。両者の違いがはっきりします。抹茶味も勿論おいしいのですが、なめらかさ等で宇治玉露味は数十円高いだけの勝りがあります。
 予定通り、帰路の道中に秋葉原で下車。何とか財布ギリギリで今回本当に買う予定だったものを買い(笑)、上野まで徒歩し、京成線にて帰宅。
 

http://www3.to/katoocom/

 


詩音ソルト(謎誰)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 4日(木)23時56分10秒
   
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 通算第5話「綿し編 其の壱 嫉妬」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)…今回から改めて新編開始。鬼し編宜しく、冒頭いきなり惨劇の場面。何がどう、この場面に到る事になるのでしょうか。
 「「…ん? …ちっ、遅刻…!? …って何だ、今日、日曜だよ…」「圭一ー! レナちゃんから、お電話ー!」……「圭一くーん!」「遅いよー」「悪ぃ悪ぃ。…あれ? 沙都子と梨花ちゃんは?」「あの2人は、町で合流した方が早いから」」…改めて始まる、平和な日々。この世界の圭一はまだ何も知らない。
 「「ところで、町で部活って、どういう事だよ?」「それは行ってからのお楽しみ」「ぁぁ、魅ぃちゃん! 待ってぇ!」」…ここまでの流れで鬼し編の雛見沢に比べて開けている雰囲気です。少なくとも興宮も沙都子達の行動圏内という感じです。
 「「…で、ここが…部活の会場って訳か?」「私、この店のおじさんと仲良しでね。たまーに、客寄せイベントって事で、ゲーム大会を開かせて貰ってるんだよ」」…人物相関図は既に鬼し編よりも複雑になりつつあります。今後の言動にも要注意。
 「「優勝者は、負けたメンバーを全員自由にして良いっ!」「上等だぜ!」」…圭一をつかまえろ in 興宮…って、これは『好きしょ(プラチナれーべるSOFTPAL Inc.)じゃなーいッ!!
 「「“論ならレーガン大統領”」「…ふふふふ、頂きですわ!」「ぃ、いつの間に…」「トラップ殺法全開かぁ…」」…会則第2条、勝つ為にはあらゆる努力をする事。「「“可愛い子にはいい子々々々”」「はいっ…う…? …うううっ!!」「は〜い」」…ひーん、可愛いメガネショタを苛めないで、魅音。
 「「富田くん、岡村くん、取引しよう。俺を勝たせろ」」…勝つ為に手段を選ばぬ戦略をとる故に、ヒロイン4人組に劣らぬ外道振りを見せる圭一。なんと小学生を買収。「「ま、前原さん、暴力はダメですよぉ!?」「話を最後まで聞け。まず富田くん。君は沙都子萌えだよな。…否定するなッ!」「ふぃぃ〜(>_<;」「そして岡村くん、君は梨花萌えだよな」「えぇ?」「赤くなるなッ!」」…なんだよ、その萌え属性。(^^;;; 「「俺が優勝したら…2人を自由にして良しっ!」「ぅゎ…」「せんぱい〜」「せんぱいが優勝決定ですー」」…おませな男の子達だね。(^^;;; でもそこが萌え〜。(///▽///)
 「「優勝賞品は次にまわすとして、今日の処はこれで…!」「ほぇ〜…、何かな、かな?」「お? …え? 何だよこれー?」「あらあら、可愛いのが出てきましたわよ?」「ほぇ〜、いいないいな〜、お持ち帰り〜」「ハハハハ、圭ちゃんには似合わないもの貰ったねぇ〜」「どーせ…! …やるよ!」「え? くれるの? レナに?」「可愛いものと云えば、レナだろ?」」…ケンタくん人形を欲しがる鬼し編のレナに比べてセンス良し。
 「「へー、ちゃんとしてんじゃん!」」…鬼し編では大石とのデート(違)に使っていたレストランですね。
 「「(待てよっ!? ここでは俺は客ッ! ウェイトレスより上の立場な訳だよなァ…?) …しかしこーして見ると、結構そういう服も似合ってねじゃーん」「は…恥かしいんだから…その、余り見ないでよ!」「恥かしがったフリしてもだめだぜぇ? 魅音はそういう恥かしいカッコで男の目を引いて、愉しんでるんだろうー?」「わ…私だってその…、好きでこんな事してる訳じゃ…」「そーんな恥かしいカッコして、お母さん悲しんでるぞぉ?」「そんなぁっ!!」「また見えそで見えないのが最高だよなァ? えっへっへっへっ!」「いやーんっ!」「おやおやぁ? お客様への奉仕の心がまだまだでおじゃるぞよォ?」「…ど、どうかお許しをー!」「はうーっ、お持ち帰りぃ〜」」…あんた、どこぞの鬼畜戦士みたいだぞ。(^^;;;;;
 「「私…、魅音じゃ無いんです」「はぁ?」「あの…、私…、園崎 詩音…。魅音の双子の妹なんです」「…双子…?」「はい…。よくお姉ぇに間違われるんです」」…さぁ、どんどん人物相関図が膨らんでいきますよ…?
 「♪ピンポーン「はーい…、開いてますよー…」」…開いてますよー、じゃ無いでしょッ!!(^^;;;; それが家を訪ねに来た客に対する態度ですか!?(^^;;
 「「おおっ!! 美味そうっ!! …毒とか、入ってんじゃ無いだろか…」」…針が入ってないかと気になってしまいますね。
 「「綿流しのメイン儀式で巫女さんがやる、“奉納の舞”ってのを梨花ちゃんがやるんだよ」「そうそう。鍬を持って、舞を踊るんだけど、その鍬がすごく重いらしくて、梨花ちゃん、餅付き用の杵持って練習してるんだーって言ってた」「へー! 梨花ちゃんって、結構力持ちなんだなぁ…。人は、見掛けによらない、って事か」「ぇっ。見掛けとは逆が真かも知れないよ?」「ふふん、面白い事を言うじゃないか」」…つまり、見たままのものを信じるな、という伏線かと。
 「「やかましいよ、クソボケ共がぁっ!」「…んだてめぇ!?」「圭ちゃん離してとっと失せなッ!!」「…!?」「クソ女がぁ…!」「み、魅音!?」「…ぉ…?」「………」「…な、何だ、こいつら…」」…不気味な伏線も入り込んできました。
 「「女の子は、不安定になる時があるのです」」…おませさんが多いなぁ…。(^^;;;;
 「「魅ぃちゃん、かなり壊れてたけど、何とか直した処だから」「治したってどうやって?」「テレビと同じ! 45度くらいの角度でえいっえいって!」「………」」…壊して直してお持ち帰り。それがレナのやり方。(ぇ)
 スポンサー表示…何でこのカットなんだよ…。
 

http://www3.to/katoocom/

 


スーパーマン専用更衣室  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 5日(金)19時52分5秒
   
 2006年5月5。
 【2006年5月3〜4日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 727通、3117.91KB。
    1日平均   363.5通1558.96KB。
          (▲ 35.5▲ 177.04)
 日本語スパムメール  75通、 548.90KB。
    1日平均    37.5通 274.45KB。
          (▽ 5.5▽ 40.76)
 
 映画『フォーン・ブース(原題:PHONEbooth)(Larry Cohen(ラリー=コーエン),Joel Schumacher(ジョエル=シューマカー),Gil Netter(ギル=ネッター),David Zocker(デイヴィッド=ザッカー),FOX 2000 PICTURES(20世紀フォックス))、DVD視聴感想。
 舞台は基本的に1台の電話ボックス(フォーン・ブース)。映画全編の内の殆どはここだけで話が進む。物語の内容は、どこかから掛かって来た公衆電話の受話器を主人公が取り、電話の相手から「電話を切ったら殺す」と脅される事から始まります。サスペンス映画ですが、多分にUnited States(アメリカ)お得意のパニック映画の臭いがあります。
 電話ボックスの主人公が殆ど出ずっぱりなので、必然的に彼のセリフが続きます。狙撃手である電話の相手との会話、そして周囲との遣り取り、こうしたセリフが膨大な量であり、主人公Stu(スチュ)役のColin Farrell(コリン=ファーレル)氏は長大なセリフを喋り続けます。メイキングでもこの様子は紹介されますが、圧巻です。監督Shumacher氏の解説によると、終盤にある特に長いセリフは1回も切る事無く、ワンテイクで撮影したとか。ちなみにツーテイク目は無く、それを知ると改めて驚嘆の声をあげてしまいます。
 登場する場面は殆ど、くだんの電話ボックスでしか無いのですが、観せ方が非常に巧く、ワイプを使ったり画面分割を使ったりと、1時間20分程の長さであるにも関わらず飽きさせません。どんでん返しを狙ってはいますが、私は途中で、結末が読めてしまいました。…が、それでも1秒たりとも飽きさせない演出のお蔭で、これは面白いと感じる事が出来ました。
 撮影の仕方も特徴的で、期間は僅か10日間だけ。しかも基本的に場面を追っての撮影で、本編内容は主役を含む一部の関係者にしか知らせない形で開始。曰く、順を追っての撮影だと、プロンプトが楽なのだそうです。確かにご尤も。特に舞台が一つしか無い本作の場合は、その舞台状況自体が順を追っていけるので、面倒は少ないでしょう。また、パニック映画の要素も含むので、事前に物語の内容を知らされていないエキストラ達は真に臨場感を持って芝居に参加出来るとも、Shumacher氏は述べています。
 殆ど場面が変わらないのと、主人公1人が延々と出ずっぱりという事から、加藤は、この作品は舞台向きであるとも思いました。それも極めて小人数の、或いは一人芝居の舞台劇。多少、設定を変えれば、日本を舞台とした内容にする事も出来るでしょうし、構成によっては中学・高校等の小人数の演劇部の演目にもなりそうな気もします。無論、主人公のセリフが長大で喋りっ放しになるのは変わらないので、相当の演技力を要しますが、この映画に宜しく、予算を掛けない作品となるでしょう。
 ところで本作は“電話の相手”は姿はラストにほんの少し出て来るだけで本編の最中は受話器を通じての声しか登場しない為、吹替では中の人が中の人なので、某モグリ名医に聴こえてしまいます。(苦笑) Colin氏の熱演の意味も含めて、字幕版を強くお薦めします。
 

http://www3.to/katoocom/

 


コナンチョコ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 6日(土)14時45分40秒
   
 『名探偵コナン 10th ANNIVERSARY イチゴチョコクランチ』(青山 剛昌小学館読売テレビ日本テレビ小学館プロダクション東宝TMS,あんでるあん)
 10個しか入っていない…と考えると少ない気もしましたが、意外と1本が長いので、缶の中にはぎっしり入っている感があります。基本は矢張り『コナン』読者の中心となる子ども達を対象としているのか、私の口にはちょっと甘過ぎな感じがしました。尤も、うちはコーヒーにもヨーグルトにも、滅多に砂糖を入れないので、それ故なのかもしれませんが。
 ちなみに『青山剛昌の世界展』では他にもお菓子はあったのですが、一番無難そうなのがコレだったので選んできたので、他のはどんな具合なのかは判りません。ちょっと気になりますね。
 

http://www3.to/katoocom/

 


五月  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 6日(土)15時13分10秒
   
 2006年5月6。
 【2006年5月5に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 315通、1305.48KB。
          (▽ 48.5▽ 253.48)
 日本語スパムメール  29通、 258.18KB。
          (▽ 8.5▽ 16.27)
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第5話A「その 雨の日の素敵は…」(水野 夢絵さんより補完)
 「「わぁ、アリシアさん。あの島にあるあれって鳥居ですか?」「そうよ」「本当に色んな島があるんですね」」…もしかして、テラフォーミングしたのって、マンホームの日本企業なんですか!?
 「「うわぁ…、大きな鳥居がいっぱいですねー」「入植の時、出身国別に島が割り振られたの。ここは日本の文化村だったんですって。他の島にも色んな国の風景がこんな風に沢山残っているのよ」」…その割には日本っぽいモノばかり観せられているのですが。
 「「あの…、こちらの方は…」「ああ、“おきつね様”ね。この神社の守り神様よ」「ほへー…。(…不思議な顔だなぁ…)」」…“オヤシロさま”とかが奉られているのでは無くて良かった。(そんなもん奉ってあったら全然癒し系じゃ無くなりますっ!)
 「「こんな気持ちのいいお天気の日には、おきつね様に会えるかもしれまへんな」「…え…あ…会えるんですか…!?」「ここのおきつね様は、お茶目な方やさかいに、人間の世界にたまにふらりーっと現れはるんや」「ほへー…、会いたひ会いたひ会いたひ…!」「…けど、気を付けなされや」「はひーっ!?」「おきつね様はごく稀に、人を一緒に連れ帰ってしまう事があるんですわ。神様の世界と人間の世界は違う世界やさかい、連れて行かれたらあかん…。二度とこっちの世界に戻って来られまへんでぇ…」」…♪この指止まれ私の指に、その指ごと連れてってあげる(by 『ひぐらしのく頃に』(竜騎士07/07th Expansion中澤 伴行,高瀬 一夫,島みや えい子))って、やっぱり“オヤシロさま”っスか!?
 「「ん…?」「…どうしての? 灯里ちゃん?」「今、誰かいたような…」「え?」」…♪振り向いたその後ろの━━(正面だぁれ?)
 「「あらあら珍しい、お天気雨ね」「え…、お日様が出てるのに、雨が降るんですか?」「あっそうか、灯里ちゃんは初体験なのね。“お天気雨”って云うのよ」「ほへー…、“お天気雨”かぁ。…摩訶不思議な言葉です」「確か“お天気雨”には昔、素敵な別名があった筈なんだけど…」」…おきつね様と云うなら“狐の嫁入り”ですね。
 「「何だかこの道、違う世界へ繋がってそうですね…。…あっ! 何言ってんだか私!」」…幾つも連なる鳥居にそれを感じた人は昔からあるようで、奉られる狐の妖術で無限の鳥居の回廊から抜け出せなくなる、という伝承は古くからありますね。ちなみに抜け出す方法は幾つかあるようですが、鳥居を一つずつ、しっかりと数えて行けば抜け出せるとか?
 「「ゎ、わわ、私、会っちゃいました! おきつね様の行列に!」「いや! ほんまかいな!」「はひぃ! 私のお稲荷様、持ってっちゃいました!」」…傘を持ってっちゃったのはトトロ。
 「「昔から、おきつね様の大好物は油揚げやさかいに、もし、ほんまにお嬢ちゃんが会えたんやったら、おばちゃんとこのお稲荷さんのお蔭かも判らんなぁ」」…ちなみにこの伝承の起源は、実は神社に狐が奉られるようになった後の事。狐が田畑の作物を荒す事に困った当時の農民達が、しかしながら神の遣いである狐を退治する訳にはいかない故に、油揚げを奉納した事に由来すると言われています。
 
 第5話B「その 春の日にみつけたものは…」(同、補完)
 「「あ、アリア社長、私が持ちますから」「ばいばい」「え? でも大きくて、1人で持つには大変ですよ?」「ばいにゅい!」」…猫の手を借りる。
 「「凄いです、アリシアさんのとっておきの場所って!」「灯里ちゃん? ここは入口。出発点よ」「ばぃー!?」「はひーっ!? 入口ー!?」」…言わなきゃ良かったと思ったでしょ、社長。
 「「…あ…。…これは…」「…もう何十年も前から、ここに捨てて置かれているみたいね」」…日本人、どうしてどうして、ハコ型の汽車が好きですね。それにしてアリア社長、花よりだんご…?(^^;; それとも猫に小判?
 「「でも、私があんな道の決め方をした所為で、アリシアさんのとっておきの素敵な場所へ行けなくて、ごめんなさい…」「…。…ねぇ灯里ちゃん?」「?」「こんなお話知ってる? ある旅人が、求めるものを探す旅に出る時、師に言われたの。“絶対に道を見失ってはならない。一つでも間違えると、二度とお前の求めるものは見付からなくなるから”と。でも旅人は、不幸にも道を見失った。力無く俯く旅人。だけど、再び顔を上げた彼の目の前に広がっていたものは、嘗て旅人が求めていたもの以上の、素晴らしい世界だった━━」「……」「失敗や寄道をしなきゃ、見付からないものもあるってお話。うふふ…」「アリシアさん…。ありがとうこざいます」」…旅,汽車,探すもの,見付けたもの。この物語が異星のもの、という意味も含めて、銀河鉄道外伝という印象です。
 

http://www3.to/katoocom/

 


きつねのなく頃に 綿貫き編  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 6日(土)19時47分4秒
   
 『XXXHOLiC(CLAMP講談社Production IG,アヤカシ研究会,TBSBMG JAPANキッズステーションムービック,パイロテクニスト)
 第五話「シリトリ」
 「「何か興味無さげだね。百目鬼くんの応援に来ようって言ったの四月一日くんでしょ?」「違うよ、あいつがどーっしても弁当作れって言うから、それでまぁ…。あいつの怪我の原因作ったの俺みたいなもんだし、でも、1人で来るのも何だかなー…っだし、それなら、日曜にひまわりちゃんを誘い出す口実にはなるかな、なんて…」」…まだ腕の怪我の話で尾を引いていたのですか。でもなぁ、ふつー、さほど親しくも無い雰囲気の同性の友人(?)に弁当を作ってくれなんて言うものかなぁ…。どうしてどうして、BL臭さを感じてしまうなぁ…。(-_-;;; ところでエキストラですが、グレーで描かれているとはいえ、モブがちゃんと動いているんですよね。故に単色ベタでも手抜きが感じられないです。
 「「…あ、あれ? …ん? …くんくんっ。…何だろう、このすっげえいいニオイはぁ…。…ぁ……、…屋台? …ちょっと味見させて貰って、美味しかったら今日の晩御飯は、これにしよっかなぁ…!」」…杉浦 日向子女史の作品のような雰囲気が…。「「…ん?」「…ぁ…」「…………うわぁぁぁっ!!!? 狐ぇぇっ!?」」…ひょっとして、さっき観た『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)とカブってたりします…? 「「うわぁ!」「…っ!」」…凄い運動能力。百目鬼に引け目を感じる事なんか無いのでは?
 「「おやおや、人間のお客さんとは珍しいですねェ」「出たぁ、大きいのもいた! しかも喋ってるッ!」「大したものもありませんが、宜しければ、寄っていって下さいな」」…ますますもって杉浦女史っぽい展開に。「「さ、どうぞ。…さぁさぁ」「…んぐっ、んむんむ、うまいっ!」」…まさかとは思うけれども、「うまのふん」だったりしませんよね、それ。「「特にこの揚げを煮たのが凄く美味しい!」「まァ、狐が作るおでんですからね。揚げには特別な拘りがあるものでして」」…やっぱり『ARIA』とカブッている?
 「「これの事?」「うわぁ…」「…あげるよ」「え、いいの?」「うん。どうぞ」「うわぁ…、どうも、ありがとう」「うん、いいえ」」…今度は宮澤 賢治氏っぽくなってきたぞ? 「「どうでしょう。今日のおでん代はこの羽根でって事で」「ええっ!? …ちゃんと払います!」「いえいえ、いいんです。今、戴いたのは“破邪矢(はじゃや)”と申しまして、大きな霊力を秘めている矢なのです」「…“破邪矢”…」「はい。わたくし達を悪いものから護ってくれる効果のある物です。どのような経緯(いきさつ)で手に入れたにせよとても貴重な品である事には間違いありません。むしろこれでは、こちらが戴き過ぎなくらいなんです」「はぁ…」「それに、今日は、珍しく人間のお客さんが来てくれて、わたくし自身も非常に楽しかった」」…ちなみに弓は破魔弓(はまきゅう)と呼ばれたりするそうで。「「お土産を持って帰って下さいますか」「うわあっ!? そうだったっ!! そうだった、晩御飯作らなきゃいけないんだった!! どうしようっ!?」「侑子さんに宜しくどうぞ…」…「…え? ……、…もしかして…夢…? …じゃないよなぁ…」」…「狐に抓まれたような」とは解に、このような様。
 「「ぁぁぁ…、またこんなに呑んじゃってもう…。この分だと明日の朝、また二日酔いだよ…。液キャベ用意しておくか…」」…実在商標名!?
 「「…っ………目の錯覚…?」」…OPの、影の向きが1本だけ変わるというのは、これかぁ。
 「「あっ、そうだ! 侑子さんが護身用にって…!」「…よっ、四月一日ぃ。“4月1日”と書いてワタヌキー」「お前かよッ!?」「しりとりするぞ?」「は?」「モコナから。“し・り・と・り”」「ぇ?」「“り”だよぉ、“り”、…早く! …“り”だぞ、“り”!」「“り”…えーと“りこう”!」」…これ、タイピングゲームになりそうですね。
 「「しりとり? …それは古い護法をご存知ですね。あ、成程、それで」「え…、護法なんですか」「ええ。夜道や怖い場所を通る時に使うんですよ。二人で途切れないように結界を張るんです」「(そういう事だったのか…)」」…やっぱり杉浦女史っぽい臭いがします。
 「「…ええっ!? 鳥篭…! しかも空っぽだ…」「ほほぅ…。これは、満月にしか姿を表さない、幻の鳥、月光鳥のつがいです。以前、侑子さんのお宅に伺った際に拝見して、いたく気に入りまして。いつか譲って欲しいと言ったのを、覚えていて下さったんですねぇ。この鳥は、満月の光の下でしか、こちらの世界に出て来られないのですよ」」…こういう話も杉浦女史。
 「「可哀想に…。これじゃあ、飛べない…!」「この間の、破邪矢を持っておいで」「え? うん」…「ねぇ、どうするの?」「大丈夫、見てごらん」」…ほほぅ、そういう伏線でしたか。
 「「“4月1日”と書いて“うそつき”」「“わたぬき”ッ!!」」…確かに嘘吐きですね、今の時代ならば。(笑)
 ところで「四月一日」と書いて「わたぬき」と読ませるのは、着物の綿を抜く衣替えに由来します。今期の諸アニメは、いが微妙な関係で繋がっている…?
 

http://www3.to/katoocom/

 


水平線上の野望 (1/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 7日(日)01時02分51秒
   
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第76話「コナンVS(たい)怪盗キッド」デジタルリマスター版
 「「走る秒針、流れる彗星、現代社会に疲れた心! コナンの推理が清涼剤! 今日はスペシャル、怪盗キッド! 探偵と泥棒の一騎討ち! たった一つの真実見抜く、見た目は子ども、頭脳は大人! その名は、名探偵コナン!!」」…過去のものをデジタルリマスタリングしたらしいです。現在でも過去の回が回想等で使われる事がありますが、微妙なタッチの差が矢張り気になりますね。昔の方が輪郭が鋭いです。また、動きがキツく感じます。コマ数が少ないっぽいです。
 「「……!? ………、…新一!?」「ちょっと! …赤信号よ!?」「でも…! 今そこに新一が…! …いたのよ、新一が…」「他人の空似じゃないの?」……「ええっ!? 渋谷で新一兄ちゃんと擦違った!? 嘘だ…、ハ…ハ…」「ほんとよほんと!! なのに声掛けてくれないのよ!? 酷いと思わないっ!?」「(おいおい、俺は渋谷なんか行ってねーし…、…第一、身体だって元に戻ってねーんだぜ?)」」…ああそうなんだ、元々、似たデザインで作っていたのか。元々は作者、青山氏の別の作品のキャラクター。スターシステムというか、ファンサービスの一環として『コナン』原作に登場させたのが発端。聞く処によると、原作ではこれ1回っ切りだったそうですが、
 「「あ、そうそう。怪盗1412号から園子家に届いた、変な予告状のコピーを預かってるのよ」「変な予告状?」「だって意味がよく判んないんだもん、暗号みたいで…」「…!?」」…興味が無い様をしていた癖に、暗号と聞いた途端に目の色の変わるコナン。
 「「april fool月が 二人を 分かつ時漆黒の星の名の下に波にいざなわれて我は 参上する怪盗〓〓」…破れてて読めねーなぁ…」「仕方ないのよ。園子のお父さんがこれが届いた時、怒って破いちゃったのを貼り合せたものだから…」」…証拠物件の損壊。困った親父さんです。
 「「(よーく言うよ、予告状の暗号も解けてねーってのに…、はぁ…)」」…コナンモナー。
 「「父さんの犯罪ファイルに、ある筈だから…」「しかし…、そんなもんどうするんじゃ?」「今からそいつに会いに行くから、知っておきたいんだ」「会いにって…! 彼の居場所を知ってんのか!?」「ああ。奴の通り道の見当なら付いてるよ」「だったら何で警察にそれを…!?」「オレも直接見たくなっちまったんだよ。今時予告状を送り付ける、レトロな泥棒さんのツラをなァ…!」」…予告状どころかコスプレ怪盗ですしなぁ。
 「「(…“月が 二人を 分かつ時”の“二人”とは、“人工衛星と太陽”…! そして、“月が 分かつ時”、人工衛星と太陽の間に月が入る“蝕”の事だとしたら…! 奴が来るのはBS放送が中断する、深夜12時半から4時半の間! そう、漆黒の星、BLACK STARの頭文字、BとSだ! “波にいざなわれて”の“波”が“電波”を意味するとしたら…、BS放送の電波の方向からやって来るって事。BS放送の電波は、南から西に45度、水平線から上に42.3度の方向から送信される。米花博物館から見て、それに該当する場所は、この杯戸シティホテルの屋上のみ!)」」…衛星の蝕ネタかぁ。これまた、時代を感じさせますねぇ。
 「「それに幾ら奴でも、子どもには変装できんしなァ」」…江戸川 乱歩氏の生み出した怪盗、怪人二十面相は子どもにも変装出来ましたね。推理小説に於ける物理を無視した変装の出来る怪盗は、ミステリーファンに言わせると、怪人二十面相だけだそうです。
 「「あ、ほら、ヘリコプター! こっちに気付いたみたいだよ?」「…、ボウズ…、ただのガキじゃねーな?」「…江戸川 コナン。探偵さ!」「ホーゥ…」」…自らも自らならば、コナンに驚く輩じゃあ無い…と言いたい処ですが、先月、知人と話していた事。確かにキッドは『まじっく快斗(同)から『コナン』にやってきたキャラクターではあり、キッドの正体が黒羽 快斗であるのは『快斗』読者には知られている処ではありますが…、コナンの正体である新一と見た目がよく似たキャラクターであり、且つ、アニメでは新一と同じ声優を当ててあるという事から、作者の意図はともかくとして(そもそも既述の通り、原作では1回限りの登場であった)、アニメ製作側にはキッド=快斗=新一=コナンという図式が設定として組まれているのでは無いかと想像されます。無論、この設定を組み込むには、『快斗』の設定を多少変更する必要はありますが、『コナン』に於けるキッドの性格と『快斗』に於けるそれが多少違う事を考えれば、それは範疇になる気もしますし…、例えば、新一の姿に戻ったコナン━━ただしそれには、相当の時間を要してしまったので年月が経過している━━は、阿笠にタイムマシンを発明して貰い、過去に遡る。こうして新一は快斗となり、怪盗キッドの姿で嘗ての自分であるコナンに裏側から手を貸して行く…。実際、キッドはコナンを挑発しているものの、何故かコナンの危機を必ずと言っていい程、予見しており、そのトラップにコナンやその仲間達が陥らないようにフォローしている(これはTV版でも劇場版でも同様)。特に加藤が気になっているのは第396話「奇抜な屋敷の大冒険 (解決編)」ラストのセリフ。コナンの、いつか必ず正体を曝してやるという言葉に、キッドはこう答えています。━━「「やめときな、何が入ってるか判らねぇからパンドラは箱を開けたんだ。開ける前から中身が判ってる宝箱なんて━━つまんねぇぜ?」」━━開ける前から中身が判っているパンドラの箱とは、つまりキッドの正体の事。
 

http://www3.to/katoocom/

 


水平線上の野望 (2/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 7日(日)01時05分57秒
   
 「「それよりいいの? 怪盗キッドさん? 早く逃げないと、ヘリコプター来ちゃうよ?」「ふむ…」「(麻酔銃を撃ち込むチャンスは一度だけ。逃げようと背中を見せるその一瞬…)」」…この麻酔銃がコナンを無敵にはしていない良さは、この秘密兵器が単発しか装填出来ず、一回撃ったら二度目が無いという事。「「(…!? 無線!?)」「……、おほん…、あー、こちら、茶木だが…、杯戸シティホテル屋上に、怪盗キッド発見━━」「!?」「米花、杯戸町付近をパトロール中の全車両、及び、米花町上空を飛行中の、全ヘリ部隊に告ぐ! 速やかに現場に直行し、怪盗キッドを、拘束せよっ!」━━「こ、こいつ、私の声を…!! 待てェ! 私じゃないぞぉ! それはヤツの罠だァ! 全機、全車両、戻るんだッ!!」「こちら1番機。杯戸シティホテル上空! キッドらしき人物」「何ィ!?」「どうやら発信源はキッド本人かと…!」え〜、ワシだ、中森だ。杯戸シティホテル内を警戒中の各員に告ぐ。キッドは屋上だ。総員直ちに突入、奴を取り押さえろ!」「(こ、こいつ凄い…! 機械も使わずに、何人もの声色を…!)」」…声色だけじゃあない、この大胆不敵さに驚嘆せよ。
 「「今夜はあなた方の出方を窺うただの下見。盗るつもりはありませんよ」「何ィ!?」「おや? ちゃんと予告状の冒頭に記した筈ですよ? …“april fool”━━“ウソ”ってね」」…そういう事かよっ! これは流石にコナンも見逃していた?
 「「ようボウズ、知ってるか? 怪盗は鮮やかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが、探偵はその跡を見て難癖付ける、ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」「何ィ!?」」…実質、キッドからコナンへの挑戦状。
 「「こ、これは!?」━━「4月19日横浜港から出向するQセリザベス号船上にて本物の漆黒の星をいただきに参上する怪盗キッド」━━」…10周年のイベントである『青山剛昌の世界展』の会場が横浜ランドマークプラザって、そういう繋がりなですか? 或いは、デジリマ版再放送というツラをした宣伝?
 「「今夜は特別な趣向が凝らしてあります。乗船する際に皆様にお渡ししたこの小さな箱。さあ、お開け下さい。それは、愚かな盗賊へ向けたわたくしからの挑戦状」「…こ、これは!?」「そう。我が家のシンボルであり、怪盗キッドの今夜の獲物でもある、漆黒の星(ブラックスター)ですわ」「おおっ!」「勿論、本物は一つ。それを誰に渡したかを知っているのもわたくし一人。あとは精巧に造られた模造真珠と云う訳です。…さあ皆様、それを胸にお付け下さい。そしてキッドに見せ付けてやるのです。盗れるものなら盗ってみなさいとね。勿論船が洋上にいる3時間の間に、どれが本物か、彼に判別出来たらの話ですが」」…木の葉を隠すなら森の中。
 「「うーむ、怪盗キッドはマジックの名手。正に適役って訳か」「ふふ、確かに、彼も私も、人の目を欺く芸術家ですが━━」「(芸術家…!)」「━━私は根っからのマジシャン。泥棒が本職の彼には負けませんよ」」…挑戦状が蘇る。
 「「ちょ、ちょっと蘭、胸の真珠どこいったの?」「え、うそ…? …あ、すみませーん、誰かその真珠拾って下さーい」「…ああ…」プシュー「な、何!?」「何だ今の音は!?」「真珠だぁ! 真珠が爆発したァ!」「ええっ!?」「まさかキッドが真珠に…」「冗談じゃありませんわっ!」「こんな真珠付けてられんぞっ!」」…解に。本物が判らないならば偽物を外して貰え、本物を持つ人は反応する筈。
 「「ねぇ蘭ねえちゃん? 宝石言葉って知ってる?」「宝石言葉?」「真珠の宝石言葉は“月と女性”。船に乗ってるお客さんの中で、名前に“月”を持つ女の人は鈴木 朋子さんだけ。つまり、本物はあの人本人が持ってたって訳さ」「へぇ…」」…コナンのセリフが多いなぁと思いましたが、知識を披露する光彦をはじめとする探偵団達が全くの不在なんですね、今回。
 「「でも何でそれでキッドの正体が判っちゃうの?」「カードだよ。ほら、蘭ねえちゃんが引いたカードに、キッドのメッセージが貼ってあったでしょ?」「ぁ、うん…」「あの手品は、右手で出したハトに、客の目を引き付けている隙に、目当てのカードに摩り替える初歩的なトリックなんだ。だからカードを彼に渡す前に、誰がどう切っても引くカードは決まってるって訳なんだ」」…そういやこの手の手品ネタは今、ライバル誌・ライバル作品でもある『週刊少年マガジン(講談社)にて『金田一少年の事件簿(天樹 征丸金成 陽三郎さとう ふみや)でも繰り広げられていますね。
 

http://www3.to/katoocom/

 


水平線上の野望 (3/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 7日(日)01時10分9秒
   
 「「じゃあそのカードにメッセージが貼ってあったて事は…、まさか怪盗キッドの正体はあの真田っていうマジシャン!?」「違うよ。僕ずっと見てたけど、あの人、奥さんに近付いて無いもん」「じゃあ誰なのよぉ」「もう1人いるじゃない。カードを摩り替えられた人が。そう、その人物は床にカードをばら撒かせ、拾うフリをしてカードを1枚抜き、メッセージを貼り付けた。それを掌に忍ばせて、恰(あたか)もカードの束から引いたかのように見せ掛けたんだ。…だよね、蘭ねえちゃん? …いや、…怪盗キッドさんよぉ!」「!?」」…犯人は身近な人。
 「「フン、ヒント無しでもお前にはあれが本物だと判っていた筈だ」「ぇ?」「奥さんが手袋をして小箱から黒真珠を取り出した時点でな。真珠の主成分は炭酸カルシウムで、酸に侵され易い。指の脂で汚れたりすると、表面が酸化され、光沢が失われてしまう…。まぁ、中には知ってた人もいたみたいだが…、…そんなデリケートな宝石を、他人に預ける訳が無いって事さ」」…お約束の薀蓄。
 「「有名博物館に展示してある、昔の真珠が、いずれも色褪せてしまっているように…真珠の光沢寿命はせいぜい数十年。60年前に購入された漆黒の星(ブラックスター)が、今も尚、美しい姿である訳が無い。そんな色褪せた真珠を、手袋をして大事そうに扱う奥さんの姿を見れば…一目瞭然って訳だ!」「でも、米花博物館の漆黒の星(ブラックスター)は、キラキラ輝いていたような…」「だから盗らなかったんだろう? 偽物だと知っていたから」「……!」「そして二度目の予告状で奥さんを挑発し、本物を持って来るように仕向けたんだ。わざわざ“本物の”って記してね」」…そあか、あの予告状にはそんな意味が。「「ぁぁぁ、判ったわ。そんなに疑うなら電話でここに警察の人を…」「…フン! ビルの屋上で消えた時と同じ手は使わせねーよ。…あの時お前が警察を呼んだのは、オレへの当て付けじゃ無い。ハンググライダーで今にも飛ぶかのように見せ掛けて、あの閃光弾の中で素早く警官に扮し、彼らの中に紛れ、姿を隠す為だ! それに…この場に人を呼ぶなんて野暮な真似は無しだぜ。こっちはこの警戒の中、たった一人で乗り込んで来た犯罪の“芸術家”に敬意を表して、サシの勝負を仕掛けてやってんだからよぉ。…そう、優れた芸術家の殆どは、死んでから名を馳せる…。お前を巨匠にしてやる、怪盗キッド。監獄という墓場に入れてな…!」」…挑戦状を突付けられたコナン、キッドに挑発返し。
 「「ああーそうそう、この服を借りて救命ボートに眠らせている女の子を━━」「!?」「━━早く行ってやらねーと、カゼ引いちまうぜ? オレは完璧主義者なんでね!☆」「なっ!」」…形勢逆転!? しかしそんなモノまで! 「「また閃光弾!? …しまった! ぇぃ、くそ、逃がすかっ! ………、…んにゃろう、覚えてろよ!」」…何はさておき、救助が先だ。
 「「おおい! 女の子がボートの中で寝ているぞ!」「何ぃ?」「どうしてこんな処に…」「とにかく、デッキの上に…」「ああ! ちょっと待ったぁっ!! ダメダメッ!! 出しちゃダメなんだッ!! …あれ? ……?」━━「先日 お預けいただいたこの真紅のドレスとても良くお似合いですよある時はクリーニング屋の怪盗キッド」━━「ヤロー…」」…一枚上手の怪盗キッド。しかしまぁ、この時から既にコナン側の動きを予測していた訳であるし、先述のキッドの正体(?)にして、否定は出来無いかと。
 「「…ねぇちょっと、あの高校生…。…何か新一くんに似て無ぁい?」「…そぉう?」「もしかして蘭が渋谷で見た人って…」「……ぅ、良かった! そっかそっか!」「え…?」」…蘭は何に納得している? 彼が新一では無いと確信出来た…?
 
 『ガス・パッ・チョ(東京ガス)CF…「「じゃじゃじゃじゃーんっ!」「あ、ベートーベンだ」「お、よく判ったね」「だって今、“じゃじゃじゃじゃーん”って」「ああ、なるへそ」「どうしてここへ?」「運命だよ運命。ワーシャー貸してくれる?」「“ワーシャー”?」「シャワーだよ、未来のお兄さん。ヮーャー、ャヮー」「ぃ…。…そのお湯、エコジョーズで沸かしてるんです」「エコジョーズ?」「エコロジー上手でエコノミー上手な給湯器です」「なるへそ、いいねぇ、ベタだけど。地球の運命救っちゃうな…、…ひらめいたっ! ♪エコジョオーズっ!」「それ運命じゃん」」…う〜ん、前3作に比べて面白くないなぁ。それに、Ludwing van Beethoven(ルードヴィッヒ=ヴァン=ベートーヴェン)役の人がベタベタな日本人というのも宜しく無い。加えて、この下品さはBeethovenというよりもWolfgang Amadeus Mozart(ヴォルフガング=アマデウス=モーツァルト)という感じが。ちなみにマジ話をすると、Beethovenの交響曲第10番は未完成ではありますが存在します。
 

http://www3.to/katoocom/

 


共学をカタール (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 7日(日)23時23分52秒
   
 2006年5月7。
 【2006年5月6に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。
 英語圏スパムメール 316通、1202.04KB。
          (▲ 1 ▽ 103.44)
 日本語スパムメール  30通、 295.47KB。
          (▲ 1 ▲ 37.29)
 
 『放送大学共通科目 外国語科目 初歩のアラビア語('06) 〜アラブ・イスラーム文化への招待〜(放送大学学園)
 第5回「元気ですか? 〜学校と教育事情〜
 「「次は、مです。形は、小さな丸の下に棒が付いています。マッチ棒の形に似ています。発音は、日本語のマ行の子音とほぼ同じで、mの音です。丸が付いてマッチ棒だから、“M”だと覚えましょう」」…また変な覚え方を披露するなぁ、この先生…。(^^;;;;
 「「いよいよ最後に学習する文字のهです。形は単にマルと覚えましょう。少し天辺がが尖っています。発音は、日本語のハ,ヘ,ホの子音とほぼ同じで、H、hの音です」」…ん? 「ヒ」は違うかな? と思い、改めて発音してみると、日本語のヒの音って、ややحっぽい音なんですね。
 「「今日のサカーファはカタールの学校と教育事情です。現在のアラブのイスラーム地域の教育制度の基本は、近代教育システムにあります。近代以前は、クルアーン学習を中心とする伝統的なイスラーム教徒が行われていました。しかし、近代になってアラブの地域は日本等と同様、西洋の教育システムを取り入れ始めました。そして、概ね、20世紀半ばには西洋の教育システムが整備され、現在の教育制度は国がその教育を管理する形態が主流です。今回は、ペルシャ湾の南岸、アラビア半島から突き出した半島であるカタール国の首都、ドーハにある高校を紹介します。まず、カタールに付いて説明します。カタールは1971年に旧宗主国であるイギリスより独立し、独立国家となりました。首都はドーハで、日本ではサッカーの“ドーハの悲劇”で良く知られているのではないでしょうか」」…何か、日本ではالدوحة(ドーハ)の代名詞みたいな話になってしまいましたね…。「「カタールの国土面積は、およそ1万1500平方キロメートルで、秋田県よりやや狭いくらいの大きさで、人口は約74万人。その内の約1/4がカタール人で、残りはインド,パキスタン,他のアラブ諸国等からの外国人労働者や駐在員によって占められています。約1/4しかカタール人がいないとは、驚きですね。政治体制は首長性を採っており、イスラームを国教としています。主要な産業は液化天然ガスと石油です。我が国も天然ガスと石油をカタールから輸入しています。スポーツ関連行事の誘致にも熱心です。公用語は勿論アラビア語です」」…العاب غرب آسيا(西アジア大会)等、スポーツ大会がしばしば開催されています。
 「「ここは駱駝市場です。駱駝の乳絞りを見せて貰いました。乳絞りの後、子駱駝が、お乳を飲みに行っているのが印象的でした。私はここで生まれて初めて駱駝の乳を飲みました。と言っても、お腹を壊すといけないので、ほんの少しですが。泡の立った新鮮なお乳は、牛乳の味に似ていました」」…飲みづらそうですな、先生。「「カタールでは、カタール人の男性は民族衣装を身に付けています。ご覧のように、白くて首から足首までを覆う長い衣服、サウブを身に纏い、頭には正方形の布、ゴトラと、黒い輪、イカールを被っています。この衣装は、カタールだけの物では無く、一般的に湾岸諸国で見られるものです。カタールの衣服文化を学ぶ良い機会ですので、このゴトラとイカールの着用の仕方をご覧下さい。正方形の布を半分に折って、三角形状にして被っています。その上に黒い輪、イカールを乗せ、布の両端を後ろに回して出来上がりです」」…楽そうな衣装です。現地の人には怒られそうですが、スボラな私に合いそう。(^^;; 「「この方は駱駝市場で出会ったカタール人のمحمد حسن(ムハンマド=ハサン)さんです。とても陽気で親切な方で、快くモデルになって下さいました」」…何でこの先生、人名の発音はカタカナ的じゃないんでしょう?
 「「そんなカタールのドーハのワクラ市にある公立高校、ワクラ男子高校を訪問しました。ワクラ市にはもう一つの公立高校である、女子高校があります。カタールの学校教育制度は小学校6年,中学校3年,高等学校3年。そして、高等教育は大学4年と、日本と同じです。この近代教育に基づく制度は、カタールでは1950年代に始まりました。それまでは、読み書き等の基本的教育は、クッターブと呼ばれる日本の寺子屋式の学校でクルアーンの学習を通して行われていました」」…كتاب。語根は勿論、كتب。「「ワクラ男子高校の校門です。皆さんは“ワクラ”と読めますか? 最初のا-لは定冠詞です。そして、ـو、今日習ったكـ、そしてـر、最後にةが付いていますね。だからوكرةの直前のرにaの母音が付き、最後のةは読みません。“ワクラ”です」」…مدرسة الوكرة الثانوية للبنينとありますね。مدرسةで「学校」、مدرسة ثانويةで「高校」。字義的には「2番目の学校」ですが、英語のSenior High Schoolと音が似ている語であるのが興味深いです。文法として、その間に地名が入るのですねぇ。للبنينとはどういう意味なのでしょう? 一瞬、للبنانかと思いましたが、ちょっと違います。
 

http://www3.to/katoocom/

 


共学をカタール (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 7日(日)23時25分11秒
   
 「「それでは、ワクラ男子高校の授業の様子と、校長先生へのインタヴューをご覧下さい。これは、コンピューターの授業の様子です。先程ご紹介した白い衣装を身に纏い、白や格子柄の布と、黒い輪を頭に被っているのはカタール人の生徒です。カタール人以外の生徒は普通の服装をしています」」…普通の服装、という表現にはちょっと疑問があるなぁ…。パソコン画面はテレビを通してでは不鮮明ですが、亜語版では無いですね。最初から亜語環境でパソコンの授業をするのと、英語環境で行うのと、どちらが良いかは何とも言えませんが、主なインターフェースが基本的に左右逆転するので、いずれにしても両方に慣れないとならないのは、大変だと思います。「「生徒達はアラビア語の文書作りをパソコンで操作しているのでしょうか? 彼らが習う他の教科は、数学,物理,化学,地理,歴史,哲学,イスラーム法,体育,芸術等。外国語は英語とフランス語です」」…前述の、スポーツ行事にも関連してきますが、初等教育では昨今、特に体育に力を入れているという話も聞いた事があります。
 「「こちらはアラビア語の授業です。日本で言う国語の授業ですね。補習授業という事で、生徒数はそう多くありません」」…“国語”という表現が正しいのかどうか、それも微妙ですね。(^^;;; さておき、流石はネイティブ。本講座の鷲見女史とは違い、綺麗な字です。「「カタール人以外の生徒の顔も見えます。パレスチナ人やエジプト人等のアラブ人生徒です。ワクラ高校は、生徒数が625名。教職員は55名程の規模の学校です。教師はカタール人教師が10名程だけで、残りはエジプト等、他のアラブ国籍を中心とした外国人の先生という事です」」…単純に人数で割るならば、先生の数は悪く無い印象があります。
 「「それでは校長先生のأحمد سيد المنصوري(アフマド=サイイド=アル_マンスーリー)氏へのインタヴューをご覧下さい。日本の教育事情を視察する為に来日した経験もある、親日家の先生です。国立カタール大学を卒業して教師になられました」━━(Q.カタールでは男女共学の学校はありますか?)「現在のところ 国立の 男女共学校はありませんでも私は思います将来 男女共学の小学校が できることでしょうもっとも共学校は 国立の学校以外にはあります」(Q.どうして国立の男女共学校がないのでしょう?)「昔からの習慣と伝統が 理由ですでも近いうちに男女共学校が できると信じています」」…字幕だけ読むと淡々としていますが、氏の回答は力強く、相当に共学教育派である事が覗えます。それにしても、とても綺麗な発音で、耳障りが良いです。「(Q.男女共学でない学校の長所と短所はなんでしょう?)「共学でない学校には 様々な短所があります男女がお互いに 慣れていなければどのように異性に接していいか わからないでしょうそれは将来の仕事や人間関係に 影響を与えます共学でない学校に 長所はないと思います心から共学校ができることに 期待しています」…この考え方が一般的であるのかどうかは判りませんが、およそリベラルな思考を持っているのだろうという事は、想像に難くありません。
 「「校長先生のお話にあったように、カタールでは社会の伝統を重んじる事から、基本的に公立学校は、小学校から男女別学、つまり、男子校と女子校に分かれています。ただし、私立の小・中・高校は共学です」」…日本とはほぼ正反対、という感じでしょうか。「「校長先生は、男女別学制度に反対の意見を持ち、将来、共学化される事を心から期待されています」」…こうした先生を取材したのが意図的なものなのか否かは判りませんが、非常に関心はあります。「「カタール政府は教育に力を入れており、教師の研修システム拡充や、小学校から英語教育を導入する等、レベルアップに取り組んでいます。国の将来の発展を担う子ども達の育成に対する情熱はどこの国でも同じです」」…英語教育に関しては、その背景を窺がう事が出来ます。
 「「それでは今日の表現、イバーラートです。まず最初の表現“元気ですか”、を、お聴き下さい。模範発音の後について発音練習もしましょう。アラビア語には男性形と女性形がありますが、この表現は男性に向かって言う時です。كيف حالك؟ ـ」…若干の表現の違いはありますが、ここでもまたNHK版とカブっていますね。
 

http://www3.to/katoocom/

 


フラグアイテム  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 8日(月)00時45分27秒
   
 『ツバサクロニクル(CLAMP講談社NHKNHK教育)
 通算第28話(第2期第2話)「三つのバッジ
 「「おい! お前! …さっきから何じろじろ見てんだよ」「ぇ…? ……君に、よく似た人を知ってるんだ」「ぇ? …じっと見んなよ…。それに“キミ”とか言うなよ、気色悪い」」…第1期の、と言うか、桜都国の竜王と若干違うのは気のせいでしょうか?
 「「お前、いい、奴、だな…。俺、竜王って言うんだ。お前、名前は?」「“ちっこいワンコ”」「…はぁ?」「あだ名だよ。本当の名前は小狼って言うんだ」」…小狼ってこういうジョークを言うキャラだったんだ。それにしても、背後で反応している黒鋼が笑えます。(^^;; 「「お前、妙な事言うな。…ますます気に入ったぜ! 宜しくな、ちっこいワンコ!」「うん」」…“気に入ったぜ”はこの世界の竜王も口癖ですか。
 「「旅をするのも、悪く無いよねぇ。さっきの小狼くんみたいに、素敵な“再会”もあるしね」「…だが…、出会う奴らの中には、招かれざる輩もいる…!」」…警戒を解かないのは黒鋼の流儀。でも、ネタにされる事には警戒が利かないですが。(苦笑) 「「例えば…あんな人達の事かなぁ…?」━━「…ヒェッホー!!」」…ハンシン共和国編のザコ達ですか、こいつら?
 「「武器を持った相手にしか反撃をせず━━」「━━しかも狙ったのは手だけとは…」「誰だ、てめぇら!?」「妹之山 残と申します」「鷹村 蘇芳です」「伊集院 玲です」」…美少年キター。えーと、“黄門様”でしたけ?
 「「選手の経歴を調べた処、あなた方だけが、過去の記録がありませんでした。それで、お二方にお願いして━━」「俺達を襲わせて、本性を暴こうとしたって訳か…」」…そりゃそうですな。身元不明、出身不明。
 「「解せねぇなぁ」「…え?」「そんな事を伝える為だけに、わざわざ俺達をここに連れて来たのかよ」「…ぁ…」「何か隠してねぇか?」」…簡単に信用しないのは黒鋼のスタンスですが、何より、相手が知世となれば尚の事。
 「「後になるほどバッジの数が減って、不利っつー事か…」」…って事は、纏めてごっそり持っていっても良しって事?
 「「竜王!」「よけろワンコ!! …よせっ!! 死ぬ気かァっ!? …やめろーっ!」「…! 小狼くん!? …小狼くーんっ!!」」…第1チェックポイントの辺りから気になっていたのですが、この場面で相当に。絵が動いていないんですよね…。手抜き…?(汗) 再開2回目でコレってのは、この後がものすごーく不安なのですが…。(汗)
 次回予告 「「フゥー! ドラゴンフライレースも、いよいよ大詰め! サクラ、黒りん、頑張って! だけど注意してよ? 悪い奴が2人を狙ってるんだから! ぇ? 小狼があれから、どうなったのかって? それは観てのお楽しみ。『ツバサ・クロニクル』「栄光のゴール」、次回は2人目の犯人に、ドッキドキィ!」」…誰が殺されて、誰が行方不明になるのでしょう。(物語が違うだろ、物語が!)
 

http://www3.to/katoocom/

 


組織に狙われる前に (1/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 8日(月)23時28分13秒
   
 2006年5月8。
 
 『ARIA The NATURAL(天野 こずえマッグガーデンハルフィルムメーカーARIAカンパニー)
 第6話「その 鏡にうつる笑顔は…」
 30分遅延放送で録画失敗。
 
 『ブラック・ジャック21(手塚 治虫秋田書店よみうりテレビ日本テレビ)
 「「『ブラック・ジャック21』!! 手掛りは1枚の写真だけ。謎の組織の陰謀を暴く為、世界中を巡る旅が始まった! …その鍵を握る男、クロイツェル博士を捜せ!」
 「21年前に幼い私と母を捨てた父、間 影三との再会。その直後から私の命を狙う謎の組織。父が何らかの形で関わっている事は間違い無い。そんな中、私は、恩師本間先生の病院で1枚の写真を見付ける。そこには、本間先生と何故か父が一緒に写っていた。謎を解く鍵はこの写真にある。巨大な陰謀を暴く旅が、今始まった!」「北欧の黒い天使 手塚治虫 原作「身代わり」」…原作第230話(1979年1月作品)。…って、原作予想がカスりもしねぇっ!orz
 「「それじゃ、これと交換しよう」」…大手って凄いですよね。このデザインでハンバーガーだと判るのだから。
 「「パパはどうしたんだ?」「この間、他所の女の人と出て行ったっきり帰らない…」「!!」━「お父さ──んっ!!」」…蘇る身の上。
 「「悪魔から一つ忠告しておこう」「…?」「知らない人に物を貰ったりするんじゃないぞ。世の中には、悪魔より悪い人間がいっぱいいるんだ」」…皮肉というか、ジョークというべきか。
 「「ねぇ、ちぇんちぇい? どうちてこの国に来たの?」「クロイツェル博士に会いに来たんだ」「クロイチェル博士(はかちぇ)?」「世界的なガン手術の権威で、ノーベル賞も受った事のある人でな。本間先生の知合いだったらしい」「ふぅん…」「ひょっとしたら何か訊けるかもしれないと思ってたんだが…、無駄足だったようだ」「どうちて?」「クロイツェル博士は休暇でスイスに出掛けているらしい」「じゃあ今度はスイスに行くの?」」…ガンか…。ひょっとするとその辺りで再び白拍子が登場してくるかもですね。
 「「こんな場所にクロイツェル博士が?」「ええ、そうです。……院長、クロイツェル博士です」「…! こりゃどうしたんだ…!?」「…ふた月前、不幸な事に交通事故に遭いましてな…、…現在は完全な植物状態です。もう手の施し様がありません」「遅かったか…。これでは本間先生の話も訊けない…!」「…そこであなたに折り入ってお願いしたい事があります」「…?」「実は明日行われる当病院の定例公開手術の事なんですが…、この手術はクロイツェル博士でなければとても成功しそうに無い難しいものなんです。…で、あなたがクロイツェル博士になって、明日の手術を行って貰いたい」「…、ばかな! 何故そんな事を!?」「院長が再起不能と判ったらこの病院は副院長に乗っ取られてしまう。…我々としてはそれは何としても避けたい! 時期院長は、私が息の者になって貰わねば…! 相応の報酬は用意しております。50万ユーロで如何ですか?」「断る!」「…、あなたの顔なら博士そっくりにメーキャップ出来ると、専門家は言っているのです!」「私は医者だ! 役者の真似事は御免だ」」…「Karte:50 引き裂かれた兄弟」では事情と押しに負けて引き受けたBJ。ちなみに50万ユーロを日本円に。約7200万円。
 「トゥルル…「はい、こちらデブン、…あ、ブラック・ジャック先生…」「手術料50万ユーロ、口止め料50万ユーロ、それにスタントマン料50万ユーロ。しめて150万ユーロなら、例の手術を請け負いますよ?」「そんな箆棒なっ!」「それであなた達が派閥争いに勝てるんだ。…安いもんでしょう」「足元を見なさんな! 幾ら何でもそんな大金は出せん!」「じゃ、諦めるんですね。それでは」「ま、待ってくれ、切らんでくれ!」━━「何とか150万ユーロ用意しました」「くれぐれも、患者にその金額を請求しないように頼みますよ」「勿論です。そんな事したら計画が全て明るみに出てしまう」「しっかし、病院の副理事というのは、随分儲かる仕事なんだな」「…そんな事はあなたに関係無いでしょ」」…お互い、嫌味たっぷりのセリフ。
 

http://www3.to/katoocom/

 


組織に狙われる前に (2/2)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 8日(月)23時29分21秒
   
 「「…大変でしたな、クロイツェル博士。やはり今回の復帰は、例の組織のお蔭ですか?」「(例の組織…?)」「ありがたい事です。我々が、ノワールプロジェクトから離れても、まだ、彼らからの恩恵を受けられる訳ですからな」「(ノワールプロジェクト…)」」…組織の端を摑んだ!? 「「シュタイン先生? 皆様がお待ちですわ」「ん? うむ」「…失礼しました、クロイツェル博士」「(い、今の声は!)」━━「ブラック・ジャック先生? お母様が、お待ちですわ」ピ、ピ、ピ…ズガーンッ!!━━「(あの時と同じ…!? あの女が私を!?)」」…組織は医療に噛んでいる…!?
 「「(…いた…。…シュタイン博士。…“ノワールプロジェクト”に“例の組織”か。ここに来たのは無駄足でも無かったみたいだな)」」…この写真は暫くは伏線に強く絡んでくるようです。
 「「いやぁ、まさかあなたが組織の人間だったとは…」「それで…本当にBJはこの病院にはいないのですね?」「ええ! こんな男、見た事もありませんよ…!」「お判りでしょうが、くれぐれも、私達組織を裏切るような真似はなさいませんように」「…ぁ、勿論です、私だって命は惜しい…」「何か判ったら教えて下さい、ミスター・デブン」━━「院長、今迄黙っていましたが、少々お耳に…」「ぅ?」「実は、当病院の資金運用を任されているデブン副理事は、かなりの金額を、着服している様子です」「だろうな」「…!? ご存知だったんですか!?」「無論だよ」」…クロイツェル中央病院の裏にある動き。
 「「(…!! 何でここにピノコが…!)」「スージー、この方がママを手術して下さった、クロイツェル先生よ」「先生、ありがとう」「あ、あぁ…」「…あ! やっぱり! 先生はあのブラックコーヒー先生なんでしょう?」「え…」「ぃぇっ!? にゃにゃっ!?」「…!!」「やぁだぁ、何でそんなおヒゲを付けているの? 」「何だと!?」「何を言っているんだ!?」「判った! ブラックコーヒー先生は悪魔だから変装しているのね」「ブラックコーヒーじゃないッ! ブラック・ジャックちぇんちぇいらよっ!」」…万事休す。「「ブラック・ジャックだと!?」「そうさ! 私は悪魔だ。だからカネで雇われて、こんな下手な芝居をやっていたのさ」「おお!?」「副院長、後はあなたに任せますよ」「…ぇ、ええっ!?」」…正義は副院長派にあり。
 「「偽物めっ!」「院長の振りをしてどういう気でしょう!?」「病院の名誉があるから訴えないが、本来なら牢屋に叩き込んでやる処だっ!」━━「何さぁっ! シウツが成功した時は皆して擦り寄ってきたくせに!」「もうこんなの慣れっこだろう?」「だけどぉ…」「ブラック・ジャック先生ー。…もう…会えないの?」「ああ」「ごめんね。本当に悪魔なら、ママを助けてくれる訳無いのにね」「そうよ。ちぇんちぇいはとっても優しいんだかや!」「そうね。ブラック・ジャック先生は、黒い服を着た天使だわ!」「…フフ…」「さようなら、ブラック・ジャック先生」「さようなや!」」…原作のテーマはこれでしょう。
 「「ちぇんちぇい、次はろこ行くの?」「ドイツのシュタイン総合病院さ。きっと、あの男から何か訊き出せる筈だ」」次回予告、「ロボットの腕」「「ブラック・ジャックを狙う謎の組織。その、恐るべき陰謀を暴く為、世界を駆け巡る!」「患者は商売の道具ではありません!」「本当に僕はまた━━」「ロボットアームって誰でも同じようにピアノが弾けるようになるんでちょう?」「万能なロボットアームで素晴らしい演奏を手に入れるのか…」「あの少年にとって本当の意味での生き甲斐になるのか!? ━━あなたなんにも変わっていない…。━━『ブラック・ジャック21』、ネクストカルテ、「ロボットの腕」」「私…先生の事が…」」…かなりのリアレンジが加えられていますが、これは原作第151話「ホスピタル」(1976年12月作品)のようです。よく似たテーマを扱ったものは「Karte:26 そろばんの天才」(原作第74話「なんという舌」(1975年5月))があります。実際、「そろばんの天才」では「ホスピタル」のモティーフを盛り込んでいました。…が、『BJ21』では雰囲気そのものに大きなリアレンジが施されるようですから、被った内容にはならないでしょう。ところでロボットがピアノを弾く、というテーマで、またしても『プルートゥ』(手塚 治虫,浦沢 直樹,手塚 眞,小学館)を彷彿させます。眞氏、かなーり『プルートゥ』の流れを気に入っているみたいですね。
 写楽をさがせ!…いや、もう探していませんから。(^^;;
 
 NOVAのCF「「英語とか今の内にやっといた方がいいと思うんだよねぇ」「別に今、必要無いし」「日本国国民は、全員、海外へ脱出して頂くという事になります」「NOVA行っときゃ良かったな!」━━「日本が沈む前に」」…おいおいおいおいおいっっっ!! 英語って緊急避難目的のモノなのかっ!? っつーか、海外って英語圏だけじゃ無いと思うし!!
 

http://www3.to/katoocom/

 


細かい事  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 9日(火)18時48分22秒
   
 2006年5月9日。
 【2006年5月7〜8日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    2通、 51.65KB。(6日振り)
 英語圏スパムメール 607通、2463.33KB。
    1日平均   303.5通1231.67KB。
          (▽ 12.5▲ 29.63)
 日本語スパムメール  56通、 523.18KB。
    1日平均    28通、 261.59KB。
          (▽ 2 ▽ 33.88)
 
 『名探偵コナン(青山 剛昌小学館よみうりテレビ東京ムービー)
 第437話「上戸彩と新一4年前の約束」
 「「勝利,正直,証拠に衝撃! 最高目指して果てない衝動! 上戸 彩さんと初共演! 新一と交した約束が、事件に絡んで蘇る!」
 「「ユキ…」「…ん?」「…テニス部の…」「北田くん…?」「…ユキ…」「ぇ…? …あ…」「おいっ!?」「北田!!」「…北田くん…?」…ドサッ…「北田…!」「キャ──ッ!!」━━『女子高生探偵 ユキの事件簿』━━「(推理の公式、謎解きの方程式に当て嵌めれば、答えは自ずと出るわ…!) ぁ…!」━━「…やっぱり…、やっぱり先生が犯人だったのね…!? ……これが正しい答案ね!」」…いきなりアニメ中ドラマからスタート。舞台は『コナン』本編で使われているものと同じく、米花駅や同公園なので、何事かと、ちょっとびっくりしますね。
 「「…『闇の男爵 ナイトパロン』…、工藤 優作の本はこの辺りか…。…? あ! 『女子高生探偵ユキの事件簿』! これって…、前にテレビにやったやつだよねぇ!?」「そうそう。2時間ドラマ」「(父さんの若い頃の作品だ。今読むと結構恥かしいんだよなァ…)」」…それは『コナン』に付いても言える事。取り扱うトリック云々の問題では無く、物語そのものの話として。例えば先週再放送の第76話も内容的には、いかにも子ども向けな展開です。勿論、それは良し悪しとは別の次元ですが。
 「♪キンコーン「あ、誰か来たよ」「うん。…はーい!」「…あの…、工藤 新一さん、いらっしゃいますか…?」「(オレ…?)」「若い女か…」」…先週の第76話デジリマ版再放送は、引っ張り?(違います)
 「「判った!! お婆さんが米花町へ来た理由が判ったわ!」「ほんと!? 園子!?」「ええ。この女子高生探偵、鈴木 園子の推理に……フフ…、間違い無いわっ!」」…カッコ付けるのはともかく、そのレンズフレアは何よ。(^^;;;
 
 中間、『ガス・パッ・チョ(東京ガス)CF…「「ぅゎっ!?」「おかえりぃ〜」「だ、誰!?」「小野妹子!」「ぇ、小野妹子って男の筈…」「細かい事気にしないの!」「いや細かく無いでしょ」「もしかしてここ床暖? すごーい! 未来っぽーい!! ねぇ結婚したら新居の床暖房もガスにしてぇ」「結婚!?」「リフォームでもいいから」「だってきみ男の…」「妹子の事きら〜い?」「そうじゃ無く…」「じゃ妹子って呼んで。…呼びなさいよ!」「…妹子…」「嬉しい〜」「気性曲げるなよ…」」…だんだんおかしくなってきたぞ、このコマーシャル…。
 
 Bパート「「いい? お婆さんはテレビドラマと現実との区別が付かなくなっているのよ」「ええ…?」「どう言う事?」「お婆さんは、恐らく新聞のテレビ欄で彩さんの名前を見付けて、このドラマを最初から観たんだと思う。…ところが途中で眠くなって寝てしまったのね。で、ドラマの後半になってふと目を覚ましたら…彩さんが、何者かに襲われて洋館の地下に閉じ込められているじゃない。起き抜けでまだ頭がぼーっとしているお婆さんは、ドラマと現実を混同して、彩さんを助けようと外へ飛び出したのよ。そして、真っ直ぐ米花町へ向かったんだわ!」「でもそれだったらテレビは付けっ放しにするんじゃない?」「ぁ?」「テレビを消したって事は、その時点でテレビだって事を認識してる…」「うっさいわねぇっ!! 細かい事は気にしなくていいのっ!」」…東京ガスといい園子といい、細かい事って…。そこが重要なんじゃ…。(^^;;;
 総評。内容的に『コナン』らしく無い。実在人物を扱う以上、普段のような殺人事件等のテーマは避けるというのは判るにしても、対象としている層が見えません。駄作とは違うんですよねぇ。ベクトルが違い過ぎるというのが難点。
 
 ところでちょっとした余談。━━
 
ويكيبيديا
محقق كونان

 
━━亜語版ウィキペディアの『名探偵コナン』の項です。「ムハッカク・クーナーン」(クーナーンはコナンの音訳)と言うんですねぇ。محققは手元の辞書には載っていませんが、字義を考えると成程なぁと思います。حقの人名詞形で、「真実,真相を司る者。それらを理解する者」という意味になりますね。
 中身を呼んで見ると、どうもエジプト訛りっぽい雰囲気があります。例えば江戸川 コナンがكونان إيدوجاواと音訳されていたりします(「エドガワ」が「i:du:ja:wa:」になっている。jはエジプト訛りではg化する)。円谷 光彦は発音しづらいだろうなぁ、っていうか、かなり無理をしたスペルになっていますね。う〜ん、阿笠 博士ってのは「あがさ ひろし」という名前なんだけどなぁ、الدكتور أغاساって訳してしまうのは正しいのか?(^^;;;; その癖、怪盗キッドがそのまま音訳ってのは一体…。(^^;;;;
 記事の特徴としては、日本語版のように声優や主題歌等の紹介が無い反面、連載誌のOVAに付いてタイトルを紹介している辺りが興味深いです。映画タイトルは「ストラテジー」だけママで音訳(إستراتجية(イストゥラートゥジーヤ))してありますね。
 

http://www3.to/katoocom/

 


ハウンドドッグ  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月 9日(火)20時59分36秒
   
 『アラビア語会話(NHKNHK教育)、第6課。
 「السلام عليكم! ـ柳家 花緑です。さぁ今日はですね、アラブの、映画監督を、ご紹介致します。シブいですよぉ!? 半世紀に渡って活躍して来ました、エジプト映画のパイオニアは……こんな人です!」
 「هل أنتِ مصرية؟ هل أنتِ مصرية؟ ـ」「はい、هل أنتِ مصرية؟ ـ、いいですね。このね、مصريةصね。これは、結構重い、スの音なんですね、口を窄めて言う…」「重い“ス”…?」「うんあのね、アラビア語にはسَっていう“サ”と、صَっていう“サ”があるんですね」「はいはいはい」「これはね、صَの方なんですね」」…語弊はありますが、“ソ”っぽく発音すると近いと解釈しています。
 スキット…これまでもそうでしたが、恐らく、意図的に中・上級者向けに、テキストには無いセリフを前後に挿入していますね。
 「「はい、じゃあね、エジプトの隣にليبياという国があります」「はい、リビア、ありますね」「はい、リビア人だったら?」」…来ました、いじわる問題です。「「リビィィィ…」「ハハハ、惜しいですね」「ليبياみたいに、ياで終わっている国の場合は、ياの部分を取っちゃってから、ـِيّを付けます。だからليبي」「あ、ليبيでいいの」「…と…、ليبية」「お、リビアはそのまんまليبيةになるの、取ってもね」「そうなんですね」」…説明の字幕はカタカナでは無く、ちゃんとアリフバーで書いて欲しいなぁ。発音上、同じになるならば尚の事。
 「「まずね、例えば、“私は教師です”“私は先生です”って言うとしたら、例えば私が言うとしたらأنا مدرسةになるんですね」「ああ、教師ってのはムダッリサって言うんですか」「うん。ただし、مدرسةというのは女性の場合」「ああ、そうか。モナリザも女性だもんね…、何の関係も無いね」「ハハハ…!」」…考えた事も無かった、そんな駄洒落。(^^;;;
 アラブの響き「「良し、アラビア語でな、“宝”って何て言うんだ。答えなきゃあ、痛い目を見るぞ…!」「ええっ!? ちょっと待って下さい、そ、そんな急に言われたって! た、“宝”って何て言うの!?」「タカ〜ラ…」「違うよお前! …“宝”って、アラビア語で何て言っつったっけなぁ…」」━━「كنز」━━「「…そうだ! كنزですよ親分、カンズ!」」…このコーナーって、単語を1つ覚えましょう、という位置付けなのでしょうか…。だったらちゃんとアリフバーで書いてくれないかなぁ…。「「どうして判ったんだ…!?」「ああ良かった、いいカンズ」」…オチはそれかよ!(^^;;;;
 アラブの風「中世のイベリア半島を舞台に繁栄を 享受していたイスラム社会を描いた━━この作品(『運命』、邦題『炎のアンダルシア』)はカンヌ映画祭で 絶賛され 日本でも公開されましたシャヒーン監督がこの作品に込めたのは 宗教原理主義過激派との対決姿勢でした━━「宗教過激派はなぜあなたにとっての 重要なテーマとなったのですか?」「日本の地下鉄事件の男なんと言ったかな? ショウコウだな自分を預言者だと思っている男だ それが過激派だそれに従う人間がいる 私に言わせればおろか者だひっぱたかれても尻や足にキスしろ とか言われないとダメな連中だ従う方も従う方だそれはどの社会にも存在している現象だが 連中が権力につくこと━━軍隊と手を結ぶことが恐ろしいのだ軍人というのはみな 宗教過激派と成りうる性質を持っているどいつもうぬぼれが強いからだこいつらが宗教過激派と手を結んだり するのは危険だ私は映画「運命」でそういう警告を 発したかったのだ」」…原題は『المصير』。初公開年は1998年。يوسف شاهين(ヨーセフ=シャヒーン)氏がサリン事件に触発されてこの映画を撮ったのかどうかは判りませんが、氏にとってはあの事件はある意味で必然であったと捉えているのかもしれません。
 「「映画を武器と考えますか?」「そう 私は映画以外の武器を持たない 本は書けないが脚本を書くのだもし映画で闘うのでなければ私は 何のために生きているというのだ私とエジプト人との間にはきずながある 私が初めて真実を語る映画を作ったからだ政治 経済 そして性に関してでさえ 私は真実を語る私は誰も怖くはない 宗教権威だって怖くない」━━「あの…シャヒーン監督は辛口なんですねぇ」「そうですね。あの、辛口がまた、シャヒーンの魅力の一つなんですよ」」…邦訳された字幕でも辛口さは伝わりますが、より鋭い口調で解いています。
 アラブのお国ことばアンミーヤ「「今日はですね…」「今日は何でしょう」「えー、“元気です”とか、“良い”って意味の表現をご紹介したい思います。はい。ま、まず、その前に、“良い”、という言葉はフスハーで次のように言います。جيد」「ジャイッド」「ではこの表現は、お国言葉で、どのように、言うのかを、ご覧下さい」━━(シリア、レバノン地域)「ミニーハ」━━(エジプトなど)「クワイエス」━━(湾岸地域)「ゼーン」━━「いやぁ、随分違うもんですね、今回は。皆バラバラでしたね」「そうなんですね。ちょっと言い方が…、沢山あるんですけれども、まぁ、基本的な使い方って言うのは、例えば、美味しい料理を誉める時や、例えば、店に行っていい品物を見付けた時等にも使います。便利なんですよ、結構」」…この間の、「美味しい」の表現に関連ですね。「「短いからね、それぞれの国のやつをちょっと覚えておきたいですね」「そうですね、ま、これから行こうと思ってる国のを」「1つ覚えればいいですよね」「1つ、うん、選んで覚えればいいんじゃないかな」「じゃまずはやっぱりエジプトかな、これね、カイロとか」「كويس(クワイエス)」「なんか“怖いです”、みたいな。でも“怖いです”って言っても通じるかもしれないね、向こう行ってね」「通じるかなぁ…」「そういうのを試しに行きたいですね」」…湯煙松原って知ってる?
 

http://www3.to/katoocom/

 


びんびん物語 投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月10日(水)23時01分07秒D

 
 DVD『Mr.ビーン(原題:Mr.Bean 1)(Rowan Atkinson(ローワン=アトキンソン)Richard Curtis(リチャード=カーティス)Robin Driscoll(ロビン=ドリスコル)Ben Elton(ベン=エルトン)John Howard Davies(ジョン=ハワード=デイヴィス)John Birkin(ジョン=パーキン)Sue Vertue(スー=ヴァーチュ)Peter Bennett-Jones(ピーター=ベネット=ジョーンズ)Tiger Television(タイガーテレヴィジョン)Tiger Aspect Production(タイガー・アスペクト・プロダクション)Universal(ユニバーサル・ピクチャーズ))
 基本的に無声コメディーなので以下、加藤のツッコミの声を中心に感想記事を。
 「ミスター・ビーン(原題:Mr.Bean)
 チャプター1:おいおい…/おやくそくですな。/何でそんなに厳重にカギ掛けてんだよッ!(^^;; …って、しかも意味ねぇしっ!(^^;;/え、Beanって大学生だったの!?/張り合うなよ、そんな事で…っつーか何本出せば気が済むんだよ。(^^;;; ってあんたは手品師ですか!?(^^;;;; …まだ出すかよ。…おいおい、そのネタは卑猥ではないかい?(汗)/自分で沢山出しておいて悩むなよ。/動く動くッ!(^^;;; …今度は逆に。(^^;;;/そんな事しても覗けんだろ…って、そういう事かよ!(^^;;/試験官、あんた何やってんだよ…。(^^;;/…って、そういうオチか!
 チャプター2:またこのクルマかよ。/しかもまたそのネタかよ!/すげー処…/ズボンの上から穿いてどうするつもりなのかと…。/おいおい、そんな事で着替えられるのか?/すげぇ、これは確かに拍手モノだ!(^^;;/盲の人だったのかよ!
 チャプター3:また同じネタかと思ったらそう来たか。/まぁ、そういう事ってあるよね。/すげぇフェイント。(^^;;/背に腹は変えられぬ。…ってそこまでするかい、汚いなぁ…(-_-;;/電車とかでよくある光景。/…ってあんた実は寝てないだろ。(^^;;;/モーション掛けないでさっさと飲みなさいよ。(^^;;/あー、あるよね、そういう、知ってる処だけ大声で歌うって。(^^;;/そういうオチなのね。
 ED:三輪自動車のリベンジ?(^^;;
 
 「おやすみなさい、ミスター・ビーン(原題:GOOD NIGHT Mr.Bean)
 チャプター1:…なんだよ、すげぇ運転うまいんじゃないか! って、止めるのもピッタリだし!(^^;;; しかもまたそのカギかよ!(^^;;;/救急隊を呼べ!w/子どもにちょっかいを出すネタは好きではないなぁ…。/ケンカっ早い人達だ。/ご老人に鞭打つネタも好きじゃあ無いなぁ…。/おいおい、どうしたらそんなミイラみたいな状態になるんだよ。(^^;;;/ここまでネタな重傷ならば構わないや。(^^;;;/まぁ、よくあるよね。病院の待ち時間は洋の東西を問わずという事ですか。/おいおい、どうしたらそんな事に…。児童虐待っぽい臭いもするネタは嫌いだなぁ…。(-_-;;;;/引っ繰り返すな、引っ繰り返すな。(^^;;;/正義の味方、ミイラ仮面。(笑)/正義は勝つ…?(^^;;;/そういや、この人、どうやって運転して来たんだ?/症状悪化。(^^;;;
 チャプター2:あんたは日本人ですか。(^^;;; ってそんなもんまで撮ってどうしようと。(^^;;/あー、それは隠すべきものじゃあ無いよ。それがあるからかわいいのに。(爆) …っつーか、かえって卑猥になっている罠。/衛兵は何の為にいるのだ…。庭の備品を破壊工作している男がいるというのに。(^^;;/少しは抵抗しなさいよ。(^^;;;/それは髪の毛じゃないッ!/チャップリンの独裁者。/暴発…というネタにはならないのね。/武器では無く花を。/やっぱりカオにするか。(^^;;;/その格好のままで行くのかよッ!!(^^;;;;
 チャプター3:おやくそく。/普通にうがいが出来無いのか!?/耳に使うなッ! …て、眉をとかすな!(^^;;;/物騒な国だ。w/まぁ、これもおやくそくですな。/そんな犬はイヌ。(つまんねー)/なかなか寝られない。そういう時ってあるよね。/マスターカードのCFじゃ無いんだから!(^^;;;/日本で言えば囲碁・将棋番組ですか。/日本の囲碁・将棋番組では、そのネタは有り得ない。(^^;;;; 爆笑。(^^;;;;/羊を数える…って、何でそんな写真があるんだ。/寝るなよッ!(^^;;;
 
 「子守は大変、ミスター・ビーン(原題:MIND THE BABY Mr.Bean)
 チャプター1:ネタとは言え、赤ちゃんを危険な目に遭わせるような展開は好きく無い。/いないよ、そんな処に!/だから、赤ちゃんを危険な目に遭わせるような展開は(ry/おまわりさんがいっぱい。…って赤ちゃんにまで笑われるとは。/「キャーッ」って…。(^^;;;/まぁ、おやくそくだよね。(^^;;;/「あの車を追え!」じゃ無いでしょッ!(^^;;;/アヤカシの見える四月一日と、見えない一般人の如し。/おいおいおいおい…。…何だかなぁ、パチンコ放置を彷彿させるので、そういうネタも嫌だなぁ…。
 チャプター2:あんた、乗ってて楽しいのか?(^^;;; そういや、私の死んだ祖父もこんな感じだったな。(^^;;;;/おやくそくですね。流血ネタで無いだけ良し。/男の子をいじめないで…。(泣)/男の子の勝ちー。(^o^)/Beanも非常識だが、それを待ってる皆も五十歩百歩。/緊急避難。…とは言え、ぬいぐるみを取られた女の子はちょっと…。(汗)/空飛ぶオムツ。…こういう下ネタもあんまり好きく無い…。(汗)
 チャプター3:犬小屋。(^^;;;/つまり手品。/本当にビンゴ。人間ポンプとはまさにこの事。/飛びません。…っつーか、ネタとは言え赤ちゃんを危険な目に遭わせるのは(ry/オチは犬か。(^^;;;
 
 「ミスター・ビーン、とんだヤブヘビ(原題:THE CURSE OF Mr.Bean)
 チャプター1:よくある事です。…って、何でそんなモノ、携帯しているんだ。(^^;;/ジェットコースターは平気でも飛込み台はダメなBean。…って言うか、よくこんな場所でネタをやるよね。/え、君達、ここから飛ぶの?/おいおいおいおいっ! それはかえって危険でしょッ!!/某日立のCFにもあったネタ。折角だからBeanを落とした男の子達で、それやって。(笑)/下ネタ多いな、このコメディー。
 チャプター2:メカ沢登場。(違) そこまでしてタダで出たいか。(^^;;/一種のセキュリティーホール。/これ何てカーアクションゲーム?w/またこの三輪自動車かよッ!(^^;;;
 チャプター3:何でパンなんか持っているんだ。…って、何でハサミなんか…っつーか、どこからツッコんでいいものやら。(^^;;;/何でも出て来るBeanの四次元ポケット。/解に、“便利なカード”。(笑)/野菜まで出て来る。(^^;;; …洗うし!(^^;;;;/脱水。…って、洗った意味無いじゃん。(x_x;;;/胡椒くらい粉のモノを買えよッ!!(^^;;;;/何で水筒を持ってないのに、そんな物を持ち歩いているんだよッ!(^^;;;;
 チャプター4:あー、これ、私も中学の自転車通学の時に使ったワザだ。(^^;;/またしても色々な物が出て来るし。/映画って始まる迄が長いんだよね。/どんな映画なんだ。(^^;;; …でもまぁ、スクリーンの前の観客って、自分もこんなものなんだろうなぁ。(^^;;;/爆笑! 隣の彼氏は首が無い。(^^;;;;;/文字通りのポップコーン。/イエーイじゃ無いでしょ!(^^;;; でも、こういうネタのバカゲーがあっても面白いかも?
 
 「ベスト・ビッツ」
 チャプター1:よくボロ傘を仕舞ったよなぁ…。/『21エモン(藤子・F・不二雄藤子プロシンエイ動画テレビ朝日)にこういうネタ無かったっけ?/鼻毛を剃るな、鼻毛を。(^^;;;;/やっぱりそのクルマなのか。/すげぇ! ほんとに着替えながら運転してるしっ!/オヤジの尻ネタ多いな…。(-_-;;;;/最早、おやくそくの青い三輪自動車。
 チャプター2:遊ぶな、遊ぶな。(^^;;;; …っつーか、先生、気付けよ!(^^;;;;/ハイ、元通り。(笑)/だから遊ぶな、遊ぶな。(^^;;; 掃除するな!(^^;;; いたずらするなっ!!(^^;;;;/飲んだ訳ではありません、先生。/顔面麻痺。実際、そんな感じ。/おいおい、注射器で遊ぶなよ…。/先生、大ピンチ。(^^;;;; って、ちょっとした大事件。(^^;;;/自分でやるな、自分でッ!! …って、おいおい。(^^;;; …この後の展開は読めるよね。…ほらやっぱり。(^^;;;;/いい歯無しだ。(何)/お釣りを貰うな!(^^;;;/稼ぐな、稼ぐな。(^^;;;;/そんなのがおひねりで良いのかっ!?(^^;;
 チャプター3:プレゼントなのか手品なのか…。/残酷なクリスマスプレゼント…。/取り出すな、取り出すな。/鳥男。(笑)/何で彼女の登場は決まってホラーが入るんだ。(^^;;;;;/飲めません。(笑)/かぶってます。(笑)/落とすなよ…。/(「ミスター・ビーン、とんだヤブヘビ」収録にて省略)/そんなもんで釣り上げるな。(^^;;; …しかも中に入っているのかよッ!(^^;;;
 チャプター4:靴は両方いるだろッ!!(^^;;;/「ど・れ・に・し・よ・う・か・な…」ってのは、あちらの国にもあるものなのね。/決めているなら、迷う事無いでしょ!(^^;;; …しかもフェイントかよっ!(^^;;;/そこまでせんでも。/それを日本では「勿体無い」と言うんです。/オチは読めるよ。…ほら、やっぱり。/おいおいおーいッッ!! …っていうかそこまでして、テディ・ベアを持って行くの?/大きな鞄があるんじゃんッ!!(^^;;;;/二重箱。(笑)/また、クルマでサーカスネタですかい。/本当に運転しているのかどうかはともかく、上に乗って走行しているのは事実らしいから、やっぱりコメディアンはスタントが凄い。/坂道行きます!(^^;;;;/さぁ、大変だ!/抜けたぁ!(^^;;;/凄いクルマが後部を通過!/やっぱりオチは“サザエさん”か。(^^;;;;/丈夫なテレビの同軸ケーブル。
 チャプター5:(「ミスター・ビーン」収録にて省略)
 チャプター6:実際の映像。/靴はやむ無し。/下品なネタが多いなぁ…。/放るな、放るな。(^^;;/どこかのCMのような…。/そんな処から糸楊枝…。/おやくそくですな。/返すな、返すな。(^^;;;;/奪うな、奪うな。(^^;;;/そんな物で作らなくても…。/どうして卑猥なネタに持っていこうとするんだか…。(苦笑)/今頃になって戻ってくるブーメラン。
 チャプター7:(「ミスター・ビーン」収録にて省略)/事件現場…!?
 チャプター8:そのネタの為だけに潰されるクルマ。そのネタの為だけに呼ばれた戦車。…って、おいお前達、何をそんなに拍手しているんだっ!!(^^;;;;/見てびっくり。(^^;;;;/ギャラリーはどこに行った。/形が違うじゃん。/確かに一応、戦死。/そこにさすのかいっ! …って、何気に日本語の洒落になっている!?
 

http://www3.to/katoo.com/


じわり  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月10日(水)23時15分37秒
   
 2006年5月10日。
 【2006年5月9日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    2通、 300.44KB。(2日振り)
 英語圏スパムメール 309通、1347.36KB。
          (▲ 5.5▲ 115.69)
 日本語スパムメール  36通、 212.65KB。
          (▲ 8 ▽ 48.94)
 
 exe形式のウィルスです。再びウィルス流行の兆候でしょうか。
 

http://www3.to/katoocom/

 


シャレコーベリース  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月10日(水)23時17分37秒
   
 『(大暮 維人町田 形講談社東映アニメーションマーベラスエンターテイメント,エア・ギア製作委員会)
 「Trick:6」
 今回はざっくりと寸評。
 原作を知っていると「あれ?」と思う回。髑髏十字軍(スカルセイダーズ)とのバトルは既に交していますが、本アニメでは改めてのハドルを展開しています。EDの上貼りってそういう意味なのね。どうやら本アニメでは髑髏十字軍を宿敵の位置に据えて再構成させているっぽいです。リアレンジとしては、それはそれで良いかも。
 仏茶(ブッチャ)の、舌でべろんと食べるのは…いかがなものか…。(^^;;;;
 

http://www3.to/katoocom/

 


クライアントもエンドユーザーも  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)19時40分52秒
   
 2006年5月11日。
 【2006年5月10日に届いた“迷惑メール”内訳】
 ウィルスメール    無し。(2日振り)
 英語圏スパムメール 333通、1423.90KB。
          (▲ 24 ▲ 76.54)
 日本語スパムメール  29通、 286.62KB。
          (▽ 7 ▲ 73.97)
 
 ISAOからメールが届きました。サブジェクト名「[isao.net]【重要】ダイヤルアップ接続をご利用のお客様へ」
 曰く「先日「ネットザンマイ」「ネットチョイス」を提供する平成電電コミュニケーションズ株式会社より、「ネットザンマイ」「ネットチョイス」の継続が困難とし、これらサービスは 2006年5月20日をもってサービスを終了するとの通知が届きました。isao.netではこれまでドリームテクノロジーズ社を含め関係各社と調整してまいりましたが、今後も継続して平成電電設備を利用したサービスを提供することは困難であるとの判断にいたりました。」との事。おいおい、ちょっと待て。この文面通りに受け取るとするなら、平成電電平成電電コミュニケーションズから連絡を受けたタイミングってのは、ユーザーと同じ今月に入って直ぐとい事になりますよね。それって物凄くヤバくない?(汗)
 ISAOもかなり急な事で、慌てて代替アクセスポイントを用意したようですが、これはもうISAOはむしろ頑張ったと言うべきです。というか、平成電電、ビジネスとしてそれは間違っていますよ。信用の失墜です。
 

http://www3.to/katoocom/

 


お茶時計、欲しいかも  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)19時42分47秒
   
 『英國戀物語 エマ(森 薫エンターブレインstudioぴえろ東芝エンタテインメントポニーキャニオンフジクリエイティブコーポレーションTBS)
 「第一章 贈り物」,「第二章 二つの世界」((水野 夢絵さんより)
 ざっくりと感想。
 観た印象としては、NHK朝の連続テレビ小説のような雰囲気があります。舞台を日本では無く産業革命頃のUnited Kingdom(イギリス)にした“朝ドラ”。不器用な貴族の青年とメイドの恋物語。テレビアニメにするには、はっきり言って普通ならば売れない内容かもしれません(何せ、メイドが主人公とは言え、現在の日本に於ける“メイド”像とは著しく異なる(苦笑))。クォリティーが高く、時代公証等がしっかりしていなければ、到底、評価される作品にはならなかったと思います。
 実際、ストーリーそのものは、少なくとも加藤にとってはやや退屈な感じではありました(この辺りも朝ドラと通ずる点)。しかし、カメラの回り込みに於ける、背景CGとセルによるキャラクターの同期や、単調な動きにもコマ数を減らさない態度、更にはストーリーはおろか主要人物とは全く干渉しない脇役キャラクターの生活の様に到るまで描くのは、技術,演出の両面で十二分に評価に値します。
 前述の通り、メイドが主人公ではあるものの、メイド萌えの要素は皆無。完全にその時代の雰囲気を楽しむ作品として作られていますね。賛否はありそうですが、事実公証好きの加藤にとってはここは好印象。それから、確かに、一般に言う処の萌え要素は無い本作なのですが…、コリンは萌えかな。(^^;;;
 

http://www3.to/katoocom/

 


2Wの悲劇…? (1/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)20時00分19秒
   
 『ひぐらしのく頃に(竜騎士07/07th Expansion,ひぐらしのく頃に製作委員会,創通エージェンシー)
 まずは余談から。━━
 
ウィキペディア
ひぐらしのなく頃に

 
━━「この記事ではについて扱っています。閲覧環境によっては正しい色が表示されない可能性があります。」「タイトル名の「な」を赤文字で表記するのが正式なタイトル名である。」は良いですが、━━
 
WIKIPEDIA(英語版ウィキペディア)
Higurashi no Naku Koro ni
WIKIPEDIA(フィンランド語(スオミ語)版ウィキペディア)
Higurashi no naku koro ni
WIKIPÈDIA(フランス語版ウィキペディア)
Higurashi no Naku Koro ni

 
━━外語でも『Higurashi no Naku Koro ni』って書くのね。(^^;;;;
 さて、こうなるとويكيبيديا(アラビア語版ウィキペディア)でも調べたくなってきます。…が、試しにهيغوراشي(「ヒグラシ」)を引いてみましたが、残念ながら流石に収録されていないようです。しかし、هيغوراشيを含む記事として、次のようなものがヒットしました。━━
 
سايلر فوكو
 
━━「サーイラル・フク」…「セーラー服」ですね。こんなものが亜語版に収録されているとは…。
 

http://www3.to/katoocom/

 


2Wの悲劇…? (2/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)20時01分56秒
   
 という訳で話題が逸れた処で本題。
 通算第6話「綿し編 其の弐 タカノ」(※以下、チバテレビ放映分を元に感想記事を書いています)
 「「お疲れぇー! 前原さん処の倅さんも、休憩したってぇ」「あ、はい」」…鬼し編とは異なり、祭りに実質的に関わる綿し編の圭一。
 「「あ──ッ!! し、詩音!! あんた何でまた圭ちゃんといる訳ぇッ!?」「お姉と違って気配り出来るタイプですから。汗だくになった圭ちゃんを放っておけなくて。…ところで、お姉は何で麦茶を2つ持ってるんですかぁ?」「ぁ…! ぃや! これは…!」「大雑把で自分さえ良ければいいお姉が、クラスメートの男の子に甲斐々々しく麦茶を持って来る訳無いですよねぇ?」「…ぇその…、ああ! すっごく喉渇いちゃって、2杯飲めるかなぁなんて、アッハハハ!」「お姉らしい! それ! イッキイッキ!」「ぐーぅ、がーっ! …げほげほっ」「さーすがはお姉! 見事な飲みっ振りでした!」「私、詩音嫌ーいっ! この間からもっと嫌いになったぁ!」」…どうやら綿し編では詩音,魅音,圭一の三角関係がポイント? 鬼し編ではレナとの関わりが強かっただけに、この構図は、より象徴的に感じられます。「「やぁ」「こんばんは」「富竹のおじさまに鷹野さん!」「こんばんは」「君が噂の転校性、前原 圭一くんだね。僕は、富竹。東京から来ている、フリーのカメラマンさ」「こちら鷹野 三四さん。診療所で、看護婦さんをやっているんだよ」「よろしくね」」…当編では身元の確固たる鷹野。「「おやぁ皆さん、こんばんは」「大石さん。明日の警備の下見ですか?」「そんな処ですな。ま、何も無いとは思ってますが━━?」」…メインキャラはこれで揃ったという処ですか。「「それは勿論。今年は警察の皆さんの手を煩わせないようにしたいです」「そう願いたいですなァ…、ハッハッハ…」「……警察の人?」「…! …圭ちゃん、お腹空かない? テントに行って何か食べて来ようよ」」…今回の、圭一が事件に触れる発端は大石。そして、明かに微妙な反応を見せる魅音。
 「「今年は誰が死んで…、誰が消えるんでしょうね…」「…詩音、今、何て…」「お姉はまだ圭ちゃんに話して無いの?」「そういう話は、吹き込まない主義なの…! …行こ、圭ちゃん」「何の話だよ。俺だけ除け者なんて、気分悪いぞ!」「じゃあ私、先に行ってるよ! 早く来ないと、圭ちゃんの分無くなっちゃうからねーっ!」「…話しても、いいけど…」「圭ちゃんにも聞く権利はあると思います」「一体、何の話だって言うんですか」「前原くんは祟りを信じるかしら?」「祟り…ですか?」「“雛見沢ダム計画”を知っているかい?」「確か…雛見沢が丸ごと水没する、巨大ダムの計画が発表されたって云う…」「その通り。それに反対する為に、住民運動が結成された。その、反対同盟の事務所があったのが…、この神社なんだよ。彼らは、雛見沢の守り神である“オヤシロさま”を奉る神社に、本陣を置く事で、吉祥を祈願したんだ」「それが祟りと何の関係が…?」「今から4年前、雛見沢ダムの建設現場の監督が殺されちゃったんです。バラバラにされて」「…!」「その翌年にはね、雛見沢の人間でありながらダム推進派の夫婦が、旅行先で崖から落ちて事故死しちゃったの」「更に翌年、今度はこの神社の神主さんが、原因不明の病で倒れて死んだんだ」「…! (梨花ちゃんのお父さん…!)」「そして去年は、事故死したダム推進派の男の身内が、撲殺死体で見付かったんだ」「という事は、毎年、ダムの関係者が、4年連続で…」「しかもね、面白い事に、これらの事件や事故は、毎年必ず、綿流しのお祭りの晩に起こるんだよ」「…ぇ?」「祟りでも偶然の筈も無いなら、これらの事件はどういう事になるのかしら…?」「…」「鷹野さんはね、人間の仕業かも知れないって言ってるんだよ」「!」「だってそうでしょ? 祟りでも偶然でも無いとしたら、人の意思が働いているとしか考えられないもの?」「で、でも…」「人間の仕業なら、雛見沢の誰かが犯人なんでしょうね。現に警察の大石さんは、そう見てますから」「…ぉ、おい、そんな…」「証拠があるんです」「え、証拠…!?」「必ず1人が祟りで死んで、1人が生贄で消えるんです」「それは…失踪するって意味か…?」「そうです。忽然と跡形も無く」「…!」「明日は一体、誰が死んで誰が消えるのかしら…?」」…事件概要、その被害者と自分との接点。これらは鬼し編と基本的に同じで、殆ど繰り返しになるだけに、この1シーンで大筋が語られています。今回のこの場面で注目すべきは鷹野の、本事件に対する関心の持ち方。半ば、真相に近付いているかのような、皮肉を込めた匂いがあります。鷹野の身分が判った当編ですが、すると鷹野と富竹の関係も明かされるのでしょうか。
 「「どこ行くんだよ? これじゃ、舞台からどんどん離れちゃってるぞ?」「梨花ちゃまの演舞なんか観たかったんですかぁ? 圭ちゃん、ひょっとしてストライクゾーンもの凄く低くありません?」「……〜っ」」…っていうか、部活仲間な訳で、圭一には他意は無いのですが。ところで私に巫女萌えの属性は特に無いのですが、巫女ロリってのは、その手の人にはどういうものなんでしょ?
 「「ここ、“開かずの祭具殿”ですよね。古手家と、ほん一握りの人間しか入る事が許されないって云う…」「ぇ…、そうなんだ…」「古手家の人間以外は、穢(けが)れを持ち込むから、立入禁止の聖域なの」「そんな場所、勝手に入っちゃいけないんじゃ…」「ゥフフフ…」「開いたよ」「ありがとう、ジロウさん。いよいよね…。…ウフ…」「面白いと思いません? 覗いてみましょうよ」「でも…、神聖な祭具殿なんだろ…?」「私は一応、園崎の人間ですから、この中にある物は、この中にある物は、凡そ想像が付いてます。そしてそれは、圭ちゃんに見て貰いたい物です」「…俺に…」「…僕が、ここで見張ってあげるから、行っといでよ」「じゃ、ちょっとだけな。面白く無かったら、直ぐ出るぞ?」「そう来なくっちゃ」「じゃ、行きましょうか。ジロウさん、留守番をお願い」「ああ」」…圭一や詩音はともかく、鬼し編の富竹や鷹野も、このような事をしていたのでしょうか。だとすれば、この後、間を挟んで続くシーンは想像に難くありません。
 

http://www3.to/katoocom/

 


2Wの悲劇…? (3/3)  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)20時03分50秒
   
 「「あれが、雛見沢の守り神、“オヤシロさま”よ」「社にあるのより、ずっと立派ですね」「ねぇ、“綿流し”ってどういう意味か知ってる?」「え…? …確か、冬の間に使った布団か何かに、感謝するお祭りじゃ無かったっけ?」「ウフ…。この村に住む人には、半分、鬼の血が流れていてね…。時折その人喰い鬼の血が目を覚ますと、人里に下りて“鬼隠し”したと伝えられているわ」「鬼…隠し…」「生贄を攫うの。そしてその夜には、憐れな犠牲者を美味しく戴く為に、綿流しの儀式が開かれたと云う…」「…え…、あの…」「圭ちゃん、“わた”って言いません? 臓物の事」「わた…? そう言えば…、…ぇ…?」「そう。前原くんの想像している通りよ? 梨花ちゃんの持っていた鍬も、人間の腹を抉じ開ける為の解剖道具なのよ」」…まぁ、ここまでの話はおおよそ想像は出来ていました。というよりも、“綿流し”という言葉からすぐにその辺りは連想出来ます。ちなみに実際に人喰い鬼の伝承は各地にありますし、人の肉に模したものを鬼役が食す祭りも実在します。尚、インドの神話によれば、ザクロは人の子の肉の味に似ているのだとか。「「この辺まで聞けば、圭ちゃんも、この祭具殿にどういう物があるのか…理解出来るようになってきません?」「解剖道具。もっと怖い言い方をするなら、“調理道具”かしらね、ウフフ…」「…話には聞いていたけど…凄い…」「ローマ時代の処刑方法に、お腹を開き、腸をウィンナーみたい引っ張り上げて、晒し者にする刑があったんですって。臓物を引っ張り出すなんて、聞いただけでも直ぐに死んじゃいそうでしょう? でも丁重に扱うとね、意識がはっきりとした状態の侭、はらわたを引き摺り出す事って、可能らしいわよ? 受刑者には意識があるの。それは痛い以上に恐ろしい体験なんでしょうねぇ?」」…広島・長崎原爆の話に出て来ますね、腹が裂け、臓器を落としては拾う犠牲者の話が。とは言え、原爆に限らず、そういうものなのだろう事は“めくら”でも無い限り、知らない筈は無いのですが。「「 “鬼隠し村のわた流し”も、そんな感じだったのかしら? どう? これで前原くんにも信じられるようになったんじゃない? 雛見沢に伝えられる、恐ろしい儀式の数々が」「仮に…、そんな事があったとしても、…それは大昔の出来事で、…今暮している、雛見沢の人々とは…、何の関係も無い事です…!」「前原くんは本当に雛見沢が好きなのねぇ?」「でも鷹野さんは、その風習が、実は現代にも残ってるんじゃないかと思って研究してる。…そうでしたよね?」「…え?」「詩音ちゃんは理解があるから話したけど、他の村人に訊かれたら罰当たり者って事で、袋叩きにされ兼ねないんだから。前原くんも内緒にしてね?」「…!」「知られたら、私、“オヤシロさま”の祟りに遭うか、生贄されちゃうかもしれなーい…」」…鬼し編では大石から、単純に“オヤシロさまの祟り”というものがある、という話のみが知らされていた当件。その伝承がどのようなものであるのか、ここで具体的に明らかにされた形です。
 「「それに…、今夜、私達がした事を思えば…」「…?」「今夜、起こるかもしれない“オヤシロさまの祟り”、私達4人が最有力候補なんですから。秘密にするのが当然です」「…」「でも…、本当にあの音は何だったんでしょうね?」「…え? 何の音だって?」「音ですよ。どたんばたんってうるさかったじゃないですか」「俺は何も聴いて無いぞ?「…ちょっと圭ちゃん…、それ本気で言ってるんですか…?」ザァァ…「……ウフフフ、引っ掛かりましたね圭ちゃん、嘘ですよ、嘘」「はぁ? …何だったんだ?」」…単に詩音に担がれただけなのか、それとも…?
 「「ボクの演舞はちゃんと応援してくれましたですか?」「ぁ、ああ、ちゃんと観てたぜ。最後まで、頑張ったな。ミスも、無かったし」「……」「そうだよ、あんなのミスの内に入らないよ」「(…ぁ!)」」…嘘を付いてはいけない、圭一。
 「「ねぇ、圭ちゃん…」「何だよ」「詩音に会わなかった…!?」「…い、いや…」「そう…。…しょうがないなぁ、詩音は。ま、あいつの事だから、放っておいてもだいじょぶかな?」」…何が「だいじょぶ」なのか…。って、まだAパートだったんだっ。
 「「ああそうそう、圭ちゃん」「ん?」「昨日の晩さ、富竹さんと鷹野さんに会わなかった?」「…さ、さぁ…、どうかな…」「そう。じゃ、もう一つ質問ね。同じく夕べ、詩音に会わなかった?」「それ、昨日も訊いたよな?」「そうだっけ? また改めて訊いたら違う答えが返ってくるかなーって思ってさー」「……」「でも、誰とも会ってないなら良かった。私、言っとくね。なんにも悪い事には加わって無いって。みんなにちゃんと言っておくからね!」「…、…“みんな”って…」」…“みんな”もそうだが、“悪い事”って何を意味をしているのか…?
 「「ところで…、前原さんは、園崎さんの事をどれくらいご存知で?」「ぇ…、…こ、これと言って…」「園崎家は、この地域一帯を牛耳ってるヤクザ屋さんです。だが…、その後継ぎである、次期頭首(とうしゅ。当主)の魅音さんが継ぐのは、そんなチンケなヤクザ組織だけじゃありません。園崎家そのものなんですよ」「はぁ…」「まぁ、実感が湧かないでしょうねぇ…」」…ここで明かにされる園崎家の真相。「「実は…ちょっとお訊きしたい事がありまして」「…俺に…?」「昨日の晩、富竹 ジローさんと鷹野 三四さんに会いませんでしたか?」「ぇ…」「もう一つ。同じく昨夜なんですが、園崎 詩音さんに会いませんでしたか?」「…さ、さぁ…、会ったような…、会わなかったような…(何だよ!? 皆して…!)」「…ああ、ちょっと失礼。…ああそうそう。あなた、昨夜、4人で楽しそうに歩いてましたよね。石段の処で」「!」「ではまたお会いしましょう」「……」」…当編では大石も“敵”!?
 「「…ただ、その…、知ってますか?」「何の事?」「知らないみたいですね。…実は昨日の綿流しのお祭りの晩なんですけど、私達4人、祭具殿に入ったじゃないですか」「まあな」「その後、富竹さんと鷹野さんに会いましたか?」「(またその話か…) 詩音はどうなんだ? 会ったのか?」「勿論会ってません。一緒にいた親類が証明できます」「俺だって。証明って言うなら、魅音やレナとか、皆がしてくれる」「じゃ…、言いますね。…夕べ、富竹さんと鷹野さんが死んだそうです」「…!!」「鷹野さんは焼死体で。富竹さんは、自殺みたいな感じで喉を掻き毟って…」「…ほ、ほんとかよ…っ!?」「私も今朝聞いて…」」…解に。ただし今回は2人とも死んでいるという点が異なります。これの意味するものは何なのか。「「“オヤシロさまの祟り”って事になると思います。私達、祟られるのに、十分な資格がありますから」「し、資格って!」「でも、ちょっと考えてみて下さい。今年の“オヤシロさまの祟り”、おかしくないですか? 例年は、1人が死んで、1人が消えるんです。それが、今年は2人死んだ…!」「そんなのは、大した問題じゃないだろっ!」「いいえ!」「…!?」「2人が“オヤシロさまの祟り”で死んだなら、“オヤシロさま”を鎮める生贄もまた、2人分必要な筈なんです!」「…2人…?」「まだ誰も行方不明になっていないと思います。2人が失踪するのは、これからじゃないかと…」「それは…、一緒に祭具殿に入った…。…まさか…! 冗談だろ!? だって観ただけだぜ!? 何かを盗んだ訳でも、持ち出した訳でも無いのにっ!! 第一、俺はあんなの見ても、全然面白く無かったし、もともと興味なんか無かったんだっ!! 梨花ちゃんの演舞を観たかったのに、詩音が勝手に連れ出したんじゃないかっ!! そうだよっ!! 詩音が中に入ろうって言い出したんだッ!! 俺は全然関係無いんだッ!! どうすんだよッ!! どうやって責任取ってくれるんだよッ!! おいッ、訊いてんのかッ!?」ガチャ、ツーツー…「………」」…“オヤシロさま”が何であるのかはともかく、圭一はその伝承が付き纏っている事に関しては確信している。さておき、この電話が何であるのか。電話が切れたが最後、詩音が消滅するのか。それとも、実は魅音だったのか。
 

http://www3.to/katoocom/

 


コピペ荒しに使われているの〜☆  投稿者:加藤 義啓  投稿日: 5月11日(木)21時19分18秒
   
2ちゃんねるアニメ2板
→「好きなものは好きだからしょうがない!! 11」スレッド >>141-149>>152
同、アニメ板
→「好きなものは(ryは女の出ない糞アニメ」スレッド >>404-
関連
→同、三国戦国板
佐倉広夢 の検索結果

 
 先月末、 4月30日(日)23時45分46秒の話に関連ですが…。
 自作のAAが使われる事は嬉しいのですが、荒し目的に使うのが流行っているというのには複雑な気持ちが…。
 しかし、何でよりによって広夢なんでしょ…?
 

http://www3.to/katoocom/

 




2006年05月12日 → 2006年05月20日



KATOO!テクノロジーに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送